ホテルと旅館の批評

ホテルと旅館の批評

2024年07月01日
XML
カテゴリ: サンフレッチェ




      ドウグラスV      

    加藤    大橋     

満田   東    松本泰  新井

   佐々木  中野  塩谷   

        大迫       

SUB:川浪、志知、越道、中島、エゼキエウ、マルコス、ピエロス

 さすがにワントップは、ドウグラスVです。ピエロスを連戦で使うとケガが怖い。また、ベンチには茶島に変わって越道が復帰です。後ろの3人はフル稼働なので、ケガがないことを願います。今日も東のボランチ修行と満田の復活が目標でしょう。

 対するフロンターレは、4-2-3-1で、なかなか勝ち切れずに下位に沈んでいます。前回は4-1-2-3だったけど、主力の移籍など毎年多くの選手が変わるなか、システムを含めてまだメンバーの固定ができていないようです。



 また、今回は「神」福元ではないようです。でも、正GKだから変わらないか(笑)。マルシーニョの速さは塩谷や中野はわかっているので対応できるけど、東が脇坂をどれくらい抑えることができるのか、ここがキーポイントになりそう。

 連戦で疲労が溜まっているのなら、なかなか走れなくなりそうです。アウェイで苦手のフロンターレ戦なので、今日は引き分けで十分なので、1-1の引き分けを予想した試合前です。

 立ち上がりから前プレスでチャンスを作ります。大橋が相手から奪ったボールがドウグラスVにこぼれるけど、DFが戻ってカバーし、シュートをブロックされます。立ち上がりからうまくプレスは嵌まったけど、フロンターレはすぐに対応します。

 今日のフロンターレはいつもとは違って、縦に速いサッカーをしてきました。プレスを外すと両サイドへのロングボールを使って前進を図ります。うまく深い位置までボールをは運ぶことができると、サンフレッチェを押し込んでセカンドボールを拾って波状攻撃にでます。

 失点は、中盤で松本泰がボールを失ってから。前に出ようとしたところだったので、カウンターになります。最初のピンチは凌いだけど、そのまま押し込まれます。そして、ボールを真ん中に運ばれてシュート。東に当たって方向が変わったボールに大迫が反応したけど、弾くのが精いっぱい。そのボールをマルシーニョに押し込まれました。それまで塩谷をはじめ守備陣はマルシーニョを抑えていただけに、残念な失点になりました。

 中盤でボールを失うことが増えたこともあり、東と満田のポジションを変えます。サイドでボールが持てるなら、東のほうがクロスはいいこともあるのでしょう。

 失点後は、満田がボランチになったこともあり、サンフレッチェがボールを持ってサイドから攻めていきます。フロンターレはリードしたこともあるのか、割とブロックを作って守ってきました。4バックだけど、攻撃に対して早くスライドして、中央を締めてきました。こうなると、クロスを上げてもあまり効果的にはなりません。

 前半は、0-1でリードされて終了しました。後半開始に、ドウグラスV->中島になります。中島がついに45分の出場になりました。大橋がワントップ、満田がシャドー、中島はボランチになります。

 中島にボールを出すかと思ったけど、サイドを経由する攻撃なので、なかなか中島にボールが入らないですね。まだ信頼を勝ち得ていないのか、どうしても松本泰のほうがボールに絡みます。後ろが3-2ではなく3-1になるので、なかなかアンカーの位置にいる中島に出せないか。

 満田が右シャドーに入ったことで、攻撃のスイッチは満田が握ります。ボールを受けるとダイレクトで中にクロス。ファーサイドで加藤がシュートしたけど、相手にブロックされてCKになります。少し流れがサンフレッチェに来たプレーでした。

 どちらも中二日の連戦なので、選手を入れ替えながら戦います。サンフレッチェは、同点に追いつくために攻撃的に交代します。もっとも、守備の選手はいない(笑)。



 77分、松本泰->エゼキエウ、東->マルコスになります。マルコスが左シャドー、満田が左WBに戻ります。エゼキエウは前目のボランチ、IHの立ち位置。まあ、システムはあってないような感じで、もう特攻体制です。

 動ける選手を入れたので、フロンターレを押し込めるようになります。もっともフロンターレは勝ち切れていない試合なので、かなり守りを意識してきたようです。そして、フロンターレは守備を増やして、3-5-2のようなスタイルになります。後ろを5枚にすることで、守備をはっきりさせてきました。

 これで、逆に最終ラインが低くなります。そこで空いたスペースを使って、満田がエゼキエウとワンツーでゴール中央にボールを運んで、シュート。相手DFに当たってゴールが決まりました。ようやく満田の今シーズン2点が生まれて、同点に追いつきます。

 こうなると押せ押せになりそうだけど、アディショナルタイムにカウンターを受けて大ピンチになりました。小林がフリーのジェジェウにパスせずに自らシュートを打ったので、中野のブロックで防ぐことができました。まあ、FWだから自分で打つだろうね。

 そのボールを前に運んでカウンターになりかけたところでホイッスル。同点で試合は終わりました。マルコスは、チャンスで止められてことで怒りのシュート。イエローカードになりました。無駄です。



 また押し込まれると、どうしても前にボールが運べなくなります。速く展開するために、ワンタッチですぐに裏へのパスを狙うけど、この精度がないと相手にボールを奪われて、攻められるばかりになります。保持を諦めて、この戦い方をするのなら、ボランチも含めてここは精度を上げていないかと、勝ちあがるのは難しいでしょう。

 スタッツを見るといつもと違って、ボールの保持率はサンフレッチェの方が上回っていました。いつもは逆なのに。フロンターレがサッカーの形を少し変えてきたのは、サンフレッチェ対策なのか、フロンターレが勝ち切れないことによる修正なのか。FWが変わっていることを考えると、まだ模索中なのでしょう。

 引き分けだけど、今日の再生枠の満田の復活ゴール、右シャドーが一番輝くと思うけど、しっかりと結果をだしてきたので、復活を期待しましょう。また、中島が45分のプレー。マルコスやエゼキエウが入ってきたら、かなりボールに絡むようになりました。まだ守備に課題があるけど、それでもこれだけプレーできるのなら、もっと使って行きましょう、育成クラブなのだから。スタートからは、体力の問題もあるので、全力が出せる途中出場がいいと思います。

 今日の引き分けで今シーズンの引き分けは10になりました。9連戦の最後、中二日でアウェイのフロンターレ戦と考えれば、今日の引き分けは十分な結果です。ただ、先制される試合が多くて、そこを改善しないと引き分けが精いっぱいとなっていきます。次は、中5日でホームの試合なので、しっかりと休んで、疲労を取りましょう。

 マリノス、フロンターレともあまり怖さを感じなかったのは、両チームとも今シーズン調子が悪いからでしょうね。だから、どちらも勝利したい試合でした。

P.S.前に17連戦があったから、9連戦は半分なんだけどね。やっているサッカーが違うから、疲労は同じかもしれない。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024年07月01日 10時00分13秒
[サンフレッチェ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: