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ディカプリオとラッセル・クロウ共演、リドリー・スコット監督の作品です。
やっぱりスコット兄弟の作品は、どこか残酷で、飄々としている気がします。スピルバーグやブラッカイマーがこういう映画を撮ったら、もっとエンターティメント性がはっきりするのでしょーか。
話は、中近東のテロリストたちと、合衆国CIAの戦いといった感じで、目新しさはないですが、とにかく全体を通して、恐怖感というか生々しさがハンパなかった気がします。
神様の名の下に自分の命を簡単に棄て、他人の命を簡単に棄てる恐ろしさ。しかも本人たちには罪の意識はまるでナシ。命の重さはみんな同じとよく言いますが、こういうの見てると本当にそうなんだろうかと疑ってしまいたくなります。
また、正義のためという理由で軽々しく他人を犠牲にしてしまう人間の恐ろしさも、よく出ていたと思います。
やっぱり中東はコワイ。銃で撃たれるのもイヤだけど、生きてるまま首をナイフで切られるほうがもっとコワイ。
ラッセル・クロウがCIAの上司で、ディカプリオが現場で動く部下と言う設定なのですが、結構な頭脳戦が繰り広げられるので、よーく字幕を見ていないと、誰が敵で何が起こっているのかがわからなくなってしまいます。間違っても、途中で一時停止せずにトイレに行ったり、麦茶を入れに台所へ行ってはいけません。
最後の二人の会話、すごく深いなーと思いました。ここに、この映画の意義みたいなのが凝縮されてた気がします。
しかし、ラッセル・クロウ、役作りのためか知らないけど、すげーデブジジイになっててビックリした(ーー;)
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