平成26年12月5日(金)
午前5時半起床。晴れ。寒し。未明のラジオ、HBCが今日の旭川、最高気温を伝えました。なんとマイナス5℃。小説「氷点」を連想しました。
このところ、出勤前のあれこれを縫って僅かの時間、外に出ます。畳一分の分の盛り土をこさえています。覆いを取り、鍬でこれをかき混ぜます。出た生ゴミを混ぜ込んであるのです。始めて10日ほどになります。ところどころにうっすら白いカビが着いていました。腐敗ではなく発酵です。野菜屑などを、土に戻してくれるんです。
拙宅、野菜を多く使います。朝はジュースに使いますし、夜のあれこれ、父母の食べる分まで妻がこさえます。加えて、私の当てにと魚の残滓。毎日、毎日、小さなバケツに半分程生じます。これまでは穴に埋めるだけでした。水を嫌う発酵菌は、それだけでは成長しません。雨ざらしは按配が悪かったのです。某講習会で「菌ちゃん野菜」のことを聴いて、試しに始めてみたのでした。どんな土になるのか楽しみです。この作業10分足らずの仕儀です。
ふり仰いで、今日は抜けるような青空でした。朝、7時前、鍬を持ち、凛とした空気を胸一杯吸うのは快感です。出勤途中、その青の中を白い飛行機が東へゆっくり飛んでいきました。あー、旅に出たい。
終日会議でした。悩ましい日は再来週の月曜日まで続きます。
夕方、運動公園へ廻りました。写真は途中、佐伯大橋から眺めた天下の清流番匠川と煙草山です。カメラがautoモードでした。空に猶明るさが残っていますが、その時間は見た目よりも暗かったです。
セブンに寄り、今夜流す酒を買い込みました。そしていつもの場所、野球場のスコアボード裏へ。冷えて真っ暗。丸くなった月が煌々、辺りを照らしていました。と、メールあり。妻からでした。トラが脱走、後をよろしくとのこと。今夜はコーラスの日でした。戻ってきた折、窓を開けてやらねばなりません。これを口実に、走るのを止め、とって返しました。途中、スーパーにより、アジを買いました。ササッと捌き、ついでに包丁を研ぎました。薄刃は京都・菊一文字です。余談ですが、京の店を訪ねた折、着物姿のおかみさんが相手をしてくれました。もう20年になるかな。どうしているかな。
シャワーを浴びました。妻が玉子焼きをこさえてくれていました。
先ずはこの酒から。小アジの刺身がいい感じです。今日は6尾で158円。値上がりです。
前後しますが、頭を落としている途中にトラが戻ってきました。まとわりついて始末に負えません。腹骨の辺りをくれてやるとペロリ。以下は満腹の3枚です。
NHKBSで大岡越前を見ました。今日が最終回でした。好きですこの番組。マのBach。アルコールをズブロッカに変えてみました。甘味が口中に拡がりました。悪くない。
今日の一句
霜に折れ褪せたる薔薇の哀れなり
厳霜を堪えし菜の味やよし
次は薪3題
選り好みする先にある椿なり
拍子木と見紛うばかりのウバメかな
柔肌の杉に見立てて早く燃え(これ、秀逸だと思うんですが)
今日の写真は手に取った本です。読み返しです。扇谷正造「桃太郎の教訓」とジョイス「ダブリン市民」です。両方とも面白い。ということでもう一句。
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