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近未来通信に続いてリッチランド。近未来通信の時にも日記に書いて「知る者は言わず。言う者は知らず」と銀次郎さんからたしなめられたのですが、今日はちょっと別な視点から。たぶんほとんどの人は「悪質な詐欺だ、でも自分は絶対だまされない」と思っていることだと思う。しかし私はつい先日の「あるある~」事件と本質的な構造は同じなのだと思っている。テレビという媒体でさもサイエンティックな説明をされるとそれを妄信してしまい納豆を買いに走る。もちろん捏造したデータを流した供給側が悪いとは思う。ただ多少の効果はあるとしても(データが正しかったと仮定して)、我先にと買い占めするほどのものかとは思う。「あるある~」で納豆買いに走った方は十分注意すべきだと思う。そして、儲け話というものは本当に儲かるのであれば皆に教える必要なんて無いはずであり、別に宣伝をする必要もない。だから派手な宣伝や「特別にあなただけに」なんていう言葉とはすべて裏腹だと思うことにしている。
2007.01.31
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今回のIXIは相場の神様のおかげでウルトララッキーでしたが、実はここ数年マネーゲーム株ではほぼ100%近い勝率なのですが、これは自分の苦い経験がもとになっています。私が初めて持ち株が紙屑化されるのを身をもって体験したのはマイカルでした。当時はミニ株でナンピンまたナンピンという戦法(ミニ株なら大したこと無いという考えで・・・笑)でした。ナンピンで単価を下げて利益になるまでひたすら待つという方法です。株は急落してもやがて下落が終了しもみ合いとなり、そうすると少しは戻します。もちろん最初の買値まで戻ることはないかもしれませんが、ドルコスト平均法でのナンピンならいつかは必ず勝てるって思っていました。事実当時はこのど素人戦法でも時間を別にすればパーフェクト。ところがマイカルで大敗しました。いくらミニ株とはいえ、ナンピンまたナンピンしたので破綻決定の頃には買値平均が100円前後まで落ちてはいたのですが、5~6000株ぐらいになっていたかなあ。今にして思えばそれほど大騒ぎする金額でもないのですが、当時はやはりショックでした。そして即座に成り売り注文入れたのですがなかなか寄らず。毎日売り気配が続きとうとう翌日なら1円ということになりましたが、1円で売るなら株券を記念に持っていたほうがいいやって開き直り翌日の売り注文は取りやめ。そうしたら1円で寄ったあとに少し値を戻して4円ぐらいになり、その後1円幅での値動きだったのですが6~7円引けになった日があり、翌日全部売りました。当時は1円で売るよりも6倍儲かったと思うようにして悪夢を忘れようと思ったものです。そしてこれを契機にミニ株ナンピン戦法を全部捨て去り、現在のシステムトレードのプロトタイプのような方法に移行しました。今のシステムがあるのはマイカルのおかげと言ってもいいくらいですし、もしそのままナンピン戦法を継続していたら2003年あたりに株投資から撤退せざるを得ない状態になっていたと思います。その後数年前のあしぎん破綻の時もマイカルの値動きを鮮明に覚えていたので、1円なら2~3円はもしかしたら抜けるのではないかと思って買い注文入れたのですが、約定せずでした。あしぎんは1円寄りだったのですが、1円指しにしてしまったのです。あしぎんはその後急騰し名古屋タワー現金バラマキ事件になったりしました。この頃からです。こういう破綻株の値動きを残しておくようになったのは。破綻株はチキンレースと同じですが、最近は欲張らなければかなりの確率で勝つことが出来ます。(今回のIXIは別に欲張る気もなかったのですが板の薄さのおかげですね)またこういうマネーゲーム株は様子を見て参戦するよりは目をつぶって飛び込んだ者勝ちってところもあるので(と私は思っています)、必要なのは度胸だけかもしれません。ただし銘柄によっては1円のままってこともあるのでご注意を。このあたりのフィルターは企業秘密です。IXIでうまくいったからということでもないのですが、実はこういうマネーゲーム株が最もローリスク&ハイリターンなのかもって思ったりもしています(^^)なんでこんな手の内を明かすようなことを書くかっていうと、こういうのは参加者が多くなれば多くなるほど成功する確率が高いからです(笑)でも所詮チキンレースなので逃げ時もかなり重要ですけどね(^^)
2007.01.29
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120.95で追撃しましたが、下のチャートのトレンドラインをちょっと抜けてしまったような気がします。最後の砦は30分足の75MAがレジスタンスになることぐらいですが、これを完全に抜けたと思える121.25あたりにストップをおいて寝ますがまたまた失敗トレードとなりそうですね(笑)。どうも為替はやっぱりヘタクソみたいです。
2007.01.25
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今日は4950で寄り。その後売ろうかどうしようか思案している間に買い板が膨れストップ高へ。一応ストップ高で残り100株指しておきます。今日は大引け比例配分になると思う(正直こういう株の東証ルールってよくわからないのです)ので引け際まだストップ高なら取り消します。でもマネーゲーム参加者って多いんだなあって思います(^^)
2007.01.25
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FXトレーダーの方はどこでもウハウハ状態のようですね(^^)私はというとドル円だけしかトレードしていませんが、先日書いたように119円弱の売り仕掛けは見事121円超えでアウト!。まあこれは山勘なので仕方ナシです(笑)。一応システムはトレンドフォロータイプとカウンタータイプと併用していますが、売りはパスにしているのでカウンターはノーポジのまま。トレンドフォローのほうは116円半ばの買いがまだ頑張っています。こっちは119円台まで落ちないとポジションクローズ出来ないのでこうなったらこのままジリジリが希望ですね。デイトレのほうもずっと好調で薄利を積み重ねていますが、山勘トレードの失敗をほぼ相殺するところまでやっと来ました。為替の裁量はセンスなしなのかもですが、122円あたりまで来るとまた売りたくなってしまいそうですが、次はSTLでいつか来ると思っているナイアガラを待ちたいと思っています(って来なかったりして・・・笑)。
2007.01.22
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昨日学生時代からの友人が来訪しました。彼は今の私が半農半漁ではなく半勤め人半投機家(ばくち打ちとも言うかも・・・笑)という生活をしていることを知っている数少ない友人のひとりです。ちなみに私がトレードのことを話している人間はごくわずかです。理由はいろいろあるのですが、省略(笑)。彼は小さな会社の経営者なのですが、今年から株をやろうかなと思っているとのこと。それで教えてくれという話になったのですが、お決まりの「今年は上がるのか?」「上がるとするならどんな株を買えば良いか」という質問ばかり。私が「上がるか下がるかなんて全然わかんないよ」「上がるか下がるかをわからないと思うことがむしろ儲かるコツだよ」って答えると「そんな禅問答みたいなことばっかり言わないで、友達なんだから教えろ!と。でもねえ正直わかんないんですよね。というよりもわかろうとする努力を一切しないというほうが正しいかも(笑)。結局とにかくなんか買いたいってうるさいので、彼はパチンコも好きなのでパチンコでスったと思って100円以下の建設株を1000株だけ買って2~3年ぐらい忘れろって答えておきました。いずれM&Aで大化けするかもしれないし(^^)
2007.01.22
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私が株を始めたのは1980年代半ばです。当時は今と異なり株を買っただけでは自分のものにならず(株券はあるけど株主権利が得られないということ)、信託銀行に依頼して名義書き換えをしなければなりませんでした。そしてこれが一ヶ月ぐらいかかるんですよね。この一ヶ月の間に暴騰しようが暴落しようがどうすることも出来ません。これを何とかしたいと思い信用取引口座を作りたいって証券会社の窓口に行ったときの対応はいまでも鮮明に覚えています。当時は社会に出て間もない若造だったので当然金は持っていない。だから当然だとしても「えっ、何言ってんの」ということが表情からも見え見えでしたね。一応「当社では預け入れ残高3000万(5000万だったかなあ)以上のお客様のみ信用口座開設可能とさせて頂いております」って半ば馬鹿にされて丁重に断られました。なお当時は電話注文のみだったのですが、朝8時50分頃注文した成り行き注文が寄り値で執行されていなかったというトラブルがその後一度あり、こういうことにこだわる私は即座に証券会社を変えました。ここはバブルがはじけ金融危機が表面化した90年代後半・・となったあの有名な証券会社です(笑)でもさきほどの名義書換が必須ということでは逆に良い思いをしたこともあります。権利確定日前に売ってしまった株の配当やら無償増資の新株を貰ったりなど「何で?」っていうことも結構ありましたね。(次の人が書き換え忘れただけですがその後2期連続で貰ったこともありました)この当時に比べたら今は便利な世の中になったものだと思います。
2007.01.21
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我が家の大蔵省のことを(^^)彼女はもとは業界の人間です(笑)。といっても下っ端でしたが。その時の経験から株で失敗した人をたくさん見てきたので「株は危ない」ってことばかり染み付いているようです。そして「株なんて損してまで売る必要はない」「売らなければ別に損にはならない」ってど素人考え(私からみたら)そのものです。こういうふうなので今の株価なんてトンと無頓着。こんな調子なのですが、むか~し倒産騒ぎがあった○○自動車や(これは買えって奨めた・・・笑)、2002年あたりの暴落時に私が信用で買って損切りせざるを得なくなった商社株や鉄鋼株その他を1000株だけ現引きして移管したもの(当時の時価は驚くほど安かったので贈与税には抵触しませんよ)などなどをま~だ売っていないようです(笑)したがって実現益ゼロなのですがその含み益たるや私より上かも(笑)。どうも相場の巧拙って何なんだろうって思ってしまいます。なお、彼女はギャンブル嫌い、トレード嫌い人間なのでうまく行っているのでしょうね。もし大好き人間だったら一家でギャンブルしまくりなのでとっくに破産しているかも(笑)
2007.01.20
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株のシステム(当然トレード、つまり投機モード・・・笑)は、もう5年以上使っているのですが、昨年末あたりからパッタリシグナルが出なくなってしまいました。しかたがないので半分裁量で(正規条件をちょっと甘めにして)先週はジェイブリッジとか、昨日・今日はある仕手筋(WのH氏って書けばわかる人はわかるかも・・・笑)の資金ショートの噂で意味不明の大暴落した銘柄で遊んだりしていますが、今年このまま過熱感なく上昇してしまうと株のほうは稼ぐ機会が少なくなると思えるので、新システムをあ~でもないこ~でもないってやっています。今のシステムが売りも買いも典型的なカウンター方式なので、併用することを前提にトレンドフォロー方式で検討。ただ株のトレンドフォローってなかなか難しいですね。トレンドフォローは勝率の低さを一発ホームランで一気にっていうのが基本だと思うのですが、それにしても勝率もPFもかなり低めです。売りはそこそこの結果なのですが、仕手株などでよくある信用規制でガクンといくケースをデータで拾っている可能性があり、実際はかなり割り引いて考えなければと思っています。今のところ買いのほうは大型株、売りのほうはさきほどの問題があるにしても中小型株のほうが良さそうです。(あくまでトレンドフォローはですよ)ここしばらくは上にも下にも派手に動くことはないような気もするので(だからこそ動き出すと急激にってことになるかもしれませんが)、もうしばらく頑張ってみようと思っています。
2007.01.16
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今日の日経CNBCにさわかみ氏が出演していました。実は私もちょっとだけ積み立て投資しています。これは2003年のりそな銀行に公的資金投入決定前の日経ドン底時期にテレビで「買いだ、買いだ」って超強気発言を繰り返していたので、ちょっと面白そうな人だなあと思ったのがキッカケでした。それほど大きな金額を投資しているわけではないのでパフォーマンスもあまり気にしていませんが、昨年は3.5%とのことです。これは手数料を考えたらETFのほうが有利とも思いますが、まあそれは言わないことにして(笑)昨日・今日とちょっと下げたのでちょうど良いタイミングという気もしますが、相変わらず超強気発言をしていました。そのなかで昨年の~ショック時の例をあげて、「急落している時こそニコニコ喜んで買うべき」ってことだけは共感できるかなあと思いました。ただし同じように買ったとしても彼は保有し続け、私は売り逃げしますけど(笑)。
2007.01.11
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銀次郎さんが正統派のオプショントレードについて書かれています。オプション売りは危険?昨年から銀次郎さんのブログで勉強させていただき、タイムプレミアムを味方につけるオプション売りが確かに有利とは思うのですが、私はどうも博打オプションのほうが好きなようです。博打オプションとは早い話がSQ寸前のタイムプレミアムが剥げ落ちた状態のものでの買い勝負。あとは皆が予想する方向とは逆を買うというものです(そのほうが安いので・・・)。だから勝率は最悪です。今朝も昨日の上げで皆強気になったので17000Putを買いました。前場ラッキーにも下落したので後場寄りで売り。25円⇒125円、つまり半日で5倍(笑)。でも競馬のノリなのでたったの1枚だけです。ちなみにもしヘッジで17500Callで両建てしたとすると、こちらが20円⇒4円でマイナス16円、Putがプラス100円なので84円儲かったことになります。こういう風にうまく行くときは簡単なのですが、SQ前の波乱ナシであれば当然両方紙屑になってしまいます。もう午後はどっちでも良いのですが、少しは盛り返してくれると嬉しいかな(笑)(追)銀次郎さん曰く「相場にスリルとサスペンスを求める人」のやり方の典型ですが、私の場合メインのシステムトレードがスリルとサスペンスがひとかけらもない、ある面ではきわめて退屈なものなので、裁量はどうしても刺激を求めるトレードが好きなようです。(仕手株大好きですし・・・笑)なおオプショントレードで安定収益をと思う方は、私のやり方は絶対真似しないで銀次郎さんのブログで学ぶことをお奨めします(^^)
2007.01.10
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何回か書いているランダムエントリー。これは買いか売りかをサイコロで決めるということです。そんなアホなことって思うかもしれませんが、実はこれでも長く続けていればちゃんと利益になります。エントリーしてもし逆にいったら所定幅で諦めて損切り、うまくいっているなら所定幅のトレイリングストップで追いかける、これだけです。最初の仕掛けは理論的には50%の確率です。つまり半分は当たるわけですね。ただ損切り幅とトレイリングストップの幅だけはちょっとだけ工夫が必要ですが、ボラティリティ(直近の値幅変動の大きさ)に連動する方式が総じて結果が良いようです。トレードはエントリーとロスカットとエグジットの3要素が同等に重要とは思いますが(さらに全体をどう増やすかはサイズコントロール)、ロスカットとエグジットの工夫だけでも十分利益になります。これを邪魔するのがエントリーに対する自分の思い込み(つまり自分は間違っていないはずという心理)ではないのかと思います。だから相場って通常とは逆に、自分の考えなどまったく持たずにただただ相場に従うという(他人の意見にではないですよ・・・笑)超日和見主義のほうがかえってうまく行くのではないかとさえ思っています(笑)。
2007.01.09
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システムを作る際に、最初は手数料やスリッページやらのロス分を考慮しないで考えてみると思います。そして良さそうなものがあれば今度は手数料をちゃんと考慮したり、システムによってはスリッページを見積もったりしていくと思います。実はこの落差が案外大きいように思います。システムトレーダーの方が売買履歴を公開するなんてことはほとんどないのですが(公開するとわかる人にはわかってしまうし・・・笑)、わずかな情報から推測するとデイトレード手法に近いシステムはあまり無いように思うのもこういう理由からなのかもしれません。私のシステムでも稼ぎ頭はやはりスイング系であり、これはシステムの優劣ではなく単にコスト差によるものが多いと思っています。ただし日本の商品市場のような一夜明けたら天国か地獄かというような銘柄は、最低限日計り方式にしないと、システムの重要な要素のひとつである損益の標準偏差が大きくなりすぎて御すのに苦労してしまいます。と言いながら今年またゴム以外の商品スイングを復活させようかなと虎視眈々と狙ってますが(笑)
2007.01.06
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最近は本購入はネットショッピング専門なのですが、先日久しぶりに本屋さんに。相場本コーナーは相変わらず盛況です。「○億円儲ける」という文字のオンパレード。そのなかで「15年間無敗のカリスマトレーダー」っていうのもありました。この方はある分野では有名な方らしいのですが(ネットでよく賛辞を目にするので・・・)、年間成績だけなら私でも20年間無敗です(笑)。ただし途中に10年間の休業期間ははさんでますけど(笑)。早い話がバブル崩壊でどうでもよくなったものを放置していただけですが。まあ冗談はこのぐらいにして、店頭で買う相場本は1000円以内って決めているので、この制限だと文庫版になったものしか買えません。それで買ったのがバフェット本。ウォーレン・バフェットは凄い人とは思いますが、私には絶対出来ない投資法なので真似しようという気にはなりませんが、そのなかで印象に残ったのが彼のこれまでの投資成績。正確な数字かどうかは定かではありませんが、これまで年率平均は22%だそうです。たったの22%ですよ。これならさきほどの相場本の著者たちは皆はるかに凌駕しているでしょうし、実際に今トレードしている人もこれならバフェットに勝った、という方も大勢おられると思います。ところがなんと40年間これを継続しているのだそうです。そして当然のことながら複利運用で。この結果40年間で何と5000倍になっているのだそうです。780円の文庫本でしたが長期運用の威力と大切さを学ぶことが出来ました。
2007.01.05
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運用スタートしているシステムでも定期的に見直ししたり、実際にトレードしていくなかで気がついたフィルターなどを組み込んだりしながらより安定するように調整していくことも多いと思います。私もこれはよくやっています。ただあまり頻繁にやるのもかえって好ましくないのでは?という自論もあり、最低3ヶ月(四半期ベースですね)のインターバルは置くようにしています。しかしながら、先物系などのExcelで作ったシステムは簡単なのですが、株のほうはなかなかそうもいきません。検証ソフトとしてはパイロンやprotraなどがありますが、私のルールはどうしても検証出来ません。別にルールが複雑なわけでもないのですが、資金管理上の問題からの銘柄絞込み部分が私の能力ではどうしても書けないのです。というわけで株のほうのシステム見直しは年1回と決めているのですが、その結果をちょっとだけ書きます。株のシステムは典型的な短期カウンターシステムで売られすぎ銘柄を買い、買われすぎ銘柄を売るというものです。ただし期間は数日限定。今のシステムは出来高や貸借または信用、それ以外(つまり現物専門)といった銘柄群でパラメータが違うこと、日経平均全体の動向での寄り付き値のフィルターを加えたことなど(何とかショックのようなところではフィルターなしで目をつぶって買いとなる・・・笑)などなどを追加調整しているものの、2000年からずっと基本は同じでやっています。また対象は資金管理の都合から1単位100万以内のもの、つまり売買単位1000株なら1,000円以下の銘柄としています。今回はこの1単位100万以内という条件を変えたらどうなるのかをちょっと調べてみたのですが、面白いことがわかりました。それは買いのほうは大体7~80万を、売りなら50万あたりを上限としたほうがパフォーマンスがかなり良くなるということです。これは2004年からの3年間で調べましたがほぼ同じ結果となりました。これは推測なんですが、このぐらいの銘柄だと個人の参加割合がかなり高いのではないかということです。特に売りのほうは値嵩(株価じゃないですよ)になるとどんどんパフォーマンスが悪化するようです。ただし、これらのものは一旦下降トレンドを確認しての空売りはかなり有効な気もするので、今年の暇な時の検討課題のひとつに順張り方式空売りの検証にしようと思っています。あくまで数日間の短期ということではありますがデータからは、現在株価700円弱の新日鉄がいくらテクニカルで過熱気味でもここでの空売りは危険ということになるようです。ちゃんと下落を確認してからみんなで空売りしましょう(笑)
2007.01.03
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あけましておめでとうございます。2007年もみなさまにとって良い年でありますようにm(__)mところでここ最近は「誰でも簡単に出来るシステムトレード」が大流行のようですね(笑)。"コンピューターが苦手でも"または"数字が苦手でも"ってキーワードが氾濫しているようです。別にプログラマ並みのコンピュータ知識は要らないにしても(あったほうが当然ベターですが)、Excelの関数ぐらいの知識は必要と思いますし、数学も高校数学だったか中学だったかは忘れましたが統計の基礎ぐらいは必要と思います。なぜかというと、システムトレードって過去の統計がすべてなんですよね。システムトレードって別に儲かる魔法の方法ということではなくて、過去に儲かったパターンがあったとして、しばらくは同じように儲かるだろうってことだけなんです。そしてせっかく見つけたやり方もいつまで儲かるかなんて誰にもわからないのです。さらにこれも考えてみれば当たり前のことなんですが、儲かる方法もその方法を知って実行する人が多くなれば多くなるほど儲からなくなってしまうことになります。(エントリーだけ大勢に知らしめて自分だけさっと逃げるという姑息な手段もあるとは思いますが・・・笑)私もそんなに偉そうなことを言える身分じゃないのですが、システムトレードは確かに難しいものではありませんが、少なくともExcelの関数ぐらいは使えること(10個も使えれば十分ですが・・・笑)、平均値や標準偏差ぐらいの統計知識があること、ぐらいでないと後々苦しむと思います。何度か書いていますが、ヒントは他人から貰うとしてもシステムはとにかく自分で作ること、これが絶対条件と思います。まともなトレード本には必ず最初に書かれていますが、トレード手法ってその人の性格に合ったものでないと絶対うまくいかないと思います。だからセミナーなんかでもシステムの作り方を教えるものは良いと思いますが、システムそのものを教えるなんてところは偶然うまくいくかもしれませんが、その後は・・・と思いますね。
2007.01.02
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