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2004.07.14
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カテゴリ: その他の読書録

免疫革命( 著者: 安保徹 | 出版社: 講談社インターナショナル)


 新潟大学教授が書いた本。これまでの対症療法を否定し、人間が本来持っている治癒力を引き出すことを主張する。
 著者の考えに従った治療での、進行性のガンも治癒率は高いそうだ。
 免疫の仕組みや白血球とはどういうものかという専門的な説明が大部分なのだが、流し読みなのであまり頭に入らない。
 そもそも病気の原因は何かというと、ストレスがもっとも大きな原因だという。
 生活を改め、ストレスをなくしていくことで病気にかからなくなり、病気になっていても治癒していくのだそうだ。
 かと思うと、現代人はリラックスしすぎていて病気になったりもするそうな。
 何しろ「心のもち方が体調をつくる」(p266)ということで、クヨクヨするのがよくないというのだ。しかし、「そうか、クヨクヨするのがよくないのか、じゃあクヨクヨするのはやめよう」などといってクヨクヨしなくなれる人は、最初からクヨクヨしないだろう。
 クヨクヨしまいと思ってもクヨクヨしてしまうからクヨクヨするのだ。
 読んでいて強く感じるのは、「医学は宗教に近い」ということだ。

 「民間療法でも、自分が治ると信じられるものに自己責任でとりくむことは、免疫活性につながります」(p133)という。信じる者は救われる、ということだ。





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Last updated  2005.04.01 16:49:53
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