梅林庵

Sunday, October 4, 2020

　午前6時過ぎ起床。晴れのち曇り。

　二日酔い気味でした。重い頭のまま、起きてすぐ、野菜に水遣り。昨夕、忘れてそれをせず終いでした。その後、ちょっとだけサイクリング。自転車で10分のところに始まった伐採の状況を確認しました。そこの雑木は、薪に使っていいよと言われています。業者が手頃のものを寄せてくれる手筈です。今日はまだその状況にありませんでした。家に戻っての朝ご飯は昨日こさえた鯖の押し寿司でした。一人、お茶を淹れ、ぼんやり滝口康彦の時代小説を読みながら、でした。昨晩の酒がダメージもあって眠くなりました。横になりました。

　珍しく、妻が午前に戻ってきました。実家に泊まった次の日は、母と水入らず、夕刻まで過ごすのが常です。昼前、勝手口に物音がして、すわっ、泥棒か、飛び起きました。昼をし、フレッシュ・ワロンヌを観戦していたら、魚がきました。従姉、KのMさんが主人の釣ったというヘダイ、鰺、それに鶏魚を父に届けてくれたのです。生魚の料理は私の役目です。引き取りました。

　ヘダイが2尾、大鰺が3尾、それにこれも鶏魚の大物が1尾。チャチャッ。やっつけました。バイカル（拙宅の家廻りに住み着いた猫）が足に纏わり付きました。彼は鰓が好物です。全部のそれをムシャムシャ。食べ終えて、牛のような腹になりました。写真はヘダイを2枚に下ろすの図。ソテー、刺身、塩焼きになります。

　塩を打つの図。これを冷蔵庫のチルドに入れておけば4～5日は大丈夫です。

　大鰺の半分にも塩を。

　これとヘダイの刺身を父母に届けました。

　始末の終わり、さてと、走ろうか。体調が戻り、いつものコースをやっつけました。以下はその切り取りです。おっ、小中尾の市道にカラスウリが落ちていました。

　道路脇、太陽光発電のパネルを囲む金網に蔓が巻き付き、この態に。その一つが転がり出たようでした。

　先に進むと虎杖が花を咲かせていました。小さな真珠を散りばめたよう。

　こちらはママコノシニヌグイ。これも満開でした。金平糖が如くです。

　おっ、マメリ、久しぶりだな。元気だったか。

　おっ、テンテン、お前はまた一回り大きくなったな。このニューファンドランド、体重は70Kgに近いかと。飼い主のMさんによると、私のことを覚えてくれていて、遠くに姿を認めると、喜んでリードを引っ張るそうです。嬉しいな。おーよしよし、首回りを掻いてやりました。涎をたっぷり付けられました。

　家近くに戻りました。S兄宅のこねり柿を数個失敬。ムシャムシャやりながら整理運動。風呂を浴びてプシュッ。クワワワワァ～、もちぇん。深酒の翌日、体調の戻りランニングを経ての風呂上がりです。不味かろうはずがありません。

　当ては鶏魚の昆布締め。もちもち感の出て、旬でないのを補って余りある美味しさでした。バタンキュー。

格別よ毟りて美味し他所の柿

今日のラン

6km

今日の酒

プレモルレギュラー缶1　SAPPOROゴールドスターレギュラー缶1　焼酎お湯割りカボス入り1　ウイスキー1ショット

　今日の写真はネタ切れにつき、届いた大学の広報誌（左）と同窓会誌です。うち、前者は見ての通り秋の風情。楓の葉が紅葉。惹かれました。

　中に銀杏並木の写真も。そのことをして、もし来夏、東京オリンピックが開催されるなら、マラソンは大学の構内、ここを走ることになります。私、そのイベントを前のめりになって是が非でも、という最近の姿勢には少し嫌悪を覚えます。復興五輪という言葉が消え、コロナへの勝利にすり替わったよう。でもここを舞台のマラソンには、なんというか、心の躍る感じがするのです。おかしいですね。

　同窓会誌の今号はD3、大学院博士課程の3年目になった院生の特集でした。紹介の8名中、4名が女性。隔世の感です。

　酔散学部は私が在籍した折、女性は1学年200余名のうち、女性は僅か数人でしたから。当時、3K学部と陰口をたたかれていたのです。漁業そのものが3K（きつい、汚い、危険）といわれていて、それをそのまま例えたのでしょう。札幌の美しいキャンパスにある学部と違い漁師町、暗いイメージのあった函館に立地の酔散学部、そこに通う学生はダサく田舎者、オンリーパワーノーブレイン、津軽海峡の馬鹿と言われていました。もちろん白衣を着て試験管を持つ学科もありましたが、半数近くは長靴を履いてフィールドに出たり練習船で航海したり。悪口をそのまま地でいくキャンパスライフです。当時の女性は避けるに如くは無しだったのでしょう。

　戻ります。次の写真は中に掲載のD3、院生さんです。「渡島半島沿岸の昆布目植物について、活用のための新しい栽培方法を検討するため、培養実験をしている」とありました。合羽を着、長靴を履いているぞ。いいぞいいぞ。