平成26年6月5日(木)
午前5時起床。小雨のち曇り。典型的な梅雨空でした。
午前、少しの時間、野暮用で会社を抜けました。山奥から下がってきたマタギのOさんに会いました。彼曰く「猪は脂がなかった、美味くなかっただろう、お前にやった残りの半身は犬に食べさせた、それにしても昨夜の雨はすごかった、番匠川は濁流だ、放流アユは腰が弱いから流されて下ったはずだ、天然物は元気がいいから大丈夫」えっ、犬に?もったいない。でも、あっ、そうか、猟犬のしつけにはうってつけなんだな。この話を聞いて思い出しました。前にも書いたことがありますが、献血した折のことです。ある献血ルームでのこと、看護師さんに冗談を言いながら「採った血はどのような使い方をするんですか」訊きました。彼女曰く「輸血や血液製剤に利用します。でもね、あなたのは犬にやります」いやはや、一本取られました。話はアユに戻ります。以前、稚アユの海面採捕・中間育成・放流を某者が目論んだが、反対に遭い、実現できなかったことを話しました。
午後、航路部の事務所へ行きました。あれこれの課題についてすりあわせをしました。途中、島へ帰るという漁師Kさんが入ってきました。曰く「降ったのぅ。島の漁師は餌を皆殺しにした、スルメイカだよ、夜、沖に出てタモ網ですくうんだ、活け間に活かしてブリ釣りに使うんだ、イカは水潮に弱い」今が旬のイサキ漁や30年前までは栄華を誇った大島一本釣りのこと、小型底曳との境界線争い等、あれこれを聞きました。午後4時30分発の便を見送りました。
夕方、運動公園へ。着替え始めて気がつきました。しまった、ランシャツを忘れた。人目は少ないものの、さすがに下着で走るわけにはゆかない。家路につきました。
今夜は生産森林組合の理事会でした。土地を離れた組合員の取扱が悩ましい。規約通りの処理をすればいいんだけれど、友だちや知り合いです。除名にはしたくない。
今夜は黒霧の底たまりを湯で割りました。当ては今朝の水潮でやられたスルメイカ。航路事務所を訪ねた際、いただきました。
酒蒸しにしたゲソです。酢味噌をつけて。
ちょっと物足りなかったので、猪を少し。
今日の一句水潮に目を回してのスルメイカ
今日の写真はますます元気のズッキーニです。
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