2007年05月05日
XML
豆腐を作るために大豆から豆乳を搾りますが、そのときに残るのが搾りかすの

なくなったと言われますが、本当でしょうか? おからは搾りかすとはいえ、
栄養ゼロではありませんし、何より食物繊維が豊富です。それに安い (^-^)。
おからのカラという言葉を嫌って、見かけから「卯の花」と呼んだりもします
が、炒り卯の花はおかずにも酒のアテにもなり、作り置きがききます。今回は
それにほんのひと工夫加えて、酢〆の魚を添え、「からまむし」としました。

おから250gに対して、ごぼう半本は4ツ割りにして薄い小口切りにし、水にさ
らします。にんじん中半本、青ねぎ適量も同じぐらいに刻みます。薄揚げ1枚

炒まったら薄揚げを入れてなじませ、おからを加えてひと混ぜしたら、水(だ
し)200~300ccを加えて煮含め、砂糖、酒、醤油で味付けをします。しっと
りしたのかポロポロしたのかはお好みで加減してください。仕上げに青ねぎを
加えて火を止め、余熱で火を通します。鶏肉、きのこ類、溶き卵、刻んだ糸ご
んにゃくなどを加えてもいいでしょうが、わたしはあまり入れずに作ります。

よく冷ましたおからを小鉢に盛り、鯖やこはだの酢〆を薄切りにして乗せると
できあがり。作り置きの、冷蔵庫でよく冷えたおからでもOKです。本来は、
おからで魚をあえる(まぶす=まむす)ようですが、薄切りのきずしと一緒に
食べればいいでしょう。おからをたくさん作って食べ飽きたときなどにお試し
ください。いわしのからまむしが登場する落語もあるようで、その噺ではあり
ませんが、酢〆の魚がないときは、単に紅しょうがを添えるのもいいですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年05月05日 21時41分25秒
コメント(6) | コメントを書く
[ちょっと工夫でこの美味さ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

はなだんな @ Re[2]:「続^2・とうがんの酢の物」 YoshicoHino さん、書き込みありがとうご…
YoshicoHino @ Re:「続^2・とうがんの酢の物」(11/10) ほんとに胡瓜、うそのような値段、今日1…
はなだんな @ Re[4]:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」 YoshicoHino さん、書き込みありがとうご…
YoshicoHino @ Re[3]:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」(11/05) はなだんなさん、お気持ちわかります。 我…
はなだんな @ Re[2]:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」 YoshicoHino さん、書き込みありがとうご…
YoshicoHino @ Re:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」(11/05) これからは、温かいものを身体が欲します…

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: