梅林庵

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2012年05月29日

脳卒中のこと

(2)

カテゴリ：日記

平成24年5月29日(火)

　新聞と音楽、お茶とクッキー。
　静かな時間を楽しんでいたら、起きがけの妻が心配そうな顔をして曰く。来月末の上京日程が変更になったとのこと。便の変更が必要です。片道正規料金35,770円のところ、今月初め、超早割9,970円で購入しました。泊の追加となり、帰りの便を翌日に変更しました。取り消し手数料が4,600円、払戻手数料が420円。戻ってくるのは4,650円。さらに、新たなチケットは今時点の最安値が17,170円。都合12,220円の追加になりました。スケジュール変更は娘との些細な連絡ミス。正規料金に比べなお安いのですが、なんだか損をした気分です。12,000円あれば、まわしの締まった土佐の冷酒が4～5本買えたのに。この出費、酒を控えることで相殺すれば、災い転じて福となす(ちょっと違うか)、一石二鳥(これもちょっと違うな)。飲酒を心配する妻も喜ぶということになります。しかし、そうは問屋が卸しません。毎日のお勤めは欠かすこと能わずなのです。
　午前も午後も会議。大げさですが、弁当を食べながらのハンコ押し。
　夕方、走らずまっすぐ帰宅。少しの間、草刈り機を背負いました。梅林下を綺麗にしました。支援学校の生徒が梅取りに来るための仕儀。彼らがマムシに噛まれてはいけません。代わりに私が首回りを蚊に刺されました。ほっぺも。
　今夜は生産森林組合の会合がありました。同級生のKちゃんが会計です。何から何まで面倒をかけます。助かります。総会の日を決めました。
　昨日の話。運動公園を走っていて、S先生に会いました。鶴城高校の国語教師でした。娘息子の進路指導をしてくださいました。数年前に定年退職。ランニングが趣味でした。何度かつね三のカウンターで一緒したこともあります。最近、遇っていませんでした。久しぶりですね、いかがですか、と挨拶をしました。先生曰く「1年前に脳梗塞で倒れたんだよ、その時、右半分が全く動かなくなってしゃべれもしない、救急車で病院へ運ばれた、入院10日間、幸いにして後遺症は皆無、毎日薬を飲んでいる、軽い運動はむしろすべしと勧められた、今日も散歩の途中だ、血圧は高くなかったのに斯様な仕儀、貴方の走っている姿を見て羨ましい、ああランニングして汗をかきたい」障がいの残らなかったこと、不幸中の幸いでした。血圧正常値でも脳卒中はやってくる。恐るべしです。ちなみに生活習慣の危険因子は大量飲酒、タバコ、運動不足、肥満です。自分には酒の項目が該当します。要注意(わかっちゃいるけどやめられぬ)。離れて暮らす息子に注意喚起しよう。
　ということで（なにがということでかわかりませんが）今夜も福井の銘酒「白岳仙」。甘露甘露。当てはアオリイカの刺身。モイ香先生に頂いたものを凍らせていました。

　今日の写真は、道を隔てた隣地に咲く花です。白いものが茂み全体にびっしり。名前を知りませんが、この時期に似合う風情です。