はにわきみこの「解毒生活」
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去る10月6土7日8祝、の3連休、私は山口県で「みそ仕込み祭り」に参加していました。会場となるのは、陶芸家のご自宅(工房・ギャラリー併設)です。ここでは、年に1回、20~30人の人が集まって、この土地独自の「麦味噌」を仕込みます。(最終日、みんなで容器にお味噌を詰めているところ)私がこのお祭りに参加するのは今年で4回目。みんなで仕込んだお味噌は、材料費と引き替えにそれぞれが持ち帰ります。麹歩合が多い、甘口の麦味噌は、なんと仕込んでから1週間目から食べ始めてOK。少しずつ大切に食べてきましたが、ちょうど1年たった昨年仕込みのお味噌のおいしいこと!このお味噌は、麦を蒸して麹菌をつける、「麹作り」から始まります。そのため、麹の発酵に適した気温(28度)が保てる夏~初秋に行われ、麹の花が咲くまで、全行程は2泊3日必要なのです。(今年は、全部で164kgも出来ました!)さて、この間、晩ご飯は「お疲れさま宴会」となります。参加者がそれぞれ「差し入れ」をもってくるので、大変なごちそう。今年の私達は、「盛岡ベアレンビール」を選択。普段から、ベアレンの作る様々な限定ビールを楽しんでいるのですが、今回、ちょっと思いついたことがあったんです。「20~30人も集まるんだから、樽生ビールで注文できないかしら?」と。過去、5L入りの樽のオークションをしていたこともあるし、もしかして相談してみたら何か方法があるかも!2年前、岩手の花巻温泉温泉湯治をしているときに、足を伸ばしてベアレンビールの工場見学にでかけた私。店長のシマダ氏と面識もあることから、気楽に相談メールを書いてみたのでした。そして、この直感は正しかったのですっ!「10Lの樽ならあるので、作れます。要冷蔵なので、クール便で送ります。着いたその日の内に飲みきってください」とのこと! やった~!■詰めるビールの選択肢。ベアレン樽生ビール10L・フェストビール ちなみに、この時期で選べる内容は全部で4種類。期間限定のフェストビールの他、クラシック、シュバルツ、ピルス。価格については、直接ベアレンさんに問い合わせてみてください。■ビールサーバーと、アタッチメントの話問題は、樽生ビールをグラスに注ぐには「ビールサーバー」が必要だということ。こういうマシンです。(飲食店でよく見かけますよね)幸い、今回の参加者には「山口ユースホステル」さんが居ました。食堂で使っているサーバーを借りられることに!しかしもう一つ問題が。ベアレンの樽は、アサヒタイプのサーバーに対応しているのですが、このサーバーはキリンタイプ。どうしよう~? つなげなかったら飲めないのかしら~。だった注文できないし~。するとシマダさんから提案が。「ヘッド部分の部品を付け替えれば、キリンタイプにも接続できますよ。その部品も一緒に送ります」ということで、問題解決~!無事に、サーバーから「フェストビール」を生で飲めるようになりました~!(セット完了、グラス準備OK~)そもそも、フェストビールとは、ドイツ最大のビールのお祭り「オクトーバーフェスト」で飲まれるものと同じタイプ。つまり、樽からジョッキに注いで飲むのが最高にオイシイ、ビールなのです。(通常はビンでの注文です。秋の限定1万本、売り切れ次第終了)手造り味噌を仕込むほど、ちゃんと作ったもの、おいしいものに目がないメンバーの目がキラリと輝きます!「香りがいいね!」「しっかりとした飲み口」「いくら飲んでも飽きないな~」結局、一晩のうちに、しかも、宴会半ばにして、10Lビールの樽がカラになってしまいました!考えてみたら、10Lって、500mlのグラスで飲んだら20杯分ですもんね。もっと小さなグラスで飲んでいましたが、20人も人がいたらあっという間・・・。「来年は、2樽必要なんじゃない~?」皆さんに期待されてしまい、金銭面で青い汗が出てしまう私なのであります。それにしても、フェストビールの樽生作戦は大成功!ムリな注文を聞いてくれた、ベアレンのシマダさんに感謝です!
2007.10.17