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2008年09月17日
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カテゴリ:
全世界10億人の ティフォージ

私は、先週末 ミラノ 郊外にあるティフォージの聖地へ行っ
てまいりました。

Formula 1 Gran Premio d'Italia
▲Formula 1 Gran Premio d'Italia 2008

イタリアGP といえば、みんなTシャツ姿でカメラに映って
いる青空高い秋の一大イベントで、年によっては気温が
30℃を越えることもあると思って半袖ばかりを持っていっ


挙句の果てに、持っていったデジカメが ミラノ中央駅 で壊
れてしまい、グランプリの写真が一点もない、とんでもな
い旅行でした。でも、まあ、写真が目的で行ったわけでは
ありませんし、どうしても写真が撮りたければ、また来年
行けばいいことですね(笑)。

さて、その モンツァ・サーキット 。国立公園のなかにある
サーキットとして有名です。

ミラノ・チェントラーレから臨時列車に乗ると、ひとつめ
がモンツァ駅、ふたつめがレズモ駅です。


の入り口に位置していて、サーキットまでは歩いて小一時
間程度かかります。

次のレズモは、名前のとおりレズモ・コーナーのすぐ近く
にあり、田舎の無人駅を出て駅前の道を渡ると目の前は
サーキットの駐車場という近さ。ゲートを入ってもサー

モで降りました(笑)。

そのレズモのゲートというのが、これまたコンクリート塀
についた唯の鉄扉で、両脇にある大木に「レズモ入口」と
横断幕が掛かっているだけ!いかにもイタリアで、シチ
リアのバスを思い出しました(笑)。

さて、そのゲートを押し競饅頭で潜り抜けると、地面は
前日からの雨でぬかるんでおり、いわゆるサーキット裏
の様相です。私は久しぶりに鈴鹿サーキットを思い出し
ました。

足元に気をつけながら歩いていると、フォーミュラカー
の排気音が聞こえてきます。GP2の決勝レースです。

GP2は初観戦でしたが、かなり速いクルマでFポンよ
りもレベルは高そうです。このあたり外人さんはやはり
血の色が違うようです。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

今回、チケットを取ったのは、モンツァの名物第1コー
ナーで、6A、6B、6Cと繋がる大スタンドの真ん中。

300km/hからのフルブレーキングと旋回、ストレー
トへの加速まで眺めることができる絶好の場所でしたし、
トーロ・ロッソ の2台がフロント2列からスタートするの
もユニークで楽しいレース観戦となりました。

レースはご存知の通り、ローリングスタートで始まった
ので、スタートの大混乱もなくスムーズなレース進行で
思う存分クルマの動きをみることができました。

ウェットコンディションでのアウトートドロモの第1コー
ナーをみていて気がついたのは、やはりウェットで速い
ドライバーはクルマのコントロールが上手だということ
です。

1位ヴェッテル、3位クビサ、4位アロンソ、7位ハミル
トンあたりの選手は、6速ダウンシフトして入る第1コー
ナーでも完全にマシンをコントロールしていました。

赤いクルマの2台は、クルマのセットアップが今イチの
様子で、ドライバーがクルマに少々梃子摺っていたよう
です。完全なウェットか完全なドライのどちらかのコン
ディションだったら、もっと上位を走っていたことでしょ
う。

中嶋一貴選手は、とても安定していて感心しました。でも、
チームメイトとはペースが違いすぎていたので、手足より
も頭の仕事量が多いような印象。もっとアグレッシブに速い
ペースで物事を進めることが必要かもしれません。

ホンダの2台はベテランふたりが乗っているだけあって、
濡れた路面など関係ないくらい上手でしたので、あとは
ハードウェアの問題だと思います。

さてさて肝心のライコネン選手ですが、実際に生でみても
やはりハミルトン選手やアロンソ選手のように、闘志を
剥き出しで走っているようには見えません。走るととても
速いし、抜くべきときにはバトルを見せてくれるのですが、
ガッツとか、気迫のようなものが外に伝わってこないので、
近寄っても追抜いても害がないようなクリーンな雰囲気で
す。周囲のドライバーも「ただフェラーリが走っている」
という気持ちでしょう。

イタリアのメディアはマッサ一色。ティフォージの会話も
マッサとハミルトンでした。

レース終了後、例によってコースを歩き、スタート地点ま
で行ってみましたが、例年と違ってちょっとクールなイタ
リアGPでした。

これも、まあ、珍しいグランプリに遭遇できて価値がある
と思っています(笑)。

帰国のために空港に行ったら、 マルペンサ ではF1ジャー
ナリストの 赤井邦彦 さん、 成田空港 では フジテレビ の解説を
している元F1ドライバーの 片山右京 さんと出会いました。

少しお話をしましたが、お二人とも情熱的かつ紳士的で、
ときおりチャーミングな一流の素晴らしい方々でした。

感謝!






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Last updated  2008年09月17日 17時20分22秒
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