ら組三番町大安売屋碧眼の魔術士

2005年10月08日
XML
カテゴリ: たまには素のまま
何かと折り合いをつけたいとか、責任や義務をまっとうしようとか、



大陸が最後を迎える日までここにいる。

この約束は既に去った友に向けたメッセージである以上に、
私自身の、ある人に対する意地の裏返しだった。

おそらくはこの大陸で、最初の伝説となっていた人物の一人。

彼の人と私はかつてトラブルを起こした。

その人が一切の痕跡を消して去ったあとも、それがどんな内容なのか明らかにはしてこなかった。


端的に言えば、一つにはロールプレイというものに対するスタンスの違いだった。


そこに生じたズレが感情の行き違いを生み出した。


彼の人が引退したのは、私が主因といまでも思っている。

他者を追い込んだ以上は、何があろうともその責は背負い続けるべきと考えて来た。
それが義務であると、それ以外に己の正当性を示す道はなかった。


ものごとはすべからく因果応報。

ある日気がつけば、かつての彼の人が得たであろう感情に私も支配されていた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年10月24日 04時14分01秒
コメント(3) | コメントを書く
[たまには素のまま] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: