しゃべる相手がやっと帰って来たとばかりに、「ただいま」と玄関に入るや否や用件をまくしたてられる。
おいおい、もう少し待ってもいいんじゃないか? 一刻を争うような事かい?
昼飯も食べずに腹ペコで帰って来て、特別に急ぎでもない用件を靴を履いたままの状態で言われても聞く気にもなれない。返す言葉も見つからずただ固まって、「煮凝り」のように”ぷるっ”とするぐらいが精いっぱいだ。
「話を聞かない男、地図が読めない女」によると、女は一日に二万語しゃべらないといけないように出来ているらしい。家にいて消化できなかった残りの言葉を、堰が切れたようにまくしたてるのはごく自然なこと?なのかも知れない。
女の二万語に対して男はたったの七千語でOKだ。
その大部分を外で使い果たして帰って来て、妻の消化話に付き合わされるというわけだ。
何を言っても「うん」とかしか言わない男に、もうしゃべる言葉が残っていないのです。そうでなくてもロクでもない(失礼)話題が多いんだから、男にとっては災難に遭っているようなものだ。
おしゃべりな男も無口な女も世の中には沢山いて、例外と言うのはどこにでも転がっている。 男でも女脳的なのが12%、女では10%が男脳的であるらしい。「明石家さんま」はその例外中の例外だ。
たいがいのお笑いタレントは家に帰ると無口になるのが多いと聞くが、「さんま」だけは違うらしい。四六時中しゃべっているらしく、回遊魚のようにしゃべり続けていないと酸素が取り込めないのかもしれない(笑)。
もしかして、寝ているあいだも口を動かしているんじゃないのかな。
他人の笑いをとれるというのは確かに得なことで、事あるごとに人を笑わせてる話術に長けた人が職場に一人や二人いるもんですね。
私なんか、そんな人にただただ憧れてしまう。
笑いを取って、その場を明るい雰囲気に換える才能のある人って得ですよ。
☆◆☆ガンバレ!マーク 2025.07.09
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