平成24年6月10日(日)
午前5時起床。
タチアナ・ニコラーエワのゴールドベルグを聴きました。私の持つCDはライブ録音です。アンコールに「主よ、人の望みの喜びよ」が演奏されます。柔らかいタッチです。この時間、拙宅の外は、まだ陽が射さず、柔らかい間接照明のようですが、その空気といいマッチングです。
朝食の後、野菜の育ち具合を見ました。妻が育てています。ミニトマトは花をつけましたが、大きい方のは葉が茂るだけです。2本のピーマンには、白い花のつぼみがいくつもつきました。しかし、茎に土色のカメムシが沢山いました。1匹1匹割り箸で捕まえました。踏んづけましたが、面倒くさくなり、小さなビニール袋にポイポイ。20匹あまり。写真はトマトのハウスです。
その隣にスイカを植えています。蔓の伸び、今年は遅い気がします。
午前中、運動公園へ。今日も4kmの周回コースを2廻り。暑かった。お腹が重たく、スピード練習はできませんでした。日に焼けました。
午後は、昨夜録画したユーロ2012を観戦。デンマークがオランダに勝ちました。アナウンサーも解説者も驚いていました。番狂わせだったのかな。もう一試合、録っていました。ドイツとポルトガル。こちらは見終えること能わず。
午後4時前、妻と三余館へ。市美展に出品してあった父の絵を引き取るためでした。軽トラに乗せ、ロープで縛って固定しました。
帰宅して、外はまだ明るく、ぼんやりとした時間を過ごしました。浮かんでは消えたことを以下に。
一昨日の夜遅く、思い立ってタンノイに灯を入れました。エミール・ギレリス、クルト・マズア、ソビエト国立響でベートーベンのコンチェルト4番、5番です。彼のタッチ、キーシンがこの系譜を引いているのかな。
映画「霧の子午線」に筑紫哲也がゲスト出演していました。主人公の一人は函館新報社の記者です。地方紙の全国大会があって上京。そこでかつての知り合いにして今ジャーナリストの彼に会うという設定です。ストーリーに直接関わりのないチョイ役ですが、へーっ、こんなところに出演していたのか、という気分になりました。彼はTBSに移る前、朝日ジャーナルの編集長でした。ジャーナルは硬かった。
話は変わって、彼の前の編集長は高瀬昭治氏。わたしのまちの出身です。父と同級生でした。就職の際は、そのつてを頼り、保証人になってもらいました。朝日新聞本社と築地魚市場は道路を隔て隣保班。時々、魚を持って新聞社を訪ねました。あるとき、ニュージーランド沖で獲れ、空輸されたマダイ(余談ですが、この鯛を河岸では「ニュージー」と呼んでいました。大きい割に安いのです)を持参しました。その日は何時もと違っていました。警察官が目につきました。何だろうと、魚の入った発泡スチロールを持ったままウロウロ。黒塗りの車からヒゲの外国人が降りてくるのが判りました。後で知りましたが、時の人、ポーランド・連帯のワレサ議長でした。
今日の写真はトラです。ニコラーエワを聴くの図です。真髄の判る猫です。
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