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我が愛車のコペンですが、どうもシートが私の体には合わない。
特に街中で長距離乗ると腰痛に悩まされてしまいます。
なぜかワインディング等、適度に飛ばしていると痛くならないのですが...
シートポジションが悪いのかと考え、太もも部分前側があまり密着していないのがよくないのかなと思い、座面シートの前側を上げることに。(コペンはシート高の調整は何もできません)
まずはシートを取り外すのですが、取り外しやすいようにオープンにしておきます。
シートを固定している前後の4本のボルトを取り外します。(写真は助手席になります)
忘れないようにシートヒーターとシートベルト警告灯用のコネクターを外します。
傷つけないようにシートを車外に出します。
下記の写真の赤丸4本のボルトでシート座面が固定されています。
前側の固定しているボルトの間に4枚のワッシャーを噛ませて約9mm上げました。
施工前
施工後
隙間ができるぐらい上がり、太ももがいい感じで密着しました。
ですが、やはり腰が痛くなる...
考察した結果、腰が痛いのはもちろんランバーサポート部の腰部分も痛い。
どうもランバーサポートの位置が低すぎるのではと思えます。
ランバーサポートの位置を上げるのは難しいので、タイトルのとおり、シートの座面のアンコ抜きにより、相対的にランバーサポートの位置を上げることに。
シートヒーターのコネクターと座面を固定している4本のボルトを取り外し、シートを座面部分のみにし、生地を外します。
裏面側は、画像のようにクリップで引っ掛ける形で止まってますので前後左右に生地を引っ張りながら外します。
それにしても外した部分の錆がひどいですね(笑
次に表側。
表側は、生地の縫い目に沿って、針金が生地とウレタンの部分それぞれに入っており、それを輪っかの針金で固定されています。
これを広げれば外れるのですが、再使用は考えてませんのでニッパーで全て切り、取り外します。
生地を外すと、シートヒーターが見えます。
これは、両面テープで張られているだけですのでこちらも剥がして外します。
今回は、お尻部分のみ下げたいので、目安になるように2本の線を引きました。
奥側の線までは、約2cm(左右のへこんでいる高さ)削り、手前の線まではそこからなだらかに斜めに削る予定です。
まずはお尻側を適当に毟る感じでカッターナイフで切っていきます。
次にサンドペーパーでお尻部分は平らに太腿の目標線まで斜めに削ります。
削り終えたのが下記の写真です。
写真で見るとデコボコしていますが、大体平らに希望通りに削ることができました。
生地とウレタンの固定は、DIYでおなじみのインシュロックで固定してます。
あとは元通りに組み上げ、シートを取り付ければ完了です。
生地も目立つほどたるんでおらずいい感じです。
最初に施工したワッシャーは、取り外しましたが、お尻部分のみ下がりましたので太腿もいい密着度です。
アンコ抜き後の感想ですが、まず腰のホールド感がかなり上がりました。
これは予想外のホールド感でびっくり。
そしてランバーサポート部ですが、腰から背中にかけていい感じで密着してます。
お尻部分が下がったからでしょうか?シートバックを少し起こし気味に調整しました。
ランバーサポートの位置が悪かったのはシートバックを倒しすぎていたのかもしれません???
ですがコペンの場合、目線を下げたくて倒し気味にしちゃう傾向にあります。
この時は、延長スペーサーを入れたことにより、シートを倒すことができるようになり満足していました。
今回は、以前よりシートを起こしましたので延長スペーサーを20mmから10mm分に減らしました。
なんか迷走しちゃってますね(笑
結果的には、座面が下がったおかげで目線が下がり、シートバックも起こすことができ、理想のドライビングポジションに近づいだかと、ランバーサポートの位置もいい感じになり、私にとってはいいことづくめです。
施工から約3週間経ちましたが、前ほどのひどい腰痛は発生せずいい感じです。
腰痛対策で今回の作業をしたのですが、ホールド感が上がったのが実は一番うれしいです。
PS
太腿の真ん中辺り(斜めにした部分)の形状が少しですが、削りが甘かったかも...
削ると元に戻せないのでビビっちゃって少な目に削ったからでしょう。
もう少し様子を見て再度削る予定です。
今回の記事は、少し長くなりましたが、最後まで読んでくれた皆様ありがとうございます。
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