梅林庵

Tuesday, October 20, 2020

　晴れ。

　午前4時起床。朝食を挟んで昼まで書斎に過ごしました。私の住む地区は週2回、ゴミ出しの日があります。今日がその日でした。朝餉の前にそれを済ませたのですが、その折、露に濡れたあれこれに目が留まりました。以下はその風情です。1枚目は梅の木に張った蜘蛛の巣です。エバとも言います。いい仕事をしています。

　その下にシュウメイギクが盛りとなりました。可憐です。花言葉は「薄れゆく愛」「淡い思い」だそうです。花言葉によっては花そのものの姿から連想できなものもありますが、これはなんとなくしっくり、です。

　先日、剪定した茶が花を落としていました。

　こちらの茶にはまた別の蜘蛛でしょう、エバを広げていました。

　陽を浴び始めた白菜の葉に秋茜が留まっていました。翅の模様は複雑の中にも規則性のあるような・・・。

　勝手口の外に置いたシクラメンが花を蕾を付けました。

　午後、妻の友人がやってきました。高校・大学と一緒だったUです。彼女、来宅の目的は、ビデオメッセージの製作でした。二人の親友、神戸に暮らすSの娘さんが結婚すると言うことで、お祝いのそれをこさえようという算段でした。Sは若くして主人を脳腫瘍で失いました。幼い娘息子、二人を抱え、細腕一つで育て上げたのです。私、Sのことも娘さん、息子さんのこともよく知っています。仲良し3人組の妻とUは尚更です。彼女たち、その思いを伝えようと、動画撮影のレンズに向かいました。カメラを持ったのは私です。練習3回を経て本番。いい感じに仕上がりました。最後、得意の海苔ギャグをした私も収まりました。動画は3分余り。早速LINEで送付。便利になりました。よい出来だったのでYoutubeにもアップしよう、そう言うと、叱られました。写真はその代わりです。使った小道具。

  Uを見送り、妻と一緒、彼女の実家向けに。渋柿が熟れ始めたので穫って欲しいとのことでした。高枝鋏を使いチャチャッ。お茶の子さいさいですが、女手には難儀かと。高齢女性の独り住まいは何かと・・・ではあります。

　とって返し、風呂へ。走る気分になりませんでした。というのも、というと嘘になりますが、今日の新聞に次のような記事が載ったのです。朝日新聞の社会面にデカデカでした。私のまち出身、先だって引退の嘉風改め中村親方が、佐伯市を相手取って4億8千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたとの内容です。中村親方、市の関係者、両者を知る身の杣夫にとって、なんともやるせない気持ちになりました。ナントカナランカッタノカ、という思いです。

　夜のお勤めはこれ。ワインで流しました。

　メインはこちら。育った菠薐草がいい感じでした。

今日の一首

秋晴れの友の娘が祝言に言葉の一つも送りなるべし

今日のラン

なし

今日の酒

黒糖焼酎お湯割り1　ワイングラス3

今日の音楽

モーツァルト　3つのドイツ舞曲K605

同上　6つのドイツ舞曲K600

同上　交響曲第33番　K319

シューベルト　交響曲第9番　ザ・グレート

モーツァルト　アイネ・クライネ・ナハトムジークK525

同上　クラリネット協奏曲K622　レオポルト・ウラッハ

同上　交響曲39番K543

　以上全てカラヤン　ウィーンフィル

　アイネクライネ、疾風怒濤でした。