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先週後半からの日経平均上昇で株をやられている方はかなり楽になったでしょうし、逆張り中心にトレードをされてる方は今月は良い月になっているかと思います。ということなので、あまりこういうグラフを表示するのはどうかと思いますが、正直ホッと一息というところなのでご容赦のほどを(^^)これが今月の株トレードの成績と日経平均のグラフです。一応エントリー日ベースの損益で集計しています(手仕舞いはいろいろなので)。月半ばのドッカン損切りで(実はかなり痛かったのです・・・笑)、この調子だと今月はかなりの損失かもと覚悟したのですが、その後は相場の神様のおかげで何とか波に乗れたようです。ところがよくよくこれを眺めてみると、BNFさんが大量買いした22日の利益がショボイんですよね(笑)。システムシグナルは引け後にしか出ないし、彼は裁量、私はシグナルに従うだけという差がありますが、ここが大きな差なのだと痛感します。今年は何とか利益率でBNFさんをこえたいものだと思っているのですが、BNFさんは今月どのぐらい資産を増やしたのでしょうね。月毎でも良いからブログでもやって公開してくれないかなあと思いますが、そんなことはやらないでしょうね(^^)ちなみに日経先物のほうは・・・秘密です(笑)
2008.01.31
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最大ドローダウンを気にされる方が多いようです。私は何度か書いていますが、今はこれはあまり気にしません。なぜならドローダウンは"運"まかせ要素が大きいあやふやなものと考えているからです。システムトレードに限らず、エントリーした後にトレーダーがコントロール可能なものは最大損失だけです。つまり最大損失をどこまでにするのか?ということ以外は自分が決めることは出来ないのです。当然次のトレードが勝つのか負けるのかとか、利益がどのぐらいになるのか?は相場の神様次第です。なお、この反対に利益を自分で決めて、損失のほうは相場の神様次第という方もたまにおられるようですが、これは私はあまり賢明な方法とは思いません(笑)さてドローダウンというのはどういう状態かというと、連敗する、あるいは大きな損失トレードの頻度が多くなる、ということから生じます。さきほど書いたように、最大損失は自分で決められますがそれ以外は相場の神様の気まぐれに左右されるものです。だとしたら、ドローダウンが大きい、小さいというのは、あまり意味があることとは思えず、大きなドローダウンに遭遇するということは、たまたま運が悪いだけということにすぎないと思います。この対処法としてはせいぜい普段の行いに注意して相場の神様に嫌われないようにするぐらいしか、思いつきません(笑)こういう考えに至ったのはある本からなのですが、その本のなかで著者は「最大ドローダウンを予測できるという考えは単なる幻想にすぎない。これはトレーダーの心の平穏を保つために広まった考えであり、統計的には何の意味もない」と切り捨てています。なお、当然のことながらこれはシステムがカーブフッティングなどは行っていないということが前提であり、もしそういったことを行っているものであればこの限りではありません。
2008.01.31
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年末に日経CNBCのある番組を偶然視聴しました。それは2007年発行の投資関連書籍のランキングを紹介するような番組だったのですが、最後に視聴者プレゼントっていうのがあってネットで応募可能なのですぐ応募していました。それから1ヶ月もたってすっかり忘れていたのですが、さきほど当選したらしく本が送られてきました。本のタイトルは「経営財務入門」。価格は¥3,600!応募段階で何冊かあったのですが、最も当選確率が高そうな本、つまりあまり応募しそうもないようなもので、なおかつ読んでみたいかなって思ったものにしたのですが、これが良かったのかもしれません(笑)ぱらぱらっと見た限りではなかなか読み応えがありそうなのでラッキーだったと思います。ちなみにさきほどの番組ではジャンル毎のランキングを紹介していたのですが、どのジャンルかは忘れましたが「タートル流投資の魔術」が一位でした。
2008.01.30
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ドル円の30年チャートです。これは安値も高値も気にせずその年の終わり値だけで作ったものですが、より大きな流れをつかめるかなって思います。これを見る限りはここ10年以上はきれいなレンジを形成しているようにも見えます。なお繰り返しますが終値だけなので80円の安値はノイズ扱いにしています。現在の100円台はサイクル的にも価格的にも投資するにはなかなか良い機会のようにも見えます。今年は海外投資を増やそうかなってちょっと考えています。橘玲氏の推奨比率までは無理だとしてもせめて半分程度は外貨建てにしなければとも思うので、今年はドル建てを少し増やそうかなと思っています。ユーロのほうはまだまだちょっと高いようにも思うしユーロ建ての良い投資先があまりないので、こちらはもうちょっと様子見します。なお、これはかなりなが~い将来に向けてのことなので、決してもうじき円安になりそうとかそういうことではありませんので(^^)
2008.01.29
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最近は書くネタが種切れなので、他の方の書いた記事から関連したことを書くことが多いです(笑)今日はかなりマジメなシステムの話を。何度かコメントを頂いているtammyさんが「カーブフィッティング」について書かれています。フィッティングすなわちシステムの最適化ということですが、私もこれは「生かすも殺すもその人次第」って思います。まず「殺す」ほうですが、最適化という行為は「あくまで過去のデータに対してだけのこと」であるということです。だから当然"過去から見れば完璧"に見えるわけです。でも普通は明日の最適値は過去の最適値とは一致しません。したがって過去データではすごく良いシステムがトレードし始めた途端にうまくいかなくなることが多いのはこのためです。じゃあどうするのか?ですが、堅牢なシステムの判断方法はtammyさんが解説してくださっているので省略するとして、パラメータの決め方はある幅(つまりパラメータレンジみたいなもの)で調べてみて最良の区間、つまり最適領域みたいなところを見つけたら、その前後で最悪のところ(最良の間違いではないですよ・・・笑)を選定するのが良いと思っています。そして当然のことながらこういう考えに立てばパラメータの数は多ければ多いほどカーブフィッティングの危険性が大きくなるということになります。またフィルターについてなのですが、基本システムは出来るだけシンプルなものにしておき、このシステムであるフィルターを通った場合とこのフィルターで除外された場合のふたつを比較して(つまり別々のシステムとして考える)、明らかに顕著な差があると判断された場合だけ使用するようにしています。フィルターでホンの少しだけパフォーマンスが向上するような場合は、さきほどの理由同様で採用しません。とまあいろいろ講釈を書きましたが、こういう作業は決して頻繁にやるべきものではないと思っています。やればやるほど過去データの後追いだけをすることになり、その結果未来はどんどん見えなくなってしまうと思っています(^^)(おまけ)フィルターについてちょっとだけ具体的なことを書いてみます。実際にはトレードしていないアイデアだけのものなので全部公開(といってもたいしたことないですけど・・・笑)。移動平均線のクロスは儲からないシステムの代名詞のように言われることも多いのですが実はそうでもないという例を。内容は以下の通り・MA13がMA26を上抜いた翌日の寄り付きで成り買い・MA6がMA13を下抜いた翌日の寄り付きで手仕舞いこれだけです。検証はパイロンでやったので勝率と平均利益だけを(プラスなら儲かると思ってください)・対象は日経225銘柄、1トレード100万円、手数料は片道800円(こんなところだと思うので)これで2002年7月からやっていれば42.4%、¥6,430となります。損したり儲かったりしながらも一応プラスというようです。なぜ225銘柄なのかは私が長期保有に値するものが225銘柄あるいはそれに準ずるようなものしか考えていないので個人的な嗜好と思ってください(笑)。さてここからが本題。これは地合もトレンドもおかまいなくトレードしていますが、ここで日経平均の月足で12ヶ月(つまり1年です)移動平均よりも前月終値が上の月だけトレードする場合を検証。パイロンはこういう区分が出来ないので、該当期間ごとのデータを・2003年7月~2004年8月 53.2%、¥23,805・2005年7月~2007年8月 45.0%、¥7,253じゃあこのフィルターで除外された期間はというと・2002年7月~2003年6月 34.5%、-¥6,712・2004年9月~2004年12月 31.9%、-¥6,025・2007年9月~現在 26.4%、-¥19,825とまあこういう具合にあるフィルターによってはっきり傾向が明確になる場合は使えると判断しています。なお、これは今後もある程度は有効とは思っていますが、実際これでやってみて損しても一切責任は持てませんのでご了解のほどを。といっても今は下落トレンド真っ最中ですから当然パスなんですけどね(^^)
2008.01.27
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COLEさんにZAKZAKの記事を教えていただきました。 この記事のなかの彼の言葉について私が感じたことを追記してみます。なお、引用部分は太字にしてあります。 「今回ほどの下げ相場の場合、一日中チャートを見る時間がない限り、『損切り』を恐れずに現金で持った方がよいでしょうね。僕の売買の判断はすべて、これまでの経験に基づいた感覚。アメリカやヨーロッパ、アジア株の動きに加え、為替や先物、雇用統計などの重要指標を常にチェックしながら、総合的に判断しています。手本にしていただく手法なんて、本当にないんです」う~ん、ここが彼の手法の心臓部なのでしょうね。『損切り』を恐れず現金で、というところは「一日中チャートを見れないのなら」と但し書きがついていますが、「見れても」というニュアンスのほうが強いのではとも思います。つまり駄目だと思ったらサッサと切れ、ということだと思います。「今が底かどうかは分からないし、知る必要もないですね。分析しようとも思わない」これはいつも言っていますよね。今が底かどうかを知ろうと努力することが儲けにつながるわけではない、ということでしょうけど、この「底」」というのが短期の「底」を当てる、あるいはそこでポジションを最大に出来る、というのがCOLEさんも書いてくださいましたが、彼のすごいところだと思います。「その時の地合の見極めが重要で、今回のキツイ下げに直面したからといって、25日移動平均線との乖離(かいり)率だけで逆張りしてもダメ。もともと高難度ですし、上げ相場の順張り同様、多くの値動きを1日中見て、体得するしかないんです」ここは最も奥が深い部分だと思います。私もさらにいろいろ研究しなければと思っています。「相場に自分の思いは一切通用しません。『ここまで儲けたいから、これだけ買う』という考え方は必ず失敗します。厳しい相場では、一番難しいけど、一番大切なのが『売り時』。これが分からないから、傷口を広げてしまう」これも短期トレードの場合(あるいは中長期でもかもしれないが)は入り口以上に出口戦略が大切ということなのでしょうが、「売り時」というのは本当に難しいと思いますね。そして、ここがポイントかもしれません。「自分は株取引がうまいと思ってないし、他人の金の運用はしたくない」これについてはこの反対のケースはそこらじゅうに転がっていると思いますし、ことトレードについては自分が上手いと思ったらそこでお終いのようにも思います。私も少しでも近づけるように(総資産ではないですよ・・・笑)、頑張ろうと思います。
2008.01.25
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ちゃんとした記事がありました。これによるとやはり今回の暴落は彼にとっては稼ぎ時だったようで、22日に100億円分買ったようです。たぶん株の逆張り派は現在なんとか利益になっている状態だと思うので、今回の暴落で個人投資家がやられているとの報道が多いですが、個人投機家は決してそうではなく、優良個人投資家がやられているだけだと思います。当然投資家としての私はたぶん大幅資産減でしょうけど(見てないのでよくわからない・・・笑)、投機家としての私のほうはやっと明るい正月になりました(^^)冗談はさておきこの記事でやはり彼はすごいなあと思ったのは、結果として儲けたからではなく、21日時点でノーポジで22日朝を迎えたというところです。多くの株の逆張り派はその前の15日の週にこここそ勝負どころと判断し、その後どうしたのかは不明ですが、たぶんそこで全力勝負になっていたのではないかと思います。私もそのつもりでしたが、いろいろな都合から半分程度しかエントリーしませんでした。その後は皆さんご存知のようにさらに下げ速度を速めました。彼も前週にはある程度ポジションを保有していたと推測しますが、それらをすべて逃げて22日を迎えていたところがやはり感心せざるを得ません。私も含み損というのが大嫌いなほうなので、もし追撃買いシグナルが出なければブッタ切るのですが、それでも21日の時点ではいくらかのポジションを保有していました。彼がもし引退したら本でも書いてくれないかなあ(笑)ちなみに彼の場合は総資産が総資産だけに普通の個人にはまったく参考にならないと思うかもしれませんが、弱小資本の個人投機家にこそ有効な手法だと思います。ネットのあちこちに彼の手法に関しての情報が落ちていますけど、どんな株本にも書いていないようなヒントが満載だと思います。ただし、あくまで投機家にとってという但し書きはつきますが(^^)
2008.01.25
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ネット情報なので少々怪しいところもあるのですが、BNFさんが昨日1日で1億5000万の含み損(少ないジャンって思えますけど・・・笑)を抱えて元気がなかったのだそうです。でも今日の寄りで含み損が一転していくらの利益になったんでしょうね(^^)なお、彼は「売られすぎは明白、短期的には株価は回復する」とのことだそうです。ただしそれが今日の寄りだったのかもしれませんけどね(^^)今日の日経CNBCもそうですし、夜のテレビでもいろいろな人がいろいろなことを言うでしょうけど、「トレードの下手な人ほど長期を予想し、上手い人ほど目先を予想する」のかもしれませんね。私はド下手なので、長期も短期もわかりません(^^)
2008.01.23
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私はたまにゴルフをやります。でも"やれる"というだけかもしれません。始めてから20年近いのですがさっぱり上達しません。でもコースに出て2回目で100を切ったんですよ。ちょっとすごいでしょ!ってそんなの自慢にならないか(笑)。ところで、このゴルフですがド素人が手本にしたりあるいは教えていただく場合はタイガー・ウッズに教えてもらうよりは、地元のちょっと大きな練習場におられるレッスンプロに教えてもらうほうが効果があることが多いように思います。もちろん実際の能力も技術もタイガーのほうが比較にならないくらい上です。でもそういう人に普通の人が教えてもらったとしてもたぶん逆効果になってしまうようにも思います。純粋な能力と他人に教える能力というのはまったく別物なような気もします。ゴルフのたとえ話で書きましたが、トレードも同じなのではないかと思いますね。教えることが上手な人が実際のトレードもすごいかっていうと必ずしもそうとは思えないこともあるし、だからといって初心者がジョージ・ソロスや日本ならBNFさんに直接教えてもらえば(そんなことは絶対ないと思うけど)明日から儲かるかっていうと逆に損してしまうような気もします。"トレード"というのはリアルマネーのトレードコンテスト以外はゴールも勝ち負けの判断基準もそれぞれが勝手に決めるものなので、ことさら難しいのかもしれませんね。
2008.01.23
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今日の寄りまでは昨年8/17~8/20のパターンそのままのようですね。あとは今週が、8/20の週と同じ推移となるかどうかですが、私はそっくり同じパターンをトレースするほうに賭けようと思ってます(^^)繰り返しになりますが昨日頑張って買い向かった方、おめでとうございます(^^)流れについていって儲けた人よりも流れに逆らって儲けた人を応援したくなる性分なので(笑)
2008.01.23
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アメリカ0.75%緊急利下げのようです。昨年8月17日と同じパターンになるのかどうかはわかりませんが、今ヨーロッパは下げ止まっているようです。今日勇気を持って買い向かった人が報われると良いですね。
2008.01.22
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明日また目をつぶって買い勝負第2ラウンドです。先週の第1ラウンドはこの流れでは当然ながらほとんど利益にならずでした。まあそのまま持っていなかっただけマシと思うことにします(^^)現在もダウ先物が500ドルオーバー安のようなので、こうなったら明日の寄りが値が付かないほど安いことに期待します。そしてそのまま失速なら今度こそ死ぬかもです(笑)なお、チビチビ拾ってきたミニ先の含み損もかなりすごいことになってきていまが、こっちは見ないことにしよう(笑)しかし為替のほうは案外円高にならないですね。こちらはじっと待っているのですがユーロのナイフをちょっと掴んだだけです。
2008.01.22
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"損切り"って何のこと?っていうスタンスの現物株。トヨタが後半戦の1単位追加で計6単位に、三菱UFJが1単位(単位株ベースなら5単位ですが)追加で2単位になりました。これからトヨタは4800あたりで1単位、4600あたりで1単位、4400あたりで2単位でもう打ち止めです。そこから下は漬物にするだけです(笑)三菱UFJは分割&単位引き下げしたので判断が難しいのですが、だいたい700円あたりまでで合計5単位、まさかそこまで落ちないとは思いますが500円あたりで10単位になるように買う予定ですが、どうでしょうか?年初には今年1年かけてゆっくり買う予定でしたが、まさかこんなに早く買うことになるとは思ってもみませんでした。なお"トレード"のほうは金曜と昨日でかなり身軽になっていたので、今日もまたボロ株を買っています(^^)でもさすがにもともと売り捲くられていたものが多いので、日経の大幅下げの割には寄りが高いようです。
2008.01.22
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昨日の日経3万円予想やその過程での1万円予想(?)をちょっと書いたらPERが10倍になってしまうってコメントをいただきました。そういえばPERってほとんど気にしたことがありませんでした。PERとはPrice Earning Ratio、つまり一株あたりの利益だということぐらいは知ってます。でも自分の保有株のPERがいくらなのか?っていうことは・・・・・・・知りません(笑)でも配当のほうはさすがに気になるので、一株いくらなので、全体では・・・ってトラタヌしたりもします。まあFXのスワップ派みたいなものですね。さてこういうPERとかPBRとかなどの指標を調べて「割安」なものに投資するようなやり方があるようです。たぶん市場平均との比較をして「割安」なものに投資するのでしょうけど、これはよく考えてみると「市場が間違っている、正しいのは自分だ」ってことになるのではないかなあって思います。そうするとどうなったら「自分が間違いだった」って気がつくのでしょうか。決算予想の下方修正などではじめてPERなどの数値が修正されて、そこでやっと「市場が正しかった、自分は間違いだった」ってことになるのでしょうか。投資方法はひとそれぞれでしょうから、どうでもよいのですが、少なくとも私は「市場は常に正しい」って思うほうです(ただ必ずしも市場が効率的であるということではないですけどね)ところで以前投資と投機で白熱していた某サイト、今度は損きりの是非で白熱しているようです。これまた自分の信じる方法でやれば良いだけで、どっちが正しいとかいうことではないとは思いますが、少なくとも損切りというのはどう手仕舞いするのか?だけの問題だと思います。だから資金量がどうとか心理面がどうとかには関係するはずがないことで、システムトレードならどう手仕舞いするのか?、つまりどう利益確定しどう損失確定するのか?だけの最良解(これは当然のことながら最も良い値ではないですよ)を決めれば良いだけで、裁量トレードなら自分のエントリーが失敗だったと判断できるところで手仕舞いすれば良いだけのことだと思います。まあこういう投資手法はある意味で信じるものは救われるみたいなところがあるので、これ以上はやめましょう。自分がこうだって思うやり方をやり続けることが重要だと思います。
2008.01.21
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金曜日のNYは"お願い"も完全には届かなかったようです。明日は少なくとも高寄りで利益上乗せにはなりそうもないですね。でも金曜日に手仕舞いした余力分で金曜日にさして上昇しなかったボロ株を買うつもりなので、こちらが安く買えると思うことにします。さて金曜日引けの段階では"底入れか?!"っていろいろなところで聞こえてきましたが、いつも思うんですが評論家の方の"底"ってどんな時間軸のものなのかが曖昧だと思うんですよね。数日なのか?数週間なのか?によってもだいぶ違うと思います。でへっぽこアナリストのマネをして日経占いをしてみます。まずは日足チャートです。チャートパターンからも、日柄からも(10/12高値~11/22安値の期間を12/7高値に加えるということです)、オシレータ数値からも、ここからはそんなに下がらないのではと思います。これが私が"短期では強気"の理由です。じゃあ首尾よく今週反騰し、これから2月にかけて上昇したとしてトレンドが変るか?っていうとこれは決してそうではないと考えています。こっちが月足チャートです。何回か書いていますが、2003年4月で長期トレンドが転換したと思っているのですが、ここを基準に左右対称つまりここにミラーを置いた時にそれまでの流れを写したような形になるのでは?と思ています。もし2006年4月高値を昨年越えなければバッチリだったのですが、2007年6月高値でちょっといびつになってしまいました。まあこれは誤差とし無視すると(笑)、前回の98年安値から00年高値まで1年半かけて上昇しているので、2007年6月高値から1年半というと今年末までかかることになります。以前書いた年足3年下落パターンからもこのままなら来年までは下落となります。これらが私が"長期では弱気"の理由です。ただ下落するとは言っても上昇&下降を繰りかえしながらということになりますし、個々の株価は日経平均に逆行するものも多くあります。しかもトレードのほうは長期の動きは"そんなの関係ねえ!"って手法なのでこういうのは何の役にも立たないのですが、問題は長期現物株のほうです。こちらは全く売る気がない"優良株主"です。しかしそうは言っても2005年あたりにはこまめに上昇の際に信用でツナギ売りをしたのですが、2006年後半からの上昇では"あらら、もしかして本当にこのまま上昇しちゃうのだろうか?"ってことでこれを忘れてしまっていました。今年はこれをまた意識してやっていこうと思ってます。現物保有株があり、信用で売るのと現物で売るのでは確かに経費面では現物を売ったほうが有利です。しかし私が経費ロスを承知で信用ツナギにこだわるのは、現物だとどうしても売った値段にこだわってしまうからなんです。こういうところはもう心理面だけの問題なのですけどね(笑)ということで"へっぽこトレーダー"の"へっぽこ分析"でした(^^)なおさっきの長期の話に戻りますと、2003年を転換点と考えているので、2010年以降のいつになるかわからないけど日経平均3万~4万到達を本気で信じています(笑)
2008.01.20
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後場はまったく場を見ていなかったのですが、今確認してみたら投売り嵐が終わっていたようですね。さっきも書いたようにお腹いっぱい状態で2日以上冬眠はしない主義なので、今日の朝エントリーした時点でのほとんど余力なしから、ある条件で選択した昨日&一昨日エントリーしたものを前場で現金回収したのですが、結局そのまま放置でもたいして変わらなかったかもしれません(笑)でも今日エントリーしたものが結構寄りからの値上がりランキング入りしているのでまずまずうまく立ち回ったと自己満足することにします。いつものことですが、こういう時のリバウンドってボロ株ほど大きいものです。だから私は東証2部とか大証2部のすごくマイナーな銘柄が好きななのかもしれません。何はともあれ、今晩だけはNY暴落しないでください。相場の神様どうかお願いしますm(__)m
2008.01.18
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よくこの手法なら誰でも勝てるとか、あるいはこの手法なら20年間負けなかったとかっていうのがありますよねえ。こういうのは嘘だとまでは言いませんが、これからもそうなのか?ってところは限りなく灰色なんだと思っています。そういう表現を使用するのはまた別の目的がある場合が多いのですが、そういうのを除いてちゃんと自分でトレードしているような場合でも自信を持ちすぎるってことは、ことトレードについてはあまり良いことではないのではないかなあって思っています。ましてやいいとこだけ取りの過去データを眺めて、この調子なら年末には億万長者ってトラタヌするのは、100円だけ買って当たった万馬券を1万円買っていればなあって考えるのと同じだと思います(笑)もちろん逆に全く自信を持てないというのもトレードの際にいつも迷いが生じてしまうので良くないとは思うのですが、裁量であれシステムトレードであれ、過去はこうだったっていうだけなんですよね。まあ何が言いたいのかって言うと本当にトレードで儲けていそうだなあって思う人は、常に自分の手法あるいは相場観に警戒感を持っているようにも思います。こういうのは"謙虚"と表現されることもあるかもしれませんが、これは"相場にたいして"ってことなのだと思います。私も目の前の相場に対していつも謙虚でありたいと思っています。って書いてますがこれがなかなか難しいんですよね(^^)
2008.01.18
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昨日の流れなら今日の寄りはそれほど大きくは下がらないだろうって思っていたのですが、アホメリルのおかげで大幅ダウン。かなりの銘柄を今朝の寄りで手仕舞うのがルールですが、ここでちょっと裁量で修正し、昨日の終値近辺で指値に変更しました。そこまで戻り切れないものは板を見ながら成り行きで手仕舞い。何とか現金回収しました。今回の急落は為替も大した利益にならなかったし、株のほうは今の手仕舞いベースではトータル若干のマイナスになってしまいました。こういうナイフ掴みでマイナスもかなり珍しいのですが仕方がありませんね。わたしはナイフ掴み方式とはいっても所詮リバウンド狙いなので逃げ足も早いのです(笑)株のほうは今日もまた新たな別銘柄をかなり仕込みましたが、今のところはまずまず順調のようです。さすがに今日の寄りは最近多くなった株逆張り派の人も資金が苦しくなったようでかなり安く買えました。ナイフ掴み方式についてちょっとだけ書くと、過去データではいくらなんでもここが底だろうってところでお腹いっぱい買ってしまうと、2002年あたりでは一回の負けですべてチャラになってしまうこともあります。もちろん10回に9回は成功するかもしれませんし、今回の下落も来週には上がっているのかもしれません。ただ、もし2002年のようになってしまうことを考えると、そのままじっと待つという方法は私には採用できないのです。だからうまくリバウンドすれば得られる大きな利益を多少削ってでも、損失のほうを最小限にするような方法も取り入れています。あとはアメリカが緊急利下げでもしてくれないかなあ、お願いしますバーナンキさま(笑)
2008.01.18
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またまた銀次郎さんと同じテーマで。実はここは2004年からほんの小額だけをまあレポート代と思って投資しているのですが、ほとんどマジメにレポートは読んでいませんでした。そこでしばらくぶりに直近の保有銘柄を良く見てみました。私が始めたころは、内需株と優良株のバランスが結構良いポートフォリオかなあって思ってたのですが、いつのまにか内需株が後退して円高影響の大きいところだけが並んでしまっていますね。しかも上位2社は相関係数が限りなく1に近いような銘柄だし、かつ5位以内にトップ銘柄の関連企業まであるし(笑)国債優良株が悪いとは言いませんが、これが主力ってのもどうかなあって思いますね。また、これは書いて良いのかどうかわからないので、やばそうだったら削除しようと思いますが、内需株の代表格の新日本製鉄なんですが、2004年夏と比較して株数が1.5倍程度に増えているのに対してコストが倍以上になってしまっています。単純計算では昨年の高値あたりで一気に買い増ししないとこういうコストにはならないことになります。上昇で売ってしまいさらに高値追いしたのでまた買い戻したとしか考えられませんねえ。住金をずっと放置しているのは良いのですが、住重はかなり減っているし(笑)。今のポートフォリオでは円高がさらに進むとベンチマークをアウトパフォームしそうだなあって気がしますね。さらに最も気に入らないのが保有株数No.1の銘柄です。ここは以前も組み入れ比でかなり上位にあり、何でここなの?って思っていたのですが、さらにナンピンしまくっていたようで株数は約8倍になってました。ただ現在値が安いので組み入れ比率は少ないけど。ちなみにここだけはさっさとブン投げるか、せめてこれ以上はいくら安くなっても買わないでほしいものです(笑)と、いろいろ言っていますが解約などはせずにこのままずっと付き合っていこうと思っている優良顧客なんですよ(^^)
2008.01.17
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何とか生きていけそうです(^^)ところで、勝率と含み損って普通にはトレードオフの関係にあるのではないかなあと思います。極論すれば勝率100%なんていうシステムは実はカンタンでして、利益になるまで利食いしなければ出来てしまうわけであります。ここまで極端ではないにしても、少々の含み損は耐えて勝率優先にするか、あるいはちょっとでも引かされたら傷が浅いうちに負け戦としてしまい勝率を犠牲にするかは人それぞれでしょうし、どちらが良いとかは言えないと思います。もちろんエントリー後の最大含み損も小さく、しかも勝率も高いようなシステムを考えられるような優秀な人には無縁の話でしょうけど、私のような凡人はいつもここをあ~でもない、こ~でもないってやっています(笑)とは言っても、投機モードのトレードは後者、投資モードの現物株は前者で同じ人間とは思えないほど豹変しています(^^)そういえばドル円のほうだけは朝方指値に引っかかってしまい、仕切られてしまっていました。こういう時だけ何だかスプレッドが小さくなっていたような気がします。今回はたいして儲けられませんでしたので、もうひと波期待してます(^^)
2008.01.17
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前引け段階で昨日の分はほとんど青字でしたが、今朝エントリー分はみな赤字!(つまりプラスです・・・笑)。おお、これはこの調子なら明日はXか月分は楽勝かってトラタヌしてたら、終わってみたら元の木阿弥(つまりまたマイナス)でした。まあ今日の出来高を見てもここは意地でも勝負!です。こうなったら明日も今日の倍買うので、ヨーロッパもNYも下がってください(^^)って笑っていられるのも今日だけかも・・・(^^)
2008.01.16
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何度か書いていますが長期保有現物株に組み入れる予定の今年の2銘柄トヨタ自動車と三菱UFJ。トヨタ自動車は今年のひとつめの節目を5400円と思っていたので、指値放置していたのですが、寄りでこれをあっさり割り込んでいたようです。これで5単位になりました。残りの5単位はここから1000円下まで買い下がるつもりです。三菱UFJは1単位だけ先日買ったのですが、なかなか下がりませんねえ。こっちはまだまだ下で買う予定なのでしばらくは買えそうにありません。現物のほうは完全に"投資モード"なので焦らずノンビリ行こうとは思っていますが、これ以上下がるのは正直あまり嬉しくはありませんが、もし下げた時の楽しみも残しておくことにします(^^)なお、なんでトヨタと三菱UFJなのかですが、以前書いたかどうか忘れてしまいましたが、今のポートフォリオに組み込むとリスクが低下しそうなこと(これはマトモですね・・・笑)、もうひとつは"絶対つぶれないだろう、あとは少々苦しくなっても少しは配当してくれるだろう"ということだけなんです。トヨタはまだ良いとしても三菱UFJは?って思うかもしれませんが、りそなもつぶさない日本政府がメガバンクをつぶすわけがないということと、三菱ブランドなので2重につぶれないだろうというわけです(笑)両社の技術力がどうとか、財務体質がどうとかは・・・・一切知りません(^^)
2008.01.16
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今年から商品先物、日経先物のデイトレは完全撤退することにしました。別に大損して撤退するということではないのですが、かける手間の割りに得られるものが少ない、ということです。商品先物は東工取が取引時間延長したのですが、夕方は忙しいことが多いこと。さらに穀物はだいぶ以前にシステム停止していたのですが、ザラバ移行でますます興味をなくしていたので当然パス。最後に日経先物は株がヒマな時は良いのですが、忙しい時は先物板まで見きれないこと。これらの理由から当日必ず仕切る方式のシステムはやめることにしました。自動売買も一時使っていたのですが、やっぱりキーボード&マウス自動動作方式は不安定だし、全部プログラミングする能力もないので、こっちも断念。ただし、データ収集などの補助作業をこういう自動ソフトを使って自動化ではなく省力化主体にすれば便利なものです。自動化は完成度次第ですが未完成だと監視するために余計な労力を使ってしまいます。こうしてデイトレをやめると朝だけトレードに時間を掛ければ良いので結構楽チンですね。さて、今朝は予定通りとまではいきませんが(寄りが変に高かったのはパスしたので)いっぱい仕込みました。もう一日程度の大きな下げまでは何とか余力がありますが、もしこのまま今週いっぱい下げっぱなしだとパンクしてしまうと思うので、しばらく沈黙していたら死んだと思ってください(^^)
2008.01.16
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戦闘モードです。逆張り派は下落スピードが早ければ早いほど嬉しくなるものです(って私だけか・・・笑)どんどん下げてください!、ナイフ掴みますよ(^^)
2008.01.15
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偵察部隊「午前中はごく一部でこぜりあいがあった程度でしたが、午後になり敵軍主力部隊が押し寄せてきました。何とか少し後退する程度で踏ん張っていますが、明日からの戦闘に備えて兵力増強をお願いします」司令官「うむ、了解である。まさかこんな年明け早々に大きな戦になるとは思ってもみなかったが、兵隊は休養十分で待機しておる。今晩のうちに主力第一部隊を待機させることにしよう。なおさらに大きな戦になろうともまだまだま戦えるぞ。今晩はゆっくり休むが良い!」ということで、いよいよ今年の最初の大戦に突入しそうです。こういう時こそ"投機家"の出番だと思っていますが、いったん主力が戦闘突入すれば矢折れ弾尽きるまで戦います(笑)最終結論は今晩データをちゃんと集計してみなければわかりませんが、午後の下げ方を見た限りではいい感じになってきたように思います。
2008.01.15
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「曲り屋」とか「当たり屋」という言葉があります。『曲り屋に向かえ!』とか『当たり屋につけ!』などどいう相場格言(?)もあるくらいです。おそらく直近の成績が良い人が当たり屋で、逆の人が曲り屋と言われるのでしょう。しかしながら、長期でみた時はほとんどみんな50%に収束するのではないかと思っています。これは初心者だろうが、相場解説のプロだろうが、大多数のトレードのプロだろうが同じだろうと思います。ただしトレードのプロだけは"大多数"と表現したのはごくごく一部の天才的なトレーダーには確率50%を優に超えている人もいるのではないかと思うからです。こういう例外のような人以外はみんな50%程度だと思います。あるブログでちょっと面白い表現を見つけたので流用させてもらうと、同じ曲がるにしてもプロ、特に相場解説のプロが理路整然と曲がるのに対して、初心者や私のような投機家は支離滅裂とまではいかないにしても理路混沌と曲がるだけなんだと思います(笑)。相場の目的が最終的に儲けることだけだとすれば、曲がった際に理路整然としていようがいまいが全く何の関係もないということになります。また、これは相場が動いた理由についても同じだと思います。もし仮に動いた理由がわかったとしても、少なくとも短期の投機においては何の役にも立たないと思っています。ただし、"投資"の場合はまた別なのでしょうけど。投機において成功するコツは、案外この曲がる確率が誰でも50%なんだって悟ることなのかとも思います。
2008.01.15
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昨夜もNYダウちゃんは失速したようで、ますます先行き悲観論が多くなってきたようです。こういう時は逆にちょっとだけ明るいことを書くことにします。まずはこのグラフ。このピンク色の線は先日チラっと書いたある本からヒントをもらって私がエイやっと作っている秘法の指数です(笑)。グラフでは端がちょっと見にくいのですが昨日の引けの時点で100をオーバーしています。グラフをざっと見てもわかるように100オーバーするとかなりリバウンドポイント近辺ということがわかります。ちなみにこのX指数の値で引けでポジションを建てて10立会日後に仕切った場合のパフォーマンスデータがこれです。来週火曜日ももしNYの流れを受けて続落するようならさらにX指数も上昇し150オーバーや200オーバーとなるかもしれません。そうするとここ4年間なら"必ず勝てます!"パターンになります(笑)とここまでは明るい話を書きましたが、悲観的なほうの考え方を。実はこのX指数のデータは2003年半ばからしか取っていません。つまりそれ以前はこの基準が適用できない可能性が大きいということです。私は2003年を起点に日経の流れが転換したと考えていますが、もし2001年~2002年にまで戻るとしたなら、ここはまだまだ通過点にすぎないという懸念もあります。じゃあ結局私はどう考えているのか?ですが、ここからは自己責任で皆が勝手に判断するということにしておきましょう(^^)
2008.01.12
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下の記事、タイミングが悪かったようです。全体が上昇中の時に書くべきだったかもしれません。それなら何ということもなく読み逃してもらえたのでしょうけど、今日はちょっとマズかったかもしれませんね。ちなみに私はそんなに売ってませんよ、でもちょっとだけは売ってますけど(笑)
2008.01.11
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銀次郎さんが"投機家"について鋭い切り口で書かれています。まさしくその通りだと思います。これに関連して"空売りは悪"という風潮があります。かつて某地銀の株価が急落してほぼ額面まで一気に急落した際に当時の経営陣が(確か頭取!?)「株価下落はネットトレーダーのせいであり、これは不当な評価だ」というようなことを新聞紙上で発言していたことを思い出しました。当時は(今もかな?)このようにその会社がどんな会社なのかを一切気にせずに頻繁に売買するようなネットトレーダー、特に"空売り"を多用するトレーダーはさらに悪者扱いされたようです(だからB・N・Fさんは現物オンリーなのかも・・・笑)。さきほどの記事にはさらに続きがあり、確かトレーダーの反論が載っていました。「空売りして下落するのはそもそも業績等に先行き不安があるからであり、それがないなら空売りしようがどうしようが株価は急落しないはずだ」というようなことが書いてあったように思います。今ではさきほどのような暴言(?)を吐く経営陣はさすがにほとんどみかけなくなりましたが、依然として社会的には「空売りは悪」、あるいは日本の株価が低迷しているのは、あるいは株価が上がらないのは「空売りのせい」と思っている方のほうが多いように思います。これが誤りだということは、貸借銘柄でない新興市場の銘柄の株価推移を見れば一目瞭然ですし、株価の上昇に勢いがつくのは実は空売りの買戻しが集中するためのことが多いのですが、ここではこの詳細は省略します。また、持ち株の株価がさっぱり上がらないのは空売りのためだと空売りを目の敵にする人が、一方で円売りし為替キャリートレードをやっているの見るとちょっと笑ってしまったりもします。最後にさきほどの某地銀のチャートです。チャートが2002年2月で終わっているのは、このあと地銀再編になったからです。こうしてその後の結果だけを見ると、トレーダーの判断のほうが正しかったということになりますね(^^)
2008.01.11
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「魔術師たちの心理学」を卒業できたら(私はまだ卒業できていませんが・・・笑)、その次に読む本について書いてみます。今でも何度も読み返すことが多い本です。・投資家のためのリスクマネジメント(ケニス・L・グラント)・投資家のためのマネーマネジメント(ラルフ・ビンス)トレードで重要なのは「資金管理」と言う方が多いですが、こういう場合「リスク管理」つまり「どのぐらいリスクを取るのか?」と「資金管理」つまり「どれだけ投資するのか?」を一緒にしていることが多いように思います。厳密には「資金管理」と「リスク管理」は全く別物です。これらをちゃんと理解するために上記の2冊は私には重要でした。ただしどちらも全く面白くありません(笑)。強いて言うなら前者のほうがコーヒーブレイク的なショートコラムもあり、また著者がロックミュージック好きなようでロックミュージシャンでの比喩が書かれていたりとやや読みやすいかもしれません。この2冊はある程度自分のやり方が決まっていて、さらに出来るだけ確実に収益率を向上させるヒントが満載だと思います。ちなみにこれらは数式の不得意な方でも読めるかとは思いますが、数学の考え方そのものが不得意な方にはちょっと厳しいかもしれません。さらにどちらも"投資家のための"という言葉がついていますが、ラルフ・ビンスの本のほうの副題に「投資とギャンブルの絶妙な融合!」とあるように主に"投機"のやり方について書かれたものだと思います。したがって、"トレードは断じて投機などではない!"って考える方には駄目かもしれません(笑)
2008.01.09
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私がそれまでの上がりそうな株を買って調子が悪ければじっと我慢の子という投資スタイルから、現在のような投機スタイルになったきっかけとなった本について書いてみます。まず最初が「株素人でも100万円が1億円(明地文男氏著)」すごいタイトルですねえ。これは有名な3点チャージ法の本で1999年出版のものです。この本は私の今の逆張りスタイルのヒントを教えてくれました。オリジナルとはかなり違うやり方をやっていますが、原点はこの本だと思っています。ただし、ヒントをもらったのは1ページだけですが(笑)次が「個人投資家の復権(増田正美氏著)」こっちはちょっとまともなタイトルですが、これも有名なMM法について書かれたものです。これは2003年の本。この本からは効果的なフィルターを教えてもらいました。具体的にはMM法そのものではなく(これ3点チャージ法と同じようなもので使う指標が違うだけだと思っています)"MM指数"のほうです。これは同じような考えのちょっと違った指標で先物スイングにも使っていますし、フィルターやエントリー条件などなどかなり幅広く応用させていただいています。こちらは8ページにわたって書かれている部分が私には重要でした(笑)最後が「株はこうして儲けなさい!!プロが教える億万長者になるための方程式(若井武氏著)」これもまたすごいタイトルです。これは2000年の本。この本からは今の八百屋さん方式(腐りかけたら叩き売る!)のマネーマネジメント全般を作るヒントをいただきました。値段を確認してみるとなぜかみな1400円台でした(^^)しかし今の私にとっては数万円の価値があった本たちです。なお、誤解のないように書いておきますが、これらの本を奨めているわけではありません。それどころか3番目の本は別にしても(これには売買方法そのものは書かれていない)これらの本に書いてある方法でやれば明日から儲かるか?というと決してそうではなく、むしろ大損してしまうかもしれません。もし少しでも興味があるならブックオフあたりで100円ぐらいで売っているかもしれないので、探してみてください。ただし何度も書きますが、これらの本だけではたぶんうまくいきませんよ(笑)。なぜなら今にして思うと最も重要と思えるようなことが何も書かれていないからです。この最も重要なことを私は試行錯誤のなかから自分で見つけたのですが、もしそういうことを書いてある本をというならやはり「魔術師たちの心理学」となるのでしょうか。これは売買手法はほとんど書かれていませんが、どんな方法でも共通の重要なことがたくさん書かれています。こちらはもし読んだことがないのであれば、新刊本を入手することをお奨めします(^^)最初の3冊については結局かなり辛辣になってしまいましたが、著者の御三方には今でも大変感謝していますm(__)m最後に谷口和弘さん。この方は本を出版されていないようですが、無料サイトで売買システムをエクセルで作る方法を詳しく公開してくださっています。私がエクセルを使ってある程度はいろいろ検証できるようになったのはこの方のサイトのお陰だと思っております。谷口さんにも感謝ですm(__)m
2008.01.08
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もうひとつ別な側面からのトヨタ自動車ネタ。今の長期保有ポートトフォリオにトヨタ自動車を予定額いっぱいまで加えた場合の考察をしてみます。表は現在の主力銘柄とトヨタ自動車のボラティリティを比較したものです。2003年1月からの(なぜ2003年からかというと日経のトレンド転換点と考えているからです)月の変動率の標準偏差を年換算したものを最終的な指標としています。こうしてみると銘柄Aのジャジャウマ振りが際立っていますが、それは別にしても合成ポートフォリオのボラは日経平均よりも小さくすることが出来そうです。しかしながら、単純に2003年1月にヨーイドンでスタートしたとしての単純上昇率では日経平均の5馬身差の勝ちです(笑)。ということはやはりヨーイドンではパッシブ運用に勝てないという定説を裏付ける結果になりました。じゃあどうすればパッシブ運用に勝てるかというと、これはもう個別銘柄毎に良いタイミングを選んで日経平均を出し抜くしか方法はありません。銘柄Aも銘柄Bも実は自分ではかなり良いタイミングだと思っていたのですが、どうやら竹中さんが「今ETFを買えば絶対儲かる!」って発言した時に全額ETFを購入していたほうが良かったようです(笑)まあこっちはトレードとは異なるので、のんびりじっくりやっていこうと思います。こうして見るとインデックスファンドの定期投資方式はやはりなかなか手ごわいようですね(^^)(補足)ご存知の方には当たり前のことかもしれませんが、ちょっとだけ補足を。こういうように年度換算したボラティリティを求める意味は最悪でどのぐらいの損失を覚悟すべきなのかを判断する時に使います。例えばすべてが年10%程度の利益があると想定したとします。その場合銘柄A単独なら・約70%の確率で最大損失 10%-27.2%=-17.2%・約95%の確率で最大損失 10%-27.2*2%=-44.4%・約99%の確率で最大損失 10%-27.2*3%=-71.6%となります。ただこの場合正確に行うにはボラティリティを複利換算する必要がありますがここでは省略しています。ちなみに1年で-27%のボラティリティは複利換算で約-24%になります。またポートフォリオの合成ボラティリティも正確に行うには、各銘柄間の相関係数を計算してから単独のボラティリティ、組み込み比率、および相関係数から合成ボラティリティを求めることになりますが、ここでは単純に月毎の合成価格のボラティリティで計算比較しています。ただ、これでも大まかには判断できます。ここでは上昇率がすべて同じ10%と仮定した場合の比較をしていますが、期待上昇率が大きくてボラティリティすなわちリスクが小さい対象を見つけることが出来るならそれが最良となるはずです。私にはそういう銘柄を探し出す技術も能力もないと思っているので、こんな面倒なことを計算したりしていますが、そういう銘柄を探し出す能力あるいはその自信のある方々にはまったく無用の話だと思います。
2008.01.07
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昨日の新聞に株安の話題が大きく取り上げられていました。そのなかに個人投資家の保有投信のシフトの動きが書かれていました。ちなみに投信は総資産残高が減少したと言われていますが、資産価値が減少したためで資金流入量は依然としてプラスなのだそうです。さて昨日の記事では、日本の株中心の投信保有者が評価損をかかえてしまい、新興国ファンドに乗り換えようとしている人が多いという記事でした。新興国ファンドはエマージング・ファンドというカッコ良い呼び名で言われていますが、「大破局」によるともともとはこれらの第三世界の国々が発行している債券を保有していたアメリカの商業銀行が、第三世界危機のため売るに売れなくなり(つまり暴落した)、買う気を起こさせるような良いネーミングはないかと考えたものとのことです。最初は「低開発諸国」としたのですが、これはネガティブすぎてダメ。次が「LDC(Least Developed Countries)債券」、これは省略語でLの意味を忘れさせて買わせようとしたけどこれもダメ。次が「発展途上国」としたけどこれもいまいち。そして最後にあるセールスマンが「エマージング」という言葉を発案し、それにウォール街が乗ったと書かれています。これは余談ですが、私は"投機"の順張りは確かに良い方法だとは思いますが、"投資"の順張りはものすごく難しい方法だと思います。かつてのバブルで大きな痛手を蒙ったのは、"投資"の順張りで失敗した人々だとさえ思います。エマージング・マーケットがバブルだとは言えませんが、少なくとも何らかのきっかけで下落するならもっとも下落スピードが高くなる可能性をはらんだ市場だと考えています。私は"投機"は逆張り好きですが、"投資"はもっと逆張り好きです。皆が日本株はだめだだめだというほど、投資の魅力は高まると思っています。今年は久しぶりに長期保有株を買い貯めるチャンスの年になるかなと思っています。(追)正月なので調子に乗って銘柄まで暴露しちゃいます(笑)。長期保有株で今年狙っているのはトヨタ自動車と三菱UFJです。トヨタ自動車は昨年1単位だけ購入してその後は買うチャンスがなかったのですが、合計10単位までは買いたいなと考えています。三菱UFJは三菱UFJニコスというクソ株をちょっとだけ持っているのですが、これは吸収合併されいずれ三菱UFJ株になるはずです。こういう事情とあとは今の主力2銘柄にトヨタ自動車が加わったときのポートフォリオバランスの偏りからメガバンク、というわけです。で、こっちも合計50単位程度を上限にと思っています。ということで、今年は何度か株不安が起きて下値突っ込み局面があることを実は期待しています(^^)あ、なお明日は三菱UFJを取り合えず5単位買おうと思っていますが、トヨタ自動車のほうはまだまだ高いです。なお、誤解のないように付け加えておきますが、これらが今年の有望株ということでは決してないですよ。むしろ下落トレンド継続が希望なんです。ただし、来年ぐらいまでうまく下落してくれればその3年後ぐらいには(つまり今から5年後・・・笑)きっと大きく花開いてくれるのでは?って思っているだけです。トレードと違ってすごく保守的でしょ(笑)また、もし上がってしまったら・・・・・当然のことながら買いません(^^)
2008.01.06
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と、言われていますが、どの程度なのかを過去と比較してみました。最初は当日の下落幅のランキングから。これは過去20年のもので、78位でした。ただ半日立会いを考慮してこの倍だけ落ちたとするとトップ5!に浮上します。次が過去10年。こちらも同様に倍掛けするとトップ3!。今度は前日からの下落率ランキングを。まずは過去20年。こちらは37位に浮上。さらに倍掛けなら何とシルバーメダル!。過去10年ではこちら。同じく倍掛けでめでたくゴールドメダル獲得です。とうことで半日立会いを考慮するとやはり記録的な下げといえるのかもしれません。ちなみに何度もランキングに登場する1987/10/20はブラックマンデー、2001/9/12はNYテロですが、この前年の4/17はそれ以上下げていたようです(何で下げたのか記憶にないのですが)。ただし9/12は確か値幅制限を半分にする緊急措置があったので同列には比較できないのかもしれませんが。なおこれらのその後は・・・あえて書きません。気になる方はご自分で調べてみることをお奨めします(^^)
2008.01.05
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月曜からいよいよ2008年のトレード本格始動です。一応個別株は2銘柄だけエントリーする予定ですが、このぶんなら安く買えそうですね。ただこの"たった"2銘柄しか買いシグナルが出ていないということは、個別株のほうはまだまだ売られすぎには程遠い状況であるということになります。しかし日経平均そのものは昨日の終値ではかなりいいとこのようなので、イブニングセッションで先物ミニを拾っておこうかと思ったら、昨日はやっていませんでした(笑)。ミニのほうは安くなると買い集めて半月程度は熟成させるようなやり方なので、下がればドンドン買っていこうと思っています。またFXナイフ掴み博打システムも昨日良さそうなところで主力第1部隊がヒットしました。ただこっちは本軍全力投入まで敵に進攻してもらい、そこからジワジワ退却してもらうのが理想なので、来週さらに嵐が希望です(笑)。ということで"買いたい弱気"全開のポジショントークです。ところで、昨夜の日経CNBCはやっぱり予想通りでした。でもどうして何とかアナリストという人たちは定性分析しかしないんでしょうねえ。文系だからある程度は仕方がないのでしょうけど、理系の私にはさっぱり言っていることが理解できませ~ん。つまりこうなるからこうなりそうまではわかりますが、だからといってなぜ13,000円なのかとか100円割れるのかに結びつくのかがさっぱりわからないのです(^^)書きついでにもうちょっと書くと、技術系の方ならわかってもらえると思いますが、数字の根拠を示さずにへたに数字を出すと四方八方から矢が飛んでくることになります。だから根拠の明確でない数字は控えるべきということがいわば職業病になっています(笑)さきほどの方々も"これは私の長年の経験から導かれたカンです!"って言ってくれれば"ああ、なるほどね”って思えるのですが、自信満々に"~です"って言うもんだから"~?"って思ってしまうのです。まあそこが"プロ"たる所以なんでしょうけど(^^)でもごく少数のテクニカル系のアナリストの方々は、ちゃんとその根拠を話してから結論を述べてくれています。こういう人の話は当たる当たらないにかかわらず聞く価値があると思っています(^^)
2008.01.05
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おめでたいはずの年明けだというのにかなりの下げですね。日経CNBCでは夜に「今年の相場」などというタイトルで緊急特番を組むとさっき言ってました。また相場ブログもどこまで下げるんだ?、今年はどうなるんだ?という話題が多いようです。私ももちろん少しは気になりますが、トレードそのものにはほとんど影響しません。株にしても先物にしても買いポジが多いときは上がれっ!て祈りますし、逆に売りポジが多ければ急速な円高でCMEよ下がれっ!って祈ったりもします(笑)。ただ過去の統計を拠り所にする以上、負けは当然あります。また勝ちすぎるとそろそろ負けるんだろうなって予感がしたりもします。私はあまり長期のシステムは好まず長くても1週間から10日程度ですし、株はもっと短期勝負です。だから株は倒産株や昔の仕手株のような強引な踏み上げで持っていかれるようなものさえ避ける配慮さえすれば、何とか生きていくことが出来ます。さらに先物はいくらなんでも数日で10,000円も落ちる事はまずありません。大昔のNYのブラックマンデーのようなことはまず起こる事はないと思っています(あくまで1日の下落幅の話ですよ)。こうして考えると"投資"よりも"投機"のほうがはるかに気楽だなって思いますし、さらに"予想"を捨てたシステムトレードならなお更だと思います。さて、今晩の日経CNBC、専門家の方々がどんなことを言うのか楽しみに見ることにします(^^)
2008.01.04
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あけましておめでとうございます。いろいろブログ巡りをしていると"今年の目標"を書かれている方が多いようですね。じゃあ私もということで・・・・。まず今年のトレード利益目標・・・・・・・ない(笑)もともとシステムトレードなんて相場の神様次第のものなので、自分がいくら頑張ろうとどうにもならないものだと思っています。まあ昨年並みになってくれればということだけお祈りしておくことにします。次に今年チャレンジすること・・・・う~ん、これも特になし。年末からMT4とかTRADE SADIUMの自動売買を研究していますが、この手の自動売買はあまり私には向かないなあという結論になりつつあります。また昨年はオプショントレードを守備範囲にとも思っていましたが、どうも熟練者の方たちの手法を見ると私には向きそうもないなあという印象です。ということで今年は特に新しいことにはチャレンジする目標はなし(笑)強いて言うなら昨年不調だった競馬を、今年はちょっとマジメにやろうかなと思っています。今年も良い年でありますように(^^)
2008.01.03
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