小学校では 「教育環境部」 と言う役員をやっている。
教育環境部の活動は
「読み聞かせ」
と
「ベルマーク集計」
がある。
教育環境部の係りは初体験だったのだけれど
こんなに大変な仕事だとは思わなかった
学期末毎に各家庭のご協力により集められたベルマークを
メーカーの番号毎に分類して(80~90種類ある)
その後、商品の種類によってベルマークの点数が違うので
点数を分けて書き出し、計算する。
例えばキューピーのマヨネーズだとメーカーの番号は7番で、
家庭用普通サイズのマヨネーズだと3点、
業務用だと7点、ドレッシングは4点とか
同じキューピーでも全然違う。
熱心な家庭もあって、メーカーの番号別に分け、点数を計算し
合計まで出して下さってる所もあるが、それはほんとに極々稀
今年の教育環境部の部長さんの提案で
各家庭で番号ごとに分けて、台紙に張って子供に持たせてもらうように
やってはいるものの、それでも有難い事に台紙がワンサカワンサカあって
それを集計し、計算するのに2時間ビッチリかかるのだ。
台紙に・・・と伝えているが、張るのが面倒くさいのか
切ってそのままわんさかと袋の中へ一緒にいれてどっさり・・・ってのも
まぁ、でも提出して下さるだけでも有難いのだけれど。
前傾姿勢で黙々とやると、腰が痛くなった
中には幅5ミリ位のベルマークもあるのだ。
一体こんなの何に付いているんだろう?
しかも、こんな小さいの、番号も良く見えないし
良く気が付いたなぁと感心する。
りかちゃん人形のグッズだか人形だか分からないけど
それにも付いているらしく、1個で20点とか30点とかで
点数が大きかった。
こんな細か~い作業を諸先輩方に代々長年受け継がれて受け継がれて
学校は支えられて来たんだなぁと感謝の念が沸く。
今3学期だけで一体何枚のベルマークが集まったのだろう?
私が集計しただけでも500枚以上あったので
今日集まった役員13~4名全部あわせると5000枚は軽く越しているだろう。
子供たちのために、学校のために、何か役に立てようと思ってらっしゃる
保護者の方々がこんなに沢山いらっしゃるんだなぁと改めて感じた。
ベルマーク、ぶっちゃけ去年まで私は何にも気にしてなかったが
自分が役員になって初めて知った苦労。
そしてその意味。
今では、何かを買うたびに「ベルマークは付いていないか?」と
裏側を必ず確認するようになった。
モンスターペアレンツが増えてきて、世も末かと感じさせられるが
熱心な保護者の方々も沢山いらっしゃる。
小学校生活もあと1年。
自分に出来るだけの事はやってあげたい、いや、
やらなきゃいかんなと思う。