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台北故事館
中に入るとお姉さんに中国語で、まくしたてられた。
きょとんとしていると、別のスタッフが、「日本人ですか? 写真はだめです。」と話しかけてくる。
そうか、写真はだめなのか、と思い、一部屋づつ見学すると、お茶好きには気になる文物が戸棚にちりばめられていることに気が付いた。
昔の茶葉を入れていた箱や、また、部屋ごとに、和室、洋室、欄の温室と紅茶のセットなど、まるで、飲むお茶に合わせて部屋をデザインしていたかのようだ。
2階のベランダに盆栽が飾られていたが、その盆栽ががじゅまるだったりしている。
台湾の木々が日本とちがうことは空港から歩いてくる道すがら気が付いた。
南国で、植生が異なり、強い台風に飛ばされないかのように木の枝からも地面に向かって枝がのびている。
そんな不思議な木が、盆栽としてあることで、ますます、台湾の日常に溶け込んだ心が再現されていいるのを感じた。
台北故事館 のサイトがかっこいい。さすが台湾のデザイナー。
台湾交通部観光局のサイト にはこの洋館の説明がある。
茶商陳朝駿氏はこの建築のために、オランダの東印度会社から設計図を取り寄せ、日本人に建設をまかせた。そして、陳朝駿氏が亡くなったあと、ここは刑場、国会議長の住宅、商品の展示場とさまざまな形で使用され、1979年に台北市が手に入れ、市立美術館の管理となる。一時「美術家交流センター」として使用されるが、1998年に、台湾市史跡に指定され「円山別荘」となる。
ここが、刑場だったというのが、驚きである。
ということは、お化け屋敷だったのか。
上海のほうが、 この手の洋館 がたくさんあると思う。
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