2007年09月21日
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山椒の味を効かせた煮物を、山椒の産地にちなんで有馬煮といいます。山椒な
んて、普通の庭木としてどこにでもありそうですが、売るほど作っていたのは
温泉でも有名な有馬だったのでしょうか。煮魚を作るときに、特に青魚の臭み
消しにはしょうがを使うことが多いですが、山椒を使うと、いくぶんさわやか
な感じになります。今回は今が旬のさんまにしましたが、いわしでもOKです。

魚は頭を落として腹を取り、いわしはそのまま、さんまは適当な大きさの筒切
りにします。煮汁は、しょうゆ:酒:みりん:水=1:1:1:5ぐらいで、
少し濃いめの味付けにし、砂糖を多少加えてもいいでしょう。いったん冷まし
て魚に味をしみ込ませることを考えれば、魚が充分ひたる程度の煮汁が必要で

します。煮立ったところへ魚を入れて、あれば落としぶた(アルミホイルでも
OK)をし、弱火から中火で魚が踊りすぎないように、5~10分煮付けます。

冷める過程で味がしみますから、冷めてからいただきます。冷めたのを冷蔵庫
で冷やして、翌日以降にいただくこともできます。食べるときに煮汁に散って
いる山椒を魚に添えるか、新たに山椒の佃煮を数粒添えるかしてください。浅
煮きだと、胴骨はまだ硬くて食べにくいかもしれません。20分も煮込めば、
いわしの骨ならばまず大丈夫でしょうが、無理をすることはないと思います。
塩焼きが美味しいさんまですが、たまには変化球もいかがでしょうか (^_^)?





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最終更新日  2007年09月22日 00時45分23秒
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Re:「さんまの有馬煮」(09/21)  
<みず> さん
はなだんなさん、こんにちは。
活きのいい秋刀魚を、スーパーで見受けました。
肌は艶々と青黒く、腹は銀色に輝き、目は黒々。
こんな秋刀魚を、はなだんなさん流に炊き締めたら、さぞや・・。 (2007年09月24日 15時50分07秒)

Re[2]:「さんまの有馬煮」  
<みず>さん、書き込みありがとうございます。

新鮮な魚は、何をしてもうまいものです。もし刺身でも食べられるような魚なら、一格落として
焼くか煮付けるかすれば、きっと唸るほど美味しいものができますよ (^_^)。
      (2007年09月29日 00時25分38秒)

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