2015年06月11日
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カテゴリ: こだわりの食材
4月からゴールデンウイークにかけて、めばるがよく出回ります。早い時期の
は、たけのこの季節と重なることもあって、「たけのこめばる」とも呼ばれて
います。前回、 めばるの煮付け を取り上げたときは、醤油味で煮付けると書き
ましたが、今回はかつて倉敷で食べたときのように、水と酒と塩でさっと火を
通しただけにしてみようと思いました。売り場に出ていためばるが、新鮮そう
だったためでもあります。小ぶりでしたが、家族の分計4匹を用意しました。

めばるはさっと洗い、身の両側に深く切れ目を入れます。鍋またはフライパン
に水と酒、適量の塩を入れて沸かし、煮立ったらめばるをそっと入れて、煮汁

立っている程度の火加減で煮ます。胸びれがぴんと立ってきたら、表側にも火
が入ってきたことになります。あまり煮すぎなくていいので、好みの加減で火
から下ろして、各自の深皿に分けます。煮汁を張り、木ノ芽を飾りましょう。

写真のは実は、隠し味程度にと思って、うすくち醤油を数滴加えました。でも
そうすると、塩と酒だけのいさぎよさが失われたように感じましたので、これ
は要らなかったかと思います。それよりも昆布だしの風味が欲しいなあと思い
ましたので、次回は醤油は一切なしで、昆布茶を少量加えるか、乾燥わかめを
戻した汁を少し加えるかしてみようと思います。めばるは年中いる魚ですし、
ほかの季節でもいいのかもしれませんが、来年の春に向けての課題とします。






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最終更新日  2022年12月01日 16時18分29秒
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