いつもより40分ほど早く家を出ました。バスターミナルから出る空港バスに乗りました。朝の便で名古屋に向かいました。IBEXとANAの共同運航便。小さなジェット機でした。滑走路に降りて、歩いて搭乗。タラップは飛行機の前口を半分輪切りにしたような感じでした。経験したことがありません。
前後しますが、空港ロビーにジャージを着た若者の集団がいました。日本文理大学陸上競技部の選手たちでした。4日(日)に伊勢路で行われる全日本大学駅伝に出場するのです。「私は君たちのファンだ、頑張ってくれ、エースは誰?一緒に写ろうよ」と言い寄りました。なんだい此のオヤジは?と思いながらも並んで写ってくれました。黒トレーナーの青年がエース、1区を走るのかな。
機内からは室戸岬がよく見えました。
セントレアに着陸、名鉄で名古屋駅へ。その時、携帯がブルル。ブロ友のnkucchanさんからでした。数日前、岐阜へ出張すると書いたところ、K市から車を飛ばして会いに来てくれました。驚くやら嬉しいやら。鰻屋に案内してもらいました。仕事の合間を縫ってのことでしょう、時間がないから一緒できないけれど、ここは美味しいからとのこと。とんでもない、恐縮しました。店の玄関脇で固い握手をして別れました。見送って手を振ると、遠くになってしまったリアガラス越しに返してくれました。ブログで互いに書き込みをするだけの仲。面識も電話で話したこともありません。それが突然今日のようなことに。「ひょんなことから」という言葉がありますが、まさにその感じなのでした。会っての印象は一言で表現すると「知的なおじさま」。スリムな身体にセンスのよい服装。言葉を交わすと、端々の表現にデジタルとアナログのよいところを併せ持つ素敵なスマートさを感じました。とてもいい感じに齢を重ねていらっしゃる。こんな方と友だちになることができて嬉しいな。
そうそう、鰻の美味しかったことは言うまでもありません。
話は変わりますが、勝手に二人だけ会ってしまっては、釧路の亮さんが羨ましがるだろうなと思いました。。大丈夫ですよ亮さん。何時かわからないけれど「近いうち」に必ず赤横を絨毯爆撃しに行きますから。
名古屋駅から岐阜へ。高山本線に乗り換えS町へ。明日、業界の抱える深刻な問題についてのシンポジウムがあります。今日はそれに備えて同業他社との打ち合わせ。これが終わり、そのまちの奥の院へ案内されました。乗った車はとっぷり暮れた山道を奥へ奥へと分け入りました。その先に現れたのが野田郷という宿。ここで晩ご飯をいただきました。着物を着た女将さんが迎えてくれました。
薪ストーブが燃えていました。
中の一部屋はこんな感じです。
落ち鮎を焼いてくれました。大きかった。子持ちです。
地酒「せんぐりせんぐり」を合わせました。
豚バラがいい感じでした。
自然薯を摺り下ろしたものに餡をかけた「真丈(しんじょう:真薯とも書くらしい)」。
これは綾小町で流しました。取引先の方が持ち込んだのでした。
カッポ酒も出ました。
松茸の土瓶蒸しで締めました。
ここの料理、山奥ですから当然海の幸は無し。港町に住む私にはそれが新鮮でした。ほろ酔いになって町まで戻りました。疲れた。
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