ホテルと旅館の批評

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2021年07月08日
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カテゴリ: サンフレッチェ
  2週間も空いたので、さらに攻撃の連動性の高まりが期待で来ますね(笑)。

 その前に、井林がエスパルスに完全移籍になりました。ルヴァンカップも天皇杯もなくなったので、出場機会が激減するところに、獲得オファーがあったのでしょう。エスパルスの監督はロティーナ監督なので、ヴェルディ時代の教え子を望んだようです。レンタルではなく完全になったのは、サンフレッチェが強気にでたのでしょう。今年も赤字になりそうだから。赤字の補填にもなるので、助かりますね。

 ただし、少ないDFをさらに削るということは、4人で3バックを回して行くことになります。日程は緩いけど、けが人ができると危険です。それより練習自体にDFがいないことになるけど、あっ、長沼をCBですね。

 そして、川辺がスイス1部リーグのグラスポッパーに完全移籍になりました。中心選手になっていただけに戦力的には非常に痛いけど、ユース生から日本代表に入って海外移籍という成功パターンが初めて生まれました。

 多額の移籍金(1億6500万円?)を残しての完全移籍だから、育成型クラブの成功例になりました。高校からは浅野の例があるけど、ユースからは初めてですね。ブンデスではなくスイスリーグだけど、ここを足がかりにブンデスリーグを目指してもらいましょう。年齢的にもぎりぎりのチャンスだと思います。復帰時に買い取るお金はないので、ブンデスの2部でもいいので、そこまで行って欲しいですね。

 この試合が契約のラストになるけど、ケガをしてはいけないので、出場はなくセレモニーがあるのかぁと思ったら、先発でした。もし、ケガしたらどうするのだろうと心配になります。

 川辺のラストマッチの先発メンバーは、以下になりました。

       Jサントス

   森島        浅野

柏    青山   川辺    藤井

  佐々木   荒木   野上

        大迫

SUB:林、今津、東、柴崎、ハイネル、エゼキエウ、ドウグラスV

 ボランチの高齢化が進んでいるので、来年はW松本か川村を戻しますか。あっ、野津田を忘れてた。でも、野津田はそのまま定着しそうな気がします。とりあえず、残りの半分は、青山、柴崎、ハイネル、土肥で廻して行くのでしょう。緊急時は、森島を下げるか。ボランチを補強するなら、来年の新監督の意向を聞いてからすべきです。

 一方のサガンは、前節はマリノスに完封負け。順位を落としてきたけど、それでも守備の硬さは随一です。3-3-2-2というフォーメーションは後ろが足りないように見えるけど、足元がいいGKが攻撃の組み立てに参加するので、後ろでボールが持てます。また、前を2-2としているので、高い位置からプレスをかけることもできます。現在のサンフレッチェの力を測るのにいい相手でしょう。

 レイソル戦でシュートをたくさん打ったても得点できなかったのだから、今日も1点勝負で先制できるかどうかが勝負の分かれ目になりそうです。サガンは、資金の関係で主力が抜かれていくけど、ユースからいい選手がでてきますね。九州なら、アビスパではなく、サガンということになっているのかもしません。

 試合は予想通り、サガンがボールを持つと高い位置からサンフレッチェがボールを奪うためにプレスをかけます。うまくボールが奪えれば、そのまま攻撃にいくけど、交わされるとサイドを使って攻撃を受けます。決定的というシーンは少ないけど、緊張間のある試合の流れです。

 前半13分、サガンのCKを競った時に、浅野が足を痛めてエゼキエウに交代します。試合後には太ももをぐるぐるに巻いて、松葉杖をついていたので、膝なのか、肉離れなのか不明です。プレスリリースがないけど、長期離脱になると痛いですね。途中出場のエゼキエウが途中交代しないといけないほどの体力だから、シャドーは必ずの交代枠になります。

 前半は、互角の戦いで終わります。藤井は、相変わらずスプリントを繰り返していたけど、夏場で大丈夫だろうと心配になります。相手に研究されて縦を切られるシーンが増えてきたので、すこし対応を考えないと、90分持たないのではないかと思います。

 後半は、同じメンバーでスタートします。立ち上がりから積極的にプレスにいって、セカンドボールを拾って攻撃するとサンフレッチェのパターンになります。ボールを保持してくる相手だと、守備が嵌まるとチャンスになるという構造でした。



 その後も高い位置からプレスをかけて、ボールを奪って攻撃を繋げます。Jサントスがボールを拾うと、左サイドの柏にパスを出します。柏はカットインしながらドリブルでPAに入ると、相手DFをひきつけて、最後はJサントスにパスを出します。それをしっかりとJサントスが決めました。久しぶりのJサントスのゴールで先制です。なかなか点が取れていなかったので、これで爆発してくれるといいのだけど。

 今日の試合内容ならこのまま押し切れそうな感じだったけど、やはり決めるときに決めないと厳しい結果が待っています。

 柏のラストパスをPA内でエゼキエウが受けて、GKと一対一になるけど、シュートは力が入ったのか大きく外れました。シュートはうまいエゼキエウが外すとは。途中交代で入ってきて、うまく攻撃のアクセントになっていただけに、残念でした。これが決まっていれば、試合は違ったものになったと思います。

 飲水タイムを挟んで、エゼキエウが守備に迷いを見せたのか、右サイドを突破されてピンチになります。たぶん、これで危機感を感じたのだと思います。エゼキエウに代えて柴崎を入れます。柴崎で守備と攻撃に安定感を出したかったのでしょう。

 あわせて、柏に代えて東を入れます。柏の疲れを考慮してでしょう。今日は、柏からかなりチャンスが生まれていました。やはり、コンディションのよさとWBが合うようです。



 浅野のケガで交代枠を一つ使っているので、最後のひと枠になります。ここで、森島に代えてハイネルを入れてきました。試合間隔があいているので、森島が疲れているように見えません。ハイネルを入れるなら、青山に変えて入れるべきでした。柴崎をボランチに下げてもいいと思います。

 でも、そのままハイネルを前で使います。すると、アディショナルタイムに青山が足をつってしまいます。こうなると動きは悪くなります。前にプレスに行ったら帰ってこれなくなるので、周りでカバーしないといけないけど、そんな約束事はできていないでしょう。

 サガンは2トップを変えて、ポゼッションだけでなくロングボールをアバウトに入れてきています。そして、簡単に上げられたロングボールを相手に拾われて、PA内からクロス、詰めていた相手選手にゴールを決められてしまいました。5バックが揃っていない状況だったけど、残り時間は守り切るつもりだったのか、まだ攻撃するつもりだったのか。

 試合を通して枠内シュートはこの1本だけ。でも、この得点で引き分けに終わりました。ドウグラスVに交代するまでは、逃げ切り体勢の予定通りだったのでしょう。2点目が取れていれば、まったく問題ない試合だったのに、得点が取れないことが采配に迷いを生じさせたのでしょう。もう4年目なのに、普通に試合を見ているほうからしても、交代する選手が違うのではないかと思いました。

 それでも、引き分けなので勝点1を積み上げて、また残留に一歩前進です。川辺が移籍したことで、今後の試合は厳しいことになりそうだけど、勝点30(7勝5敗9分)まで来ました。残り17試合で勝点10はなんとかいけるのではないかと思います。まあ、川辺が怪我なく試合が終わったことが一番ほっとしたことです。

 次は、最下位に沈む横浜FCなので、ここでしっかりと勝ち点3を取りましょう。連戦ではないので、下手にメンバーをいじって取りこぼすような愚かなことはしないと思います。そいうことは、残留を確定させてからやってもらいたい。






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Last updated  2021年07月08日 10時00分08秒
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