平成26年1月10日(金)
午前4時起床。晴れ。私用あり、会社を休みました。大分向け。午前中に野暮を済ませました。トンカツの店に入りました。久しぶりに定食を食べました。食堂に入り、この手の昼をするのは久しぶり。辛子をたっぷりつけ、ねっとりしたソースに絡めました。サクサク感がありました。写真のないのが残念です。
折角大分に来たので、映画を見ることにしました。シネマ5に回ろうかと思いましたが、近いシネコンを選びました。話題になっている「永遠の0」を見ました。戦争が人間の人生を翻弄するの図でした。ストーリーはそれとして、台詞の中に「悠久の大義」という台詞が出てきました。そんなものがあるのかどうか。関連する本を何冊も読みましたが、どうもよくわかりません。今日の映画を見て、役者の口にするを聞き、先だって読んだ司馬遼太郎「"統帥権"の無限性」を思いだしました。以下に引用します。
~明治憲法は今の憲法と同様、明快に三権(立法・行政・司法)分立の憲法だったのに、昭和になってから変質した。統帥権が次第に独立しはじめ、ついには三権の上に立ち、一種の万能性を帯び始めた。統帥権の番人は参謀本部で、事実上かれらの参謀たち(天皇の幕僚)はそれを自分たちが"所有"していると信じていた。ついでながら憲法上、天皇に国政や統帥の執行責任はない。となれば、参謀本部の権能は無限に近くなり、どういう"愛国的な"対外行動でもやれるということになる~
「悠久の大義」という言葉は、参謀たちの暴走を正当化する方便でした。先に意味不明と書きましたが、司馬遼太郎の文を読んで、本質がわかりました。
映画の話に戻ります。CGがよろしい。物語はともかく、往時の海軍をリアルに描いています。父に見せたら喜ぶだろうな。昭和4年生まれ。昔話に、連合艦隊の話をよく聴かされましたから。大分まで、一人で車を運転していくのは無理だわな。連れていってもよいな。でも億劫だな。どうしようかな。
帰りにスーパーに寄りました。チョコレートを買いました。バレンタインデーまで待てません。週末に「おおいたシティーハーフマラソン2014」があります。明日明後日、ピストルの鳴るまでに、この2枚を食べ終え、エネルギーを蓄えようという算段です。
午後5時過ぎに帰宅。林道を走りました。ラン6km。練習は今日で打ち止め。13日まで、中二日休みます。
今日の一句
ポカ休にトンカツ喰うて映画観る
今日の川柳
参謀の大義大義は大儀かな
今日の写真はカレンダーです。出光のものです。仙崖の書画が12枚。毎年、天草に住む元タンカー船長から届きます。
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