ヘンリーの国際関係学

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ヘン国

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April 25, 2004
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カテゴリ: マスコミ
4月25日(日)。折角の日曜日なのに、外に一歩も出ませんでした。
なので、今日の「日記」は「家でパソコンと、『こころ』(夏目漱石)をいったりきたりしてました」としか書けません。
ので、今日のこの場所は、昨日長過ぎて書けなかったことを書こうと思います。

Amyと台湾論を交わしてすぐ、家に着いたのでお別れを言った。
留学の効用はこういう文化差を生で知れることだなぁ、なんて思いながら日記(ノートの方)を書いていたら、Tomokoから電話。「授業付Writingの本をレンタル」の出張サービスだ。

Writingの極意は此処では紹介しない。
いや、正確に言うとできない。まとめる、という作業を今日怠った為にレンタル期間が終わってしまった為だ。
追って紹介できたらしようと思う。

それ以外で、この時に出てきた話を2つ此処では書こうと思う。


29日の日記にも書いたが、言葉の定義がズレると、思わぬ所で話そのものがズレたりするのだ。
英語である場合、「話のズレ」の正体がわからないままで話が進むこともある。ESSでDiscussionしていた時にもよく思ったが、英国に来てそれを身をもって体験できたのは有益だと思う。

さて、Tomokoの知識によると「定義」とはこうなる(まとめるにあたり、僕のアレンジを加えています、あしからず)。

「言葉の意味とは何か?
 それはある言葉(例えば『犬』)を聞いて、その人が思い浮かべたもの、それがその言葉の意味である。
 つまり、『個人的に考えたもの』であり、それは『経験の総体』なのである
(例えば『犬に噛まれた経験がある人』にとっては『犬=噛むもの』となるだろう)。」

ある言葉の意味が『一般的常識』と捉えてしまってはMiss Communicationを起こすかもしれないのである。
「『言葉』は人によって意味が違う」と認識し、意味の共有、定義の限定を行うことは重要だ。
ことばの持つ意味、感情的な響きというものは「個人」のものであるのだから。

といった感じのものだ。僕の論も入っているので、彼女の純粋な主張ではないが。


ここで僕が言いたいことはこういうことになる。
「自分にとって当然であることは、他の人にとっても常に当然であり続けられないのではないか」
英語を使っているとき、あるいは文化差のある時に、これは身をもって知ることができる。
しかし、日本語でも知らぬうちにMiss Communicationを起こしているのかもしれないね。


「日本語力の低下」

僕はさほどでは無い。
だが、塾で古文を教える時に「謙譲語か尊敬語か」なんて事を教えなきゃ駄目だったし、
何より詩を書く身として日本語を軽んじる訳にはいかない。

彼女の塾講師の経験から。
最近の子供は日本語力が低下している。
それは意見の主張が「感情レベル」で止まっていることからわかる。
「先生がムカつく」という強い気持ちがあっても、それを「感情で訴える」ことしかしておらず、その気持ちを出すあまりに「理由を付けて」という所には全く目を向けない。

文章が高度になればなるほど言葉は抽象性を増す。論理性を込めた理性的な主張になる。つまりは「難しい」文章である。(但し、これは解り難い文章が好いという意味ではない。小難しい理論だけ述べる政治家が優れていないように。リンクを貼らして頂いてる足立さんとこのページにもそう書いてある)。
難しい文章を読めず、書くとなると論理性に欠ける。これが今の子供の状況である(断言できるほどの資料は今ないが)。メディアリテラシーの面からも、決してよろしくない(メディアリテラシーについては後にコラムで紹介します)。

ここで、僕がこの日考えた「大学生の学力低下」について。あくまで僕の私論。資料なし。

理由。「本を読まないから」。

これに尽きます。なんて断言してみたりする。
「学力」の定義付けすらしてないので(社会経験だって「学力」かもしれないでしょ?)、これは軽い「読み物」として読んで下さいな。

今の大学生には情報は検索エンジンだ、と考える人、あるいは考えなくとも、それで済ましている人が多いと思う。
しかし、あそこにあるのは「表面的な知識」であり、「必要最低限のもの」しか書いていない。あるいはとんでもないことしか書いていない。
書いていない理由は幾つかあるが、思い浮かんだのは「感情的であること」「責任が伴わないこと」「限定的であること」「一過性であること」の4つだ。

「感情的である」。簡単に発表できる場として効果を発揮するインターネットだが、それゆえ吟味されていない情報や意見さえも流れている。知識人風な人がいくら世間へのメッセージを語ろうが、そこに「怒り」といった感情が入りすぎていた時、その文は学術的でなくなる。何かに対して「ムカつく」と前面に書いてある「本」を買う時に、「優れた知識」を要求するだろうか?おそらく娯楽か、あるいは自分の意見と同じものを見て安心する癒しであると思う。勿論、書く事のきっかけは「怒り」とかメンタルな部分からで好いと思うが、それが前面に出たものは情報として客観性に欠けるであろう(恐らく自分にとって都合のよいデータを選別しているに違いない)。

「責任が伴わない」。プロじゃないですから。金も貰ってないし、嘘を書いても誰にも叱られません。匿名だから平気で色々言えます。リアルな世界の社会的地位には何の影響も及ぼしません。本を書くんなら、金を貰って書くんだから生半可なことは書けません。それどころか良いものを書けば、売れて印税も貰えます。ま、売るためだけにセンセーショナルなことを書くなんてこともあるだろうけど、アクセスを増やす為に書く人よりも少ないはず。だって「社会的地位」に影響するからね。それに出版社にも迷惑がかかる。本なら「責任感」が要るんですよ。

「限定的だ」。だって、「切り取られた知識」だからね。例えば、ひとつのシステムをネットで調べてみても、まぁどういうものかは解る。でも、実はそのシステムができるにはこういう背景があって、こういう問題があって、こういう人が携わって、こう…なんて長ったらしいことはネットにはほとんど書いていません。つまり「体系的ではない」と言えるんです。体系的ではないから、必要と思った情報をちょこんと載せてあるだけ、ってことが少なくない。

「一過性だ」。これは、1回読まれたら十分だ、という意味。本と違って、何回も読まれることが少ないネットの情報では「時代を越えるに足る」なんて情報は稀です。しかも、一見さんをウェルカムするために、できるだけわかりやすく書いてます(だから「限定的」にも「感情的」にもなるんだよね)。

こんな検索エンジンの終着駅で得る情報を頼って、学力が向上するか?いやぁ、しないと僕は思うんだな。
本を読んでこそ意味があると思う(僕ぁ出版社の回し者ではありません、念の為)。

・・・なーんて書いてみたところで、これは僕の「私論」。正しい保証なんて無いです。
データを採ったわけでもなし。
「あっそう」でも「そうかー」でも好きに解釈していただけたら幸いです。
反論は特に受け付けてますんで。
だって、なんだかんだいって、ネットってタダだし、調べるのって楽だもんね。

結局、何をぶつくさ言ってるのかと言うと、単に「ネットの情報なんて信じちゃいませんよ、って僕が思っている」ってことを言ってるだけです(ちゃんとしたResourcesで無い限り)。
そこから言うと、このヘン国も信じてはいけません。
ヘンリーっていう胡散臭い人間が何処まで本当のことを言ってるのか、なんてわかんないもんね。
(だから「メールでのやりとり」をメインにしております。責任の所在が明らかに出てくるからね)


あと、「禅」について書こうかと思ったんだけど、それは持ち越します。
「測るだけダイエット」って成功率80%らしいんだけど、「禅」の教えにヒントが隠されているのでは?なんてことも話していたのね。
ま、そのうち書きます。

でわ!





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Last updated  April 29, 2004 03:39:45 AM
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