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週末、実家の本棚を眺めていたら、懐かしい本が目に入った。
「 夢の温度
」
ー 私が最初で最後に買った成人(女性?)向け漫画。友人宅で見たのがきっかけ。全四巻。
10年近く前にビレッジバンガードで購入。
平積みされた本の脇の広告フレーズに”セ●●●なんて知らないほうがよかった、と思います”と書かれていて、手に取る時恥ずかしかった記憶がある。
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★高校生の兄と中学生の妹、兄妹二人、それぞれの恋愛を軸にストーリーが進んでいくのだが、淡々としつつも面白い。
たとえば妹、同級生と付き合うことになるのだが、することといったら、ただ下校を一緒にするだけ。大人からすればままごとのような恋だったりする。
一方、兄は、年上の女性と付き合う。
高校生の彼は、なんとか大人の恋愛に近づこうとするのだが、それが不器用で青臭い。
大人に成りきれないことに対して、疑問を抱かない妹とそれに逆らおうとする兄、二人の恋愛の対比が引き込まれる。
読破後はなんだか不思議な充実感と哀愁感につつまれる。
中高生に戻りたくなる。
そして女性は小学生の頃からそんな少女漫画に親しみ、恋愛のイロハを学び現実に反映させていたんじゃないかと思う。
その一方で男子は、私の頃なら、ドラゴンボールやら幽々白書やら非現実で盛り上がっていた。
気の利いたところでスラムダンク。恋愛のレの字も見当たらない。
結局、恋愛は女性のほうが現実的なんじゃない、っていう話でした。