梅林庵

平成25年11月22日(金)
　午前5時前起床。外気温は5℃でした。晴れ。青空駐車の軽トラは、フロントガラスが凍っていました。午前7時、父の家に行きました。画の運搬を頼まれまれていました。市美展に出品するんだそうです。毎度のことです。明日から始まるのかな。カンバスは大きいです。120号くらいかな。軽トラでないと、運ぶこと能わずです。今回は甥とその仲間が題材です。佐伯鶴城高校ラグビー部です。甥はフルバックです。高2の好男児です。集合写真を基に描いたようです。荷台に積みました。三余館に運びました。係の人はまだ出勤していません。額を傷めないよう、玄関に毛布を敷き、壁に立てかけました。後はよしなにしてくれるでしょう。書いておかねばならないのはその額です。こさえたのは父ですが、私が山で倒して運び出し、製材もこちら持ちです。もしかしたら親方の山からのものかも知れません。
　とって返しました。今日はポカ休でした。来週から来月に掛けて、忙しくなります。重要な会議や来期の営業計画作成を控え、バタバタします。それに託け、英気を養うと勝手に理由付けしました。後は頼んだぞと、部下に仕事を押しつけました。映画を観ろうともおもいましたが、いいのをやっていない。TOHOシネマに行けば、リュック・ベッソンのマラヴィータをやっているんだけれど。大分市のブックオフめぐり。妻もついてきました。彼女をショッピングモールで降ろした後、2軒梯子しました。100円の棚を虱潰しに見て回りました。結構時間がかかりました。文庫本を中心に60冊あまりを買い込みました。新聞・雑誌・ブログをチェックし、欲しい本はメモに控えていました。加えて、面白そうなものを見繕いました。購入したうちの20冊は藤沢周平。これは父に頼まれての仕儀でした。彼の本、私は図書館を利用しました。よって、拙宅に蔵書はほとんどありません。而して父のためにまとめ買いをしました。安上がりの孝行です。



　パークプレイスにとって返しました。妻にTELし、中華を食べました。私はビールも注文しました。昼酒は最高です。こんなことのできるのは、レース前だけです。

腹一杯になりました。まだ時間の欲しいという彼女、私に買った物を預け、ゲップをしながら振り向きもせずに行ってしまいました。車へ戻りました。本を読もうと思いましたが一杯気色のいい気分。本屋を冷やかしました。随分粘りました。日の傾いて猶連絡なし。遅いなー、なにやってんだよ畜生め。えい、ままよ、回転寿司に突っ込み、日本酒を引っかけてよう。うん、それがいい。足がそこに向きました。しかし、暖簾をくぐる直前に携帯電話が鳴りました。
｢あなた、帰るわよ！｣
｢ああそうかい、えっ、手持ちぶさただったかって？とんでもない、楽しい読書の時間だったよ。気にしなくていいよ｣

今日の一句

古本に掘り出し物の埋もれけり

碩学の大著も既にワンコイン

今日の写真はパークプレイス屋上からです。左はビッグアイ。日韓W杯の会場になりました。右の向こうは大分臨海工業地帯と別府湾です。その先は関アジ・関サバの漁場です。