梅林庵

< 新しい記事

新着記事一覧(全6640件)

過去の記事 >

2010年10月19日

マリナーの感情移入

(4)

カテゴリ：音楽

午前4時起床。晴れのち曇り、夜になって降り出しました。雨脚は強かったです。

夕方は、今にも泣き出しそうな空でした。疲れと足の筋肉痛で練習するか否か迷いましたが、運動公園へ。ラン9km。真っ暗になったので、取り付け道路の坂道を走りました。県道からプールの反対側まで軽いアップダウンになっていて、距離も1.5kmあります。比較的明るい街路灯が適当な距離を置いて歩道を照らしています。今日はまだ短パンがよい温度でした。北風が吹く冬場、人気のないここを走る時期はもうすぐです。スポーツ施設の利用者が少ない日にここで練習するのは寂しい限りです。
先日、結婚式に行きましたが、新郎がわざわざ礼を言いに私のデスクへ来ました。新婦とのなれそめを訊きました。偶然知りあった彼女の兄に気に入られ、自分の妹をということになり、付き合い始めたとのことでした。いいなこの感じ。ハネムーンは年末のハワイだそうです。
今日は、マリナ－、アカデミー室内管を聴きました。フィガロの結婚序曲、後宮からの逃走序曲、レスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲他でした。いずれも定番といわれる演奏です。レスピーギは、情念の思い入れといいましょうか、感情移入の強いタクトでした。
今朝のラジオで、荒川洋治氏が尾崎紅葉の金色夜叉を取り上げていました。曰く、誰もがこの本の幾つかの名場面を知っているけれど、読了した人は殆どいないのではないか。確かに。私もその口です。明治文学の代表作です。今は昭和文学全集の安吾を読んでいますが、天金本は打っちゃって、青空文庫を紐解いてみます。
今日の写真は、別府・鶴見岳山頂ロープウェーと青空です。右上の白点はJALの飛行機です。先日のレース会場で撮りました。