ヘンリーの国際関係学

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November 6, 2004
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さて、エッセイの勉強するか・・・、

気付いたら写真で遊んでいました。

はぁ・・・。
ちなみに10枚くらい似たようなのを作ったので、週替りの可能性アリです。
楽しみにせずに御待ち下さい。


では、改めて今、回答募集中の問題を。


「自由貿易とは何か?その理想と現実の違いを踏まえてどう思うか感想を書いてみよう!」



課題の目的:肯定的な言葉である「自由」の意味を再考してみる。
前回の「Happy」を具体化できるアイディアが加味できるかを試す。



皆様の回答、お待ちしております(henkoku@hotmail.com)。



<ヘンリのヒトリゴト 「日本の歴史から見る日本外交~エリックと語る改憲と家康~」> 2004年10月28日

前々回も言ったように中国人の親友エリックと週に一度、「お互いの国の視点について話し合う」って事をしています。

3回目に話したことは「日本の戦国時代」についてです。
エリックは司馬遼太郎が好きで、日本の歴史に興味津々なので、
僕に色々質問してくれるわけです。

その討論を通してエリックが指摘した
「日本の歴史を通して見る、現在の日本外交」について考えてみたいと思います。




まず「武士道」とは何だと思いますか?

できれば本を読んでから書きたいところですが、英国で日本の本を手に入れるのは困難なので、
僕のイメージで定義させていただきますと、
「損得勘定を越えた忠義を持ち、勝ち負けよりも自分の信念を貫く心を持つ」
という感じです。



では、徳川家康は武士道を追求した「武士」でしょうか?

エリックの解釈からは「NO」です。
織田信長が居る時は信長につき、
豊臣秀吉が居る時は秀吉につき、
秀吉の死後、秀吉の遺言に従うことなく、豊臣家に反旗を翻し、自らの幕府を開くに至りました。

この考え方は忠義を重んじる「武士道」ではなく、
「自分よりも強いものにつく。弱いものには忠義を無視して従わない」という考え方だと思われます。
(ここで、便宜上この考え方を「家康思考」と定義して以下の議論につなげていきます)(注1)


<日本がなぜ中国に侵攻したのか>
「日本が中国に侵攻した理由は何か」という1つの考え方についてエリックが

「明治維新以後、日本は西洋と『married』した。
その日本にとって、中国は弱者であり、西洋は強者。
『家康思考』が定着した日本は『強者に付き、弱者を叩く』のは当然だった」
と、推測しました。

この意見に関しては賛否両論があると思われます。
ですが、19世紀の日本が、アジア諸国の中で西洋を手本とし、真っ先に近代化の先鞭をつけ、
中国が植民地される中で「脱亜入欧」を選択したのは事実です。
そして、その中で「近代西洋=普遍的」「(日本以外の)東洋諸国=前近代的」という考え方を導入しました。(注2)


<現在の日本外交>
では現在の日本外交はどうでしょう?
対米関係は「Respect」です。
「あれほど爆撃を、核攻撃を受けながら、占領を受けながら、なぜそれが可能なのか?
 僕は『日本は強い者とFriendshipを作りたがるので、強者アメリカと手を組みたいから』だと思う」とエリック談。

一方、対中関係は「Despite」です。
「経済的に『弱者』に位置する中国をバカにしている。
ODAも『Help little brother』というなぐさみだろう。
歴史的には、遣唐使などを通して中国に恩があるが、今やその気持ちはない。忠義はない」
と分析した上で、

「日本が強い者と組みたがっているのを受けて、中国も『強い国』になりたがっている」と言いました。

そして
「日本はアジア最強の軍事力を持っている。
アメリカが世界最強。No.2だったロシアが落ち目だから、実質日本は世界No.2だ。
それがタッグを組もうとしていることは、中国を始めアジア諸国を不安に与えている」と。

中国が軍事費を増やしているのは有名ですが、
それには「台湾問題」の他にもこういった理由もあるのです(注3)。



<これからの日本>
例えば、アメリカが衰退するとして、日本はどうするだろうか?
それでもついていく忠義を見せて「武士道」を貫くだろうか?
それとも上り坂と見るや否や、中国あるいはアジアに拠る「家康思考」を用いるのか?(注4)
あるいは自分の足で行き先を決めるのか?

どうすれば良いのかは僕には見当も付きません。
だけどこんな時、歴史を振り返ってみたら思わぬ発見があるかもしれません。

エリックは、「家康と現在の日本外交を結びつけたこの考え方を日本人が聞いたら怒るんじゃない?」と言いました。
ですが、僕はそう思いません。
とても興味深かったし、
今回の話では「家康の人物像を単純化している」という問題などがありますが、
歴史から学べることは沢山あります。


中・高と日本の歴史を避けていた自分を小さく後悔しながら、
先人たちが通った道を今からでも見つめてみようかな、と思う今日この頃です。


何しろ「日本の戦国時代の知識は僕と変わらんね」というエリックに
「まさにその通りです」と言わざるを得ない程度の知識しかなかったですから。


・・・・・・でも、エリック。普通の日本の大学生は「秀吉の軍師」の名前は知らないと思うよ?(注5)






(注1)話を単純化するために、あのように書きましたが、現実はそれほど単純ではないことは理解しています。
簡単に調べただけですが、秀吉と家康は「本能寺の変」の後に戦い、家康が敗北した後、秀吉に臣従することになったらしく、「信長さまさま」から「秀吉さまさま」から単純に鞍替えしたわけではありません。
また、幼少の頃から家康は人質生活を強いられたことが「戦争のない時代を作りたい」という欲求となり、260年間安泰した徳川幕府への構築につながった、との見方もあります。
(http://www5e.biglobe.ne.jp/~hakuga/rekisizinbutu/tokugawaieyasu.htm)


(注2) この部分は『ガルトゥング平和学入門」(ガルトゥング、藤田明史、編著、法律文化社、2003年)を参考にしました。


(注3) 台湾問題には、イージス艦を台湾に売るなど、米国政府の影がでかくチラついています。
「台湾を通した米中の敵対」「日本を通した米中の敵対」という考え方も可能でしょう。


(注4)勿論、一般論ではなくて、この文中だけの定義です。


(注5)豊臣秀吉の軍師は竹中半兵衛です。知ってた?僕だけか?





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Last updated  November 7, 2004 01:07:54 AM
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