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や、やられました。東京に、再進出をするという噂を聞いていましたが。いきなり、現物を見てしまいました。「世界の山ちゃん」とともに、名古屋系の安くておいしい店である「寿がきや」は、5年ほど前に、一度、関東を撤退しました。ちょうど、その頃、東京近辺で「寿がきや」のラーメンを食べようと、東京都の東大和のダイエー、埼玉県の川口のダイエー、かなり離れているが、同じ川口市のグリーンセンターなどを回りましたが。時、すでに遅し、閉店して空き店舗になっているか、別のラーメン屋が入っていたりした。いろいろ、痕跡を探してみたが、施設内の案内看板には、「寿がきや」ラーメンという文字の上から、シールが貼られていた。その後、「寿がきや」のラーメンは、どうも、時々禁断症状が出るようになっているらしく。どうしても、「寿がきや」のラーメンが食べたくなって、静岡県の沼津市内まで、東名高速を飛ばしていった事がありました。途中にインターバルを置いて、その日は、三杯も食べてしまいました。そんなことで、「寿がきや」のラーメンがなくて、東京の片隅で、淋しい思いをしておりました。そして、先月末の愛・地球博の仕事の際、名古屋には行ったのですが、いろいろ、回らなくてはいけないことがあり。「寿がきや」の看板は見たのですが、結局は寄れずじまいでした。そして、名古屋で生まれも育ってもいない私が、ときおり「寿がきや」の禁断症状を経験しながら、5年後の今日を迎えた。長期出張中に、育てていた、小さな木が調子が悪くなったので、園芸店に相談を市に行くことにした。引っ越してきて1年少しなので、近所の園芸店についての情報がなかったため、インターネットで検索して、外苑東通りを早稲田方面に行ったところの店を見つけ、自転車で、その店に向かった。外苑東通りが、少し、道の狭い所に、その店があった。店の前には、小さな苗がたくさんあって、その小さな緑に、なんとなく和まされる。年老いた店員さんは、木の状態をデジカメで撮影した写真を見て、それにあった対処法を、真剣に考えてくれた。何度か、棚にたくさん並んでいる雑菌を殺す薬を手にしたのだが、それも、あまり、ベストチョイスではないらしく。結局は、薬を使わない対処法を教えてくれた。店員さんの説明を聞いているうちに、その近くに置いてあった、小さなツタが気になってきたのと、アースデイの時に買った、渋谷のモヤイ像の下に植えてあった、植え替えの時に取り除いたツタがあったので、そのツタと一緒に育てようというというアイデアが合わさり。ツタを買うことにした。用件が済み、そのまま家に帰るのもいいのだが、ちょっと散歩がてらに、うろうろすることに。早稲田方面に行き、なんか、お茶をしたい気分になったのだが。目に入ったのは、蕎麦屋の「三朝庵」だった。カレー南蛮発祥の地であり。古くからの歴史のある店で、早稲田大学の歴史を感じさせる、いろんなサークルなどが残したものが飾ってある。丁度、テレビでは、ペルー代表とのサッカーの代表戦が映されていた。ペルーは、しっかり守っているのに対して、日本は攻めきれない状態だった。あまりにも、しょっぱい状況の試合だったので、前半戦終了と同時に店を出て、高田馬場方面にへ自転車を走らせる。途中、コンビニからは、サッカー日本代表のレプリカユニフォームを着た人が、両手に、お酒やら、カップラーメンやら、スナック菓子を持った状態で出てくるのに出くわした。しょっぱい試合だから、飲み食いするしかないのだろう。さらに、馬場口方面にいくと、映画館がある。どうも、韓国映画の二本立てである。韓国人街と言われる、新大久保に近いということというより、昨今の韓流ブームの影響だろうか。中年のどこかさえない女性が入場券を買い求めていた。そんなことで、明治通りの馬場口交差点に達したとき、交差点の角に「スガキヤラーメン」と書かれた看板の店を発見。看板には、従来の「寿がきやスーちゃん」の絵柄が無く、配色がオレンジかがった黄色と朱色のびっくりラー風で、カップラーメン風の赤いどんぶりのシルエットの上に、白抜きのカタカナフォントで「スガキヤラーメン」と書かれていた。だから、一瞬、「寿がきや」ではないかもと思ったのだが、ラーメンの値段は、290円と値段が10-20円違うとはいえ、価格帯が近いこともあり、おそらく関東に再上陸すると噂されていた「寿がきや」わかってきた。たぶん、店舗のデザインを今風ににしたのかもしれません。店舗の看板の汚れや、その他の雰囲気から、出来てから3-6ヶ月という感じがしてます。おそらく、早稲田大学に通う大学生相手に、商売をしようという腹なのだろうか。それとも、東海地方出身の大学生なら、中学、高校時代に、「寿がきや」を散々食べているだろうから、そこから、広げていこうという考えで、この地を選んだのかも知れない。とにかく。こ、これで、いつでも、自転車で「スガキヤラーメン」を食べにいける。なんなんだろう、この安堵感は・・・・だが、さっき、三朝庵で、お蕎麦を食べて満腹だったことだけが悔やまれた。★参考★いままでは、このようなものを食べて、禁断症状を抑えていました。★これは、密かにオススメ★ 寿がきや天ぷらうどん は、コープ東京にOEMされていました。つまり、それなりの安全性と栄養そして低価格が実現されている商品なのです。これに、総菜売り場で売られている、天ぷらをさらにトッピングして食べると、手軽で、無茶苦茶美味しいです。
2005.05.22
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王子が地上に降りて9週間が経ったが、それなりに地上に慣れてきたのか、泣かない時間が増えた。だが、やはり、ガンガン泣いて、周りの人を困らせたり、泣いて、泣いて寝付かなかったりと、王子に仕える人たちを困らせる。そこで、王子に仕える者は、なんとか、王子の機嫌を取ろうと、様々な工夫をする。そのような状況の中、自動育児器の自作を試みた。育児機器のトップメーカーと言えば、アップリカだ。このアップリカは、創業者が医療の現場で、赤ちゃんに対し、あまりに手が掛かるというのに、それを省力化する機器がないということで、育児機器を作るメーカーとして起業したのが始まりだそうだ。そして、その機能や性能が認められ。そのうち世界の有名人にも使われたりして。いまや、世界のトップブランドとなった。このような育児機器が売れるのは、やはり、王子でなくても、赤ちゃんに手を焼いている人が本当に多いからだ。そんなことで、譲り受けた、揺れるハイローベット&チェアをベースに、タイマーで自動的に揺れる機能を付け加えてみた。 ベースになったハイローベット&チェアの後継機これが、その全容だ。ハイローベット&チェア下部に、15分タイマー付の金魚運動器を設置し、その間に低反発クッションを介在させることにより、適度な揺れを実現するというものだ。ハイローベット&チェアも金魚運動器も健康器具ということもあり、敷地用がアイボリーで統一され、タイマーの長い配線が気にはなるが、なんとなく、それらしい姿になっている。 金魚運動器 低反発ポリウレタン素材のリラックスクッション さっそく、タイマーをセットし、自動育児器に王子を載せ、スイッチをオンにした。ドンキホーテで買った安物の金魚運動器は、古い電動ミシンが起動するときの唸りのような轟音を立て、王子を載せたベットが揺れだした。騒音は気になったが、赤ちゃんは、騒音や振動に強いという話しもあるので、きっと大丈夫だろう。ベットの揺れは、金魚運動器の位置で、調節しながら、王子がどのような反応をするのか観察する。動き出して、20秒ほど、王子は、何が起こったのかわからない顔をしていたが。そのうち快適そうな表情を浮かべるようになった。おおっ、これでうまくいくと。王子を寝かせるのが楽になる。これだけで、相方のストレスも減り、今以上におっぱいの出も良くなり、結果として王子の満足度もアップするだろう。そういう、甘い期待が現実味を帯びてきたと思った頃、王子の表情が急変した。どうもお気に召さないようだ。使用中止の決定を下し、機械を止め、王子を抱きかかえると、王子は機嫌を取り戻した。自動育児器の試作第一号は失敗に終わった。製品開発は、最初からうまくいくことはなく、ごく当たり前の結果とも言える。開発の世界は、失敗の繰り返しなのだ。この実験の結果、揺れの質の問題もあるのだろうが、揺れだけでは、王子は満足しないということが解った。
2006.03.30
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