梅林庵

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2019年10月01日

山、ロードサイクル、ラン

(8)

カテゴリ：山

Tuesday, October 1, 2019

　午前8時半、襤褸に着替えました。ゴミ出しの日だったので、言いつけ通りそれを済ませた後、親方の切り出しに向かいました。今回取り付いているところは斜面です。ユンボが入らず、倒木には矢が必要。藪も相まって難儀しました。根元廻りには立ち回るスペースが必要です。チェーンソーで払いました。写真は、親方が鉈で小枝を始末するの図。互い、汗びっしょりになりました。

　今日は11本を2時間かけて、でした。谷筋のそれは雨後のこともあって足場が悪く、要注意でした。フルスロットルの時に滑ってバーに首が触れると、忽ち頭蓋骨を切り割ってしまいます。無理な体勢を取らず、エンジンの動いているときは緩慢動作に限ります。

　おっ、サワガニだ。これから切ろうとする杉を何故か登っていくのでした。おいお前、倒れて下敷きになると、いっぺんに煎餅だぞ。親方が払って落としてやりました。

　正午前帰宅。汗に濡れた作業着は木屑塗れ。シャワーを浴びてサッパリ。昼ご飯の後は読書でしたが、忽ち睡魔。午睡。目の覚めてキャノンデールに乗りました。畑野浦峠を2度登りました。20km。途中、水道の検針を請け負っているIのK兄に行き遇わせました。ペダルを止め、暫し会話。
　彼は消防士でした。退職後、頼み込まれて上水道の検針員を引き受けました。難儀な仕事です。就き手がいませんでした。決められた日の前後、一両日中に600軒の水道メーターをチェックが仕事です。家屋が散在しているだけに、バイクで廻らないと間に合いません。雨風を選ぶことも出来ません。彼曰く
「仕事は慣れるよ。Hちゃん（私のこと）、俺の次をしてくれないか（笑い）。ただね、空き家の目立つのが気になる。国道筋はそうでもないけれど、脇に逸れるとべらべったりだよ。締め切って数年たつと、中は黴だらけ。床も腐ってブヨンブヨンだ。年寄りは都会に引き取られるのではなく、老健施設に入所。子どもたちは一緒に住まない。ところで自転車を始めたの？ツール・ド・佐伯に出るんだね。龍王山の相撲大会と同じ日だな。話は戻るけど、取組は規模を縮小。大人の部が止めになった。寂しい限りだ。酒かい？366日、毎日だよ。缶ビール1本の後、焼酎のお湯割りを3杯。ルーチンだ。昼は飲まないよ。アル中になるからね。Hちゃんは日本酒かい。それがいいよ。酒を飲むと粘りが出るからね。秋田美人の肌をしてそれと判る。それじゃー頑張って。ばいばい」
　日本酒を飲むと粘りが出る、とはどういう意味なんだ？わかりません。
　家に戻り、サイクルパンツを脱いでランニングの恰好に。汗をかきついで、走りました。写真はその際のカメランです。金木犀の花が散り始めました。アスファルトに黄金を撒いたよう。いい香りです。

　こちらは彼岸花に似て非なる黄色です。よく見ると、形恰好が異なります。

　今日2回目のシャワーを浴び、プシュッ。次いでキンノジから栗倒木の礼にと貰った純米吟醸を抜栓。冷やと燗でそれぞれ1合。少し辛口かな。奥の深い味わいでした。

　今日の当てです。うーん、日本酒にはミスマッチだな。赤を抜栓。嘗めました。

　次の写真は戻ります。ロードバイクに乗る前、台所にあった野菜です。この白茄子が晩ご飯に出たのでした。

　食事を終えた後、何やら焼けている匂いがしてきました。あっ！

　明日の当ての準備をしてくれていました。焼き茄子の皮は、こうして竹串を使うそうです。予め縦に切り込みを入れてあり、それに沿ってだそうです。

　熱いものに削った鰹節を載せてもよいですが、これを冷蔵庫で冷やして食べるのも乙なのです。

　妻はこの後、ゴーヤを短冊に。これを水に晒した後、砂糖と梅干しを併せ、酢に漬けます。一両日で酢漬けの出来上がり。これ、苦みが薄れホリホリ。いい感じなんです。

　以下はメモ的に。ジェシー・ノーマンの訃報。夜、彼女のカルメンを聴きました。とても柔らかい。
　広島監督辞任。平手打ちの報道が晩節を汚しました。残念です。次は誰になるんだろう。数人、噂に上っています。野村謙二郎、前田智徳、佐々岡慎司、黒田博樹、新井貴浩、金本知憲、畝龍実。個人的には外野守備・走塁コーチの廣瀬純に。彼は佐伯鶴城高校OBなんです。余談です。ヤクルト、日本ハムも監督交代のようです。

今日の一句
沢蟹の背中を撫でて秋の山

今日のラン
5km　ロードバイク20km

今日の酒
サッポロ黒ラベルレギュラー1缶　冷酒2合　赤ワイングラス3

今日の写真は本2冊。図書館からの借用です。佐々木譲の未読を見つけたのでした。このところ、昭和史物を掘っています。時には小説もいいか、ということで手に取りました。彼の本、ほぼ全部を読んでいます。北海道が舞台の作品多し。道警の正義を書いています。