松下一郎のグリーンブレーカーズ

松下一郎のグリーンブレーカーズ

2011.11.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
作物の放射性物質汚染は見た目での判断ができない。すみ


判断できていたのですが・・・放射性物質に関してはそれができないとい
うおはなしです。よろしかったら。

 ↓

作物の吸収する要素の欠乏や過剰にはつぎのような症状が現われます。

 ● 食物の先端部の葉に出やすいのは  カルシウム ホウ素 の欠乏
 ● 植物の根際に近い下葉は、 マグネシウム
 ● 古い葉にでやすい要素欠乏も、の欠乏

であることがほとんどです。そして上記のような微量要素の欠乏症状が発生
する場合には、 カリの過剰 チッソの過剰 が原因のひとつであること が、
容易に予想できる。

このように、いままで栽培してきた 経験則から、植物体内の養分の多い・少ない
が容易に推測できる
わけです。また、そのような障害の現れる場合のみに詳
しい成分検査をすることだけでも、充分に事態を収拾することが可能なわけです。

キュウリ でも トマト ピーマン でも、そして キャベツ でも、そう。

植物には、要素欠乏についてこのような共通の法則性 があります〔先
祖は一緒だったからなのでしょうねぇ〕。

・・・しかしです。放射性物質では、こういった判断が出来ない。たとえ
放射性物質を吸収している植物体

正常な生育をしている個体と、見た目がいっしょ

というところが、問題となるわけです。その事実が、まさに 検査が大事となる
理由
となります。


 写真は廃棄される「 あんぽ柿 」 。 20111112-348720-1-N.jpg

 成分検査とあわせて、見た目の判断や聞き込みでプロファイリング
  しながら、作物の生育診断をする身としては・・・しょうじきいって
  くやしいですね、判断できないということは。。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 夢で終らせない農業起業 」「 里地里山複合大汚染









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Last updated  2011.11.29 14:03:10


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