000000

HOME | DIARY | PROFILE

【フォローする】【ログイン】

梅林庵

< 新しい記事

新着記事一覧(全6684件)

過去の記事 >

2019年12月18日

二日まとめて（芝刈り、忘年会）

(9)

カテゴリ：日記

Tuesday, December 17, 2019

　芝を刈り始めた途端、本降りになりました。何とかそれを終え、他の小用は次回に回しました。次の写真は郵便ポストです。芝刈りに向かう道すがらにありました。この形、見かけなくなりました。車を停め、昨日届いた喪中葉書への返信や仙崖カレンダーのお礼葉書を投函。

　帰宅して風呂。雨に濡れた身体に湯が心地好かったです。今日の当ては鰯の一夜干し。釧路・北匠の逸品です。先日、亮さんに頂いたものです。丸々と肥えて脂ののりがいい感じでした。この手は弱火でじっくり、がよいのです。

　こちら（大分・佐伯）も干物加工が盛んです。鰺を中心、鯖や鰯、鰭物だけでなくイカ・タコや海藻の類も扱います。その中、鰯は内臓を出さずそのままが主流。北匠のそれがごとく、腹を割っていません。亮さんには以前、秋刀魚のそれも頂いたことがありますが、やはり腹無しでした。どちらがどうのということではありませんが、内臓もそれはそれで美味しいのです。腹出しは何か理由があるのでしょうか。

　こちらは和布の刺身です。燗酒とよく合いました。

　猪の煮込みが残っていたのでそれも片付けなければ。いい気色になりました。

今日の一句
道東に肥えし鰯が酒を酌む

今日のラン
なし

今日の酒
燗酒1合　麦焼酎お湯割り2

ウィスキー1ショット　ジン1ショット

今日の写真は新聞広告です。京都造形芸術大学の通信教育、年間授業料が17万円とありました。HPで其処を覗いてみました。芸術分野の歴史と伝統を体系的に学ぶカリキュラムのようでした。受講は好きな時間にスマホやタブレットで、とのこと。「3～5分の映像教材が中心なので家事の合間に無理なく学べる」とありました。芸術の通史を身につけるにはいいかもしれません。

　その後は書斎の片付け。積んでいた書類や資料に見入り、手の止まってばかりでした。午後3時、走りました。次からの数枚はその途中が切り取りです。1枚目は天神さんの山裾です。青空に櫨の赤が映えていい感じでした。

　ホオジロの里に続く林道です。師走も後半、今年も残すところ10日余りですが、ここはまだ秋の残っているような風情でした。

　万両の赤が際立っていました。

　おっ、誰の仕業でしょうか。これ、多分豌豆の支柱にするんでしょう。木立には至るところ、菜園に持って来いの竹類が生えています。助かります。

　家の近くに戻ってきて、ストレッチを始めたら、タマが擦り寄ってきました。おっ、いいポーズだな。

　このところの湿りと暖かさに、金木犀の下に置いたエノミが平茸を吹きました。収穫が楽しみです。

　さて、今夜は韓国旅行仲間の忘年会でした。河岸は「やまふく」。体調不良の船長は欠席。4人で卓を囲みました。プレモルの生で乾杯。

　酒も煙草も止めた炭組合の組合長D兄は、この刺身を烏龍茶で流しました。

　私は冷酒を頼みました。杜谷はコンサル会社の顧問Aさんの注文です。

　昼行灯のFさんは夜になると元気を出します。生ビールばかりを5杯飲みました。痛風の薬を服用しているのに、大丈夫なんだろうか。私は日本酒を続けました。メニューから選ぶのが面倒臭い。江井、上から順番に持ってきて頂戴。

　ここの酒器はガラスでした。銘柄の変わる度、グラスも替えてくれました。猪口は不要、マニアワンから直接いきます。

　揚げ物二皿です。うち右のコロッケは里芋でこさえているとのことでした。酔いが回り、その味を覚えていません。

　結構飲みました。メートルを上げたAさんが素面のD兄を前、火遊びは好い加減にしておくようにと説教。そのD兄、乞われて月のうち数日、某林業の炭焼窯を手伝っているとのこと。白炭の作り方を教えてくれました。掛ける素灰には少し水を含ませるとのこと。なるほど。

　「やまふく」を出るとき、カウンターに座っていた女性二人に声を掛けられました。かつての部下、務めていた会社の才媛にして酒豪Nさんでした。私の知る限り、仕事のできる女性は酒にも強い。ももさんがよい例です。N嬢の写真を撮り忘れたのが残念でなりません。
　Aさんがもう一軒というので、ついていきました。盛り場は忘年会シーズンというのに人通りが少ない。

　「バー玉井」に突っ込みました。ここには地下室があり、其処にビンテージワインが大量に眠っています。知る人ぞ知る名店です。ウイちゃんも充実、この通りです。

　グラスワインを楽しんだ後、〆の一杯はスペイサイドのオールドバランテュラン15年。スペイサイドとはイギリスのスコットランド地方、次の地図、黄色で囲んだ辺りです。赤丸のところがアイラ島です。スモーキー＆ピィーティーのアイラモルトを産するところです。

　さてこのバランテュラン、玉井の棚はアイラモルト群に混じって同じ場所に並べてありました。一嘗めし、その意味が判りました。アイラに様々あるスモーキーフレーバーに負けず劣らずの味、目隠しをしされたら、アイラモルト？と口走ってしまいそう。ラガウリンに背広を着せたような香りでした。後口も実によい。市販価格は10ラーを少し超えるくらい。家飲みに1本仕入れようかな。