2010/10/18
カテゴリ： 16 秋分（ 9月23日頃から）
「これは何かな？」
交配された園芸品種だと思いますが、キク科キク属のマムたちです。
キク科の仲間は数も変化も、植物の中で最大級のグループです。
属が違っても、良く似た姿の種が多くて手に負えないなぁと思っていました。
実際、分類学の世界でも紆余曲折があって、整理しきれていない様子です。
（ちょろっと、蘊蓄）
● 学名 : " Chrysanthemum cvs."
● 原産 : （原種）アジア、ヨーロッパの温帯地方
● 分類 : キク科キク属
キク属 Chrysanthemum は、単にマムと呼ばれて親しまれています。
でも、変化が幅広く、菊花展の主役の大菊も、懸崖作りの小菊もマムです。
スプレーマム、ガーデンマム等を総じてポットマムと呼ぶそうです。
洋菊や野菊の類は、ちょっと調べただけでも手に負えないと感じます。
親父が菊好きだったので、子供の頃に手伝いをさせられました。
開花まで手間の掛る植物で、まめな方でないと菊花展なんて無理ですね。
菊花展の準備は、菊花展の最中から始まっています。仲間内から、めぼしい株の葉をもらって「葉挿し」をして育て、翌春に出た芽からまた育て直すのです。枯れ葉を集めて腐葉土を作ったり、油粕を醗酵させたり、芽掻き何やら、仕立て上げるまで多くの作業があります。私にはとても育てられません。
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Last updated
2010/10/18 11:04:42 AM
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