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♪ 数万円をすでに費やせし歯なるを命のもとの入りゆく関所 昨日は天気が悪かったが日中も15℃を越え、雨が降ってもずっと暖かかった。もうじき12月だというのにこの暖かさ。 12月になっても少し気温が下がるもののそれほど変化なく推移するようです。知多市の週間天気 年寄りには何よりのことですが、服装の調整がされていない人が多い。寒い冬と同じ服装でウォーキングなどしている。暑くて汗などかいては逆効果になる。前歯がまた取れてしまった 7月に直したばかりの、治療した前歯の義歯が取れた。朝食時に口の中に硬いものが出現。何かと思えば直した歯が取れたものだった。食パンを齧った時だった。 1週間前には奥歯の被せたクロームが取れて直してもらったばかり。 7月に直したばかりで取れてしまうなんて、接着の仕方が悪かったんじゃないのか? 歯科助手のカミさんに話すと、「二液性の接着剤をよく混ぜてやらないと、接着が不十分になるらしいよ。」 取れたものを持参し接着してもらった。その時の説明は「歯がすり減っているので寝ている間の歯ぎしりがひどいようです。下の歯が押しているので取れやすくなるんです。」とのこと。治療の不備ではなくこっちに原因があるというわけだ。 「そのことは、昔から言われていて分ってます。でも、今はストレスのない生活をしているのに、まだ歯ぎしりをしてるんでしょうかねえ」と私。 それには無言で、「また取れるかもしれません。」「前歯で噛まないようにした方が良いですね。」何だか不如意なもやももや気分。 前歯を使わないでパンを齧ることなんてできない。小さくちぎって口へ放り込むしかない。干し柿が食べられるようになっているが、これだって齧りつけない。 まあ、料金は180円で済んだので、また取れたら着けてもらえばいいか。 8つの土地区画のうち最後の1つに家が建つ 最期の一軒。昨日の朝、基礎のコンクリート打ちが始った。けっこうまとまった雨が降る予報なのに、いいんだろうか? そんなことは問題ないように作業は進む。 昼前には終わっていた。土地もあまり広くないし、シンプルな家のようで鉄筋の構造も簡素な感じ。 夜9~10時ごろにかなりまとまった雨が降ったが、今朝見ると、水は大して溜まっていなかった。 コンクリートは水分量で強度が変わってくるが、ベタ基礎の部分などは大して問題にはならないのかもしれない。 こちらも一条工務店によるもので、オール電化の床暖房の家なのだろうか。踏切の真横なので防音対策はしっかりされるのだろう。
2024.11.27
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♪ おがくずを地上に散らす天牛のおさなき虫や悲しき遊戯 息子の家の庭にある満天星躑躅の幹に悪さをしている、憎きカミキリムシ。気づいてよかったが、どうすれば駆除できるのか。木屑は根元に盛り上がるほどあったが、何が何やら分からずに取っ払ってある。よくよく見ると小さな穴が数カ所あった。 カミキリムシは、日本国内だけでも800種類が確認されている。漢字では「天牛(てんぎゅう)」や「髪切虫」と表記され、英語では「longicorn beetle」という。 サクラやリンゴ、柑橘類などさまざまな種類の樹木を食害し、成虫は植物の花、花粉、葉、茎、木の皮、樹液などを食べることから、林業や農業分野では害虫として知られている。 6月~10月にかけて交尾を行い、木の幹の中に卵を産み付け、幼虫は木の幹に開けた穴の中で成長する。キクスイカミキリ、ルリカミキリ、ゴマダラカミキリなどが悪さをす。 ルリカミキリ ゴマダラカミキリ ゴマダラカミキリは、幼虫が7月〜4月に発生するというのと、木屑がかなり大量に落ちていたので、多分これだろう。 押っ取り刀で駆除に行って来た。放っておけば枯れてしまう。早い方が良い。 駆除方法は簡単で、「穴の中に針金など細長く硬い棒を挿し込んで、突き刺して殺してしまいましょう。また、園芸用のキンチョールなど、カミキリムシの駆除に使える農薬を、穴に向けて噴射しても良いでしょう。」と書いてあった。 それで、針金を小さな穴に突っ込んでみたが、つっかえてそれ以上先へ入れることができない。かなり奥まで穴が空いているのでとても無理。それは最初から想像がついていたので、違う方法も用意していた。 以前、葡萄の幹が被害に遭い、農薬を使って駆除したことがあった。それを思い返し、複数ある小さい穴に農薬を注入することにして、こんなものを用意した。 マラソン乳剤を(原液ではさすがに強すぎるだろうと思い)、10倍くらいに薄めて使用。イレクターに接着剤を注入する時の、この特殊なスポイトが役に立った。 ノズルはかなり丈夫で、曲げても問題ない。ノズルを穴の出来るだけ奥まで入れて、プシューと。 穴は上へ向かって伸びている。かなり入れたので、幼虫まで届いただろうと思う。 穴に蓋をするように布を当て、ラッピング用の薄いフィルを巻き付けてやるつもりだったが、その必要はないと判断。 「注意事項」 カミキリムシは、樹勢が弱く抵抗力の低い木に卵を産み付けるらしい。また、枯れ枝は病害虫発生の原因になり、見つけたら放置せずに取り除いた方が良い。 雑草を定期的に除草して発生を予防すること、ネットを使ってカミキリムシを寄せ付けないこと。見つけ次第捕殺する、スプレー、殺虫剤などを使って駆除するなど、さまざまな方法を組み合わせて被害を抑えると。 真っ赤に紅葉する満天星躑躅は、秋の庭のアクセントになる。何とか無事であってほしい。 そういえばすぐそばにある梅の木も元気がなかった。かなり古い木のようで、体力が落ちているのかもしれない。樹木医なら養生の仕方が分かるのだろうが・・・。今日は雨。見たこともない変わった天気図になっている。 拡大します 西では九州を中心にかなりの雨が降っていて、この雨雲が日本列島に沿って東へ移動してくるらしい。知多地方では午後から降り始め、夜にはかなり強い雨になりそうだ。
2024.11.26
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♪ デジタルに潰されていく時の虫こよなく愛することばと共に 1年間中日新聞を取って、あまり読み甲斐がないなあと思っていた。それで1年経って再び朝日新聞を読むことになって、1年前も質が落ちたと思っていたがそれ以上に酷いことになっている。 まともな記事などごく少数でて、過去の出来事の巻き戻し的な記事が多い。朝日新聞らしさは微塵もない。腹が立つやら情けないやら。★ そう思っていたらやっぱり! 新聞の購読者数が、ここへきて急激に減っているらしい。 「週刊現代」によると、2017年までの減少率は多いときでも年間3%台だった。それが2018年、いきなり5・3%のマイナスとなり、そこからは毎年5〜7%ずつ減り続けているという。 特に著しい部数低落を見せているのが朝日新聞で、2022年の販売数は前年比9・5%減の428万7575部。四半世紀で半減している。週刊現代 昨年10月時点の総販売部数は3084万部で、2000万部台への転落が確実の情勢らしい。 『紙の新聞の時代は終わった』ということが、この5年でもはや明らかになって、計算では早ければあと15年ほどで紙の新聞はゼロになると。 朝日新聞の内膜を聞くと、もはやマスメディアの体を成していないことが分かる。 デスクや局長が「この記事を出したら炎上しそうだ」とか「自分の出世に響きそうだ」といった保身、はたまた「なんとなく気に食わない」といった適当な理由で記事を止める。 逆に「知り合いに頼まれたから、この人のインタビューを載せよう」と、軽いノリで紙面を割く。毎朝数百万部を刷る大新聞でも、その内容は幹部たちの「胸先三寸」で決められているにすぎないという。 加えて、このところは「ネットで読まれる記事を書け」という号令もかまびすしく、若手記者たちを苦しめているという。 ごく最近、朝日新聞を辞めた30代の記者は、「いまは朝日に限らず、どこの新聞社でも『コンバージョン』つまり『その記事をネットで読んだ人が、どのくらい有料購読してくれたか』を記者の評価基準にしていますが、朝日はとくに酷い。 一次情報よりも、SNSで出回っている『ちょっとイイ話』や『生活ネタ』『炎上ネタ』を膨らませた記事のほうがコンバージョン率が高いので、皆そっちに走るようになっている。」朝日新聞 第2面の記事がこれだ11月24日11月25日 ニュースでもない、緊急性もない、取材の努力もスクープなども縁遠い、冷めた料理にちょっと手を加えたような焼き直し記事。 自慢の「天声人語」は素人の書く作文並みで地に落ちているし、「声」欄は当たり障りのない迎合的なものばかりを取り上げている。 「斜陽」そんな言葉が頭を過る。新聞の世界には無縁と思っていたが、他の業種の大企業とおなじことが起こっている。 今や少数派になっている新聞購読者。周りを見ても新聞を取っていない家が多い。じゃあ有料のWeb版を購読しているかと言えば、やっぱりそれも限定的だろう。スマホで膨大な記事など読む気がしないし、そんな時間も余裕もない。 端的な見出し的記事しか読まないようでは、本当のことが分からないし視野も広がってはいかない。その上テレビも見なくなっているというから、リテラシーもくそもない。 私のブログを読んでくれている人達も同じような感覚を持たれているのだろうと推察する。かといってコメントを残してくれないので、その本当のところは分からない。☆ 一体この先どうなっていくのか。人間の能力が向上していくとはとても思えない。AIばかりが進歩していく。その内、意外に早くAIに追い越されるのでしょうか。開発者が心配しているようだが、もうだれも止めることはできない。 ロボットがロボットを生産し、ロボットが人類を駆逐する。そして地球に真の平和が訪れる。
2024.11.25
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♪ 柴犬が花梨の実など齧りおる息子の庭の作務多くしてヒメツルソバ 息子の家の木の剪定に行って来た。毎年やればいいのだが3年ほど間が空いて、伸び放題になっていた。去年、一部の木を伐ったもののその枝もかたずけてなかったし、3年前に切った枝もつくねたままになていた。 息子が1本の松の枝か気になったのか、かなり切ったようで、その枝も積み重ねて山になっていた。 取りあえず、玄関わきある紫宝花が酷いことになってたのでバッサリと切り詰め。そんなになるまで放っておく方がどうかしている。 次は、入り口を入って母屋へ行く通路の生垣。棒樫風に設えある樫の木の剪定。何本もの枝が1mほどになって、空を突くように伸びている。このアラカシは丈夫で健康に育ちやすく、成長がやたらに早いのだ。放置しておくと10メートルを超えるという。 5月〜8月が適しているというが、この猛暑のなかでそんなことする気にもならない。 とにかく伸びすぎているのを切る。樹形もへったくれもない。荒々しく切ったところを、再び大雑把に切るのだから決して美しい姿にはなり得えない。私の美意識がムズムズとしているもののしょうがない。 直径1㎝近くの枝を切っている内に剪定ばさみを握る力が徐々に落ちてくる。以前はそんなこと感じなかったのに、歳には逆らえない。 行くと、さっそく小次郎が大喜びて飛びついてきた。好きな花梨の実を咥えてきて、目の前で押さえこんで「取れるもんなら取ってみる」と挑発して来る。隙を見て取ろうとしてもその動きの速いこと、絶対に取らせない。小次郎 こっちも何時までも相手をしているわけにもいかない。そのうち一人遊びになる。そして枝を切っているとその枝を咥えたくてしょうがない。「向こうへ持って行ってよ」と、やるに任せると、咥えて適当に置いてくる。 それも最初だけで、咥えてその場に放置するばかりになった。役に立たんやつだが可愛いから許してやろう。 枯山水のあった場所には「ヒメツルソバ」が蔓延っている。いろいろな木を伐って風通しが良くなり、日当りもよくなったことで、植生が変わってきている。「満天星つつじ」 気になるのは「満天星つつじ」の幹にカミキリムシか何かが入ったらしく、根元に木屑がたくさん積み重なっていた。2本とも被害を受けている。なんとか調べて対処法を考えないと・・。 この日のうちに積み重なっている枝は全部かたずけるつもりだった。しかし足腰に疲労が・・。75歳の老人の身体はくたびれて、腿に筋肉痛など出たりしている。 変な格好での作業が多いので、ウォーキングや普段のささやかな筋トレなど何の効果も示さない。なんとか頑張ってかなり少なくなった。 切り落とした枝を軽四の後ろの椅子を倒して積むには、60~70cmの長さにカットしなければならない。 カミさんがWTTの卓球の試合が見たいので4時には帰りたいと言う。まだ樫の枝も片付けなければならないが、後半は剪定ばさみを握る力も残っていない。 今回は古い枝は残そうかという気になって私だが、彼女は元気で「いやー全部かたずけるよ!」と。束ねた枝を積んで収集所まで、すでに7回も運んでいる。7歳の差は大きい。 1日早く運んだので、置いてあるのは我々のものだけ。それがこの量だ。 老体に鞭打って全部片づけた。収集日は月曜日で、今年最後となる。 ヒヨクヒバの下に山になっていたものが、きれいさっぱりと無くなった。結局10回ほど運んだことになる。 幸いにもすぐ近くに収集所が設けてあるのでそんなことが可能なわけだ。 よく頑張ったと褒めてやりましょう。 「WTTファイナルズ」 男子シングルスの準決勝で世界ランク7位の張本智和(21歳)が、同2位の林詩棟(19歳)を破って決勝へ。 女子シングルスでは、世界ランク13位の平野美宇(24)が同7位の陳幸同(27)に負け。世界ランク6位の張本美和(16)が同3位の王芸迪(27)に惜しくも敗れた。 男子ダブルスでは、決勝で戸上隼輔(23)・篠塚大登(20)が、フランスの兄弟コンビのF.ルブラン(18)・A.ルブラン(21)にゲームカウント2-3で敗れ、準優勝。 女子ダブルスでは、準決勝で佐藤瞳(26)・橋本帆乃香(26)が、中国の陳幸同(27)・銭天一(24)をゲームカウント3-0で破り、決勝進出。 また、大藤沙月(20)・横井咲桜(20)が、長﨑美柚(22)・木原美悠(20)をゲームカウント3-0で下し、決勝進出。 両方がミキハウス所属。その日本人同士が、世界一を決める決勝で戦うとは。すごいねえ。テレ東より 佐藤瞳(26)・橋本帆乃香(26)のカットマン・ペアが、大藤沙月(20)・横井咲桜(20)をゲームカウント3-0で破り、初優勝を果たした。今大会中国勢2ペアを破った佐藤・橋本が、アジア選手権優勝ペアまで破っての優勝。日本のカットマンが世界を驚かせた。Rallysより セルロイドからプラスチックに変わった卓球ボール。 セルロイドボールに比べて重いという特徴があり、少し大きい。反面球離れがよく回転量が少ない。以前のように強力な回転をかけることが難しくなり・カットマンには不利だと言われてきた。 その通説を覆すことになったという意味でも、世界の人々を驚かせる結果となった。これは本当に凄いことだ。 ブラボーにっぽん! 日本卓球界おそるべし。
2024.11.24
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♪ 忘れたる人より届く手紙のごと等圧線が冬告げに来る 冬型といっても等圧線の幅が広いし、中部以西は角度も緩いので大したことはなさそうだ。 息子の家へ庭木の剪定に行く。それこそ風邪など引かないように、万全の体制を取っていかないと・・。常滑市の予想気温 常滑市では北寄りの強い風(9~10m/s)が吹くようだ。時速に直すと約32㎞ほど。そう大したものではないが、体感温度は下がるので寒く感じることは確か。 11月22日(金)、厚生労働省は2024年11月11日〜11月17日のインフルエンザ発生状況を発表。この1週間における定点医療機関からの報告数は「9309人」。前週から4000人以上増え、約1.8倍となった。 厚生労働省は全国的な流行期に入ったとしている。年明けにかけてさらに患者数が増える傾向があり、注意を呼び掛けている。高齢者ゆえ予防接種はした方が良いのだろうな。「猫は気まぐれ」 猫の気持ちが分からない。一昨日は何故か一日私のそばを離れず、夜も布団の上に乗ってきた。朝までずっと乗っていたので、重たいし寝返りもしにくいのでゆっくり寝られなかった。 それまではずっとカミさんのベッドで寝ていたのに、この日はどういう心変わりなのか。 シーツも枕カバーも洗濯で外してある。 朝になって、いつものようにPCの前にいる私の膝の上に乗って来た。邪魔なので下ろしてしまう。いつもはどこかに行ってしまうのに、この日は夜のつづきとばかりに、私のベッドで朝寝している。 それにしても、この頃はよく寝ている。一日の三分の二は寝ている感じ。気温がちょうどいい感じでよく眠れるのは人間も同じ。朝までぐっすりだ。 気にしていたが、昨日はいつもと同じで一度も私のところには来なかった。「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」 カミさんがいないのを幸いに好きなペペロンチーノを作るというチャンスがまたやって来た。いつものメンバーと食事会に行く日だ。 自分はそこそこの金を使って楽しんでくるのに、亭主は外食もせず手料理。多少気が引けているのか、この日は材料をセッティングして、所望したヤリイカも捌いて準備してあった。 まあ、いつもやっていることなので要領は分かっている。この日は余裕があってゆっくり事を進めることができた。慌てるとろくなことがない。 すべてを弱火でやることを心掛けた。フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、ニンニクを熱し唐辛子(リングのもの)を入れる。そして色付けのピーマンを入れて炒め、マイタケを入れ唐辛子を焦がさないように火を通す。 そこへヤリイカを入れ塩、コショウをで味付け。ここでキムチ用のトウガラシの辛口(中挽き)を投入。 あとはゆで上がった麺を投入し、茹で汁を入れて強火でオリーブオイルを乳化させる。すべて一発勝負。これがすべて上手くいった。 ヤリイカの甘さとトウガラシの辛さ、それにマイタケの旨みが相まってめちゃ美味かった。今まで作った中で最上位に入る、自己満足の出来だった。「火を通し過ぎないこと」これがポイント。 キャンティの赤ワインの美味かったこと。
2024.11.23
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♪ 八方へ遥か広がる銀河リスペクトを止めて手製の舟漕ぎゆかん 出場選手(シングルス16名、ダブルス8ペア)。世界ランキングの上位16選手だけが出られる、文字通り世界一を決める大会。日本の出場選手▽女子トップ10 ▽トップ50までの日本勢 1位 孫穎莎(中国) 13位 平野美宇 2位 王曼昱(中国) 26位 長崎美柚 ↑2 3位 王芸迪(中国) ↑1 132位 木原美悠 ↓6 4位 陳夢(中国) ↓1 34位 橋本帆乃香 ↓1 5位 早田ひな 39位 横井咲桜 ↑1 6位 張本美和 42位 森さくら 7位 陳幸同(中国) 8位 大藤沙月 ↑2 9位 鄭怡静(台湾) ↓1 10位 伊藤美誠 ↓1 今年4月の段階では125位だった大藤沙月が一気にランクを上げて8位となり、伊藤美誠を追い抜いてしまった。 男子は唯一出場している張本智和選手が、1回戦で中国の梁靖崑(世界ランキング5位)に3-1で勝利。約5年間、日本選手に負けていないという “日本選手キラー” の梁選手を破って一回戦突破は快挙だ。 女子は、世界ランキング6位の張本美和選手が世界ランキング16位・韓国のチョン・ジヒ選手に勝利。 平野美宇はヨーロッパ女王のポルカノバ(オーストリア)とのゲームオールにもつれる接戦を制して、ベスト8進出。 WTTチャンピオンズ モンペリエ優勝を筆頭に国際大会で好成績を収め、飛ぶ鳥を落とす勢いで世界ランキングを上げている大藤沙月。伊藤美誠との同士打ちを制してベスト8に駒を進めた。 男子ダブルスは、戸上隼輔・篠塚大登が勝利するものの、張本智和・松島輝空が世界ランキング2位のF.ルブラン・A.ルブラン(フランス)に善戦するも惜しくも敗れてしまった。 女子ダブルスでは、準々決勝で佐藤瞳・橋本帆乃香ペアが、世界1位・孫穎莎選と世界3位・王芸迪選手の “強敵” 中国ペアを 3-1で撃破。大金星をあげた。 前回2位の木原美悠・長﨑美柚(日本)はヨーロッパ選手権優勝のバラゾバ・マテロバ(スロバキア・チェコ)と対戦。木原の速攻と長﨑のパワードライブが冴え、ストレートの圧勝で準決勝へ。 このファイナルに出場している日本人は、シングルス16名のうち男子がシングルス、ダブルス2組の合わせて5人。女子に至っては、シングルス5人、ダブルス3組6人の11人というもの。 人数では中国の方が多いものの、あの不落と思われていた中国の牙城を崩して、互角に戦えるところまで来ている。 特に女子の躍進は凄い。つぎつぎと若手がのし上がってきて、上位たるともうかうか安住してはいられない。卓球界のギアが一つも二つも上がっている感じ。 そこへ行くと中国は少し遅れを取っている感じがする。様々な問題をかかえている中国は、スポーツに力を注ぐ余裕がなくなっているのかもしれない。 日本はスポーツに限って言えば、全てが順調に向上しているようだ。腐敗や体罰、独裁や汚職体質などを是正する浄化能力が、諸外国に比べて案外うまくいっているのかもしれない。第3回WBSCプレミア12世界ランキング上位の12の国と地域が参加 この世界野球にしても、意外なほどの快進撃を続けている。オープニングラウンドで5戦全勝し、スーパーラウンドでも2勝と、とんとん拍子でファイナル進出を目前にしいる。 試合を見ていると、相手国の野球がアマチュアのものに見えるくらい。大差での楽勝が多く、かなりレベルが違う。 2次リーグ(スーパラウンド)の第1戦、アメリカ相手に9対1の快勝。アメリカは投手をコロコロ変えて、デッドボールを連発。小園海斗選手が、5打数3安打2本のホームランを打って7打点をあげるという大味な試合となった。 中日の高橋宏斗投手が先発し、4回を投げて8奪三振、無失点の好投。2人目の西武の隅田知一郎投手がソロホームランを許したものの、その1点を守り切っての大勝だ。 あのアメリカが、大人と子供の野球ぐらいに差があった。日本は大谷がWBCで、「リスペクトするのは止めましょう」といってチームを鼓舞し、アメリカを破って優勝した経験が自信につながっていのだろう。 そういう大谷効果のようなものが、日本のスポーツ全体に染みわたっていて、選手個人個人のマインドがかなり高い状態にあるようだ。こうなるともう気後れすることも妙な引け目も無くなって、実力を存分に発揮できるようになる。 クレバーで努力家で前向きのアスリートたち。この国はスポーツ立国として注力して行くべきじゃないだろうか。国外にもどんどん進出していくべきだろう。
2024.11.22
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♪ リヒテルにパガニーニの貌憑したごときアレッサンドロ・タヴェルナアレッサンドロ・タヴェルナ 11月10日放送 N響2017回定期演奏会。 1.シューベルト/イタリア風序曲第2番ハ長調 2.シューマン/ピアノ協奏曲イ短調 3.ベートーベン/交響曲第7番イ長調コンチェルトを演奏。 指揮:ファビオ・ルイージ。 この時、初めて彼の演奏を観た。演奏はもちろんのこと、その背の高さに驚き、風貌も端正な顔立ちとはかけ離れたその独特の存在感に見入ってしまった。 黒装束で蜘蛛のような腕が異様に長く、やせ細った不気味な風貌と無表情で無口。黒いマントに身を包んで、ロウソクが灯る薄暗い舞台に登場し、固唾をのんで静まりかえる観客をじろりとにらみつけると、観客は震えあがったという逸話をもつ「パガニーニ」。 彼の風貌はまさしくそんな感じがする。生まれも同じイタリアで、18世紀のパガニーニの時代に生れていれば彼もんな風だったのかもしれない。 そしてその大男ゆえの手の大きさ、指の長さ。ピアニストにとってこんな有利なことはない。 リヒテルも大男で、覆いかぶさるように弾くとピアノが小さく見えるほど。手が大きいことがいかに有利かを思い知らせている。 Chopin Etude Op 10 No. 4 このアレッサンドロ・タヴェルナの手を見て、さもありなんと大納得。来日した折に、練習に訪れた「Fazioli Grand Studio」で撮られたもの。Fazioli Grand Studioより オクターブどころか上のファまで届く。そのストロークはおよそ24㎝。演奏を観ているとその大きな指が、着地の場を窮屈そうに感じながら踊っているバレリーナの様に見える。 彼の演奏を生で観てみたいものだ。 Chopin Piano Concerto No. 1 in E minor, op. 11 Alessandro Taverna (アレッサンドロ・タヴェルナ)。イタリアの男性ピアニスト。1983年9月13日生まれ。ルガーノ音楽院でリーヴェン奨学生として、ウィリアム・グラント・ナボレのもとで修士号(上級演奏学)を取得した。ミネソタ・ピアノ・コンクール、ロンドン国際ピアノコンクール、リーズ国際ピアノコンクール、ボルツァーノのブゾーニピアノコンクールで入賞し、獲得し、国際的なキャリアを確立。 ミラノ・スカラ座、ナポリ・サンカルロ劇場、バーリ・ペトルッツェッリ劇場、ボローニャ市立劇場、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、ウィーン楽友協会、ベルリン・コンツェルトハウス、ミュンヘン・ガスタイク、ロンドンのウィグモアホール、ロイヤルフェスティバルホール、マンチェスター橋上ホール、パリ・コルトホール、リバプールフィルハーモニックホール、武蔵野ホール、ローマ・パルコ・デラ・ムジカ公会堂などの主要ホールやシーズンで演奏している。 スカラ座フィルハーモニカ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ダラス交響楽団、RAI交響楽団などの一流オーケストラと共演。また、ロリン・マゼール、リッカルド・シャイー、ファビオ・ルイージ、チョン・ミョンフン、ダニエル・ハーディングらの指揮者と共演している。
2024.11.21
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♪ 歯科医師にマスク姿で口の中見られ力が入る菊門 全くの曇天。ほとんどフラットなグレー一色の空。東海地方は気温もフラットで、悪いなりに安定した一日になりそうだ。 せめてもの色付けに、膨らみかけたシャコバサボテンの小さな赤い蕾を飾っておきましょう。 谷川俊太郎さんが亡くなられた。92歳という大往生はさすがです。言葉の魔術師。日本語のダイナミックレンジを最大限に押し広げて、生き生きと展開して見せてくれた。 子どもが喜ぶ「ことばあそび」 谷川さんの偉業を書くのはおこがましいので、これだけにしておきます。 父の哲学者・谷川徹三は常滑市の出身で、鈴渓義塾の薫風を受けて育った偉人として、森田昭夫、平岩外四、岩田弐夫とともに常滑市の名誉市民となっている。94歳で亡くなっているので、息子の俊太郎は父をわずかに越えられなかった。それにしてもすごいものです。 今読んでいるこの本。高橋源一郎、長島有、中島たいこ、一青窈、竹西寛子、山崎ナオコーラ、川上弘美、との対談集で物書きがどういう思いで詩や小説を書いているのかを、短歌にとどまらずエッセイや評論、書評などもこなす、今や飛ぶ鳥落とす勢いで活躍している穂村弘との対談で、独自の論を交わし合うという2008年の対談集。 知らない作家もいるし、どうなのかなと思いつつ借りて来た。それが読んでみると何と面白いこと。面白いけど難解な内容もあってついて行けないところもあったりする。 こういう対談を文字起こししたものは、どうしてもその場の空気とか間合い、心の動きとか微妙な揺れのようなものなどが分からない。記号としてのフラットな文字の連なりなので、微妙なニュアンスが伝わってこない。 実際に会話している場では、息使いや間(ま)に現れる表情から、逡巡やもどかしさなどが伝わってくるでしょうが、それが無い。主語が抜けるし、阿吽の呼吸で進んでいくので、置いてけぼりを食らったような心持になる。 それでもいろいろ参考になることがいっぱいあって、とても面白く読んだ。 例えば山崎ナオコーラさんのエッセイに対して、穂村さんが「一見直球で言葉を投げているんだけど、直球のままでは言いたいことの伝わらないことを知っていて、だから近寄ってみると細かい変化がいっぱいついている」と。「それは山崎さんがプロだからできるわけで、たとえばネットでブログを着ている多くの人たちは、直球を投げようとすると本当にそのままの言葉になる」と。 山崎「文章は何を書いてもフィクションになる」「書く時は絶対、自分が"ほんとだ”と感じていることを書くようにしている」 穂村「フィクションかノンフィクションかかという分類が適用可能な領域は狭い。音楽や絵画では、フィクションもノンフィクションもない。具象画がノンフィクションで抽象画がフィクションということはないし、音楽だって同じ。 穂村「言葉自体に運動性があって、言葉が言葉を呼ぶ。一行目が二行目を、二行目が三行目を呼ぶ。エッセイの場合は、自分がその渦を巻いている運動性の中に、自分の過去の経験や世界観を持ってざぶざぶと入っていくような・・。」 川上弘美「最初思っても見なかったことを書いたり、予定していたものがいつの間にかみえなくなってしまったりして、初めて小説があらわれてくる」「最初から計算しているんじゃなくて、あ、この人とこの人は関係してたんだと気づくとか、途中でようやくわかってくる」 また、「違和感が詩を生む」「善意とか好意といったポジティブな感情から発せられた言葉は、それほど力を持たない」「今は詩的な言葉自体の息遣いが生き延びる余地がない酸欠状態」「世界がフラットになっているので、短歌もフラットになっている」「世界のシステム化による酸欠」など、いろいろ面白い話もあった。 とに角、目から鱗まではいかないにしても、おッ!と思うことが多くて、楽しく読ませてもらった。 それにしても穂村弘さんの読書量はハンパナイ感じ。古典から近代、現代も若い人のものまで幅が広い。上智大の文学部、それも英文科を出ているという秀才だから当然か。☆ 私はプロではないし、文章を書いてお金を稼ぐんてことはあり得ないこと。好きで勝手に好きなことを書いているに過ぎない。もし、好きなことを仕事になどしてしまうと、好きだということからどんどん遠ざかっていってしまうだろう。 「芸が身を助けることの不仕合わせ」なんてね。道楽で身につけたものを、生計のために役立てなければならないなんて、不幸なことだと思いますよ。 もっと面白い文章が書けたらなぁと思うことはあります。でもそれをやっていると、時間がかかって、毎日書くことなど無理にきまっている。日記の一部でもあるし、毎日書くから意味が有ると思っている私にとってそれはできない。 興味のあることが増えていく楽しみと、実際に文章を書く喜びが、読む人にとっても楽しいものであってほしいと思う。自己満足できる程度では終わらないようにしたいとも思っている。
2024.11.20
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♪ 一生の三分の一を寝(い)てつぶす罪に抗う青年だった冬支度 急に寒くなって、今朝は最低気温が7.4℃まで下がったようだ。ようやく冬が近づいていることを知らされている感じ。炬燵敷も新しいのを敷いて、準備万端。アランは朝から日の当たるベッドで、まったりしている。 最近はとてもよく眠れる。トイレに起きることもないし、夜中に目覚めたりすることもない。気候のせいだろうか、あるいは晩秋という季節のせいだろうか。 6時ごろに自然に目が覚め、さーっとカーテンを開ける。何と健康的なことでしょう。 眠りにつくと、まずノンレム睡眠に入る。最初深いノレム睡眠となり、しばらくするとレム睡眠に変わる。ワンセットが約90分で一晩に3~5回繰り返される。 一晩のうちで前半は深いノンレム睡眠が多く、後半なるにつれて浅いノンレム睡眠とレム睡眠が増えていく。最後はレム睡眠の時間が増えていって、目が覚める。 睡眠と覚醒のリズムには、脳や各臓器に備わっている体内時計(生体リズム)と、睡眠に関係する体内物質が複雑に関わり合っている。 慢性的な寝不足は血圧をあげ、高血圧になるリスクが高い。ノンレム睡眠中は副交感神経の働きが高まりリラックスして毛細血管が広がるため血圧は下がる。レム睡眠はその逆。問題なのは、ストレスや心配事などが原因でノンレム睡眠中に血圧が下がらないこと。睡眠時無呼吸症候群もダメ。 寝不足だと食欲が増す。グレリンという空腹ホルモンが増え、抑制するレプチンの分泌が減って食欲が増してしまうというわけ。たった1日徹夜をしただけでも起こるという。 また、睡眠中は脳のブドウ糖代謝が急激に落ちるため、血糖値も上がる。深いノンレム睡眠に入ると成長ホルモンが分泌されるが、これも血糖値を上げる原因になる。日中の血糖値に比べ20~30%も上昇することが分かっている。 就寝前に糖質の多いものを食べると血糖値を上げてしまい、糖尿病のリスクも高くなる。 胃酸の働きはノンレム睡眠では鈍くなり、睡眠の後半に増えるレム睡眠時にようやく働くようになる。そのため、寝る前に食べたものが消化されず胃もたれの原因になる。 また、胃酸の分泌は1日を通して、午後10時から午前2時の間がピークだという。胃酸分泌のピークに就寝すると、胃酸が逆流して逆流性食道炎になる可能性が高いという。 私が胸焼けや喉焼けで目を覚ますのは2時か3時ごろで、この説明からは外れているように見える。しかし、症状として出るのに時間差があるという事なのかもしれない。遅い時間にものを食べることはないし、酒も寝る前には飲まないようにしているが、それでもたまに症状が出る。 夜間頻尿は中途覚醒になり、寝不足や睡眠の質の低下にもなる。睡眠中に尿の量を減らす「パソプレッシン」というホルモンが睡眠の後半で分泌されるため、睡眠時間が短いと十分に分泌されず尿が作られてしまう。 睡眠中に腎臓が休めないため慢性腎臓病のリスクも高まる。 成長ホルモンは、深いノンレム睡眠中に最も分泌される。入眠からの2時間がゴールデンタイムで、筋肉や骨の合成に関わる物質「IGF-1」も同時に分泌される。また、筋肉の合成を促すテストステロン(男性ホルモン)はレム睡眠中に分泌が増加する。 一度壊れた筋肉が回復するには48~72時間ほどかかるが、その間の睡眠が重要になる。 睡眠不足で「コルチゾル」というホルモンがの分泌が促され、必要以上に分泌されると筋肉の分解が起こってしまう。5時間半の睡眠を2週間続けた人と、8時間半続けた人を比べると、5時間半の人の方が筋肉量の減少が6割も多かったという。 骨粗しょう症の原因にもなる。 また、睡眠不足によって免疫が下がると、白血球などの免疫系の細胞から分泌されるたんぱく質「サイトカイン」が活発化する。炎症性のサイトカインは、筋肉を委縮させ、骨の破壊を進めて骨密度が下がる原因になる。本来は細菌やウイルスをやっつけるものが、寝不足によって体内の一部で慢性炎症を起こし、うつ病の原因になるという説が提唱されているという。 深いノンレム睡眠は、認知症に関連する物質を取り除き、認知症予防に重要な役割を果たしている。「グリンパティックス」という作用が、アミロイドβやタウと呼ばれる異常なたんぱく質を脳外に洗い流すように排出するという。 しかし、アミロイドβは20年も前から蓄積が始まっている。歳をとってからでは手遅れで、現役世代のときから深いノンレム睡眠を心がけて老廃物を洗い流しておく必要があるという。「睡眠は最高のアンチエイジングⅡ」(西田昌規・早稲田大学睡眠研究所所長)より引用 日本人は、諸外国と比べて睡眠時間が足りていないことが知られている。特に30代から50代の現役世代が顕著らしい。7~8時間は必要らしい。個人差もあって一概には言えない。 起きた時に「よく眠れた」「よく休めた」と思え、日中も眠くならずに元気に活動で来ていれば「良い睡眠」が取れている証拠。 今朝の私は完璧な睡眠だったようだ。寝不足が苦手で、そんな時は頭が働かずなにもやる気も起こらない。 若い頃は、寝るのがもったいないという変な意識に囚われていて、12時前に寝たことがなかった。それで、いつも夕方になると頭が重く気分が悪くなる。それが寝不足ねせいだとは知らず、脳に問題があるんじゃないかとか思っていたことがあった。 それで、なんとも鬱陶しいので仕事場に置いてあったウィスキーなどを終業前に飲んだりしていた。 ぐっすり寝てそれが無い日に気づけばいいものを、ずいぶん経ってからようやくそれが寝不足だったことに気づいた。今思うと、睡眠というものに意識も向かず、関心も知識もなかったことでどれだけ損をしていたことか。
2024.11.19
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♪ 真実が暴露されゆく令和なり天のネットは疎にして洩らさず 兵庫県で知事選が行われていた昨日の午後の空。正義と悪、困惑と疑念が空に浮かんでいたような。 結果的には110万票あまりを獲得し、再選を果すという当然の結果となった。朝日新聞も似たようなものになっている。 県政への評価が高かったことからしても決してマスコミが言うようにSNSだけに偏って判断してはいないことがハッキリしている。 マスコミはSNSの情報に引っ張られてこういう結果になったという、お決まりの論調でお茶を濁している。立花孝志が立候補して政見放送で話したことや、街頭演説でも暴露していることには一切触れていない。 自社に都合のいい論調でまとめてしまうのは、NHKも同じだ。 最初に知事に出馬することになった経緯や、元知事の5期20年の負の遺産と戦って来た斎藤氏の政策によって、元知事や既得権益者との軋轢などを週刊現代がスクープしている。 この2回に渡る記事を読むとよく分かる。その1、その2 まあ、これから報道がどんな方向へ進展していくのかが見ものではある。立花孝志氏がどういう行動をするのか。政界からは足を引くと言っているので、ジャーナリストとして闇に明かりを灯すようなことをしていってくれると良いが・・。 立花氏は「まずは斎藤さんには『疑ってしまってごめんなさい』」と頭を下げ、「多くの人が、報道を信じて斎藤さんを疑ってしまったこと。僕は謝罪をしたかったんで、謝罪をするだけじゃなくて、ジャーナリストとして真実を伝えたい、というのがあって、その結果、斎藤さんを応援することになった。」と語っている。 民間・ReHacQ(リハック)が企画したの立候補者も討論会でも、公益通報の問題とか内部告発の問題について語っている。 彼が今回の立役者であることは確か。「NHKをぶっ壊す!」とNHK党を立ち上げて立候補したりしていることも、彼の正義感の現れだろう。「NHK党」基本理念 *私たちは公のために行動する。 *自由を守り自由度を高めるため行動する。 *正直者が馬鹿を見ない世の中を目指す。 *各自が実力を十分発揮出来る社会を目指す。 *多様性を尊重する。 *合理的な意見を尊重する。 *弱者や少数派でも幸せに暮らせる社会の実現を目指す。 *情報公開に努める。 *説明責任を果たす。 *人間は間違いを犯すものであるという前提に立つ。 *優秀な人材が国政に参加するよう働きかける。 *NHK党基本政策に合意する限り、NHK党構成員のその他の活動を拘束しない。 *企業、労働組合、団体などからの政治献金を受けず政党助成金等、税金を原資として活動する。
2024.11.18
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♪ 人の目を気にするよりもわが胸のささやくごとき声にしたがう きのはあまり腹が減らないようだったので、1日ファスティングをやった。水分補給は必要なので朝は牛乳を飲み、しばらくしてから珈琲を飲んだ。午後も珈琲を飲み、間を開けて麦茶なども。 大して腹も減らず、カミさんが食べているのを見ていても全く苦にならなかった。それで一日が過ぎ、いつものように11頃に就寝。 ところが未明の4時ごろになって、胃液が上がってきて胸焼けの症状。起きて麦茶を飲んだら収まったが、何も食べていないのに何故だろう。 多分、空腹に珈琲を飲んだのが良くなかったのだろう。元々ある逆流性食道炎症に刺激を与えてしまったらしい。酒はここ数日飲んでいないし、ストレスもない。原因は珈琲ぐらいしか考えられない。 今朝はさすがに腹ペコ。自然派styleのパン・ド・ミが美味しい。 今日は兵庫県の知事選挙。 斎藤元彦氏は見るからに悪いことをするような人には見えず、記者会見などで報道されている姿に違和感を感じていた。 昨日書いたように、まさかそれらが「でっち上げ」だったと知って、"ああやっぱり!” と。 あの無表情なストイックの塊のような姿が、若い頃の自分と重なって見える。自分も、狷介で信念を曲げず、言い訳もしない、不遜に見えていたかもしれない頑固もの。それで誤解もされたし、"怖そうで取っつきにくい” ともよく言われていた。 そんなこともあって他人事とは思えなかった。退職して再出馬するというので気になってはいたが、それ以降の報道がまったく無かった。 ネットニュースを見て、あれは彼を貶める陰謀だったと知り、さもありなんと手を叩いた次第。 マスコミが加担している以上、ニュースを見る気にもならず、朝日新聞に至っては購読を止めようかとさえ思っている。1年契約なので来年の9月までは我慢せねばならない。 大昔からある権力者の横暴。時代が変わっても絶対に無くならない。それどころかますます陰湿に巧妙になっていく。 トランプもイ―ロン・マスクも偽情報を出しまくって、まったく悪びれない。そのことを悪いと知っていながら支持する信奉者。また、「驕るもの久しからず」の格言がいつまでも通用するのかどうかもわからない。 今年は柿が豊作で、あちこちから「食べてください」と回ってくる。甘柿がメインだが、今回は渋柿をもらったのでさっそく剥いて北の軒下に吊るしてやった。 柿を干すときは日に当てない方が良いらしい。先日の甘柿は南の屋根の上に置いて日に当てたのは間違いだったようだ。カビが生えたりする恐れがあるらしい。 家の外から眺めていたら、国家という枠にぶら下がっている庶民の姿に見えて来た。
2024.11.17
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♪ 無知は罪 知らずに悪に手を染める従順なんて猫にはなくて 斎藤元兵庫県知事の諸々の疑惑は、まったくの「でっち上げ」だったことが判明。ネット上でしか報じられないこの国の闇と、悍ましい権力による大規模な陰謀が明らかになている。この動画をまず見てください!クリックでYouTubeへ 兵庫県の市民は大方そのことを知って、斎藤氏に投票するような動きになっています。 ネットニュースを見ない人やマスコミを全面的に信頼している人にとっては、まったくの出鱈目にしか思えない今回の暴露事件。 政界はもちろんのこと、財界から警察、報道機関、テレビなどのマスコミ関係、全てを巻き込んだ一大スキャンダルとなっている。 YouTubeでは「にっぽん応援団」が詳しく報道してます。ここにある動画を見れば実態が分かります。 NHK党の立花孝志氏がその内膜を知り、彼を応援するために知事選に出馬し、政見放送を使って暴露しています。県民局長が自殺したのは、斎藤元知事を追い落とすために告発したが、百条委員会に公務のパソコンにある不都合なデータ(10年間で10人との不倫等)が表に出ることになることを悲観してのことだった。この動画に事件のあらましが・・。(クリックでYuTubeへ) 発端は、前知事の7期に渡る悪政を改革しようとした斎藤氏に対する造反にある。多大な借金を是正するために新庁舎の建設計画をストップさせるなど、大鉈を振ったことでプライドを傷つけられ、既得権益に関わっている多くの組織が所属している団体ぐるみで、彼を追放するシナリオを書き、あのような報道騒ぎになったもの。 それにしても「日本のマスコミは酷い!」NHKも朝日新聞(どうやら朝日新聞系列も絡んでいるらしい)も。自民党などから圧力をかけられ、簡単に屈してしまっている。 武田邦彦氏も自身の番組でマスコミを糾弾している。クリックでYouTubeへ 今回のことで自民党はますます信用を落とすことになる。今回の陰謀の呼びかけに加担しなかったのは「共産党」と「れいわ新選組」だけだったとか。 マスコミに真実はない。嘘はつかないだけで、報道されずに隠されてていることがあまりにも多い。都合のいいことだけを取り上げて、後で面倒なことになりそうなものには手を出さない。忖度と他局と歩調を合わせての自己保身。 ここにある「にっぽん応援団」や「虎ノ門ニュース」などのネットニュースをチェックしてないと、騙されてもそのことすら気付かずに過ぎていってしまう。 「触らぬ神に祟りなし」的なスタンスで生きて行くことは、日本が戦争に突入していた時と同じになってしまう。 マスコミによって巧みに操作され、世論という姿に作り替えられた情報を鵜呑みにすることは、国家の犯罪に加担することになる恐れがある。 斎藤元彦氏はなかなか骨のある人物だと思う。言い訳をせずじっと耐えて、たった一人で都庁を追わて孤軍奮闘している。本当のあるべき県政をブレずに実行していく信念がある。 今回のことが政治と国民の意識を変えるきっかけとなるのは間違いない。 選挙が17日に行われる。ここまで表ざたになった以上斎藤候補が当選しないと、国民はバカにされたまま、悪者を図に乗らせ温床を広げることになる。 当選すればしたで、都庁には大変な状況が待ち構えている。マネジメント力が試されるし、同時に反勢力とも戦わなくてはならない。
2024.11.16
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♪ 我が祖先ホモ・エレクトス大陸を歩き歩きて我がDNA 歩くことの意味と重要性は根源的なところにあると思う。ホモ・エレクトスに始まった二足歩行が人としてのスタートであり、人としてのすべてがこの形態の中にあると言える。 歩くことが大前提として作られている人間が、歩かなくなれば当然そのことによる不都合や弊害が出てくるのは当たり前だ。 歩くことの素晴らしさを知っている私は、歩くのがが主体にさえなっている。車で行くという発想よりも歩く方へ心が動く。 どのくらい歩いているか、試しに日記にメモしてある歩数を集計してみた。 1日平均 約3,000歩/日 約2,580歩/㎞ 歩幅は速度によって変わるので、正確な距離を知るのは難しい。歩数計の設定は確か72㎝だったので、9万歩で64.8km。また一般的な基準の「1分=80m」をもとにすると、2時間をノンストップで歩くと9.6㎞になる。 1日平均にすると大した数じゃない。多くても週2~3回なのでこのぐらいの数になる。その時の気分任せなのでバラつきが多いのは仕方がない。健康が目的なら毎日まめに3,000歩ほど歩けばいいのだろうが、そういう意識はあまりないし多分続かないだろう。 調子が悪い時は5,000歩ほどで切り上げるが、最低でも7~8キロ、多くて10~14キロほど歩かないと気が済まない。時間にして2時間~2時間半ほど。季節の移ろいや、生物と自然の見せる変化を楽しみ、行き交う人と挨拶をかわし、犬と戯れて脳内ホルモンのオキシトシンを分泌し、幸せを感じて一日が心地いい。 そこそこの距離を歩かないと変化を楽しむことができないし、毎日同じ時間に同じ場所を歩いても面白くない。そのためにはただ歩くだけではなく、体幹のバランスや筋トレもそこそこやる。階段や坂を駆け上がったりもする。楽しいからやっているので苦にならない。 この本に書いてあることはコンテンツを見れば大体の想像はつく。このブログにも書いてあることが幾つもあるし、いつも誰かがどこかで言っていることばかり。1章 「病気の9割は歩くだけで治る」エビデンスが続々出てきた2章 実践編! 今日から歩こう3章 歩行が自殺大国ニッポンを救う4章 「本物の医療」を取り戻そう1 歩くだけで病気が治った人が続出している2 人が老いるには、3つの理由がある3 歩行で若返るカギはホルモンバランスにあり!4 遺伝子は歩行で変えられる5 若さの味方「テストステロン」が増える6 できそこないの男性ほど、歩行が大事7 朝の歩行が睡眠の質を上げる8 長寿は腸で決まる9 骨から長寿ホルモンが出ていた!10 痩せればすべて解決する11 「フレイル」に気づいたときが、はじめどき12 歩くことは全身の筋肉運動、関節運動だ13 「1日万歩」ではなく、「10分×3回」歩行14 めまい予防に効果的! 「階段」歩き15 要介護者は室内歩行をしよう16 「ながら歩き」には2種類ある17 「インターバル速歩」のススメ18 心が豊かになる「瞑想歩行」19 膝・腰が不安な人、肥満の人におすすめ! 「水中ウォーキング」20 お金をかけるべきは「靴」21 歩いていない時間をどう過ごすか22 日本人はもともと「うつ気質」23 もっとも有効な自殺対策は、休むことと歩くこと24 定年後の男性が危ない!25 元気のない男性を歩かせるには26 薬を飲めば飲むほど病気になる27 医療界全体が製薬マネーに汚染されている28 生活習慣病は、歩行と食事だけ29 医療は本来、療養アドバイザー30 平穏死を望むなら、歩くことから31 よく歩く人ほど、幸せに生き、幸せに死ねる 理屈が先にあると義務的な感じがして、面白くない。自分なりの目的なり目標があれば続けられる。まあ、楽しいと思えるまでは、続けられるように工夫する必要はあるでしょう。 そして絶対一人がいい。相手がいると束縛されるし、気まぐれ・自由にというわけにはいかなくなる。時間もコースも気分次第で、拘らないことが長続きのコツだと思います。 目的は何でもいいし、どんどん変わって行っても構わない。写真を撮るのも良い。その時々に目標を決めて撮って歩くのも楽しいものです。 私はブログにアップするという目的もあるしそれ自体を楽しみにしています。テーマを決めて「階段」ばかりを撮る。マンホールのふたなどの道路に設置してあるもの注目する。雲を撮る。植物を撮る、紅葉ばかりを撮る。野鳥や昆虫を撮る。 それも当たり前の撮り方ではない、独自の目線で撮ってみるのも長続きすることにつながるかも知れない。 遠くへ出かけなくても自然さえ残っているところなら、四季それぞれの変化と人とのかかわりによる変化も楽しめる。マインドの方も前向きにして・・。 移動スピードはあくまでもゆっくり。しかし、それにこだわる必要もない。気分に応じて緩急があってもいいし、速歩に挑戦するのもいいでしょう。「ナンバ歩き」をマスターするのもいいんじゃないでしょうか。 まあ、私がこんなことを言っていられるのもあと何年のことか。徐々に持久力が落ちていき、長い距離が歩けなくなるだろう。しかし、歩けるのに歩かなくなってしまうのは嫌だ。 モチベーションを維持するためには健康でいること。そのために歩くという、鶏が先か卵が先かみたいな話になる・・・。
2024.11.15
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♪ 甘党が二の足を踏むパテスリーちかごろ力士はあんこが主流今はそっぷ型は不利とあって、あんこ型が主流の相撲界。 週明けは北日本を中心とした西高東低の気圧配置に変わり、強い寒気が流れ込む。18日(月)の夜には、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下、12月上旬頃の強い寒気が東北付近まで流れ込むらしい。 大相撲が中日を迎える18日以降、ぐっと寒くなるという。優勝争いが白熱するのには、気も引き締まっていいんじゃないか。 相撲はあまり見なくなっていたが、今場所は何故か見る気になっている。この歴史ある興行には短歌の素材がたくさん転がっている。♪ 足の裏だけが許さる土俵にて土に触れざりて賜杯を掴む♪ 仁王立ち蹲踞の姿勢睨み合い立てば三秒すべてが勝負♪ 重ねての横綱不在星取りにやややや並びて角界ゆゆし♪ 鵜の喉をアユが落ちゆく勢いに鷲掴みする懸賞の束♪ 頭まで上がる四股踏む大仏のごとき面(おもて)の仁王なる阿炎♪ 須臾の間の速さと押しと右差しの阿炎に不覚の大の里関♪ 搗き立ての餅の胸もつ琴櫻どんと重たき四肢を踏み出す♪ 祖父に似る顔に秘めたるポテンシャル王鵬の背の丸み増しゆく♪ 連日の大入り満員大枚をはたき眼光東西南北♪ むらぎものこころ休まる呼び出しの部屋の掃除はまるく掃くべし 東北と北海道は日本海側を中心に平地でも雪が降り、北海道では積雪が急増するおそれもある。20日の東京の最高気温10℃前後の予想で、平年を大きく下回る。暖かかった後の冷え込みは余計に寒く感じるでしょう。 しかしそれも一時的なもので、連休を過ぎるころにはまた平年を上回るようになる。
2024.11.14
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♪ 小ネズミを捕えて喰ってしまいたるアランに残る野生を愛す河口湖からの富士山久し振りに快晴の富士山。少し雲があった方が私は好きです。 こっちも、かなり久し振りのアランの姿。 夜、私が風呂に入るまでの間、一緒にいてソファーに横になっていた。風呂に行くと決まってそこからいなくなる。風呂から出て2階へ上がると、カミさんのベッドにもおらず、どこにも姿がない。 布団へ入ってさあ寝ようかという夜中の11時すぎ。階下で何やら音がする。あああれはアランだ、またネズミを捕まえてきたのだろう。また逃げられて、どこかに隠れていても困るしなあ。 先日、キッチンの流しの横に50cmほどの空間にものが置いてある。そこをかたずけていたカミさんが、大量のネズミの糞を発見して大騒ぎしたことがある。 かなり以前のこと。逃げたネズミが棲みついていたことがあって、その時のものらしい。そんなことになっても困るので、気になって様子を見に行った。 ああやっぱり! 小さなネズミが、瀕死の状態で転がっている。風呂に入っている間に外へ出ていたらしい。この日はこの時間になっても眠くなかったらしい。 遊び疲れたのか、横になってネズミの様子を眺めている。死んでいるのか? 動かしたりして確かめてみる。ややあって、ピクっと動いた。まだ息はあるようだ。 起き上がって、再び遊び始めた。前足で、払って飛ばして追いかけて、また払って、を繰り返している。オモチャで遊ばせてもぜんぜん乗って来ない。"猫らしくないやつ” と思っているが、生きた獲物となれば話は違うらしい。 すぐに死んでそのまま放置することになるのだろう。トイレに行って出てきたところ・・ 何と! 食べ始めた。 むしゃむしゃというほどの嵩はない小さなネズミだ、食べ応えもないだろうに。 朝、見るとシッポさえ残っていなかった。よほど腹が減っていて美味かったか。 カミさんに顛末を話すと、「うへ~! 歯磨きしてやらないと」とか言っている。「だって、その口でぺろぺろされたら嫌じゃない」 いつも何かと世話を焼いているので、その距離がすごく近い。私なんかより余程親密に見える。 TVを見ていればその足の間に割り込んで顎を乗せてるし、夜は夜でベッドで一毎晩中一緒だ。 夕べ1時半ごろ、私のベッドの窓下に来て鳴いていた。エサが欲しい時に限って私のところにやって来る。"生エサ食べたばかりだろう、メンドクセイなぁ”。しばらく放っておくことにした。当然、カミさんの方へ行って鳴いている。 しかし、あやつは起きない。耳が遠いこともあるが、熟睡の時間とあらば聞こえるはずもない。再びやってきて鳴くので、入れてやらないわけにはいかない。 ベッドに乗って「何で入れてくれないー、早くエサくれよ~」と声を強くして訴えてくる。 俺はエサ専用の用務員か。♪ 本能を持って生きおる飼い猫のはかり知れない所業を許す♪ 一心にネズミに遊ぶ猫のいてわれら子供のころの日常
2024.11.13
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♪ 歩く距離伸びて齢に不思議あり紅葉する木未だせざる木 同時に4つの台風が存在するのは、2017年7月23日以来、7年ぶりのことで、11月としては統計開始以来、初めてだそうです。25号が日本の南海上に接近する見込みだが、影響は少なさそう。 今朝は7時半ごろにウォーキングに出た。風もなく穏やかな、やや雲の多い朝だ。 ちょうど小学生の登校時間でもあり、通学路は賑わっていたがパークロードを歩く人は少なかった。 最近、何故か以前よりも歩く距離が長くなっている。適当に切り上げて戻ってくるという事がない。佐布里池まで行くというのもけっこう心構えが要ったりする距離なのに、当たり前に足がそっちへ向いていく。 ここのところ長い距離を歩くことが多く、体も気分も慣れたというより、体と心が要求してくる感じ。少しじゃ満足しなくなっている。 この日も佐布里池「みどりと花のふれあい公園」にはコグニサイズの参加者が8人ほど集まっていた。準備運動などをしてこれから歩くところのようだ。ここまで車で来て、所定の時間そこら辺を適当に歩き回るのだろう。 芝生広場で遊ばせていた柴犬が、手綱を付けたまま走り始め、ダメ―!とか叫ぶ声が上がっている。私の座っているベンチの前を走って行こうするので、手を出して足止めしたところへ、飼い主の連れ合い追いかけてきて、手綱を踏んでなんとか捕まえた。ちょっかいだしたりして・・。柴犬の扱いは慣れている。 飼い主夫婦らがイヌと一緒にいるところへ。「可愛いねぇ! 息子も飼ってるんですよ」「幾つですか?」。「名前は?」。 高齢の夫人が「まだ1歳になったばかりで、元気なんです」。犬はひと時もじっとしていない。名前は「ももちゃん」というメスらしい。そんな会話をしていると、また手綱が外れて走り出す。今度は首輪のところが外れたらしい。 私があやしてちょっと隙を見せたところを、飼い主が首輪をつかんで確保。何で外れたんだろうと訝っている。2度も助けてもらったと、婦人が何度もお礼を言う。写真を撮らせてもらって、帰路へ。嵩上げのブロックにコバノランタナが良い具合に垂れている。 ナンキンハゼ サルスベリ「色狩り」と銘打ってこの時期に色づいた植物ばかりを撮ったことがある。 これもナンキンハゼだが、紅葉する前に実が爆ぜて中の白い種子がむき出しになっている。落葉しても残っていて、遠くから白い小さな花が咲いているように見える。 同じ木でも紅葉してるのとしてないのがある。木にも個性というものがあるらしい。 このトンネルを抜けて戻って来た。 およそ3時間。15,200歩あまりで、先日の太田川往復よりも遠い。 ナンキンハゼや他の樹々もあまり色づいていなかった。「色狩り」をしたのが10年前の11月26日という事を思えば、まだ次期が早いようだ。
2024.11.12
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♪ 蒼空に詩片の一つ移りゆく銀白の尾の一途なるかな 市の公共施設が集っているエリアの歩道。何かの工事の後、原状復帰したのでしょうがこれはアウトでしょう。「視覚障害者誘導用ブロック」が完全に抜け落ちている。視覚障害者が足裏の触感覚で認識できるように突起を表面につけたもので、視覚障害者を安全に誘導するための重要なもの。 「視覚障害者誘導用ブロック設置指針・同解説」や「道路の移動円滑化整備ガイドライン」に基づいて、各自治体の条例等にしたがって設置されることになっている。 ここにある「誘導ブロック」は「線状ブロック」とも呼ばれ、、視覚障害者がブロックの突起を足裏、あるいは白杖で確認しながら突起の方向にしたがって進むことができるように設置されている。三宅精一氏(Wikipediaより) 岡山県の発明家である三宅精一氏によって1965年(昭和40年)に考案され、今では約150カ国まで普及しているそうです。 三宅氏は私材を投じて自宅に「安全交通試験研究センター」の看板を立て、生涯をささげる決意をし、研究、普及に尽力したそうです。多大な苦労をし、病を推して尽力したものの、56歳で帰らぬ人となってしまった。 詳しくは、「HUFFPOST」"三宅精一さんをGoogleが称える。世界に広がった「点字ブロック」を生涯をかけて発明” をご覧ください。 市の公共施設のあるエリアのメイン道路にある歩道です。こんなことがなぜ起こるのか、まったくもって理解できない。作業指示書に記載されていなかったのでしょうが、そのことに疑問も持たず施行してしまい業者も問題だ。 業者はこういうものを設置するのには慣れているはずだし、知らない筈が無い。指定業者から外してもしかるべきでしょう。 改めて見てみると、道路の向こう側の点字ブロックはちゃんと嵌めてある。それなのに何故こちら側には設置しなかったのか。 このまま放置されることはないと思う。市の方に指摘する人もいるだろうし、市の職員だって気づくはずだ。もし直らないのなら、市の障碍者に対する姿勢が問われることになる。 以前、市役所東の交差点脇に工事で掘り返した歩道が、みっともない状態になっていたことがあった。ずいぶん経ってからようやく元に戻った。 単なる手順のずれなのかもしれないが、元へ戻るまでの期間が長かったので気になっていた。今回のはこれとは違う。 秋明菊がダメになってしまった今、わが狭庭に咲いているのはこれくらいなもの。 昨年、宮城野萩が大きくなりすぎたので株を小さくしたはずなのに、相変わらず大きくなって庭を占拠していた。その日陰になって陽も風も当たらず、秋明菊の根にカビが生える原因になった。10月12日 狭い庭に宮城野萩を植えたのが間違いだろうが、好きなのだからしょうがない。どんどん大きくなっている。 やはり塩ビ管を埋めてその中に植え替えた方が良さそうだ。直径25㎝では小さすぎると思って内径27×24の枠の中に植えてあるが大きすぎたようだ。根は横に張るので抑えられるはずなんだが・・
2024.11.11
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♪ えーとホラあいつアレラレそうそれよ吾とお前の老いしい生活 永六輔の「無名人語録」。ずいぶん長くやっていた。元々は「話の特集」が最初で、1995年に「週刊金曜日」に引き継がれ2012年の段階で45年にもなる。 私は「話の特集」に連載していた「芸人」「役者」「タレント」を単行本にした、「芸人その世界」「役者その世界」「タレントその世界」の3部作を買って愛読していた。その芸人や役者、タレントたちの破天荒な行状や悲しくも可笑しいエピソードが大好きだ。千冊の本と500人の芸(能)人から直接に取材した芸能界のエピソード集。巻末に参考資料(出典元)が列挙してある。1969年発行 今の時代、この本にあるエピソードを面白いとか興味深く思う人がどれくらいいるのだろうか。ペーソスと芸能史、示唆に富んだ逸話など、人間そのものの多様性と奥深さを感じることができる、素晴らしい本だ。 すでに「火垂るの墓・アメリカひじき」で直木賞を受賞していた野坂昭如が、「新しい文学が誕生した」と大絶賛している。 懇意にしていた大工の棟梁が作業場でいつも永六輔の「永六輔の誰かとどこかで」を聞いていて、彼の面白さとその懐の広い話に感心しているのを聞かされていた。それで「こんな本がありますよ」と、その3部作を持って行って、しばらく貸すつもりで置いてきた。 その後すっかり忘れていて、その本がどこへ行ったかもわからない。それが残でならない。その後、文庫化された「芸人その世界」を買って持っているが、やっぱり単行本で無けりゃ読みごたえがない。 図書館で「無名人のひとりごと」を借りてきて読んでいる。2008年から2012年の『週刊金曜日』「 『話の特集』無名人語録」から再構成・編集、加筆したもの。2013年発行 人の話を聞くという取材を続けてきて、喫茶店で背中合わせに座っている人や、汽車に乗って向こう側の席の人の声、言葉を盗み聞きしたりする「のぞき聞き」なんてことをしながら「老いしい生活」を楽しんできた。 2010年にパーキンソン病を患い、前立腺癌に罹り、入退院しながら相変わらず病室からラジオ出演などしたりしていた。 2016年7月肺炎のために東京都内の自宅にて83歳で死去したし、「永六輔」を知らない人も多くなってきていることでしょう。 ラジオ、テレビの黎明期に活躍した放送作家、作詞家、文筆家、舞台演出、ラジオのパーソナリティー、「中年御三家(小沢正一、野坂昭如、永六輔)」の武道館公演などなど、八面六臂の異星人。そんじょそこらの有名人、著名人とは存在そのものが違う(矢崎泰久)。 “旅の坊主”、“ラジオ屋”、“テレビ乞食”、“遊芸渡世人”、“男のおばあさん” などを自称し、角刈り頭と細長い顔で一世を風靡した「永ちゃん」。あの語り口が懐かしい。 中電「カテエネ」の家族のじかん応援プロジェクトからWチャンスなるものとして「句作ノート」が送られてきた。「俳句大賞」に応募した人へのプレゼントのようだ。 応募したこともすっかり忘れていたし、Wチャンスがあるなんてことも知らなかったので、驚いた。入選30句にも入らなかったようだが、俳句はまったくの素人なのでしょうがない。10冊もある。 とても使い勝手が良さそうで、短歌をメモルにも使えるので、こりゃぁいいものが手に入ったと喜んでいる。 夏井いつき選 *最優秀賞 父も兄も甥も大工の四日かな *優秀賞 愛犬の吐息落ち着く鰯雲 軽トラの夫婦旅行や望の月 案山子似の夫を立てて野良仕事 とまと好き小中高を無欠席 原爆忌足だけ見えるベビーカー
2024.11.10
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♪ まだ夏の名残の中を子(ね)へ向かい日の傾きて午(うま)へと帰る 街路樹の公孫樹がその実を、盛大に歩道に撒き散らしている。 うっかり踏みつけると、ピチピチっと音を立てて弾ける。しかし、それがほとんど匂わない。臭くて困るもののはずなのに靴に付いても苦にならない。ギンナンと呼ぶには粒が小さいし、食用にも向かない。そういう種類なのだろうか。 昨日は午後、中4日となってしまったウォーキングへ。5キロ先の茶房じゅんと三洋堂に用事もあった。 MHK全国短歌大会に応募したばかり。木下龍也さんの「あなたのための短歌集」を見てみたくて三洋堂へいくも、置いてなかった。しかたがないので久し振りにNHK短歌のテキストを購入。 短歌や俳句の本が並んでいるコーナーに地元東海市在住の歌人らしき人が出した歌集があった。 知らない名前だし、知名度のない人の歌集が書店に並ぶことなどほととんどないので、目を引いた。 歌を読んでみるとなかなかしっかりした、格調のある歌が並んでいる。かなり充実した内容で、歌集を出すに十分な技量のある人だと思った。 歌集はほとんどが自費出版で、高名な人たちの歌集は「砂子屋書房」とかから出版されている。昔、軽自動車1台分ほどのお金がかかると聞いていた。歌人の皆さんはそのお金のやりくり苦労しているとも聞く。 そんな状況の中で歌集を出して、それが書店で販売されている。しかも、小さいながらも販促の特別扱いされている。自費出版じゃないのかな? 帯に東海市在住とあり、短歌ブームという事もあっての特別扱い? 出版社が「東京図書出版」で、発売が「リフレ出版」とある。出版社からするとやはり自費出版のようだが、ISBNコードも付けられているので正式な出版物として流通するもの。 先日、短歌の会のリーダーと歌集の出版のことなどを話していたばかりでもあり、興味津々。調べてみる。 「東京図書出版」はやはり自費出版を扱う会社で、「宅配プリントOM」とは違って、全国紙(朝日または毎日)一面サンヤツに広告、全国の有名書店、紀伊國屋、ジュンク堂など大型書店に配本など、広告宣伝を効果的に実施しているのが特徴のようだ。 ● 発行から6ヵ月後に実売数を報告し、販売後売れ残ったものについては、著者にお引き取りいただく(無料)か、 当社にお任せいただくかお決めいただきます。 お引き取りは無料で、売れ残ったものを買っていただくようなことはございません。 お引き取りいただいたご本はご自身で販売することもできます。 ● 初版の印税は、発行時に、ご負担額から印税相当分を差引き、販売期間内に一定額以上の売上があった場合は超えた額の50%をお支払いします。 ● 増刷もふくめて著作権は著者に帰属します。 審査の結果、共同出版に採用されるとISBNコード・書籍JANコードを取得して、トーハン・日販などの取次をとおして書店で販売、アマゾンなどネット書店にも登録して購入できるようになる。実費を負担することになるものの、全国紙一面に広告、全国の有名書店や大型書店に配本するなど積極的な拡販、 国会図書館にも納本される。 印税は初版から支払われ、 売れ行きが好調で今後の販売も見込めそうな場合は、費用負担なしで増刷して印税が支払われる。 このことからすると、共同出版扱いとなって、このような販売のされ方になっているようだ。 因に価格はこんな風になっている。価格は、本のサイズや、内容(写真、図表、数式など)によって変動する。 〈共同出版〉の場合(書店流通出版)①編集・デザイン・校正・印刷・製本・流通(広告・宣伝)費用を含む概算です。②特に優秀な作品は、出版費用を減額します。③一般市販本と同等の高級な仕上りになります。④電子書籍をご希望の場合は対応します。 「玉井紀子」さん 1955年 飛騨白川郷に生まれで、1988年 作歌を始める。中日歌壇にて岡井隆氏に師事。2001年同人誌『短歌』に参加し、春日井建氏に師事。春日井建氏亡きあと『井泉』に参加(2004年から2010年まで)。 小さい出版社ながら良い歌集を多数出版している「書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)」。九州にあって「地方出版社の時代」を切り開いた出版社。社員全員が著者と“つながる”をモットーにしている出版社で、そこかから出版されるが最高の栄誉みたいな存在だ。それが理想でしょうけど、かなりのインパクトや話題性のある、中身の充実したものでないと無理でしょう。 この日は、手持ちのストール類を販売するのにあたって「茶房じゅん」のオーナーに相談するという目的もあった。 染色場を寝室に改造する計画があって、作品作りが出来なくなる。個展でやるには作品が足りないので、どなたかとタイアップしてジョイント展など出来ないものかと。今年には間に合わない。 「来年の11月の上旬、70代の女性の絵の展示があるので、その壁面の下の部分が使えるのでどうだろう」という提案があった。オーナーが好きな絵を描く人だと言うので、お願いすることに。 相変わらずスケジュールが一杯で、再来年の予定も入りつつあるらしい。丸1年先のことだが、1年なんてあっという間だ。来年はどんな年になるのか、全く見当がつかない。 野党とパーシャル連合する石破内閣の動向や、トランプ大統領の動向、異状気象のさらなる変化。そして身辺にもいろいろありそうな予感がしている。 午前中の風も収まった暖かい午後。大田川の浅瀬に、シラサギ、カワウ、アオサギが日を浴びていたし、鯉が泳ぐのが見えた。 16時閉店の店を出て、夕焼けを楽しみにして帰路へ。空は晴れているものの、肝心の日が沈む辺りには厚い雲がかかっていた。誰も拾わない花梨の実樫の実 立冬となって秋は過ぎ去る時期なのに、まだどこかに夏の名残を感じる夕ぐれ。この日は14,000歩ほど。
2024.11.09
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♪ 甘柿を干し柿にして食みたるは常陸の里の干し芋に似て 夕べは、今期初めて最低気温が10度を下回って4時ごろに8.6℃だった知多市。今は曇っているが昼頃には晴れて来るようだ。 一時的な冬型の気圧配置も緩んで、来週は再び暖かくなる。 西日本では夏日になるところもある様で、どうにも調子が狂う。通勤通学の人たちは服装に悩まされていることでしょう。 今年は例年とはだいぶ違うようで、全国的に「高温」で東・西日本太平洋側は「雨が多い」。冬が近づいているのに「10年に一度の高温」に注意を呼び掛ける、「高温に関する早期天候情報」が発表されている。「高温に関する早期天候情報」気象庁の地図上から各県の情報が見られます。 野菜の生育に悪影響を及ぼして、今からもう高騰しているようだ。冬野菜は高嶺の花。良くないのに高い白菜となれば、キムチは年内に漬けられないかもしれない。来年にずれ込んでしかも、あまり良い白菜が手に入らないということになりかねない。 干し柿が良い具合になっている。硬くて甘味がなかったものが、柔らかく(外側は硬い)とろとろとして甘い。 幾らでも食べられそうだが、干したのは10個足らず。 皮を剥くのも大変だし、ヘタの際でカットしてあるので吊るして干すことも出来ない。器の上に乗せて干してみても、どうなるか分からなかったので、大方は処分してしまった。 こんな火事で焼け残ったものみたいな、見てくれの悪いものを人に上げるわけにもいかないしねぇ。 1日1個づつ食べて、もう残り4つしかない。
2024.11.08
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♪ 本当はヒール演じているだけで庶民の味方と思うべらなり さあ大変だ。世界中がぐちゃぐちゃになる。アメリカ本国も、分断によって内乱が起こるかも知れない。 ──────→ 一面的な見方でしかない。本当は別の姿が隠れているかもしれない。★ カマラ・ハリスが負けた原因は、いろいろあるにしても最終的にはバイデンが、イスラエルの国際法違反のガザ攻撃・ジェノサイドを止められなかったこと。ネタニヤフ大統領を容認し何もせず、多数の人命が失われていること。中東を完全に敵に回してしまったことで、リベラルな無党派層に大きくマイナスが働いた。 ハリスは副大統領でありながら何も実績がなく説得力を欠き、現職であるがゆえにバイデンを批判できない弱みがあった。 大方の生活が苦しい人々の浮遊票は「人格なんかどうでもいい、生活を良くしてくれるんなら大歓迎だ」と割り切ってトランプ支持に投票したようだ。★ トランプの保護主義、孤立主義、単独主義。自国優先のご都合主義は、様々な面で苦境に立たされる国がでてくる。日本も例外ではなく、かなりの難問を突き付けられることは必至のこと。 最高権力者でありながら反対意見に押されて自説を曲げ、簡単に変節するような人が、このシタタカな、二重人格的な、自信過剰な、独裁的な男と対等に渡り合えるはずがない。 すでに選挙後の変節振りを報道で知った海外の要人から、軽んじられているだろうことは想像がつく。足元をみられて、いいように押し切られてしまうのが怖い。★ 最悪を想定して書くことにする ★ トランプは法を軽んじる。政権維持のためなら何でもするだろう。安倍元総理のように任期をのばしたり、プーチンのように2期までの任期を10年間維持できるように法律を変えようとする恐れもある。 プーチンや習近平のような独裁者として、君臨する像がどうしても浮かんでしまう。 それはロシアや中国を喜ばせることだし、反米国に対する強力なメッセージともなって、弱小国は逆らえなくなる。 MAGA(Make America Great America)の大合唱のもと、まるでトランプ教の教祖のごとく振る舞い、アメリカが得することだけを考えて行動するだろう。地球温暖化なんてお構いなしだ。 輸入品の関税を大幅に引き上げると豪語している。ドル高を嫌がっているのに物価上昇を伴って金利が上がり、円安ドル高に向かうのは目に見えている。国内では相反することも多々でてくるだろう。 自分が間違っていることなど絶対に認めず、人の意見も忠告も聞かず、突き進んでいく。齟齬や破綻も確執も何から何まで大鍋の中に放り込んで、ぐつぐつと煮詰めてしまえば、もう何が何だか分からなくなる。 周辺にはイエスマンばかりを据え、都合の悪い人材は追放して王国を築き上げることに躍起になるか。連邦政府の職員とか司法長官や検察官、裁判官だろうが、警察署長や税務署長だって意に添わなければ左遷や退職に追い込む恐れも・・。 精神病院の患者たちが医者になりすますという悍ましい映画があった。西部劇で、悪党が保安官事務所を占領してバッチを付けているような・・・そんな小さなイメージのグレートアメリカ。 国際協調などには興味がなく、石炭と石油を掘りまくり、国境には壁を巡らし、不法移民は追放し、交渉よりもディール(取引)を優先する。多国間の枠組みを嫌い、2国間だけで取引しようとする。 交渉の球を持っていなければ一方的に叩かれるばかりで、力関係だけで決まってしまう恐れがある。日本がまさにそれだ。 在日米軍駐留経費負担とか防衛費とかの負担を迫って来るだろう。 ウクライナ支援をどうするか。戦争は嫌いなようで、国内の武器製造企業との軋轢も生れよう。 共和党が上下両院の議会で過半数を獲得すれば、トランプに牛耳られてチェック機能は働かずやりたい放題になる。 トランプは物事を単純に割り切って判断する傾向があるようだ。言っている通りの減税、減税で財源を減らしてしまうと、2034年に年金の財源が枯渇すると言われていたものが3年早まってしまうという。 トランプが在職している間は減税で良い思いをするものの、リタイアしていなくなった時点で年金がもらえなくなるというパラドックス。 よその国のことより日本がどうなっていくのか。心許ない新首相の下で、だれがどうリーダーシップをとってやっていくのか。自信のない顔をした閣僚の顔を見ていると、世界の暴風に吹き飛ばされてしまうんじゃないかと心配になる。 せめてこの人は大丈夫、頼りになるという人が居ればいいが、それがどこにも見当たらない。★ 今日はこんな朝からスタートした。冬型の気圧配置で北からの風が強い。「立冬」の顔を立てたような付け刃的天候は、富士山に初冠雪のおまけつき。来週からはまた温くなる。 スカッと晴れた空のように "スキッとした男気” を見せてほしぜ、石破さん。出来るかできないかではなく、「するべきことをやるだけ」という、大谷翔平を見習ってほしいものです。
2024.11.07
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♪ いわし雲ほうき雲などしたがえてグループホームのごとき空あり ♪ 暖秋は寿命ののびる心地してコキア色づく里の夕ぐれ♪ 立冬と小雪のある霜月の暦に見える七五三の文字♪ チーズパン黄粉ミルクの定番は老化防止の気休めならん♪ 駅にある虐めのごときを階段を一段とばしに上がる快哉♪ 秋の日に風韻ありて五七五の素数に七七寄れば三十一(みそひと) 朝食にたんぱく質を摂った方がいいというので、最近はスライスチーズをパンに乗せ、牛乳にきな粉を入れて飲んでいる。 アルブミンの値が基準値より低く、総蛋白量も足りていない。アルブミンは血液に含まれるタンパク質の一種で、総タンパクの半分以上を占めているので、こういうことになっている。 肝臓機能が低下していてもアルブミンが低下するし腎臓が悪くても低下するので、栄養状態や肝臓・腎臓の健康状態を知る手がかりとなっている。 酒の飲みすぎで肝機能が低下しているのは間違いないようで、"長生きしたいなら” そっちを改善する方が先決だろうが・・。
2024.11.06
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♪ 移ろいは草木や虫の中にあり青き地球や狭庭は回る河口湖からの今朝の富士山頂いた見てくれは良いが美味しくなかった治郎柿。 干し柿にしてみようと、剥いてはみたものの天気が悪かった。しかし、ここへきて2日連続の好天。なんとかいい具合になりそうだ。甘柿で干す発想がなく、軸も枝も付いてないので吊るせない。 こんな風でもちゃんと干し柿が出来るのを知って、やってみようと。水分が抜けて当初よりは甘くなっているだろう。でももう少し干しておくことにする。 夕べは暖かかった。朝は車の屋根に夜露が降りていたが、7日は立冬だというのにまだ夏を引きずっている感じ。 西洋朝顔がこぼれ種から発芽して、二期作的な成長で日に日に蔓を伸ばしている。多分「マルバアサガオ」だろう。7月 サツマイモ族ヒルガオ科で、欧米で園芸植物化されたアサガオの近縁種。アサガオと比べると花や葉がやや小型で、種子も小型で、花も房咲きになり結実すると下に向く。花 のしおれる時間は早い。 和名のとおり、標準的な系統の葉は翼片のない心臓形をしている。低温期でも生育を続けるため、日本では長野県や北海道でよく栽培されている。これは耐寒性が強いというよりも、アサガオと比べまだ温帯地域に適応していないためだと考えられ、晩咲きの品種もある。 日本へは江戸初期に長崎に導入され、東浦塞牽牛花(かんぼちゃあさがお)、福岡では八つ房と呼ばれていたという。 花が咲くところまで行くのかどうか。今後の気温次第だろう。 まだ咲いているのがあるが、こちらは種ができていない。 根腐れを起こしていたシャコバサボテンは、嬉しいことに何とか元気を取り戻して、蕾をつけ始めたようだ。白花赤花 暖かいので昆虫も元気だ。黄色い蝶が飛んでいたし、トノサマバッタが萩にとまっていたり、蟷螂やオンブバッタもいる。 明日6日から日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、上空に今季一番の寒気が南下。 7日午前9時の上空1500メートル付近の寒気の予想では、平地に雪を降らせるレベルの寒気が、北海道や東北北部に南下し、平地も雪が降り積雪する所も。また、関東の標高の高い山でも初雪か。 6日から7日の立冬にかけてガクンと冷えて、日本海側で11月中旬から下旬並みの寒さになるらしい。風邪ひかないようにね!!8日も冷えて、最低気温が一桁になるところがある。
2024.11.05
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♪ 好天に歌詠みおれば丘上ゆなにか哀しきものの下り来る 昨日、雲一つない快晴。今年は、土日の天気が悪いことが多かったのでこの3連休の上天気は、子どものいる家庭では殊のほか有難いことでしょう。 私も久しぶりのスカッとした秋晴れの空を満喫するため、午前中にウォーキングへ出かけた。前日の雨で洗われた20℃ほどの快適な空気を、清涼な水を飲むような心持で味わって来た。 久し振りに旧常滑街道へ行ってみる。竹藪がつづく一帯へ差し掛かると何やら工事があるらしく、看板が立っている。 ああ、以前もこの反対側でやっていた、西知多産業道路の延伸と有料道路整備の一環の工事のためのものだ。 長浦JCTとその先に料金所が出来る。全体工事の中でこの区間が一番遅れている。左側に長浦JCTが出来る。右の植栽の間に出光のタンクが見える。写真中央を名鉄電車が通過している。高架で越えることになる。 野次馬根性で前回のようにこの地質調査の現場まで行ってみることに。この日は工事がないので誰もいない。 曲がりくねって急カーブもあり、下へ下へと続いている。かなり行ったところで、はたと途切れた。そこが終点なのだろう。 周りの竹が切られてスそこそこのペースが設けてある。ボーリングするための櫓を組むところだろうか、そこまでレールの設置ができたというところか。 急傾斜地用の「運搬用モノレール」で、戻る時にレールを数えてみたら65本繋いであった。1本が3mらしいので195mあったわけだ。 水鳥も亀も、久し振りの日光の気持ちよさを満喫しているようだった。ぜ~ぶ、ミシシッピーアカミミガメだ。西知多道路(長浦IC~常滑JCT)事業の進捗状況拡大します 埋蔵文化財が有ったりして、土地の買収も済んでいないようだし、試掘調査もやっている最中だ。 リニア新幹線による需要拡大を当て込んで、セントレアへのアクセスを拡大するために拡張工事。リニアは工事が大幅に遅れる状況で、開通は2027年から2034年以降にまでずれ込むことに。東海テレビ JR東海はかなりの痛手になる。オープンにこぎつけても採算がとれるかどうか・・。
2024.11.04
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♪ 驟雨去り聡明な空広がりて似非善人がガザを思いいる 良く降った雨が、夕方になって急速に晴れていった。まるで初めから決まっていたかのような劇的な変化。 17時ごろ、防犯灯が点いたように外が赤くなっているのに気づき、スマホを持って外の様子を見に出た。 写真を撮る時、市庁舎前にバスが3台スタンバイし案内係の女性がプラカードを持って立っているのが見えた。そうだこの日は、夏に台風10号の影響で中止になっていた第11回新舞子ビーチフェスティバルの代替イベントとして、「新舞子花火大会」が予定されていた日だ。 見に行く予定はなかったので詳しくは知らなかったが、「雨天決行」となっていたようだ。数日続いた雨にもブレることなく、準備は着々と進んでいたようだ。 かなり激しい雨が降っていたので、誰も花火が行われるなんて思ってもいない状況だった。 17:06。何という神の采配か、西の空に雲の切れ目が現れ、青空が顔を出し始めている。 開始時間は18時30分で、まだ1時間半ある。もう3-40分もすると空はしっかり青空に変わるだろう。2日ほど前に朝日新聞い記事が載ったくらいで、告知もあまりされてはいなかった。花火見学を予定した人がどのぐらいいたのだろうか。 いつもの台船からの海上花火はなく、地上から1800発を打ち上げるという。約30分間に縮小しての打ち上げなので、とにかく次から次へと休みなく打ちあがる。そりゃあどこの花火大会より見ごたえはがあっただろう。 適度に風(西北西の2m)もあり、煙でよく見えないということも少なかっただろうし、観たひとはさぞ満足したんじゃないだろうか。 行けばよかったなぁ。 工事が始まっている最後の宅地。掘下げられた基礎工事の場所に午後3時から4時ごろにかなり降ったその証のように、かなりの水が溜まっていた。 街灯の光を映して静かに佇んでいる。
2024.11.03
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♪ 円形の格闘エリアに真裸や角突き合わせいざ牙を剥け大相撲☆知多☆場所 巡業は、相撲道の普及、地域の活性化、青少年育成を目的として行われている。 この時期に大相撲のことを書くのもどうかとは思ったけれど、市の広報にチラシが入っていて興味が湧いた。10月に常滑市であったことを知って「へ~、常滑に巡業がくるんだ!」と感心していたこところだったので、「知多市にも来る!?」40年振りだってよ~。 今年の「巡業」は、常滑市(10月14日)の前に、東海市(10月10日)でも行われたらしい。 巡業スケジュール(令和6年)は、春巡業(4月に20日間)、夏巡業(8月に19日間)、秋巡業(10月に25日間)、冬巡業(12月に12日間)行われている。年間六場所ある大相撲の合間に、この過密なスケジュールが組まれている。 大相撲知多場所は三月場所(大阪)と五月場所(東京)の間の春巡業の一環だ。まったくメジャーリーグ顔負けの過密スケジュール。 野球と違って至近距離でぶつかり合い、66㎝の高さから150㎏以上の巨体が重なって落下したりする超過激なスポーツだ。ケガをしない方がおかしいくらいのもの。 力士はケガを予防するための休養も十分には与えられていないし、怪我を治す時間さえまともには取れない。 大相撲の「公傷制度」についてはこちらをご覧ください。 知多市は、来年、市政施行(1970年)55周年記念の年に当たるので、それに合わせて誘致したのかもしれない。 玉鷲が所属する片男波部屋のけいこ場が知多市長浦にあり、名古屋場所の期間中、けいこ場と宿舎が置かれている。その縁もあって、令和元年(2019年)から知多市の「ふるさと観光大使」を務めている。 モンゴル・ウランバートル出身の39歳。 平成16年(2004年)初土俵を踏んで以来20年、休まず土俵に立ち続けてきた。令和元年(2019年)初場所で初優勝し、令和4年(2022年)9月場所では歴代優勝力士の最年長記録(37歳10カ月)で2度目の優勝を果たしている。 今年の9月場所3日目で歴代新記録の通算連続出場1631回を達成し「角界の鉄人」として全国に名を轟かせている。これは凄いことだ。野球の衣笠よりも価値があるかも知れない。 今年3月に日本国籍を取得している。 巡業とはいってもチケット代は決して安くはない。興行の半年前から予約販売が始まるんだねえ。11月9日から17日まで、オンライン優先予約販売が始まる。会場の体育館でも11月9日から30日まで現地販売される。 体育館の中にパイプを組んで観客席を設け、土俵もゼロから作らなければならないし、多くの人が関わったている興行だけにかなりの経費が掛かる。 会場によってメニューは違うのかも知れないが、巡業の写真レポートを見るとさまざまな楽しいコーナーがあり、老若男女が楽しめるように工夫されているようだ。 地元で大相撲が見られることなど、今後もあるかどうか分からない。「土俵作り」を見学したいものだが、出来ないものだろうか。野次馬根性で出来ている私にとって、非常に興味のある案件なのだが・・。大相撲の土俵における配置図力士入場 力士入場https://www.sankairenzoku10cm.blue/entry/sumou-koneta-dohyou
2024.11.02
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♪ 東京に初を重ねて降臨する世界一球団の雄姿またれむドジャース、4年ぶり8度目の世界一に! MLBロサンゼルス・ドジャースが2024年ワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースを4勝1敗で下し、8回目の世界一。 エンゼルスから移籍した大谷翔平は、移籍1年目で悲願の世界一達成。チームメイトの山本由伸とともにチャンピオンリングを手にした。 エンジェルスで6年、ポストシーズンにも出られなかったのが、移籍1年でワールドチャンピオンに。大谷にとっては出来過ぎの1年だった。SPAIAより 通訳の横領事件、そして結婚。右腕手術のリハビリ中の選手でありながら、トンデモナイ活躍をした記念碑的な年となった。 大谷はレギュラーシーズンで打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁をマーク(歴史を塗り替える初の50-50、54-59という偉業)。三冠王にはわずかに届かなかったが、本塁打王と打点王の2冠に。 ポストシーズン16試合では61打数14安打の打率.230、3本塁打、10打点。 ワールドシリーズではジャッジと本塁打の打ち合いが期待されたが(二人とも調子を落とし)、19打数2安打と華々しい結果は残せなかった。第2戦で二盗を試みた際に左肩を亜脱臼しながらも第3戦以降も出場し、世界一への執念を見せつけた。 随所で得点に絡んでは雄たけびを上げ、チームを鼓舞し続けた。ジャッジにはそれがなかった。その執念にはジャッジも舌を巻いている。 チーム内に置いても、その明快でブレない態度が個々の選手に刺激を与え、いいチームワークを育んで、この結果を引き寄せたことは間違いない。 この試合、1回にジャッジが2ラン、チザムが連続本塁打を打ち、3回にはスタントンが本塁打を打って5-0とリード。 その後ジャッジがホームラン性の飛球を好捕したりで楽勝うムードだったが、5回にジャッジがライナー性の当たりを凡ミス落球、内野手の悪送球など守備でのミスが相次ぎ、この回に一挙5点を奪われる。 ジャッジはチームリーダでもありア・リーグのMVP、年間最優秀選手のW受賞している。勝ちムードだったものがジャッジのエラーから崩れ、最後は良いところなく負けてしまった。彼にとっては悲喜こもごも、複雑な心境だろう。この夜は眠れなかったんじゃないだろうか。 ジャッジの身長は201㎝もある。 あのジャイアント馬場は209㎝で、元巨人のピッチャーだった(いろいろあって、1軍では7イニングしか投げていない)。 2m以上もある人が野球をやっていることに驚く。今やMLBで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる大選手。因に、大谷の身長は193㎝、ダルビッシュ有が196㎝、イチローが180㎝。 ヤンキースはいわば "お行儀のいい伝統チーム” だ。髪も短いし紳士然としていて大人しい印象のチームだ。小笠原道大が入団して髭を剃らされた、ジャイアンツに似ている。 監督のアーロン・ブーンは2018年からヤンキースの監督を務めているプロ野球選手(三塁手)。2019年就任後の2シーズンでいずれも100勝以上を記録したMLB史上初の監督となっている。名将には違いない。 しかし、今回のドジャースのデーブ・ロバーツ監督の采配が勝っていた。この前のポストシーズンから、打順の入れ替えや投手起用など、悉く勝利に繋げてきていた。 昨日の試合でも1点リードの9回裏、その冴えわたる采配を発揮している。ピッチャーをトライネンからビューラーに替えたが、このビューラーは先発向きのピッチャーで、抑えの場面で起用されることはない選手。それをここへ持ってきて、きっちりと抑えて勝利を勝ち取っている。 解説者も、「この場面で緩いカーブを投げるのはとても勇気がいること」という、そのカーブを連投して三振に打ち取ている。 8回の裏でもトライネンが2塁打、四球で1死1・2塁のピンチを背負い、監督がマウンドへ。交代かと思いきや、ピッチャーにひとこと言っただけで戻って来た。その後、空振り三振で切り抜けている。 インタビューでそのシーンを問われた監督が、「目を見て、"行けるか?”と聞くと"いける”と言ったので任せた」と。 こういう時ピッチャーは「いける」と答えるに決まっている。その「声掛け」にの行動に含まれているものが重要で、お互いの「信頼という蜜」を味わうための儀式のようなもの。阿吽の呼吸で、まんまといい結果を引き寄せている。 選手も全員が誰一人手を抜くことなく一丸となっていた。そして監督も冴えわたっていた。 選手会長のいないドジャースにおいて、大谷は(自分から進んで)それに匹敵する立場に立っている。ロバート監督との信頼関係も抜群のようで、ナ・リーグ優勝のお祝いに大谷が「ベンツ」を贈ったりして、まったくもって楽しそうだ。 およそ5カ月後の来年年3月18、19日には、MLBオープニングの「ドジャース対シカゴ・カブス」の試合が東京ドームで開催される。山本投手や今永投手、鈴木選手と大谷選手が登場するという夢のような対戦が見られる。 日本てすごい!そう思う外国人も多いだろう。チケットが暴騰するのは目に見えているし、アメリカからも大勢のファンが押し寄せるだろう。 大谷の「二刀流」が復活する舞台となる可能性は高いという。そうなれば開幕戦で「二刀流」の大谷が今永と投げ合い、2戦目には山本と鈴木が直接対決。開幕シリーズのチケットが、空前の「プラチナペーパー」になることは避けられそうにない。 また、開幕戦とは別に、NPBチームとのオープン戦も2試合行う計画がある。プロ野球の榊原定征コミッショナーは「日本の選抜か、単独チームか、まだ決まっておりませんけど、候補としては「エスコンフィールド」でやろうか、といったような話が進んでいる」、北海道での開催案を示していたようだが・・・。 これまた凄いことになりそうだ。
2024.11.01
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♪ 大空にひらく多彩なページェント劇団「雲」に魅せられている もらった柿が美味しくないので「焼き柿」にして食べてみようと、さっそく試みた。見た目は美味しそうなんだけど・・。 へたの部分をカットして切り込みを入れてやる。甘みが少ないので砂糖(白砂糖がないので三温糖)を乗せた。トースターで15分ほど焼いてみたが、まだ硬いし美味しくもない。 それで、次はレンジで加熱してからオーブントースターで焼くことにした。電子レンジで750Wで2分加熱し、砂糖を乗せた。 ちゃんとしたオーブンじゃないので、途中で一旦停止して温度を下げ、また加熱するというのはどうにも具合が悪い。正味8分ぐらいだったかな。 加熱すると甘みが増すというが、もともと甘味の少ないものはそんなことをしてもダメのようだ。砂糖の甘味だけに頼ることになり、そうまでしても大して旨いものにはならなかった。 食べられるようにはなったものの、手間をかけただけの効果がない。柿は風邪の予防にもいいし栄養価も高い。捨てるのは勿体ないので、幾つか干し柿にしようと思う。 風邪も治ったことだし、前回のウォーキングから一週間も間が空いてしまっている。いい天気になったので夕方、足慣らしを兼ねてクラウドウォッチングに出かけた。 なんだか二層構造になっていて不穏な空だ。 南東の方角から椋鳥らしき群れが次々とやってくる。以前、近くの鉄塔に集まっていたことがあったが、最近はどこか違う場所に塒があるようだ。 昔、木曽三川の何処か忘れたが、ムクドリの大集団に出くわしたことがある。四方八方から群れとなって集まってくる何千羽、何万羽かの鳥。その様子は壮観そのもの。鳥はどうやってその情報交換をしているのか、不思議でならなかった。 南の海上には台風と前線があり、空は相変わらず不安定のまま。刻々と姿を変えていく。雲のない空なんてくそ真面目な人みたいで変わり映えせず、ちっとも面白くない。 空は人間社会をシンボライズしているごとく、いろいろあった方が面白い。 地平近くに雲が無ければ真っ赤な夕焼けが見られるがこの日は西の空に雲がかかって、まともに夕陽を見られなかった。 夕日に間に合うようにと速歩で名古屋港(横須賀)まで歩き、帰りも速歩で。最後はちょっと腿が疲れて、往復6,600歩ほど。 あとはLPレコードなど聴きながら、ちょっとアルコールを・・。
2024.10.31
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♪ 霜降の冷たき雨の上がりたる空に消えゆく感冒のかげ まだ鼻水や咳が少し出る。よく考えたら風を発症したのは月曜日で、今日で3日目となる。原因が日曜日に昼食した店のクーラーが聞き過ぎていたことにあって、その夜になんだか風邪を引きような予感がしていた。 それでつい、その日を1日目と数えていたが正確には月曜日なので、まだスッキリしないのも当然だ。 薬などは飲まない主義で、自然治癒力に任せている。今日は暖かい日になりそうなので、午後には生気を取り戻せそうだ。エッセー集 町田康などを読んで過ごせば風邪なんかどかにいっちまう。彼は相当な読書家らしく、小学5年生の時に「国盗り物語」を百回以上読んだという。彼の小説(文章)には色んな作家のエッセンスが入り混じっているように思う。司馬遼太郎、筒井康隆、坂口安吾、泉鏡花、浪曲、浄瑠璃などなど。 何かを表現するのに必要とあらば何でもする、常識破りを厭わない潔さ。その小説は頭の中を掻きまわし、台風が熱水と冷水を中和するごとくに読後の頭を爽快にしくれる。 友達が「今年は柿がたくさん生ってよう」といって、たくさんの次郎柿を持ってきてくれた。その重さ2.3㎏。しかし、食べてみたが甘みがない。色づいていないわけじゃないのでとるのが早すぎたわけでもなさそうだ。 甘柿なのに甘みがないのはどうしたわけか。やはり異常高温の気候のせいなのだろう。「米」は気温が高かった割に雨も多かったので、昨年と同じ水準の収穫量らしい。柿は昨年、裏年だったらしく不作だった。今年はたくさん生って当然だったのかも知れないが・・・。 大量の柿。美味しければ隣近所におすそ分けするのだが、どうにも気が進まない。 そこで思いついたのが「焼き柿」。レンジでチンして食べるのだ。リンゴのように焼けば甘みも増して旨くなるはず。 柿を加熱することで、アミノ酸のGABAは3倍!シトルリンは2倍も増加するそうだ。GABAはストレスを軽減したり血圧を下げることで特保認定されている成分だし、シトルリンは血管を拡張させ、血管をしなやかにしたり血流改善に役立つ、活力アップの成分だそうだ。 柿のタンニンは抗酸化作用や抗ウィルスなど、アンチエイジングや感染予防・がん予防に有効とか。ビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれ、美肌効果や免疫力を高めるのに役立つんだとか。「柿が赤くなると医者が青くなる」なんて言う言葉があって、柿の薬効は昔から知られていたようだ。管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン ①よく洗った柿のヘタ部分を切り落とす。 ②柿に切り込みを入れる。 ③アルミホイルにのせて、トースターや魚焼き機で15分焼いたら完成! ★バターをのせたり血流改善に有効なシナモンを振ると、美味しさと栄養の相乗効果に。 この柿の場合、あればハチミツを無ければサトウを振りかけると良さそうだ。 試して美味しければ、レシピを添えてお裾分けも出来る。いくら何でも自分一人で食べるわけにはいかない。「柿を食べ過ぎると胃に石ができる」 柿の渋みの主成分・シブオール(タンニンの一種)が胃の中で酸などと合わさり、周りの食物繊維などを巻き込んで石ができる病気で「柿胃石症」という。 その柿胃石が胃の出口をふさいだりすると、腹痛、膨満感、吐き気、嘔吐などの症状が出て、胃の中でできた石が腸に流れて詰まると、腸閉塞になる。 実際、義兄(80歳)が渋柿を日光に当てて渋を抜いたものを、連日、旨い旨いとパクパク食べてこの罠に落ちてしまった。糞詰まりで大変苦しんだ挙句、腸閉塞となって入院した。 大体1日1個か2個くらいが目安。年齢とともに胃酸の分泌が少なくなるので、高齢者はとくに注意が必要。 もし便秘になったら炭酸飲料の「コーラ」を飲むといいらしい。実際の医療現場で「コーラ療法」として柿胃石の治療に用いられているとか。コーラの成分の炭酸が石の中に入り込み、石がだんだん小さく溶けていく。数日様子を見て、痛みや症状が取れなければ内視鏡での処置が検討される。(中日新聞 LINKED通信)
2024.10.30
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♪ 文章を書く気にならずゆっくりと三十一文字に置きゆくことのは 久し振りに「風邪症候群」「感冒」「急性上気道炎」などと呼ばれるものに罹って、今日が3日目。3日目がピークのようなので、ようやく普通の人に戻れそうだ。 長々と文章を書く気にもならず、かと言って載せる写真もない。短歌を詠んでみようかなと、スッキリしない頭と体に相談し、ぼつぼつ指折り数えていくことにする。♪ 久々に風邪などひいて活動を止めてしまったなずきが重い♪ ぼんやりと呆けるごとくおる我とアランの日々が重なってくる♪ 液体の湧き出てくるを止められず鼻はティッシュを濡らしつづける♪ しわぶきに吐息かさねてその合間くっさめくっさめする午後3時♪ 七度三分たったこれだけ老人は意気も気力も削がれておりぬ♪ こんなものスキーに行けば治りしを思えば悔し青春杳か♪ 肺炎も経験してるこの年よ風邪をひくのも不思議じゃないか♪ 読書などする気にならぬ夜十時町田康なら読める気がする 寝室から眺める日没ごろの景色。特急電車が通り過ぎてゆくのを、自分が自分じゃないような、まったく機能しない頭で眺めていた。
2024.10.29
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♪ 一票の重さを言われ一人(いちにん)の軽さを思う開票速報「衆議院選挙」自・ 公明 過半数割る 予想通りの結果となった。私も希望した通りで、投票した人は当選し、政党も議席を伸ばした。 与党が過半数を割り込むのは、民主党政権が誕生した15年前の2009年以来。 NHK選挙サイトより転載させていただきます(2024年10月28日 7時43分)。すべてクリックで拡大できます。 「愛知8区」(半田市、常滑市、東海市、知多市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊)の結果 ★伴野115,282 伊藤95,844 古川20,799 伊藤は、比例代表の東海ブロックでかろうじて拾われた。 せっかく総理大臣になったのに、どさくさ紛れに解散なんかするもんだからこんなことになる。「たなぼた」の重みで底が抜けた重箱みたい。 「言語悉く不一致」ではどうしようもない。それにしても自民党最悪の状況の時によくもまあ総理になったものだ。 ばばクジを引いて、野党とのやり取りはもちろんのこと、党内の反目勢力とも戦わなくてはならない。宝塚のような迷宮で泥どろの足を引っ張り合っている。狸山の自称・大将たちが、俺が俺がと喚きたてて大騒ぎし、その挙句の体たらく。 骨粗しょう症に罹っているか、あるいは白アリに食われた竹材で出来ているようなもの。 あまり信頼できないし、信用も出来ない。★ 公明党は、石井啓一代表が落選。9月代表になったばかりで、比例選から埼玉14区に転出し、事実上の「落下傘候補」として選挙戦に臨んだがあえなく撃沈。「常勝関西」と呼ばれる大阪では4小選挙区で全敗した。 支持母体である創価学会は、池田大作死去の後、会員の高齢化もあって組織の弱体化が進んでいる。今、政治離れと同時に宗教離れも起きていて、安倍晋三元首相銃撃事件以降「日本の政治は特定宗教団体の強い影響下にあるのではないか」という疑念をいだく人も多い。 今回のこの代表落選は、公明党に依存することは難しくなっていることを物語っているように思う。他の野党(保守党、国民民主党、日本維新の会など)と連携あるいは連立していくようになるのかもしれない。 過半数割れになって、自民党は傍若無人なふるまいはできなくなるわけで、野党もしっかりとした政策協議に本腰を入れてほしいものだ。 野党同士もいつまでも反目しあっていないで、国民の目線で柔軟に歩み寄りながら大局的な仕事をしてもらいたい。国内は難問山積で、いつまでも自民党の瑕疵をとがめ続けるのは止めて、政策論議を活発化させてほしい。 もしかしそれが出来ないので、目先の相手の弱点を攻撃することで日銭を稼いでいるんじゃないだろう? 今の縦割り行政をいつまでも続けていては、世界から取り残されていくばかりだ。改革すべきことは山ほどある。「ぼけーッとしてるんじゃねえよ!!」ってチコちゃんに怒られるぜぇ。 3年連続で順位を落とし過去最低を更新している。「政府の効率性」などは42位。インデネシアやマレーシアよりも低い有様だ。
2024.10.28
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♪ 人工の自然の中に乾坤は日々に変化をしのばせてくる 10月も下旬ともなれば、天気が悪いとさすがに肌寒い。猫はソファーに乗るにも座布団を欲しがっている。 夕べのアラン。私の就寝と同時にベッドにやってきてた。そのままずっと一緒に寝ていたが、夜中の何時ごろか、急に布団の中に潜り込んで来た。 今は2枚重ねに出来る羽毛ふとんを1枚だけ使っている。ずっと17~18℃ほどあったようで、私も時々足を出したりしていたくらいだ。まさか潜り込んでくるとは。 ちょっと気温が高めだったので掛け布団をずらして、敷布団の上で寝るようにしてやったのが良くなかったようだ。 室内飼いのネコの幸せを保つための15のアドバイスを、米国の獣医学者であるAndrea Harvey氏とRichard Malik氏が挙げている。「ネコの幸せを保つ15のヒント」◆01:ネコ用トイレの猫砂はできれば土に近いタイプがいい。1日に2回は糞便や尿で汚れた砂をすくって捨て、トイレのトレーは1週間に1回交換する。 また、飼っているネコ1匹につき1個のネコ用トイレを設置した上で、さらに屋内の静かな場所にもう1つ余分なトイレを設置する。そして、一方のトイレは周囲を囲って見えないようにして、もう一方のトイレは囲いをなくして開放的にするなど、ネコがトイレをする場所に多様な選択肢があるといい。◆02:ネコが気に入っている毛づくろいブラシを使って定期的に毛づくろいする。マッサージのような心地よさをネコに提供できる。◆03:たまにはネコ用の生肉を使ったエサを与える。ネコがよく肉をかんで歯茎のマッサージになるほか、ネコの所有欲を満たすことができる。 一部のネコは生肉を食べる前に生肉を叩きつけ、まるで獲物を殺すような仕草も見せるとのこと。◆04:ネコは水平方向よりも垂直方向のスペースが重要。はしごやキャットタワーを設置する。ネコが冷蔵庫などの家具やタワーの上に登ることが可能な状態にする。◆05:ネコは窓から外を眺めることが好き。窓の近くまで近寄れるようにしておく。◆06:ネコは安全で隔離された複数の場所を好む。柔らかいブランケットの入ったネコ用のかまくらやバスケットを、さまざまな場所に設置する。できれば、それぞれのバスケットは高さが異なる位置にあるといい。◆07:ネコは暖かい場所を好む。ネコ用のバスケットを日当たりがいい場所に設置したり、ヒーターの近くに設置したりする。◆08:ネコの安全を確保する。窓にはネコが通過できない網戸をしっかりと設けて、2階以上の高さから落下してケガをしないようにする。また、ネコが勝手に外へ出ないように、ドアにはオートロック機能を付けておく。◆09:ネコ用の爪とぎタワーを用意する。ネコの「爪をとぎたい」という欲求を満たす。◆10:柵などで囲った遊び場所を庭などに設ける。室内飼いのネコが安全に屋外で運動できるようにする。◆11:一緒に飼うネコの数は1匹か2匹が好ましい。3匹以上のネコを一緒に飼うとケンカして健康上の問題が出る可能性があるため。1匹だと飼い主がいない時に寂しいため、できれば同じ親から生まれた2匹が理想的。◆12:ネコが楽しんで運動できるようにする。エクササイズ用の小さなボールなどを用意して一緒に遊ぶ。◆13:エサを食べる時の工夫が必要。野生での捕食行動を再現する「パズルフィーダー」を使い、エサを食べる際に楽しみを提供する。◆14:1日に数回はネコと一緒になって遊ぶ。飼いネコのために自分の時間を割いてやる。◆15:「ネコを楽しませるためのムービー」を見せてネコを楽しませる。鳥や魚などの映像を眺めることが好きなネコのため。 これら全部を満たす必要はないと思うが、大体みんなやられていることばかりでしょう。 ◆09は、我が家では手作りのキャットピラーを設けてあり、木登り、爪とぎ、筋トレ、ストレス発散などに役に立っている。 竹を切ってきて、木綿のロープを巻き付けてあるもので、それはそれは喜んでよじ登っている。 今、「猫は室内で飼いましょう」というのが社会のコンセンサスになっているようです。しかし、野良の保護猫はそうはいかない。どうしても外へ出たがるし、トイレも外でする方が好きだ。 我が家の今までの飼い猫すべて、捨て猫あるいは迷い猫なので外と内を自由に行き来できるようにしてあげるのが必須のこと。それが一番猫のためになる。 猫によっては自分で戸を開けて出入りするが、アランはそれが出来ないので、猫用出入り口が設けてある。 それなのに、夜中に2階の窓から「入れてくれ~」と鳴くのには閉口する。 真暗い中、この階段を上がって来るのが嫌なのだろう。 車のボンネットから屋根に乗り、そこから1階の庇へ乗り移ってくる。そして網戸に爪をたてながら鳴いている。変な時間に起こされるとその後、なかなか寝付かれずに困ったりする。
2024.10.27
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♪ あからひく朝にひろぐるたなごころ夢やぶりゆく選挙の連呼 「言葉果つるところに言葉が生まれる」それが歌だと人の言う。短歌詠みませ、歌うたいませ。 言葉には魂が宿るとよく言われます。言葉は単なる情報伝達のためだけのものではなく、精神性を伴って魂に訴えかけてくる。 それを使い捨てカイロのように消耗品のごとく扱っている。言葉を蔑ろにするものは、必ずそのしっぺ返しを受けることになる。 言い放って責任を足らない政治家は、何かあっても謝れば済むと思っている。最近の自民党をこんな魂の抜けた政党にしてしまったのは、安倍総理が実権を握ってからのこと。 指導的立場で見本であるべき最高指導者が、尊大な態度で言葉を自分の都合のいいように使いまわし、穢し蔑ろにした。 その結果、刃となってブーメランのように戻って来て、あの悍ましい末路。自分で自分を殺めたということ。 行動、精神、思考、思想すべてにおいて言葉がそれを司っている。全てが言語によって成り立っているし、言語を信じているからこそ人間が人間でいられる。言葉が持つ力は何よりも強い。 人間は思考する。言語があるからこそそれができる。思考を止めてしまえば言語も死に絶える。「思考と言語と生」は一体のものである。 言葉が時代によって変わっていくのは必然のことで、文化や生活そのものが変われば価値観も変わる。言葉も変わっていくのは当然のこと。だからと言って言葉を蔑ろに出来るはずがない。 言葉が弱くなり意味が薄くなるような世界は、もう人が住む環境ではなくなったと言える。「パンセ」が無くなれば、もう人とも呼べなくなる。「人間は一本の葦にすぎない。自然のうちで最もか弱いもの、しかしそれは考える葦だ。人間を押しつぶすのに宇宙全体が武装する必要はない。一吹きの蒸気、一滴の水だけで人間を殺すのには十分だ。しかし宇宙に押しつぶされようとも、人間は自分を殺すものよりさらに貴い。人間は自分が死ぬこと、宇宙が自分より優位にあることを知っているのだから。宇宙はそんなことは何も知らない。 こうして私たちの尊厳の根拠はすべて考えることのうちにある。私たちの頼みの綱はそこにあり、空間と時間のうちにはない。空間も時間も、私たちが満たすことはできないのだから。 だからよく考えるように努めよう。ここに道徳の原理がある。」台風21号予想進路22日の段階では、アメリカ環境予測センターだけがマークしていた。まさか発達してこうして日本に影響を及ぼすようになるとは。上陸するころには衰えて熱低になるようだが・・ 台風21号の北上前から本州付近には秋雨前線が停滞する予想。台風が北上した場合は台風と前線の雲がまとまるような形になって、広い範囲で雨が強まるおそれがある。台風の進路によって影響が大きく変化することになり、要注意のようです。
2024.10.26
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♪ 単身の勇気を思うながたびのとちゅうなりしや蜜をすう君「佐布里緑と花のふれあい公園」フジバカマ アサギマダラが1頭やって来ていた。 蝶は頭と数える。その理由には諸説あるようです。Wikipediaより 中4日空いていそいそとウォーキングへ。天気はどんよりしている。午後2時20分に家を出て、今回も佐布里池方面へ。パークロードへ出て、西の太陽に挨拶しようとするも・・ ハイテクとローテクが混ざり合う。 この日もコグニクラブの活動日だったらしい。フジバカマのある所に集まっていた。 運よくアサギマダラを見ることができた。 佐布里池を眺めつつ、橋を渡って池の裏側へ回る。先日歩いた散策路があの送電線の下にある。 遠く鈴鹿の山並みが見える。 オニグルミの実が生っていた。落ちている実は小さく、食用にはならないようだ。 朝倉団地まで戻ってきて、地域で可愛がっている猫がちょうど餌をもらう時間だったようだ。1匹は兄弟で1歳だという。もう一匹まだ来ていないが、母親がいるらしい。 ボランティアとして世話をしているご婦人は、家で飼う気にはならないけど可愛いので活動しているのだとか。 寿命は15年前後はあるので、団地は高齢化が進んでいるので後継者が問題になって来る。 この日、右の大殿筋に少し痛みがあったが歩いている内に治ってしまった。ごそごそとした中腰の作業で筋肉が凝っていたのだろう。そういう時は使った方が早く治るということを再認識した次第。 5時半ごろ帰着したので3時間の逍遥だ。歩数は16,600歩ほど。最初は疲れている感じがあったものの小さな坂も駆け上がったし、まあまあだ。 午前中に、元気がなくなっていた山紫陽花の鉢を何とかしようと思い、鉢の土替えを試みた。いざ抜いてみると・・。 案の定、カナブン系の幼虫がゾロドロと出て来た。その数、大合わせて小24匹。こいつらが根っこを喰い荒らしていたわけだ。 シュウメイギクも折角つぼみが出来て喜んでいたのに、萎んでしまった。こちらも何故か元気がない。こっちは地植えしてあるので問題は別にあるようだ。根元を見ると白いカビのようなものが見える。 なんだかわからないが、取りあえず掘り上げて消毒をし、新しい培養土を使って鉢に植え付けておいた。どうなることやら。
2024.10.25
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♪ 須臾の間の自己表現に見とれおる承認欲求は私にも有る精進湖からの富士山。久し振りに晴れて、端正な姿を無風の湖面に映している。 昨日は一日中曇りでどんよりとした空が広がっていた。夕方になってコンビニへ行こうと外に出ると、夕陽が雲を染めている。これを逃してなるものかと、急いでスマホを取りに戻る。雲フェチの私だ。久し振りの夕焼け写真が撮れると思うと嬉しくてしょうがない。 雲は案外少なくて、ちょっと拍子抜け。遠く西の空には積乱雲のようなのがモコモコと立ち上がっているのが僅かに見える。 タイミングが少し遅かったようで、夕焼け色が弱い。 目の覚めるような夕焼けでもなく何の変哲もない空だけれど、多様な姿を見せながら微妙に変化していく空を見ていると、なぜか心が満たされていく。 夕陽の見せる怪しき須臾(しゅゆ)の間。一日の、この瞬間だけの輝きでもある。 空がモノクロの世界に変わりはじめたので、その足でコンビニへ。目線や立ち位置を少し変えるだけで空の景色が変わる。 水のようにどんな状況にも柔軟に、雲のように自由にふわふわと生きて行きたい。 変幻自在、自由気ままに、"あんな風に生きていけたらなぁ" という思いがあって、それが雲を好きな理由なのかもしれない。 風が出てきたようでさざ波が立っている。もやがかかっているのか、空が白っぽい。 台風20号の影響もあって、スッキリしない日が続きそうだ。
2024.10.24
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♪ 高齢の有閑マダムと二時間の時を止めおる帆季カフェテラス 未明にかなりの雨が降った。相変わらず天気が不安定で秋らしい天気がやって来ない。 22日、九州では断続的に雨が降り続き、宮崎県では「線状降水帯」が発生し「記録的短時間大雨情報」の発表。明日23日の日中は近畿から北海道まで断続的に雨が降り、局地的に激しい雨や雷雨。風も強まり、荒天の恐れとなる。 この時期にまだこういう状況が生まれるのは、相変わらず気温が高く、水温も高い状態が続いているためらしい。海面水温北太平洋はまだ30℃もある。海面水温平年差日本近海は平年よりかなり高い。 まだ海は夏のままだ。水の温度は簡単には下がらないという性質のうえに、連日の高温で冬眠できない熊みたいになっている。台風20号発生ベンガル湾にはサイクロンが発生している。また、米国国立環境予測センターは台風21号の発生を予測している(大して発達はしない模様)。(クリック拡大) 20号もかなり複雑な動きをするようで、予測コースのラインが折り重なっている。南シナ海まで進んで向きを東に変え、その後温帯低気圧となって日本列島に影響を与える可能性がありそうだとの予測も。 昨日も用事があって短歌の会のリーダとHOKIカフェテラスで待ち合わせ。平日の2時ごろだというのに満席で、待たされるなんて思いもしなかった。30分ほど待っただろうか。席に着いて珈琲を飲み始めたところへ、彼の人もちょっと遅れてやって来た。高い位置に見慣れない、変わった配管が・・ ケーキを食べたいというので「ここのは大きいので食べきれないかもしれませんよ。先日、カミさんが友達ときてケーキを注文したのは良いが、食べきれなかったと言ってました。」 それでもいいと「マロンショートケーキ」1つ注文。 運ばれて来たのがやっぱり大きい。ウェーターに半分に切ってほしいと頼み、1つの皿に切り分けたものを持ってきたが、二人で食べるのでと皿をもう一枚持ってきてもらった。それで、切ったケーキの半分を皿に移すのがむずかしい。で、今度は「お皿に乗せてください」と調理場に持ちかえって乗せてもらったり・・。 “なんとも面倒な客だなぁ” と思われたことだろう。 医者の奥さんで何不自由なく育った有閑マダムに、「田舎町では何でも量が多くないとダメなんです。大きいことが良いことなんですよ」と説明する。 「そうなの?」とか言いながら、一応納得したようなしないような・・。 おしゃべりが始り、食べる暇もないくらいの話し好き。マロンクリームがたっぷり乗って美味しかったが、半分のケーキがなかなかなくならない。 私も栗が大好きなので美味しかったが、半分でちょうどいい量だ。 皿を下げに来たので、「やっぱり半分でちょうどよかったね。」「年寄りの私たちには大きすぎるけど、ここは若い人が多いのでその大きさが人気なんでしょう?」笑みを浮かべながら、「そうなんですよ。」と、さもありなんの返事。 馬場あきこ氏(1928年・昭和3年1月生まれ)とはとても気が合うらしく、性格もよく似ているようだ。「かりん」の裏話がしたいようだったが、本人も話すの少し気が引けたのか、なんとか自重。他にいくらでも話すことがある。私ともよく気が合うと思ってくれていて、普段話せないことが話せるのでとても楽しいらしい。 歌を始めるきっかけはひょんなことから、短歌研究会「さわらび」を立ち上げた高齢の女性(安藤さん)に "メンバーが足りないので名前だけでもいいから入会してほしい" と「かりん」に入会を頼まれたんだとか。それが50代で、短歌など全く興味がなかったというから面白い。 「さわらび」を受け継いでから以降、馬場あきこ氏の夫君「岩田正氏」が毎年1回の講演を続けてきて、氏が亡くなってからは馬場あきこ氏が来てくれていたらしい。そんな歴史のある短歌の会だがコロナ禍でそれも途絶えてしまい、今は高齢化もあり細々と続いている状態だ。 私も無口のくせに話し好きなので、貴重な話が聞けるので楽しくお相手をしている。高齢の有閑マダムと話しをする機会など過去にもなかったし、未来にも無いだろう。もちろん短歌についての話しもいろいろし、いい勉強になりました。 80過ぎと75歳の男女が喫茶店で2時間も喋っているというのは、ちょっと異常な風景かも知れない。 ふと周りを見るとお客はパラパラといる程度で、ずいぶん時間が経ったことを思わせる。結局この日も2時間、休みなく話していたことになる。
2024.10.23
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♪ 地味に咲く紫宝花の茎太くして花茎細かり石破新総理こんな具合でしか朝日が拝めないのがちょっと悲しい。これからどんどん左(北)へずれていくのでなお更だ。 空は見えるのに電線が張り巡らされてぶち壊し。電気で生かされているようなものだからしょうがないとはいえ、なんとも無粋なものだねぇ。 もしこれが、黄色や青や紫などのカラフルなケーブルだったどうだろう? 希望の色が選べたりしたら、それはそれで面白いかも知れない。 最近、あちこちを片付けていて、どんどんスッキリしていって楽しい。貧乏性の私は何でも取っておく悪い癖があって、木切れ板きれなどもけっこうため込んでいた。カミさんはその真逆の性格なので、ゴミ袋が一杯になっていく様子を見て喜んでいる。たぶん。 いろいろ捨てたので外の物置が随分すっきりした。もともとは玄関だったところで、北側だし通路に直に接する場所だったので東側に替えた。それで、格好の物入れスペースになったというわけ。 ここの柱は飾りもので取り外せるようになっている。部屋の改造工事の時は外しておくが、その後はどうするかはまだ決めていない。鉋をかけるときれいになるのだが・・。 日曜日に八幡地区だけのクリーンキャンペーンがあり、そのついでに通路の草取りもやった。裏の通路も朝顔の蔓を取っ払ってスッキリ。遠くにアランが。 宮城野萩の影で大きくなった紫宝花を切り戻し。咲いていた花を小さな花生け3つに飾っておいた。 金曜日に2万歩ほど歩き、日曜日はクリーンキャンペーン。庭木の手入れと通路の除草をし、きのうは物置の整理。臀部と腿裏の筋肉を使い少しばかり疲れた。夕方はボケーとして何もする気が起こらない。 そんな時に頭に浮かぶのはただ一つ、“酒だ!酒を飲むのだ!” と、頭に電気が灯った。まとめ買いした赤ワインが、まだ3本あるはず。イタリアワインの「ピエモンテ バルベーラ」DOC 2022年もの。ワイナリー:ウンベルト・フォーレ。 これが結構美味かった。「バルベーラ種は時に酸味が強いものが多くみられるが、このワインは甘味と酸味が綺麗なバランスで作られており、適度な渋みもあって、飲みごたえも感じさせてくれる使い勝手のよいワイン」との説明がある。 まったくその通りで、ミディアムボディで飲みやすく、1,000円台のテーブルワインとしては一級品に違いない。(Rakutenで1,487円+送料598円、ワインショップ・ソムリエ税込1,749円+送料330円)バルベーライタリアの北西に位置するピエモンテ州が原産と言われる黒ブドウ品種。安価なバルベーラは、地元ではデイリーワインとして愛されている。イタリア語のブドウ品種はほとんどが男性名詞であるのに対して、バルベーラは女性名詞で、珍しい存在とか。 ドジャースもメッツに勝ってワールドシリーズ進出を決めた。いい気分でスルスルーと喉に流れ込んでいって、気が付けば90%ほど飲んでしまっていた。 土曜日からヤンキースとの一騎打ちが始まる。
2024.10.22
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♪ ドジャースの大谷よりも国政の行方気になるはずの日曜 日曜日でもやっている期日前(不在者)投票。夕方近くになってふと思いついて、歩いて3分のところにある市庁舎へ投票に行って来た。 表玄関は締まっているので、夜間通用口(休日受付)へ。この時間は当然空いていて、私一人だった。 今回から、不在者投票することになった理由を選択して記入する必要がなくなっている。そりゃそうだ。 愛知8区は、小選挙区候補3人しか立候補しておらず、投票用紙をもらって迷うことなくササッと書いて即終了だ。選択の余地なし。比例区は前回と同じ政党へ入れた。8区の立候補者自民前職の伊藤忠彦(60)、共産新人の古川大暁(35)、立民前職の伴野豊(63)(中日新聞) 外に出ると、入り口に立っていた女性が声を掛けて来た。「NHKのものです、お時間を頂けませんか」。例の出口調査というやつらしい。「知多市でやるのは初めてですか?」「私も初めての経験です」「そうですね、少なくともこの場所でやるのははじめてです」。「今回はとても重要な選挙ですので、調査させていただいてます」。「出口調査の結果が間違っていたりすると大変ですので」・・・ かなりシビアな選挙になるだろう。マスコミ、報道機関もかなり神経質になっているようだ。 タブレットを差し出し「ペンタッチでお願いします」。「私は見るわけにいきませんので」と、画面を向けら、自分は横を向いている。 性別、年齢区分、投票した候補者名、投票した政党名、支持政党の有無、期待する政策、裏金問題を考慮したか否か、石破内閣を支持するか否か、年収、などを項目の中から選択する。 それが終わると反対側にいた女性が、「こちらもお願いします。共同通信です」と言って来た。こっちだけ断るのもどうかと思い、応じることに。 こちらはNHKよりも簡潔で、A4 用紙に質問事項がプリントしてある。該当する項目を指で差すとそれに○を付けていく。内緒も何も無くて記者に全てがあからさまだ。 投票場でも用紙を半分に折ったりはせず、監視員には見えていただろうが、見られたってかまわない。 別に隠すことでもないので、正直に答えてやった。質問事項も簡単で、性別、年齢区分、投票した候補者名、投票した政党名、支持政党の有無、裏金問題を考慮したか否かぐらいのもの。 選挙サンデーということで、朝日新聞もネットや電話で動向調査をしたらしい。その結果が、今朝の1面トップに掲載されていた。 現時点では、 ①自民党、公明党の与党は過半数(233議席)を維持できるか微妙な情勢で、自民は公示前の247議席から50議席程度減る見通し ②立憲民主党は公示前の98議席から大幅増 ③国民民主党、れいわ新選組に勢い――などの情勢となっている。 来週の日曜日。選挙開票速報が面白くなりそうで、とても楽しみだ。 MLBワールドシリーズの日程も確定していて、第1戦は日本時間10月26日(土)、第2戦が日本時間10月27日(日)となっている。27日は選挙投票日と同じ日だ。 どことどこが対戦するかによって、日本人の関心度合いが違ってくる。ア・リーグは、今日ドジャースが勝てばワールドシリーズ進出が決定する。ナ・リーグは、ヤンキースがすでにWS出場を決めている。今現在ドジャースが6:1でリードしている。WS出場はほぼ間違いないだろう。 因に、第三戦以降の日程は次の通り。 日本時間10月29日(火)第3戦 日本時間10月30日(水)第4戦 日本時間10月31日(木)第5戦 日本時間11月2日(土)第6戦 日本時間11月3日(日)第7戦 市役所前の欅などが間もなく紅葉する。一番いい季節だ。 60%の人が必ず選挙に行くと答えている今回の選挙。 今までの国民意識とはかなり違ってきている。 安穏とうまい汁を吸っていたパラサイトのような族は、痛い目に合わないとも限らない。いや、そうならなければいけない。 行楽よりもまず選挙。是非、期日前投票に行ってほしい。地域によって違いがあるのかも知れないが、毎日夜8時まで受け付けている。
2024.10.21
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♪ エサ台にはや山雀(やまがら)の来たる朝婆はいそいそ餌を乗せおり 18日、早くも山雀(やまがら)がエサ台にやって来た。 初めて来たのは2020年10月7日で、メダカの鉢に水浴びにきたもの。それから12月には四十雀やスズメたちと一緒にエサ台に乗るようになった。♪ やまがらの初の飛来は水浴びなり爺は水入りの器を用意 以降、毎年来るようになったが周りの環境が激変して、エサ台の位置も形も変わっている。 とは言っても大きな括りの中では、まだまだ自然が残っている。近辺には相変わらず野鳥がやってきているようだ。♪ 営巣の邪魔をしてくる雀らの好きな粟(あわ)稗(ひえ)やらずにおけず 今年の春まで、目の前の家の工事が行われていて、落ち着かなかった。それでもめげずにやって来ていた。 今年の1月31日 今年の2月9日 今は工事もすべて終わり落ち着いて、ようやく安心して来れるようになっている。やまがらのためにハゼの実も乗せてやった。 今朝は7時前からさっそく2羽の雀がやって来た。稲刈りもほぼ終わっているし、そのうち食べるものがなくなって大勢が押しかけてくるようになるだろう。 目白や尉鶲、四十雀も来るようになるだろう。 ただ問題は、緑地帯が無くなってしまう事。ほぼ決まっていることで、それがどんな風になるのかは分からない、その後のことはまったく想像がつかない。 この緑地帯は野鳥にとっても格好の隠れ場所であり、休息の場でもあるだろう。 現市庁舎の前にも大きな木がたくさん植えられている。これも無くなってしまうのだろう。 「北街区」には「沢山の木を、それもなるべく固めて植えるべきだ」と、設計室室長に私見を伝えてある。今現在、整備計画の具体的内容が固まったところだろう。果たしてどんなものになるのか。 来年4月には駅前の新庁舎工事が始まる(運用は2027年から)のと同時進行で、緑地帯をつぶして職員のための駐車場整備工事が行われることになる。
2024.10.20
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♪ しあわせを足で稼いで息災なりオキシトシンに感謝の一献 17日に名古屋や岐阜7地点で30度を超え、東海地方で30℃以上を観測した7地点は、観測史上最も遅い“真夏日”となった。名古屋で最も遅い真夏日は、30.1℃を観測した1961年10月17日で、それに並ぶ遅い記録となった。 一番いい季節の秋が来ない。秋がないなんて、ニンニクの入っていないペペロンチーノみたいなもの。落葉樹が多いがほとんど色づいていない。ナンキンハゼだけは色付き始めている。 そうは言っても自然界は日照時間で変化するものもあり、気付かないうちにも変わっていく。そんな自然の状態を確かめるためもあって、佐布里池までウォーキングに行って来た。 ①スタート 橋を渡って愛知用水の導水路へ入っていく場所があり、鎖がやってある脇に人が通っている跡があるので行ってみると、こんな誘導案内があった。佐布里池散策路だって、聞いたことがないが取りあえず行ってみることに。ちゃんと整備されている。旨そうなキノコしばらく行くと導水路に出た。右から来て、ここをぐるっとまわって、逆方向の左側を行くようになっている。ノコンギク向こう側の標識に「白沢分水口」とある。右に水路を見ながらゆく苔が美しい臭木に実が付いている。突然田んぼの稲が目に飛び込んで来た。橋があり「公団管理用道路のため一般の通行はできません」との注意書き。森と里の境界らしい。日陰の通路は苔むしている。どんぐりが落ち、森の中を歩いている実感が湧いてくる。 ここまで来て、見たことがある風景だと気が付いた。二年前に死んだピピを荼毘するために斎場へ行った帰り、歩いて戻ることにして入り込んだ道だと。特徴がある場所で見覚えがあるのだ。 その時とは逆のコースをたどっていることになる。その時は、今回の散策道の入り口とは違うところに出た。うすうす気づいてはいたがここへ出るまでは確信がなかった。 ここからは水路を離れて森の中を歩くことになる。鬱蒼として薄暗く、散策道とは言っても女性一人では歩く気はしないだろう。後で「佐布里池散策路」で検索しても案内するものなど一つもヒットしなかった。 二年前(2022年9月)は整備された直後だったのだろう。そのころの状況とはだいぶ違っていて、草が生い茂り木々の感じも幾分違う。その時の写真と見比べるとよく分かる。1、2の場所がこんな感じだった。池はほとんど見えなかった。 全体に明るい感じだったが、今はかなり暗い。蚊も多いし、ゆっくりノンビリ散策するには少し無理がある。 せっかく整備しても小まめに手を入れないと。佐布里池を活用しようという動きもあるので、今後を期待しよう。 ② ここからは森の中へ入っていく。123何の木だろう?畑がありフカフカの土に2匹分の獣の足跡。鹿はいないだろうから猪だろうか。雨の後だったのだろう。ミカン畑を見に来たのか?畑が有ればこんな場所もある。農家の人の車も通る。こちら側が佐布里池。要所要所に案内板がある。当然のように竹藪のもある。誰にも会わない。春から夏には、鶯、杜鵑、小綬鶏の声が木々や空に染み入るように鳴く。佐布里池がすぐそばに見える。とにかく変化に富んだ風景が楽しめる。鉄塔があり、高圧線の下を歩くことになる。電波中継塔まで蔓が這い上っている。 マラソンをやっている人が練習コースとして試走(2020年)して、写真入りで詳しい説明を書いている。 佐布里大橋から樹林帯、用水路をり抜け、南部の方へ一周してきたわけだが、自然界はまだ秋が遠いようだった。 岡田から佐布里に抜ける道に入り口があるが、その入り口が分かりにくい。この分岐点に看板が欲しい。右の細道を入っていく。 その奥が三叉路になっていて、一番左の狭い道に入っていく。あの鉄塔の下を歩いたことになる。国土地理院の地図。散策路がきちんと記されているし、送電線も分かる。 次回は池を一周できる車道に沿って、北側のコースを歩いてみようと思う。 この日は予定を大幅にオーバーして、20,000歩も歩いてしまった。その割には大して疲れも残っていない。とはいうものの、午前中がまるまる潰れるので今日の孫の運動会には行かなかった。ブログに写真が多い時は時間がかかるので、ちょっと無理。 「シェルティー?」と声を掛けたら、「ボーダーコリーです」と返って来た。賢そうな犬で、カメラを向けたらこっちを向いてポーズをとってくれた。朝倉団地のふれあい通りにある「十月桜」が満開だった。
2024.10.19
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♪ 突然に冬が来るらん蛞蝓の歯舌のごとく時を喰いおり 断捨離を兼ねて狭い押し入れを整理。 上の棚には大きな作品がまとめて保管してある。 嵌め込みパズルのような作業だったが、なんとか収まった。反対側の棚までは手が回らず、そのままになっている。 問題は染色場だ。いらない薬品類は試作の布などに吸わせるようにして燃えるゴミに出した。布もかなりあって、楽に処分できた。 人生の大部分を費やしてきたものだけに、まだ完全に手放す気になれないでいる。体験教室で楽しませてやりたいし、染めを頼まれたりすることもあって、心残りがないこともない。 二層式の洗濯機は脱水だけのために使っていたが、さすが外側の裾部分がボロボロになってきている。洗濯層の止水パッキンは完全にいかれているので、これも処分することになる。 設備投資と言うほどの費用は注ぎ込んでいないし、いずれ取っ払うだろうことを承知で作ってあるので、後悔することはないと思う。 十二分にやれたかというと多少の心残りはあるが、やるべきことはやったし、やりたかったことも出来た。あと5年で80歳の大台だ。その歳を超えてもやっている先輩はいるが、作品の質は決して高いとは言えない。「老いては騏驎も駑馬(どば)に劣る」という言葉もある。 “材料が残っていて、体力もまだあるので続けている” というのでは良い作品はできない。飽くなき追及をするのなら続けるべきだと思うが、そうでなければきっぱりとけじめをつけても良いと思う。 臨終間近の床にあってもデッサンの手を止めない画家とか、短歌を詠み続ける歌人もいるし、百歳を過ぎても彫刻のための材料をしっかり確保していた彫刻家もいる。 それだけの気概と天性の才能を持ち、ごく当然のごとく生き通す人は、やりたいことが山ほどあって活力にあふれ、こんこんとに湧き上がってくるのでしょう。天命との自覚の下に全精力を傾けるそれは、宿命でもあってあくまでも特別な存在だなのでしょう。
2024.10.17
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♪ 彗星の氷の帯を引きながら地球に秋のみじんをこぼす 翻訳家のセンスはさすがにするどいですね。 「ぬ」という語に感じる一種特別なイメージ。不気味な妖気や邪気が漂う言い、韻音の持っている不思議な魔力を楽しんでいる。 鵺(ぬえ)、ぬばたま。ぬめりや泥濘(ぬかるみ)、濡れ衣に抜き打ち。確かに油断がならない感じがする。 濡れ手に粟、ぬか喜びに糠に釘。ぬれ場、抜け穴、濡れネズミ。抜け毛、抜け駆け、抜け目なし。抜け落ち、ヌガー、沼、ヌード、盗人、糠蚊、ぬか喜び。 ぬうっと、抜かす、脱げ、盗む。ぬたうつ、額づく、脱ぎ捨てる。抜き差し、ぬくぬく、脱ぎ散らす。ぬけぬけ、ぬらぬら、塗りたくる。ぬっとり、ぬるぬる、ヌーベルバーグ。白膠木(ぬるで)、ヌンチャク、ぬれ落ち葉、ぬめぬめ、糠みそ、濡れ雑巾。 何か重い、暗い、ちょっと斜向きの、マイナスのイメージを持ったことばが多い。言葉を知ら知らなくても、聞いたり言ったりすると自然にそんなイメージが湧いてくる。 黒川伊保子氏は、言葉(50音)の持っているイメージを利用して、ネーミングや子どもの名づけをするサービスをしている。 語感(ことばのイメージ)をAIに理解させるための枠組みを追究する過程で、語感の特性を見つけて数値化している。人工知能(AI)の研究開発に従事し、人工知能エンジニアとして自然言語解析を研究してきた人ならではだ。 「あ」ならどういうイメージがあって、どういう風に感じるかを数値化しているわけだ。例えば「暖かい」が○点、「親しみやすい」が○点のように、透明感があるとか、軽い・重い、明るい・暗い、などいくつかの項目を設定して点数を付けるのでしょう(たぶん)。 このデータを自由に観られるように一般開放してくれればいいのに、企業秘密とばかりに抱え込んでしまっているのが残念だ。 黒川伊保子氏の「商品名と言語音に関する研究」 例えば k の音の場合、喉を硬く締め、強く息を出して喉をブレイクする。喉をブレイクスルーした息は、最速で口腔内を抜ける。最速で抜ける息は唾液と混じらないので、ことばの音の中で最も乾いている。したがって、k 音を発音する度に、発話者は硬さ、強さ、スピード感などの音象徴を体験しているという。 このように、子音、母音について発音の生理構造から音象徴を導いている。そして、それを基にブランド名や商品名の分析を行っている。 例えば新幹線の「ひかり(hi-ka-ri)」について次のような分析をしている。 先頭拍 hi の「早さ」の音象徴と、第二子音 k の「速さ」の音象徴が響き合い、「未来に向かって走る」スピード感が創生されている。さらに、第二拍 ka は輝きの音象徴も表し、ここでは k は 2 つの役割を担っていることになる。最後の子音 r は透明感を提供し、語尾母音の i も突き刺すようなスピード感を提供する。よって「ひかり」は、光のイメージそのものの印象を与えるとしている。 因に、怪獣の名前には濁音(ゴジラ、ガメラ、キングギドラ、ラドン、アンギラスなど)、菓子類の商品名にはパ行音(ポッキー、プリッツ、パナップ、プッチンプリン、パピコなど)が多く使われている。*おまけ 「趣向や体質の変換は7年周期」夫婦関係についても同じ、なんてことも言っている。 以前、ここに書いた翻訳家・東江一紀(あがりえかずき)氏も、とびっきりの言語感覚を持った人だった。 「ねみみにみにず」を書いた 越前敏弥氏は彼のことを、「文芸翻訳というのは、ようするにアナーキーな、フレキシブルな、非体系的な、臨床的な芸能だ。だから翻訳学校などでいくら熱心に勉強しても、それが承りの姿勢の学習である限りプロへの壁を乗り越えられない。教わった通りにきちんと訳すだけでは、商品としての訳文にはならない。至る所で臨機応変の処置、緊急避難、綱渡り的解決といったその場限りの力業が要求される。そういう局面でこそ、例えば、人生経験が生きて来る。読書の蓄えが生きて来る。性格のねじれが生きて来る。」と図抜けた翻訳家の本質を述べている。 文芸翻訳はかなり特殊な仕事で特殊な能力や資質が求められると、翻訳者を目指すものへのご宣託も・・。 ●外国語で書かれた文芸作品を精読・鑑賞しながらも、決してアカデミックな深みにはまらない原文読解力。 ●達意の文”芸“の名に値する文を綴りながらも、けっして自分の主張を盛り込まない日本語表現力。 ●性格のゆがみ、ねじれ、ひねくれ、いじけ、狷介さ、偏屈さ。へそ及びつむじの適度な曲折。 ●一日に何時間もずっと机の前に座って、頭脳系肉体労働に携わっていられる忍耐力。もしくは苦行を苦行として認識できない鈍感さ。 ●継続的な貧乏生活への適応力。もしくは、被虐嗜好(マゾッ気)。もしくは、低収入をものともしない財力。 私も日本語という言葉が好きで、毎日こうしてブログを書き、短歌を詠んだりしているわけです。 「言語明瞭 意味不明瞭」なんて言われた総理大臣がいましたが、日本語ほど多様な表現方法がある言語も珍しいのではないでしょうか。 オノマトペの豊富さと言ったら、そりゃぁもう日本の漫画に勝てるものは無いでしょう。副詞の豊富さ多様さも群を抜いているでしょうし、和製英語や短縮してやりとりする柔軟性とか、言語感覚が優れているとしか言いようがない。 そんなベースがあるのに言葉の中身がどんどん薄くなっている。政治家のことばのなんと薄くて軽いことか。
2024.10.16
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♪ 気温より日の短さをしるべとす太古の血潮の愛しくてならぬ 太田川まで往復ウォーキング。中4日空いたものの、暫くやっていなかった雑巾がけをしたり、スクワットをしっかりやったこともあってとても快調だった。3連休は暑いくらいの好天でこの日もけっこう暑く、午後3時頃に家を出た。 茶房じゅんに用事があった。16時の閉店にぎりぎり間に合った。店のサイトが春に更新して以降そのままになっている。17時閉店と16時閉店との2つのページがあり、戸惑ってしまう。 それを話すと、ボランティアでやってくれていた管理者の都合が悪くなり、そのままになっているとのこと。JIMDOので無料ホームページを使用している 間違ったページは店にとってマイナスでしかない。近々閉鎖することに。太田川駅前の「どんでん広場」休日で子供たちがチラこちらにたむろしていた。 都市公園コンクール設計部門(小規模)国土交通大臣賞を受賞した公園。「どんでん広場」の由来は、山車の前山の梶棒を担ぎ上げ、前輪を浮かせて山車を回転させる「どんでん」からきている。「大田まつり」では、艶やかな紙吹雪が舞う中、絢爛豪華に四台の山車が威勢よく廻る。 木々に囲まれた50m歩道や芝生広場、ベンチがあり、さまざまなイベントに活用される。 帆季カフェテラスへ立ち寄って一服し、5㎞の道を颯爽と歩いて帰る。雲が真っ赤に染まっていたが、ここに着く前に終わってしまった。 13,300歩ほどだったが全く疲れは感じなかった。普段から怠りなく体を使っていることが如何に大事か、歩きながら実感していた。 帆季カフェテラスからの遊歩道脇の民家に珍しい木が植わっている。葉を見てユーカリらしいことは分かるが、小さな実が鈴なりに生っている。こんなのを見るのは初めてだ。植えたときは可愛らしかったのだろう・・「ユーカリ・ポポラス」という品種らしい。 原産地はオーストラリア東部ビクトリア州・ニューサウスウェールズ州周辺。細い枝から互い違いに丸やハート型の葉を、垂らすようにしている姿が可愛いと、人気があるらしい。Hito Hana 6,600円 成木になるにつれ、葉は次第に楕円形に変化する特徴がある。葉は固く、厚紙のようなザラザラとした質感があり、強風にも負けない強さがあるという。成長が早く、原産地では30mほどにもなり、氷点下15℃程度にまで耐えるという。 ユーカリの緑の葉には精油(テルペン)が含まれ、アロマや薬として使われる。防虫・防カビ、消毒、かゆみ止め、リラックス効果など、多くの効果が期待でき、アロマディフューザーを使えば風邪予防やウイルス除去にもなるといわれる。 しかし、「青酸(シアン化水素、HCN)」という毒が含まれている。コアラは毒素を分解させる特別な腸を持つことで、他の動物と競合しなくすむように進化したらしい。 ユーカリ属の種の面白いところは、「ユーカリの精油による自然発火によって起きた山火事と、その後の雨の水によって発芽する」という性質。ユーカリ・ポポラスを発芽させるためには、一度フライパンで炒ったり、ライターなどで火に炙ったりする必要がある。
2024.10.15
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♪ 肚の底に 蟻が蠢く真夜中を 窓にかがやく月を見ている忍野富士気温9度くらいで、朝もやが麓を覆っている。 最近のアランはカミさんのベッドで寝るのがお決まりのようになっている。それが夕べは、私の就寝時から朝までずっと(途中いなくなったが再びやって来た)一緒に寝ていた。 カミさんが言うには、「こんばんはね、爺の方で寝てやってね」と言ったのを聞いてそうしているんだと。 昨日は、外出時以外は私のそばに寄って来て甘えていたことを考えると、ちょっと違うと。しかし、“自分の言っていることがちゃんと通じるんだ” と思い込んでいるカミさんは、耳を貸そうとしない。まあいいけど・・。 最近の若い人が建てた家はどの家も申し合わせたように庭がない。車に生活を占拠されていてもっとも重要な位置にあり、その他のものは駆逐されてしまっているという感じがする。 アランは、「昔はこんな風じゃなかったのになあ」と、アスファルトの道路に出るたびに嘆いているように見える。建築中の家2軒庭の側溝との境目。決まったようにレンガが敷き詰められている。ハウスメーカーが違っても、開発業者の意向に沿って統一されているようだ。 玄関前隣の家も同じような設えになるのだろう。 都会はアスファルト・ジャングルとか言われるが、この小さなエリアもそんな感じがしてしょうがない。 この土の部分すべてに家が建ち、微生物の宝庫である「土」という有機的なものが「皆無」になってしまった。 “本当の豊かとは何か” を考える余裕もその暇もなく、あくせくとして日々が過ぎていく。機械文明は機械が主人であるかのようにその位置を占め、人間は機械に奉仕しているように見える。 便利を享受するためには金が必要で、その金を稼ぐために、便利で得たはずの時間を費やしている。ご時世と言ってしまえばそれまでだが、生活の基盤に等価交換するものも無くその余地もない。 便利で快適であることが最大の価値基準であって、或るもののために我慢をするという発想の余地も余裕もない現代人。 複雑になり過ぎた社会を、正直にまじめに生きていくだけで精魂を使い果たしてしまう。「ぽつんと一軒家」が未だに続いていることを意外に思う。そう思っている人は多いんじゃないでしょうか。 驚きと憧れ、特別視と諦めとが複雑に絡み合いながら、ついつい観入ってしまう。 依存しないで生きられるというところに魅力を感じるし、これ以上の贅沢はないですからね。
2024.10.14
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♪ 妻の死をうべなうまでの長かりし時を絵筆に友は絵を描く精進湖からの富士山┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃ わが狭庭、夏の名残のスナップ写真。蝶豆がまだ咲いている車と同じ色のキバナコスモス猛暑に耐えたダンカンドラ桔梗あさがお西洋朝顔のこぼれ種から芽だ出ている今年はこの場所で秋明菊が咲いてくれそうだお祭り。山車の代わりの軽トラが通ってゆく 10月だというのにまだまだ夏を引きずっている。┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃
2024.10.13
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♪ 居合わせぬ こと幸いという時を今この時と思うこのごろ通路を塞ぐように伸びていたのでかなりカットした。 2024年10月11日「日本被団協」(日本原水爆被害者団体協議会)にノーベル平和賞を授与すると発表された。 核兵器のない世界を実現するための努力と核兵器が二度と使用されてはならないことを証言によって示してきたことが受賞理由となっている。 「日本被団協」の核兵器の本当の怖さを、世界に向けて必死に訴え、絶え間ぬ努力を続けてきたことを、世界が認めた瞬間と言えるでしょう。NHKニュース(NHK+は10/18(金) 午後7:57 まで)2017年にノーベル平和賞を受賞している ノーベル委員会は、「被爆者は、筆舌に尽くしがたいものを描写し、考えられないようなことに思いをいたし、核兵器によって引き起こされた理解が及ばない痛み、苦しみを理解する一助となった」とし、「今日、核兵器の使用に対する『タブー』が圧力を受けていることは憂慮すべきである」と懸念も示した。 そのうえで、「ノーベルのビジョンの核心は、献身的な個人が変化をもたらすことができるという信念。肉体的苦痛やつらい記憶にもかかわらず、平和への希望、関与をはぐくむために役立てることを選んだすべての被爆者をたたえたい」といたわった。また、「いつの日か、被爆者は歴史の証人ではなくなるだろう。ただ、日本の若い世代は被爆者の経験とメッセージを受け継いでいる。彼らは世界中の人々を鼓舞、教育している。人類の平和な未来の前提条件である、『核兵器のタブー』を維持する一助になっている」とたたえた。 今年新たに就任したノーベル委員会のヨルゲン・ワトネ・フリドネス委員長は朝日新聞の電話取材に、「何十年にもわたって声を上げ、体験を語ってきた被爆者、そして時間の経過とともに亡くなってしまった被爆者双方に対する授賞だ」と語り、「核兵器はロシア・ウクライナ戦争と、中東における紛争の両方に明確に関わっている。それだけではなく、我々人類全体にとっての課題だ」と訴えた。(朝日新聞)★ ★ ★ 日本のノーベル平和賞受賞は、1974年の佐藤栄作元首相以来50年ぶり。この受賞は非核三原則を公式表明し、核拡散防止条約に調印した核軍縮への努力などが評価されたもの。 しかし、ベトナム戦争を支持したり、米国の核の傘に依存する安全保障政策を推進したりしたことで、平和賞候補者としての適格性を疑問視する声も多かった。 今回の受賞はどこからも文句の付けようがない。プーチンや 金正恩などが核兵器の使用を示唆するような言動がある今、その本当の恐ろしさを世界に知らしめるためにも今このタイミングを逃してはならないという意味でも大きな意義がある。 過去の「ノーベル平和賞受賞者」は、基準が曖昧でその意義を疑われたりしている。歴代の受賞者を見れば確かにそう思わざるを得ないところがある。 先日(9月23日)に映画DVD「オッペンハイマー」を観たばかりで、あまりにも時期的タイミングが合っていて驚いた。ノーベル賞のことなど頭になかったし、ましてや原爆がノーベル平和賞と結びつくなんてことは考えても見なかった。 作ってしまうことになった背景などがよく分かったし、彼がそのことに苛まれていたのも事実。しかし、被爆者の実態を彼がどこまで知っていたのかは分からない。映画は曖昧な表現でお茶を濁しているからだ。 戦争はいつでも民間人を洗脳し、戦争を肯定的にとらえるように仕向けられるもの。真実は隠され都合のいい部分だけ知らされる。 昨今はSNSで偽情報が流され、情報は湯水のごとく溢れているのに何が真実かさえ分からない。 ノーベル賞の物理学賞は、AI(人工知能)の基礎、物理学の知見を生かして開発したことが評価された。 「人工ニューラルネットワークによる機械学習を可能にする基礎的発見と発明」人間の脳神経のつながりをまねたもので、物理学と生物学の理論を融合している。人工的な回路のつながりの強さを計算することで、脳の記憶の仕組みを再現できることを証明した。 さらに統計物理学の考えを導入して理論を拡張。深層学習(ディープラーニング)の技術につなげた。生成AI、素粒子の検出データの解析や天文学など物理の研究に貢献していることなどが評価された。ここからさらに発展させて人工ニューラルネットワークになっていった。 受賞者の一人ジェフリー・ヒント氏は、人間のコントロールを超える恐れも示唆していて「手に負えなくなる脅威がある」と懸念を述べている。 科学者は成功した暁に、その業績を後悔する時がくる。なんとまあ皮肉なことか。
2024.10.12
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♪ 過去となり遠ざかりゆくものすべてうつつの滓となりて美し 夕べ、深夜の2時半ごろか、ウギャギャ~!という猫の声が2階の隣の部屋で。ビックリして飛び起きた。 アランがよその外猫に追いかけられて、家の中に逃げ込んだのを追いかけて来たらしい。 電気をつける間もなくカミさんがベッドから降りた音に気付き、その瞬間にササーッと逃げて行った。逃げ足の速いこと。姿を見ることも出来なかった。アランはそこに居たが、すぐにあとを追うように階下へ。 私はもう収まったので下へは行かなかったが、カミさんは下へ降りてアランの無事を確認し、何やら声を掛けていた。 その後のアランは、別にオドオドしているわけでもなく普段と変わらない様子。いつものようにカミさんのベッドで寝て、朝方餌を欲しがっていたようだ。 私が起床して餌をやった後、2階のPCの部屋から外を歩いているのを見かけている。喧嘩というより、じゃれ合ったのがちょっと度を越したというようなものなのかもしれない。 以前から体に爪痕を残して帰って来ることもあるが、噛みつき合って深い傷を負うというようなことにはなっていない。 かなり前、顔に傷を負ってそれが化膿し大変だったこともあるが、その時のような狂暴なやつじゃないようだ。 22年8月 今頃になると猫は発情期を迎える。そうなるとオス同士の喧嘩が始まる。自分の子孫を残すための本能だ。しかし、オス猫は自分だけで発情することはなく、メスの発情に呼応するように発情するという。 この辺りにメス猫はおらず、その心配はなさそうだ。 もちろん去勢手術がしてあるが、それでも本能は抑えられない部分があるようで大喧嘩をすることがある。どうも今回の喧嘩らしきものは、発情したわけでもなく、オスの猫特有の縄張り争いが原因だろう。 お互いに同じようなタイプで、アランも同じようなことを先方にして困らせているかもしれない。 PCの前の私の膝の上に乗って来たが、すぐにどこかへ行ってしまった。どうやらまた外へ出て行ったらしい。 親子代々家の中で育った猫は外に出るのを嫌がるらしい。 我が家で飼ってきた5匹はすべて外猫の子を保護したもので、外へ出たくてしょうがない。トイレだって外でしたがるので、雨の日などは家の中でウロウロしている。 アランは以前の猫砂が嫌いであまり利用しなかったが、木の粉を原料にしたものに替えたらよくするようになった。それでもやっぱり外が良いらしい。 アランは今年9月で、保護してからまる5年になる。人間でいうと36歳前後だ。
2024.10.11
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♪ 昭和まで海辺であった別荘の寒露すがしや海が恋しい精進湖からの富士山。今朝は曇りがちで、スカッと晴れるのは明日以降になりそうだ。 昨日は久し振りに常滑まで行く用事があった。往路は電車で行って復路はウォーキングがてら歩いて帰る予定。 焼き物散歩道へ誘う招き猫通り。ここを歩いて通るのは数十年振りになる。ユニークな招き猫が並んでいて、思わず頬がゆるむ。とこなめ招き猫通り 自分もタイルになった気分で こちらの画像は全部拡大できます。大禅院の大いぶき榎戸井口川松並木榎戸海岸鬼崎港鈴鹿の山並み達者な足取りの老婦人。なかな追いつかない。保護猫メークインのメイちゃんこうして毎日散歩しているらしい蒲池港かなり暗くなったランニングする人の姿も見えない大野駅の手前で国道に出た昔の歯科医院がレストランになったところ大野駅 常滑屋で開催中の「岩田芳光 切り絵展」を見て驚いた。普通の切り絵と違って輪郭線がなくまるで絵画のようで、最初切り絵だとは思わなかった。2022年9月「ギャラリーcera」 明るい色から順に切り抜いて色紙を入れていくのだとか。独自のやり方にたどり着いたという、切り絵50年のキャリアのある人。 鉢植えの植物がアクセントに飾って有り、それがなかなか良かった。庭に自然に生えてきたものとかが多く、洒落た盆栽鉢に植えられている。植物が好きだというので気が合っていろいろ話が出来て楽しかった。 ギャラリー・オーナー伊藤さんに用事があったが、あいにく不在だった。 そこから大禅院へ行く。道を間違えて遠回りになったりしたが、知らないところを歩くのは面白く苦にならない。 住職の外山杲見さんは運よく在宅していた。私の衝立や梵字作品を引き取ってもらえないだろうかを相談。今年は宗派の役職(知立の遍照院?)を務めることになり、忙しかったらしい。年内にその取りまとめをしなければなないし、娘の結婚式をお寺ですることになり、寺の補修とか長男のための普請も考えている。法事も控えているとかでとにかく大忙し。 そこへ新しい要素を割り込ませるのは難しいという事になった。後日、連絡をもらうことに。私より2つ下。 何でもできる人。もともとは芸術家を志していた行動派で、紆余曲折の後、得度して住職になった。頼まれれば断れないという優しいお坊さんだだ。長年、保護司も務めている。 歩いて帰るにはちょっと時間が遅すぎた。榎戸海岸に着いたのが「17:17」。すでに太陽は空を染め始めていた。海岸通りをしばらく歩く内に日が暮れてしまう。しかたがないので大野まで歩いてそこから電車で帰ることに。国道へ出たのが「18:03」だ。 暗い国道を歩いていて昔この道を真夜中にヒッチハイクしたのを思い出した。 名古屋で飲んでいて、終電1本前の特急に乗り太田川で最終電車に乗り換える予定だった。眠ってしまい、気付けば太田川を通過していた。常滑まで運ばれて上りの電車はもう無いという状況。 その何年か前、放浪の旅で散々ヒッチハイクをしていて、どうすれば車が止まってくれるかを熟知している。旅から帰ってからも何かあればヒッチハイクしていた。 この時もわりと呑気に「ヒッチでもするか」と、深夜の国道へ。運よく止まってくれる車があった。上司を送った帰りとかで、話し相手が欲しかったのかもしれない。家のすぐ近くまで乗ることができた。 この年になってさすがにヒッチハイクをする発想は浮かばなかったが、やってみればよかったかな。 なんだかんだで18,300歩ほど歩いたことになる。暗くならなければ朝倉の家まで残り8㎞ほどでトータル20㎞弱だ、歩き通せただろうと思う。 大野から一部特別の特急で10分で着いてしまった。家のそばまで来て、コンビニに立ち寄って缶ビールを買って出たところで雨が降って来た。もし、歩いていれば濡れるところだった。
2024.10.10
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♪ 透明になりたる人よ影もなく時間のなかにとり残こされて 袴田巌さんの無罪が確定。 日本弁護士連合会が、オフィシャルサイトに事件の概要を詳しく載せている。 1960年代に死刑を宣告されてから50年以上が経過してからの無罪。日本では再審はまれで、刑事裁判の99%は有罪となる。日本がこれほど高い有罪率を維持できているのは、自白を重視しているため。 日本では無罪判決が出た場合、検察官のキャリアに大きな傷が付く可能性があるという。1957年の写真。袴田さんは短期間プロボクサーとして活動していた/Hideko Hakamata これは氷山の一角でしかない。警察官、検察官の自己中心、保身、出世などのために今までどれだけの人が冤罪で無実の罪を着せられてきたか。日テレNEWS 「これは「犯罪」と言うべきものでしょう。人を貶めて死刑にしようとした人達は、準殺人罪として処罰されるべきでしょう。」そんな嫌疑を逃れるために裁判を伸ばし、年月をかけることで罪を逃れようとしてきたとも考えられる。 身内に甘く庇護さえしてしまう日本の組織。警察も検察も同じ習性・価値観を持っている限り、今後も司法の場での犯罪は無くならないでしょう。 平気で人殺しをする戦争と同じように、正義と言う名のもとで人権を無視することに疑問を抱かなくなる。権力が人を変えるということの恐ろしさ。 主要7カ国(G7)で死刑を維持している国は、米国以外では日本のみ。 日本の死刑囚は通常、独房に勾留され、外界との接触を制限される。死刑執行はほとんど、あるいは全く予告なく「秘密に包まれた状態」で行われ、家族や弁護士への通知は執行後になることが多い。 袴田さんは10年前に釈放されるまで、いつ死刑執行されるのかを恐々として過ごしてきた、その精神的苦痛は測り知れない。 約47年7か月拘束された袴田さん。刑事補償法によって(刑事事件で身柄を拘束され無罪が確定した場合)、拘束期間1日あたり1000~1万2500円を補償するという規定がある。 請求を受けた裁判所が、精神上の苦痛や、警察、検察の過失の有無なども考慮して補償額を決めることになっているという。 補償金は最大で2億円を超える見通しといわれるが、そんなもんじゃ追い付かないでしょう。あまりにも無慈悲だし、社会的な影響を考えれば “最低でも2倍はあって” しかるべきでしょう。 また一つ、日本の国家中枢が世界中でいかに野蛮で遅れているかを見せつける結果となった。 表では無くなったはずの、インドのカースト制度やアメリカの人種差別が未だに存在するように、日本ではいまだに男尊女卑がまかり通っている。 男女格差が世界の中でも著しく、女性の議会進出は(衆議院女性議員比率)は186か国中164位と、先進国のみならず後進国にも及ばない。諸外国の国会議員に占める女性割合の推移内閣府男女共同参画局 クリックで拡大ジェンダー・ギャップ指数( 2020年)は153か国中121位。スイスの非営利財団「世界経済フォーラム」(ダボス会議)が公表。男性に対する女性の割合を示しており、0が完全不平等、1が完全平等。「教育」と「健康」の値は世界トップクラスだが、「政治」と「経済」の値が低い。 経済(115位)、教育(91位)、健康(40位)、政治(144位)
2024.10.09
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♪ デュードニーの分割のごと変節し壷中天なぞ思いいるらん たまたま見ていたEテレの秋山仁先生の番組。面白いのをやっていて目を引かれたが、ボーっとしていたこともあって何の番組か分からなかった。数学を教える番組のようで、立方体に描いた絵が、展開すると面白い図形に変身するというものをやていた。 そこに最初に出て来た「三角形を4分割すると、正方形に変身する」というものがあった。その図形をどうやって作るのかの説明はなく、接点の角をハトメとか兆番で繋いだものを展開して逆転させると見事にピッタリと嵌るものをみせていた。 それが面白く、自分でも作ってみたくなった。 デュードニーの分割と言うものらしい。変身対 1907年に「カンタベリー・パズル(The Canterbury Puzzles)」というパズルを主題とした本が、イギリスのヘンリー・アーネスト・デュードニー(Henry Ernest Dudeney、1857~1930)によって著されました。14世紀の詩人ジェフリー・チョーサーによって書かれた『カンタベリー物語』の登場人物が互いにパズルを出題し合うという内容ですが、単なるとんちの利いたものから高度な数学に関連したものまで、114問の様々なパズルが紹介されていました。 その中の、第26問「小雑貨の行商人パズル」(The Haberdasher'sPuzzle)は、「正三角形を4つの断片に切り分け、裏返すことなく組み合わせて正方形を作れ」、という問題でした。答は上の図1。 その後、この問題は世界中に広く知れわたることになり、パズル愛好家や幾何学者の探究心をくすぐり続けてきました。デュードニーは、この問題の解として与えた分割法をどうやって見つけたのか、その思考過程を明かさなかったため、永遠の謎となりました。 この問題は、カンタベリー・パズルが出版される以前の1905年2月にデイリー・メイル紙に掲載され、数百の解答が寄せられましたが、正解はひとつもありませんでした。 この問題を解くために、永らくタイル貼り(平面充填)が可能な図形の考察が行われていました。敷き詰めによる分割方法 その後、別の解釈が発見されました。その説明は秋山仁先生の「なるほど納得ゼミナール」をご覧ください。作ってみた。 外側の接点をつないで、開いて反対側に回転させるとピッタリ嵌るという「ハトメ返し」の特徴を持っている。デュードニーが女王陛下の前で披露した。 この制作図は私の頭では到底解明できない。あるサイトで詳しく解説してあったのでそれを参考にしました。 この作図を敷き詰めによる分割法に当てはめてみると、四角と三角の関係性はこんな感じになっている。 「デュードニーの分割法」★こうやって作る★ 色んな人が解説をしているらしいので知っている人は多いのでしょうが、知らない私には新鮮でした。ピタゴラスの定理も懐かしいし、数学の面白さを再認識しました。ピタゴラスの定理 変身対の世界って面白いものですねえ。こんなのを正四面体に利用すると隙間なく敷き詰めできる画像が出来るというから不思議です。 封筒(長方形の二面体)で敷き詰め(タイル)模様を作ることもできる。 そこから進んで、エンゼルフィッシュがロブスターに、ロブスターがエンゼルフィッシュに変身するという面白いことを見せてくれる、You Tube「数学ワークショップ①~【秋山仁先生の特別講座】今日からあなたは数学者!定理作りに挑戦してみよう!が面白い。クリックでYou Tubeへ
2024.10.08
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