PR
キーワードサーチ
結婚したので、結婚指輪を買うことにした。
別に指輪してるんでどーこーというワケではないが、やっぱり、したいじゃありませんか・・・左手の薬指に光る指輪を~~~~~~。
旦那さん「いらんよ。オレ、指輪なんかしたことないし。めんどくせえもん」
(゚Д゚)
Mizurin「指輪、買おうよぅ。指輪してる男って、カッコイイじゃん。買おうよぅ。ねえねえねえねえねえねえねぇねぇねぇねぇねぇ。 ねえねえねえねえねえねぇねぇ
旦那さん「オレはしなくていいけどさぁ、自分だけダイヤの指輪買えば?おふくろがさ、婚約指輪だけは絶対買ってやれって言ってんだよ。100万ぐれーの」
指輪に100万も出せるかよ。そんな金あったら豪華ヨーロッパ旅行に行くわ。余ったら生活費に回すわ。引越しもしないといけないし、家具も全然揃ってないし、
Mizurin「いらんわ、それこそ」
旦那さん「でもさー、おふくろが心配してんだよ。おふくろはオヤジに指輪買ってもらえなかったらしくて、今でも後悔してんだって。自分が後悔してるから、オレには絶対買ってやれって、うるさいんだよ」
Mizurin「でもさ、婚約指輪って、買う人そんなにいるの?つーかもう結婚してるし。つーかダイヤに興味ないし。興味ないものに金は使いたくない。なくても生きていけるもんに大金は使えん。ウチにはそんな金はない。大体貯金だってもう一緒くたになってんじゃん。今買ったって、一体どっちが貯めたお金で買うのかもう分からんよ。ダイヤはナシにして、シンプルな結婚指輪だけでいーじゃん」
婚約指輪・・・基本的にダイヤの一粒くらいのヤツで、恐らく非常に高い。某企業が給料の3か月分だと日本文化に定着させた。
結婚指輪・・・夫婦ではめる、シンプルなやつ。恐らくそんなに高くない。
旦那さん「そう?遠慮しなくていいのに」
遠慮してるんじゃございません。ほんっとーに、興味ないんですわ・・・・・・・・。
そして、銀座等等にあるブライダルジュエリーの有名な会社から、カタログを大量に取り寄せる。もちろん銀座で購入する意思ゼロ(←スンマセン)。デザインだけ研究しておいて、似たようなのを卸売店で買えば良いのだ。
ある程度欲しいデザインのものが固まった頃、御徒町へ出かける。店をいくつもハシゴ。どの店に入っても、指輪を選ぶカップルで溢れかえっている。世の中にこんなに結婚する人がいるたぁオドロキだ。
しかしまぁ、結婚指輪ってのはどれも大体似通っているものだ。ずっと付け続けることを前提に作られているので仕方がない。見れば見るほど、どれも同じに見えてきてしまい、半ばもうどうでも良くなりかけていた時、立ち寄った店でこんなことを聞かれた。
店員「ご婚約指輪は、お作りになられませんの?」
いらんってば。もう結婚してるし。いらん。いらんいらんいらん。全然いらん。
店員「それでしたら、ご結婚指輪をご婚約指輪と兼ねられたら如何でしょう。そんなに大きなものでなく、伏せこみになってるタイプでしたら、普段使いにも問題ないかと思います。見るだけでも、見ていかれませんか?こういうのもあるんだなって、ご参考にしていただくだけでも結構ですので」
うーん。でもなぁ、結婚指輪はやっぱり、旦那さんと同じデザインのヤツがいいんだよな。毎日しておきたいし、ダイヤなんかついてたら、家事の邪魔になるよ。邪魔だから外しがちになるだろうし、そうしたらそのうち面倒になって、結局しなくなったりしてさ。できたら、ダイヤとかついてなくて、シンプルなものがいいんだよね。仮にダイヤがついてても、メレダイヤみたいな、ちっちゃいヤツでいーんだよね。ダイヤ、マジで興味ないんだよね。
とは思いつつ、店員さんに勧められるままに、指輪の空枠を試着。店員さんはテーブルの下から、ケースを取り出し、ピンセットみたいな器具でダイヤモンドを挟んで、指輪の枠に乗せた。
店員「ほぉら、キレイでしょう??」
き、綺麗だ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・。
そのダイヤに激しく心を揺さぶられてしまった私は、結局その日何も買わずに帰宅。アハハ・・・・・・・・・・・・。
つづく(笑)
カレンダー
コメント新着