平成26年8月29日(金)
午前5時前起床。曇りのち雨。父の作業小屋脇に移した鉢、ハイビスカスの赤が鮮烈です。この夏、ずっと咲き続けています。
午前中、デスクワーク。午後、内部の会議に出ました。懸案の押し付け合いでした。面白くなかったです。そんな中、前向きな発言を聞くと、スカッとします。小賢(こざか)しさと度量は反比例するのかもしれません。
昼に落ち始めた雨は、夕方にやみました。花金でしたが、運動公園へ廻りました。雨上がりだったので、誰もいませんでした。なにやら工事を始めたのか、ダンプトラックとユンボが止まっていました。ラン10km。キロ5分で押しました。終えて、充実感がありました。残り2kmは500gの鉄アレイを離しました。途端に腕が軽くなりました。その調子は足に伝わるようで、気分も乗りました。この感覚になるのが効能です。
書くことがないので、Kの話を。彼は営業5課の管理職です。ジャズとクラシック、両刀遣いです。時たま、コンサートを一緒します。昼休み、書類を持って私の机横を通りました。立ち止まり
彼「最近聞いているかい?」
私「うーん、朝間に少しだけね、あとは通勤の車中だよ」
彼「僕はね、2日に1日、飲まないようにしたんだ。酔うと本も読めないし、音楽を聴いていたら眠ってしまうからね。じっくり楽しむためにそう決めたんだ」
素晴らしい。私もそうしたいけれど、むりだな。彼は大酒飲みかつ健啖家です。そのうち、すぐに毎日飲むようになるぞ。元に戻るぞ。内心、そう思いました。
まあ、そんなことはどうでもいいんですが、ことに寄せて笑い話を。昨年、彼と宮崎に行ったときのことです。Kと並んだ席の隣は、上品な婦人でした。年齢は私たちと同じ50台位かな。休憩の時、Kがトイレに行きました。ご婦人は一人のようでした。手持ちぶさただったのでしょう、声をかけて来ました。
ご婦人「どちらからですか?」
私「大分からです」
ご婦人「二人のお話、隣で盗み聴きしたんですよ。お連れの方はショスタコービチがお好きなんですってね。いい趣味だわ。それでおたくは何をお聴きになるの?」
私「バッハがいいですね。明日、マイスキーが無伴奏を弾くでしょう。それが目当てなんですよ」
ご婦人「あら、私もよ」
私「そうですか、彼の演奏を聴く機会はそうそうないです。ワクワクしているんです」
ご婦人「それにしても仲がよさそうですね、友だち同士、そのお歳になって音楽会だなんて、いい感じですわ」
私「ありがとうございます。実はね奥さん、・・・私たちホモなんですよ」
途端、ご婦人の目が点になりました。会話はピタリ止みました。当然でした。狭い椅子でした。窮屈でしたが、彼女は向こう側に身体を寄せる仕草。その時、Kが戻って来ました。彼女は、彼に何ともいえない視線を向けました。冗談が過ぎたかな。まっ、いいや。旅の恥はかき捨てだ。
今日の一句鞍替えのハイビスカスが花をつけ
今日の写真は、通勤途中に見かけたゴミ出しステーションです。街中にあって、庭木を剪定すると、短く小切り、有料のゴミ袋を添えなければ処分できません。田舎だと、燃やしたり、穴掘って埋めたり出来るのに。
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