梅林庵

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2020年04月14日

今日も筍掘り、東洋文庫の大清帝国展はコロナウイルスの影響で休館

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カテゴリ：日記

Tuesday, April 14, 2020
　午前3時起床。晴れ。朝のうちは北風が残りました。日中は陽気が戻りました。写真は裏山の竹藪です。右中ほどの新緑は楠です。この辺りにあっては新緑の嚆矢を務めます。楠と言えば母（80代後半）に聞いたことがあるのですが、彼女の幼少時代、木立には樟脳を炊く生業があったそうです。樟脳と言えばナフタリンをイメージします。しかし、楠から抽出のそれは爽やかで、防虫剤の香りとは雲泥の差。アロマのようだそうです。

　今日も朝から筍掘り。穴場に向かいました。掘りすぎると茹でるのに往生します。20本ほどで堪えてやろうか。ついでに枯れ竹も持ち帰りました。火力が強く、大釜を煮るのに持って来いなのです。

　先っぽをカット、根の方は小豆色をした根の出かかったところ辺りを目安、カットします。皮を剥かずにそのままなので、大きさにも依りますが7～8本で釜が一杯になります。写真に写る小さな巾着袋には糠と赤唐辛子が入っています。これ、大切なんです。アク抜き、えぐみ取りに効果があると言われています。

　茹で時間は60分。それを2回繰り返し、猶3本余りました。仕方がないのでもう4本、穴場から掘ってきました。写真は其所へ向かう途中にある水田です。稲の苗が畦に置かれているのを見て取れます。

　おっ、OのT君だ。6条植えの田植機を移動。これを操ると、丸一日でどれくらいの広さを始末することができるんだろう。しかも足を汚さずです。便利になりました。彼の運転するそれは井関農機製。後部左にロゴが入っています。それをして思い出しました。イセキの田植え機「さなえ」です。桜田淳子が長靴を履いて田んぼの中を突っぱるコマーシャルがあったな。今から50年ほど前です。私の小さい頃は手植えでした。田植え機、革命でした。

　午後3時、茹で終わり、片付け終了。この時期、拙宅の筍を待っている人が何人かいます。妻と一緒にその人たちの家を配り歩きました。これで仁義は終了。ついでということで、弥生の農協を覗きました。夏野菜の苗を今日から販売でした。植える予定の半分を購入。残りは2～3週間ずらして購入するつもりです。苗の良し悪しによる偏りを避けるためです。家に戻り野菜の水遣り。
　疲れました。風呂に入る前プシュッ。遂、手が出てしまいました。湯を浴びての仕切り直しはこれ。大袈裟ですが、座り込んでしまいそうな疲労感でした。こんな折、アイラモルトは妙薬です。干天の慈雨。