梅林庵

Monday, October 3, 2022

　晴れ　西南西の風平均風速2.0　30.6℃　19.1℃

　午前4時起床。

　午前7時半出社、午後5時半退社。

　決裁と協議に終始。慌ただしさあり、いっぺんに目の覚めたよう、いや元の毎日に戻ったような気分でした。

　夕刻、家に戻ってランの格好に着替えました。走り始めてRさんに行き遇わせました。丁度散歩を終えたところでした。もう少し歩こうぜ、誘いました。中天に月齢７、宵月が浮かんでいました。日中は30℃超え、暑かったようですが、この時刻になると風を涼しく感じます。そんなことを互い話していて、ピューッ、鹿の鳴き声が聞こえました。静かな夕刻を切り裂くよう、鋭かったです。

　シャワーで汗を流し、ボンベイジンのロックで夜のお勤めを始めました。当ては今朝の残り、鰺開きの片割れ。メインはジンギスカンでした。デパートの北海道展で求めたとのこと。写真のないのが残念です。あっ、松尾のものではありません。

　今日、横浜在住のHさんから毎度恵送の銀座百点他が届きました。今月も、港町横浜の催しなどがてんこ盛りでした。「禅の友」、横浜港遊覧船の工場夜景案内、国際写真サロン募集案内、猪俣肇写真展、大門美奈写真展、没後50年川端康成展などでした。写真がそれです。

「1901年、大分県南海部郡蒲江町（現・佐伯市）に生まれる。実家は代々医師の旧家。佐伯中学（現大分県立佐伯鶴城高等学校）を経て北海道大学予科に進学、恵迪寮の委員長をつとめる。1928年、北海道大学医学部卒業。上京して日本赤十字病院に勤務。731部隊の石井四郎と師を同じくする。1933年11月、吉田五郎や内田三郎らの創設した精機光学研究所に共同経営者として参画。内田とは、産婦人科医として内田夫人の出産を通じて親交が始まる。内田がシンガポールに赴任するなどしたため、1942年、御手洗自身が社長に就く。太平洋戦争による空襲で御手洗の経営していた産婦人科病院は焼失し、戦争終了後はキヤノン経営に注力した。医師であった事から医療用機器の開発を推進し、その後現在も続く開発・製造の原点となった。1967年、「右手にカメラ、左手に事務機」のスローガンを掲げ、キヤノンの多角経営を宣言した。1974年、前田武男に社長の座を譲った。1977年、前田の死去に伴い賀来龍三郎が社長に就任するとともに名誉会長となる。1984年10月12日死去。享年83」

　戻ります。女王の工場訪問時、御手洗氏が案内役、息子の御手洗肇が通訳を務めたとありました。Hさん、興味深い資料を有難うございました。

　ちなみに資料恵送のHさんは三田にある福沢諭吉ゆかりの大学を卒業後、そのキヤノンに勤務。海外生活が長かったとのこと。女王来日時はアムステルダム在住だった旨を寄せてくれました。オランダか、コンセルトヘヴォウのある街だな。遥かです。ちなみのちなみ、キャノンの御手洗富士雄氏は創業者の一族、彼ももちろん佐伯出身です。

今日の一首（母の死に寄せて）

朝霧の野道を独り急き急きぬ今際の際の母を目指して

虎杖や白き花咲清楚なり母の葬儀に似合い手向ける

亡骸の母と一夜を過ごしけり夢にいでしは祖母の在りし日

母の骨ゆらゆら昇る余熱あり父の手震え竹箸乱る

今日のラン

なし

今日の酒

ボンベイジン2ショット　日向木挽黒ロック正味2合

今日の音楽

ベートーベン　チェロソナタ1番、3番　ロストロポービチ　リヒテル