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2008年09月18日
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今回のタイトルは、元F1ドライバーのジャン・アレー
ジ選手の有名な言葉です。

一般の人がこの言葉を聞くと、時速250kmで走っている場
面をイメージしがちですが、レーシングドライバーの方の
場合には、250km/hから加速したり減速したりする世界を
指しているのではないかと思っています。

さて、実際にその世界に遭遇したのが先日のレース観戦と
いうわけでして、モンツァ・サーキットの第1コーナーは
晴天時のときには350km/hから90km/hまで減速する、まさに


現代のF1マシンでは、ホームストレートを350Km/hで走っ
てきて、コーナー前150mの看板を過ぎて100mの看板の前か
らブレーキングとシフトダウンをしていきます。

自動車レースをテレビで観戦しているとなかなか分かりづ
らいものですけれど、レース中に同じクルマが同じ場所を
走っていても、その時の状況によって全てのラップを同じ
ように走ることもあれば、ラップ毎にまったく違う走り方を
する場合もあります。

昨日の日記 で、「1位ヴェッテル、3位クビサ、4位アロ
ンソ、7位ハミルトンあたりの選手は、6速ダウンシフト
して入る第1コーナーでも完全にマシンをコントロールし


これをより正確に書くと、彼らは単独でクルーズしている
ときには150mでブレーキング、他車とバトルしているとき
は100mを過ぎてからブレーキングします。

つまり、他車と横に並んでポジション争いをしているとき
には、ブレーキを踏みながら15m前後の距離で1速ずつシフ

げているのです。

これは凄いことです。ちょっと想像してみてください。一
般の人にはとても出来ませんね!

F1ドライバーというのは、こういう能力をもった人々で
F1はこのレベルの人々がレースをしている世界です。こ
の世界を覗けるのがF1観戦の醍醐味ですね。

またレース後の報道で「ハミルトン選手が不必要な動き
をした」と問題視されていますが、これは現地にいても
同様に感じたことで、上記のような条件からみると事故が
起こらなかったのは他のドライバーの能力が高かったから
だと思います。

昨日のコメントに関してもう一つ書くと、名前を挙げた
ドライバー達の走りが良かったのは、クルマのセットアッ
プが決まっていた点もあり、名前を挙げなかったドライ
バーの場合はチームとドライバーのセットアップが失敗
してしまったこともありそうです。

これらのことをみていくと、今年のチャンピオンシップが
大体見えてきたように思いました。

感謝!






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Last updated  2008年09月18日 19時24分58秒
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