2011.08.26
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



なんだかモヤモヤしてるうちに、ずいぶんと日にちが進んだようです。


さて、久しぶりなので、何を書こうか迷ったんですが、

迷ったときは、他人様のネタをパクるのが一番(笑)。

以前にも、 「『名文どろぼう』からドロボーする」 とゆー手抜き日記を書きました。


そのときも登場した米原万里さんですが、

今回のネタは彼女の遺作 「必笑小咄のテクニック」 です。


この本は、タイトルはベタですが、中身はメチャクチャ面白い!

「趣味は駄洒落と下ネタ」とゆー万里さんが、

古今東西の小咄(笑い話、ジョーク、ショートショートの類のこと)をことごとく読み漁り、

小咄に法則性を見つけ出し、11つに分類して、その例を逐一示してくれるとゆー有難いものです。


もっとも万里さんは「ほらっ、これでアナタも自在に小咄が作れるでしょ」と言うんですが、

ワタシごとき凡人だと、例に載ってるような粋な小咄を作るのは、チト荷が重いっす。



え~、ここからは、色んな傑作小咄をパターンごとにご紹介しようと思ったんですが、

今の時節に、(ちょっと長めですが)余りにもピッタリな小咄があり、

それだけを掲載しておきます。




1.非合法の金融業者や暴力団関係者との並々ならぬ間柄について噂が絶えない。病気持ち。妻以外に愛人が二人。ヘビー・スモーカー。毎日マティーニを八~十杯引っかけている。

2.二度も免職されたことがある。夜更かしで正午まで寝ているクセが抜けない。ガン性時代には麻薬を吸っていた。毎晩ブランデーを一本飲み干す。

3.勇猛果敢な軍人としていくつかの勲章を授与されている。ベジタリアンにして非喫煙者。酒は、ビールのみを愛飲している。マフィア、刑事犯、マネーロンダリング、その他の不正行為とのいかなるかかわり合いも疑われたことがない。贅沢嫌いで生活はつましい。

以上のように三人の有力政治家の皆さまのキャラクターを記しましたので、理想とする政治家の番号を教えてください。あなたの貴重なご意見は、総裁候補選出に際して必ず参考にさせていただきます。ご協力ありがとうございました。なお、書く番号に相当する政治家は、次の方々です。1.フランクリン・ルーズヴェルト、2.ウィンストン・チャーチル、3.アドルフ・ヒットラー

「必笑小咄のテクニック」(集英社新書) 第11章 権威は笑いの放牧場 例7


まあ、実際の総裁選(民主党の代表選)の方が、よっぽどバカバカしくて笑えるんですが・・・。

あ~、ダメだ。またモヤモヤしてきちゃった。















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.08.26 16:47:10
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: