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超久しぶりの更新がRoNとは・・・太子さんのチェックリストをやってみました。1)RoNの事を考えて仕事が手に付かなくなる事があるRoNのことを考えながらちゃんと仕事してますwww2)自由な時間があると、 まず第一にRoNの事が頭に浮かぶはい。そしてプレイします(ひろさんと同じ)3)RoNを行っていないとイライラしたり、 怒りっぽくなる事があるそれはないなあ。4)睡眠時間がなくなるまでRoNを続けた事があるありまくり。5)RoNをやめようなんて考えた事もないやめるつもりはないw6)家族に嘘を言って、RoNをする事がしばしばある嘘は言わないけどばれないようにやりますw7)RoNは孤独なものだと思っているある意味孤独かも。上達しないので。8)たーちゃんさんやひろさんのRoN勧誘をみて、 一刻もはやくプレイしたくなり、クレジット決裁をした事があるポチった。9)支払い予定のお金を流用したり、 勝手に財産を換金してRoNに当て込んだ事がある (光回線導入したり、PCを新調したり)RoN始めてからPC2台買ったwwwでも使い込みではないな。10)家族がくだらないTVなどをみていると、 『この時間でRoNが上達できる』と説教した事があるさすがにないwというわけで5個。立派な依存症ですな。
2009.02.28
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個人、18年ぶり買い越しへ 08年の日本株売買国内株式市場で個人投資家の買いが活発だ。年初からの投資主体別売買動向を累計すると、個人の買越額は1兆2000億円を超え、年間ベースで1990年以来18年ぶりに買い越しとなる見通し。世界的な金融市場の混乱で外国人が日本株売りを強める一方、歴史的な株安が続く中で、個人は高い配当利回りや割安感から積極姿勢に転じたようだ。ただ足元は企業業績の悪化懸念が増しており、先行きには不透明感も残る。18日に東京証券取引所が発表した東京・大阪・名古屋3市場(1・2部など)の直近の売買動向を加え、年初から12月第2週までで個人の買越額が1兆2407億円。過去最高だった90年の1兆3700億円に迫るペースだ。その間の17年間はいずれも年間で個人は売り越していた。ということなのですが、単純に株価が下がったからそうなったのでは?約定単価を出さないと意味ないと思いますが・・・。1000円で買って900円で損切りしたら買い代金の方が大きくなりますし、塩漬け株はそもそも買い代金が入るだけで売り代金が計上されません。こんな大雑把なデータを大きくニュースとして報じられても、害になりこそすれ何の役にも立たない。雰囲気は総弱気にしか見えませんが。
2008.12.19
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四季報CD-ROMが2009年第1集でバージョンアップ。四半期決算に対応した。良い。
2008.12.14
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ぼちぼち更新していきますかね。 出産一時金が40万円になるらしい。 ほうほう。で、今までいくらだったの?何?35万円?たった5万の増額で効果あるの??国民全員に12000円の定額給付するくらいだったら、出産する人に100万円くらいあげなさいよ。(注:私に身重の妻はおりませんよ) 2007年の出生数は109万人。一時金を100万円に増額することで一気にこれが150万人になるとして出産一時金の増額 109万人×65万円+41万人×100万円=1兆1185億円。一方、定額給付金は総額2兆円と言われている。半分ちょっとで済む。100万円くらい払っても、その赤ん坊が将来生み出すキャッシュフローの現在価値が100万円以上になれば問題なし。 そしてそれは簡単だろう。中には問題児もいるだろうが、逆に巨額のキャッシュフローを稼ぐ奴も出てくるので、平均値で100万円は簡単に達成可能ではないか。正確に言えば、出産一時金増額分、1兆1185億円を出生数増加分 41万人で割った272万円を超えるキャッシュフローを一生で生み出せばよい。 やっぱり簡単じゃね?2兆円の定額給付金は、最大で2兆円の消費を生み出すだけ。そして実際は、この景気が冷え込んだ状態ではかなりの額が貯蓄に回され、死に金となる可能性が高い。一方、子供を一人前にするためには教育費だけでも2000万かかるといわれている。 2000万円×41万人=8兆2000億円だ。教育費だけで。年金問題にも効果がある。 どう考えても少子化に歯止めをかける方が効果がある。国の宝となる子供を産んでくれる人には、100万円くらい「でかした!!」とばかりにご褒美をあげてもいいと思う。掛かる出産費用をカバーしてあげる、程度の発想しかできないようでは情けない。 逆に言えばこれくらいしないと、少子化には歯止めがかからないだろう。 しかも100万円という数字はインパクトがある。庶民の金銭感覚の大きな節目がここにあるからだ。200万円にしても効果が2倍にならないし、90万円にしたら効果は10%以上、下がってしまうだろう。プロスペクト理論に通ずるものがある。 注)実際には1年だけこの「100万円」をやるわけには行かないでしょう。毎年の1兆円の支出増は、この投資を回収するまでの期間には重しになるかもしれません。しかし仮に単発だとしても、今回の定額給付金よりは効果がありそうな気がします。 出産一時金、40万円超に増額 厚労省方針、少子化の歯止め狙う 厚生労働省は健康保険の加入者に支給している出産一時金を全国一律で引き上げる方針を決めた。子供1人当たりの出産一時金を現行の35万円から41万―43万円に増やす方向で調整する。12日に開く社会保障審議会医療保険部会に提示し、来年10月からの実施を目指す。少子化に歯止めをかけるため、出産の費用負担を軽減すべきだと判断した。 出産一時金については来年1月の産科医療補償制度の導入に合わせて、38万円に引き上げることが決まっている。都市部などでは出産費用が35万円を大きく上回るケースもあるため、さらに3万―5万円増やす方向だ。 論争・少子化日本超少子化ー危機に立つ日本社会少子化「必毒」ジョーク集
2008.12.11
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1000円下がって1000円上げる相場なんてアホとしか思えない。NK8100円で買った人おめでとう。私はCPが少なかったので量はたいしたことありませんでしたが、欲しい株が満足いく価格で買えて大変うれしいです。しかし今回の下落は、フリーフォールに近かったし、たーちゃんさんのように資本力がある人で小型株を買いたかった人は、流動性不足で思うような株数を変えなかったのではないでしょうか。戻りも少ない出来高であっという間に飛んでしまうし。こういうときは小口投資家が有利ですね。流動性って、本当に重要ですね。だから非流動性ディスカウントって、十分考慮すべき(私は3~5割割り引いて考えます)だと思うんですよね。しかし自分の気持ちをモニターしていくと面白いですね。かなり値動きには鈍感になっていると思っていましたが、前営業日と今日ではマインドが違うのが自分でも分かりますもん。こういうときは調子に乗らないほうがいいですね。少しでも底値(になるかどうか確定してないけど)で買えたことを喜ぶことにします。
2008.10.14
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1000円下がって1000円上げる相場なんてアホとしか思えない。NK8100円で買った人おめでとう。私はCPが少なかったので量はたいしたことありませんでしたが、欲しい株が満足いく価格で買えて大変うれしいです。しかし今回の下落は、フリーフォールに近かったし、たーちゃんさんのように資本力がある人で小型株を買いたかった人は、流動性不足で思うような株数を変えなかったのではないでしょうか。戻りも少ない出来高であっという間に飛んでしまうし。こういうときは小口投資家が有利ですね。流動性って、本当に重要ですね。だから非流動性ディスカウントって、十分考慮すべき(私は3~5割割り引いて考えます)だと思うんですよね。しかし自分の気持ちをモニターしていくと面白いですね。かなり値動きには鈍感になっていると思っていましたが、前営業日と今日ではマインドが違うのが自分でも分かりますもん。こういうときは調子に乗らないほうがいいですね。少しでも底値(になるかどうか確定してないけど)で買えたことを喜ぶことにします。
2008.10.14
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かなり久しぶりの書き込みです。この暴力的な下げ相場で私のポートフォリオもかなり痛んでおりますが、本日は買い付けます。月曜日くらいに買いを入れる予定だったのですが、資金の準備が遅れたのが幸いしました。「これだけ下がったからもう大丈夫だろう」というのがまったく通用しないというのが良く分かる相場ですね。これからさらに下がることもあり得ますが、それを覚悟した上で買いたいと思います。業績を見ているので下げは不快ではありますが、恐怖ではないです。キャッシュポジションを温存されていた方、おめでとうございます。私はフルインベストに常に近い状態なので、こういうところではあまり買うことができません。その代わり、上げ相場を指をくわえてみていることもないと思います。結局タイミングを計るのは無理だという結論に達したので、自分基準で安いと思えるところで買うのみです。売りとかペアトレードとかオプションとかいろいろ試しましたが、結局はシンプルな投資方法が効率がいい気がします。超絶テクニックを持っている方は別だと思いますが、私にはありませんので。専業の方や時間が取れる方は、アービトラージ、ペアトレード、ロングショート、オプションなどでチャンスがあると思いますが、リーマン投資家にはきついです。それにしても上げ下げに一喜一憂するのも意味はないですが、下げに鈍感なのも困ったものです。これまでの下げをあんまり痛いと思ってこなかったのでここまで付き合ったのかな、とも思います。痛みに敏感なほうが逃げるのも早くていいかもしれませんね。そういう人は上がってもすぐ売ってしまいそうですけど。信用を使っている人は、信用余力に注意をしていた人の中にも追証回避で売りたくなくても売らざるを得なかった人もいると思います。そういう人を「リスク管理が甘い」「欲を出しすぎ」と批判するのは簡単です。そういう人は上がれば莫大な利益を手にしていたわけです。要は、覚悟ができているかどうかだけで、信用を使って今回ダメージを受けた人で、「覚悟の上だから仕方ない」と冷静に思える人は挽回のチャンスがあると思います。(=リスクというものを分かっている人だと思います)感情的になってしまう人はリスクの大きさを分かってなかった人ですね。「相場では何でも起こりうる」この言葉をかみしめたいと思います。それにしても安い株ばかりでうれしいわーw本音で、しばらくこのまま安いままでいて欲しいです。その間に本業で投資資金を稼ぎたいです。
2008.10.08
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麻生さん「景気対策が最優先」「300万円まで配当非課税など、証券税制優遇の拡大を」 イイヨイイヨーわかってるジャン♪渡辺喜美さんの孤軍奮闘かと思っていたら、思わぬ援軍ですね。政治家=経済音痴に近い状況でしたからあきらめてましたけど。
2008.08.09
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特に赤塚不二夫ファンというわけではなかったが、タモリのこの弔辞にはジーンときた。その人について深く思っていないと言えない弔辞だと思った。合掌。
2008.08.07
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前の記事に匿名さんから質問いただいています。2週間近く経ってしまいましたが、返答させていただきます。遅くなりましてすいません。・例外を作らず・予定通りに・機械的に売買を積み重ねていってください。何故でしょうか。その方がパフォーマンス上がるのですか?リスクが低くなるのですか?その方がパフォーマンスが上がるかどうかは分かりません。機械的売買というものは何らかの根拠(主に統計的データ)に基づいて、条件に合致する銘柄を売買するというものです。過去のデータが未来にも当てはまる保証はないのですが、その過去のデータが生じた要因が構造的なものであり、持続すると考えるに足る何らかのエッジ(優位性)が認められる、と考えて(というか「信じて」)実行されるものです。そのルールに従わない場合、統計的に示されたパフォーマンスは保証されません。ひょっとしたら、ルールに従わないことによってパフォーマンスは上がるかもしれませんし、下がるかもしれません。仮に本来のルールに裁量を加えてパフォーマンスが上がったとしましょう。そのパフォーマンス上昇の要因は何でしょうか?たまたまその期間良かったという可能性はどうやって排除するのでしょうか?10年、20年と行える投資法ですか?ルールをころころ変えたら、サイコロを振る方法と何ら変わらないのではありませんか?つまり、・例外を作らず・予定通りに・機械的にという方法は、立証された(と、信じている)パフォーマンスを、言いかえればその投資法の期待パフォーマンスを実現するために必要不可欠な行為なのです。期待パフォーマンスに対するブレを抑えるという意味で、「リスクを下げる行為」であると言えますね。私は、投資手法の優劣は基本的にシャープレシオで判断するべきと思っています。同じ年率10%のリターンが期待できる2つの投資法でも、リスクが5%と10%と異なっていたらシャープレシオも2と1という風に異なります。リターン10、リスク10よりもリターン6、リスク4の方が好ましいです。「でもリターンが10なんだから、長期的には(それこそ100年とか継続すれば)リターン10リスク10の方が多くの利益が得られるのでは?」こういう疑問が湧いて当然と思いますが、そういうときにはレバレッジをかければいいんです。リターン6リスク4の手法でレバレッジを2.5倍かけたら、リターン15リスク10となります。あきらかにリターン10リスク10の手法より優れています。しかし現実には以下の2点に注意が必要なので、上記のようなレバレッジのかけ方は推奨できません。(1)レバレッジをかける際にコストがかかる例えば株の信用取引だと年率3%前後の利息を取られます。年率3%以下の期待リターンの場合、レバレッジをかけるとパフォーマンスは下がってしまいます。コスト0でレバレッジをかけれるなら借りれるだけお金を借りて、実質ノーリスクの国債やら銀行預金を選択するのが賢明ということになりますが、借金の金利は国債利回りや銀行預金の利率を大きく上回っています。(2)期待パフォーマンスが正しいとは限らないある投資商品、投資手法の期待リターンは推測値です。ひょっとしたらリターン10だと思っていたものが実は5だった、ということは頻繁に起こります。仮にリターン10という見積もりがある時点で正しかったとしても、次の時点では8に変化する可能性があります。投資のリターンというものはそういう性質のものです。従って、リターン6リスク4だから2.5倍のレバレッジをかけて・・・と机上の空論を信じてその通りにレバレッジをかけてしまうのは危険だと言えます。リターン15リスク10にしたつもりが、ちょっと計算が狂うだけでリターン10リスク20とかに簡単になってしまいます。上記の例ではレバレッジが2.5倍ですから、見積もり誤差も2.5倍に増幅されてしまいます。 以上のことから、基本的にはシャープレシオの良い投資商品、投資手法を選択しつつも、リターンの絶対値も重視し、適切な(死なない程度の)レバレッジをかけるという方法が現実的でしょう。ちなみにレバレッジというものは1倍以下の場合もありますから。後半は話がそれましたがこんな感じです。 リスク(上)リスク(下)
2008.07.19
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会社四季報CD-ROMなどを使ってたまにスクリーニングをしますが、PERやPBRなどの単純なスクリーニングをすると、「こんなクソ会社の株買えるわけない」っていうような会社が頻繁にヒットします。明らかなクソ会社については除外すればいいのですが、表面的な業績からは分からないようなクソ会社も結構あります。そのような会社は、調べていくうちにクソっぷりが明らかになっていくわけですが、そのようなときは「調査した時間を返せ!」といいたくなります。(いや、自分で勝手に調査しただけなんですけどね・・・)それでも詳細な調査をしない限り投資しないという方針のおかげで地雷をつかむ確率は下げられているわけで、スクリーニングのみで投資をしているような人は、わざわざ地雷を自ら選んで金をつぎ込んでいるということに気づくべきだと思います。「安いものにはそれなりの理由がある」という原理原則さえ忘れなければそんなことにはなりません。「十分な分散投資をしておけば、1つや2つクソ銘柄をつかんでも大丈夫」という考えがあることも確かです。そういう方針を取っている人は、・例外を作らず・予定通りに・機械的に売買を積み重ねていってください。銘柄選択よりも、こちらの方が重要性が高いですし、やってみると意外とハードルも高いことが分かります。グリーンブラットの「魔法の公式」が機能する(アメリカ市場でしか検証されていませんが)理由の一端もそこにあります。ではどういったスクリーニングが効果的か。・ダメ銘柄は安い・優良銘柄は高いわけですから、「優良っぷりの割に安い」銘柄を探すようなスクリーニングをすればいいのです。例えばROAとPERの組み合わせなどです。単純ですね。別に目新しい概念ではありません。あるいは経営効率などにのみ注目してスクリーニングをして、「高くなければ良い」とする手もあります。地雷をつかむ確率は確実に低くなります。
2008.07.06
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なんですってね。そんなに下がってるなんてぜんぜん知らなかった。持ち株は上にも行かないけどあんまり下がってないもんで。安けりゃ買うし高けりゃ売るだけ。ボーナスシーズンは買いは避けようと思ったが、こんだけ下がったらいろいろ検討してもいいかな。あの銘柄とかあの銘柄とか。
2008.07.03
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架空物件などエイブル「おとり広告」 公取委が排除命令住宅賃貸仲介業大手の「エイブル」(東京)が、インターネット上や情報誌に出した広告で、実在しない部屋や契約済み物件を載せたほか、築年数などの条件も実際より優良に表示していたとして、公正取引委員会は18日、景品表示法違反(おとり広告、優良誤認)で同社に排除命令を出した。 公取委によると、不当表示があったのは、ネットのサイトや「週刊CHINTAI」などで掲載した物件広告。公取委が約500店舗のなかから13店舗を抽出して調べたところ、うち9店舗で18件の不当表示が見つかった。 契約できない物件を広告に載せ、客を引きつけたうえで別の契約を結ばせる「おとり広告」と認定されたのは15件。福岡市内の架空の部屋を、同じ階の部屋よりも数千円安い家賃で紹介していたほか、契約済み物件14件を「入居可能」と掲載し、問い合わせがあった場合には「この物件は契約済みだが、店に来て欲しい」などと伝えていた。 また、優良誤認は東京・福岡・埼玉の3物件で、築年数を17年ほど新しく表示したり、駅まで徒歩でかかる時間を10分短く表示したりした。 エイブルは、データベースへの入力ミスや、契約済みかどうかの確認を怠ったことが原因としており「お客様にご迷惑をかけ、おわび申し上げます」と言っている。 同社の昨年度の契約実績は約21万6千件。不動産の賃貸仲介業者に「おとり広告」で排除命令が出るのは15年ぶり。 エイブルと言えばCHINTAI。あんまりにも依存度が高いんで、CHINTAIがいくら安くても投資は控えてきたんですが、なんでこのタイミングでいまさら公取なのか。15年ぶりって。おとり広告なんて、大なり小なりどこでもやっていると思うんですがね。客の方も、客寄せ物件かもしれないと思いつつ問い合わせるのが普通だと思うんですが。まあ、即時性のあるWEBではきっちり契約済み物件を排除してくれないと、結局は客の利便性を損なって客離れが起きるだけだと思うんで、勝手にやってくれという感じなんですが。このニュースがどういった意味を持つのか、少し考えてみたいです。
2008.06.18
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久しぶりに投資の話題を(笑)SHOEIからこんなプレスリリースが出ました。平成20年岩手・宮城地震の影響について「業績に対する影響は軽微」となっていますが、「じゃあ少しは影響あるのか?」というのが気になるところです。地震当日は休日だったのは幸いしたでしょうね。それにしてもこのプレスリリースがあるまで、岩手に工場があることをすっかり忘れていました。新潟地震の時は自動車部品メーカーの生産がストップしたりして深刻な影響が出ましたから、投資先の工場や事業所の場所はあらかじめどこかにまとめてメモしておいて、地震があったときはチェックしないといけないなあ。それからSHOEIの場合は茨城工場もあるけど、事業規模の小さい会社に投資するときはこういった地政学的リスク(というのだろうか?)を意識しないといけませんね。要はその分ディスカウントして考えるってことです。「SHOEI&5万円以上」で楽天市場を検索すると、288件もヒットしました。やっぱり高級ヘルメットですね。ざっと見てみましたが、確かにかっこいいかもしれませんね。私はバイク乗らないので人気は良く分かりませんが。バイクのりの方の意見はどうなんでしょうか。50000円の商品の一例一番高かった商品。それでも依然50000円台(56700円)ですが。10万円を超えるような超高級ヘルメットは売ってないのかな。需要はありそうなんですけどね。SHOEI フルフェイス最上級モデル X-Eleven★送料・代引き手数料無料★X-Eleven KIYONARI(清成龍一)SHOEITC-5(グレー/ブラック)【280】ショウエイ X-11 加賀山就臣 レプリカ
2008.06.16
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さあ、このブログも予定通りいい具合に廃れてまいりまいた・・・ところでこんなAA見つけました。こんな就活学生いそうで怖い。 / ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●) | (__人__) | ` ⌒´ノ 何かわが社に対して質問はありますか? | } ヽ } ヽ、.,__ __ノ _, 、 -- ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、 /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_ 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|::: ____ / \ / ─ ─\ / ,(●) (●)、\ | (__人__) | パンフレットに「一部上場」と書いてありますが、 \ ` ⌒´ / 全部上場するのはいつ頃でしょうか? ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.: | '; \_____ ノ.| ヽ i | \/゙(__)\,| i | > ヽ. ハ | ||本日も上場なり豆富バカが上場した!M&Aで狙われる上場企業95社
2008.06.15
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iPhone発売ですか。2万円。安いですね。でもFelicaついてないしワンセグついてないし・・・だったら同じタッチパネルのドコモのSH906iの方がいいのでは?このくらいの機種だったら買ってもいいかな・・・
2008.06.10
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自分で考えるのが面倒なので、探してみたらあった。オモロー!http://q.hatena.ne.jp/1212415938注)このブログは投資ブログではなくて、ネタブログです。3の倍数と3のつく数字のときだけアホになる電卓。これオモロ。買う。7月下旬発送予定(キーホルダータイプ)世界のナベアツ 3の倍数の時アホになる音声電卓【ミニ電卓】(ご予約品)世界のナベアツ マフラータオルピンク 1080×190mm即納可能!オモロー!『世界のナベアツ《黒》』Tシャツ/3の倍数と3の付く数字だけアホになります!?/ファッション雑貨◆
2008.06.06
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しかし、久しぶりのブログ更新がこれか・・・。まあいいか。環境学習で小学生にAV見せちゃったこの映画でベティ・デイヴィスが初オスカーを受賞するが、前年の「痴人の愛」の名演技にも関わらずノミネートすらしなかったことへの同情票が集まったと言われた!DVD未発売。■青春の抗議 Dangerous■
2008.06.02
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先日の記事で、「DUNLOP FORT(テニスボール)は隠れたブランド品だ」ということを紹介させていただきましたが、今度は身近な企業/商品でそういったものがないか、考えてみました。ルイヴィトンなどは明らかな(誰でも知っている)ブランド企業/商品ですが、たとえば自分の仕事関連で考えると、あまり知られていないものが見つかると思います。私は機械系の研究開発の仕事についていますので、その関連で考えてみます。ただし、割安さなどは全く考慮していません。というか上場しているかどうかすら調査していませんので、興味のある企業がありましたらご自身で調査してください。また、当該商品がその会社の売上に占める割合が非常に小さかったり、そもそも市場規模が小さすぎる場合もあります(DUNLOP FORTはその一例です)。キーエンス計測器関連。「世界初」の商品が目白押しでヒキが強い。「商品としてのパッケージングがうまいだけ」と揶揄されることもあるが、実際売れている。営業利益率は脅威の50%で、社員の給料は異常に高い。研究開発に力を入れている。ハーモニックドライブシステムズ減速機構。このブログですでに紹介済み。ロボットアームなど、「ハーモニックドライブじゃないとだめ」なアプリケーション多数。ただし、設備投資動向に業績は左右される。共和電業ひずみゲージ。共和電業以外を見たこと自体があまりない(1回もないかも)。私自身、共和電業以外使う気がしない。評判が高いし、メーカーを変えて計測値の出方が変わってしまったらデータを活用できなくなる。東レリサーチセンター化学分析など請負。データの信頼度が高い。値段もむちゃくちゃ高い。そして1回頼むと、データの継続性から次回も頼まざるを得ない。分析データの信頼性はもちろん、分析ノウハウも多く持っており、サポートも厚い。(じゃないと高い金払う価値がないけど)他に日産アークなども力がある。日本ITFコーティング。切削工具などのコーティングで高い技術。日新電機の子会社。エスペック環境機器。恒温恒湿槽など。他メーカーでもいいけどなんとなく使っている。決め手が分からないのでとりあえず有名で信頼性の高そうなところ、という選択基準。そういう意味では他メーカーの営業がきっちりアピールできれば乗り換える余地はある。キムワイプ(商品名)実験室で、溶剤を拭いたりするときのティッシュのようなもの。それは何?と聞かれたら「キムワイプ」としか答えようがない。(コピー機をゼロックスと呼ぶようなもの。「コピー機」に対応する品名が分からず、「キムワイプ」と呼んでいる(笑)。)性能がいいのかどうかは分からない。他の商品しらないしみんな買ってる。恐るべし習慣。キムタオルってのもある(紙のぞうきんみたいな感じ)。太陽日酸工業用ガス最大手。入札したら大体勝ってる。ガス業はスケールメリットが効くらしいので強いのだろう。国際チャート紙ペンレコのチャート紙。どこみても国際チャート紙のものばかり。ただし、計測器のデジタル化でマーケット縮小傾向。業績もよろしくない。しかし、アナログの良さというものがあって、電子データと比べると使い勝手は劣るが、確実にデータが残るのでデータ保存のバックアップとしては今後も確実に生き残る。オートデスク社(アメリカ)CADのスタンダード。少なくとも2次元CADでは。3次元CADでの独占っぷりは知らん。3次元ではPro/Eとかいろいろあるように思える。National Instruments社(アメリカ)LabViewという、アイコンを配置していくだけで直観的に、簡単に計測制御計のプログラミングができるソフトを開発・販売。非常に便利。素人でも5分で簡単なプログラミングができてしまう。そして値段が高いし、サポート料金も高い。書籍があんまり出ておらず、技術的な情報を得ようとおもったらサポートプログラムに入って、セミナーを受講するのが最良なのでサポートに入らざるを得ない。とりあえずこんな感じですかね。研究開発の分野は、もちろん近年はコストダウンの圧力は強いですけどデータの信頼性が第一なので、いいものは高くても買わざるを得ない傾向があると思います。みなさんの専門分野でのブランド企業も教えてくださいよー。ブランド価値の創造日本発ブランド価値評価モデルブランド価値を高める統合型マーケティング戦略
2008.05.19
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100円回転すしでは旨いといわれるスシロー。私の職場の近くにも1軒あり、たまに食べに行っていました。そのスシローが1~2年ほど前閉店しました。特にそのスシローに問題があると思えず、ちょっと考えてみたところ、道路の反対側のちょっと離れたところにある「はま寿司」の影響としか思えませんでした。そこで「はま寿司」で食べてみたところ、スシローよりおいしく感じ、納得したということがありました。「はま寿司が上場してたらスシローよりはま寿司を買った方がいいな」と思っていましたが、はま寿司がゼンショーの傘下であることを本日知りました。まだ16店舗しかないみたいですが、店舗展開をして仕入れのスケールメリットを活かすことができれば・・・と思いました。現時点でスシロー以上のおいしさなのですから。スシローもネタにこだわっていて、100円回転寿司として提供するにはかなりの努力をしていると思うんですが、何が違うんでしょうか。興味があります。ただそれだけの話なんですが、身近な店を調べてみると、自分の知っている(上場)企業とつながっていることって、案外多いですね。タイヤ館 → ブリジストンなど。回転すし屋さんのあがり粉茶 1袋【合計¥2400以上送料無料!】ホームパーティに!自宅で回転寿司ができちゃう!竹取 回転すし太郎(電池式)【楽天VIDEO 会員は無料】 世界ドッキリ映像 23「回転寿司」回転寿司「激安」のウラ
2008.05.16
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こいつはビッグニュースだ・・・あんなに反目しあっていたのに・・・。
2008.05.14
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またさぼっちゃいました。ややブログ更新のモーティベーションが下がっているのは事実ではありますが、明後日にとあるプレゼンを控えていることの方が大きいです。AKIさんの記事やこなつさんの記事に思いっきり反応したいのですが・・・お預けだワン。佐藤竹善佐藤竹善『恋はおあずけ』キスはおあずけ おあずけ坊やのテント村 / R.C.T.「おあずけ」で検索するとこんなのばっかり。「峰不二子の謎」の方が見たい。
2008.05.12
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こ、これは・・・こんな本があるとは・・・読みたい。峰不二子の謎ジョジョとルパンは日本マンガ/アニメの最高峰(ゴルゴも)
2008.05.08
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昨日の解答です。今回は2つ問題点があります。一つ目は棒グラフの始点が0でなくて600になっていること。よくある手法ですが、差を強調するために使われます。棒グラフは量の多さを棒の長さで表現するものですから、始点(最小値)は0から始めるのが原則です。何も考えないとD社とE社の売上は2倍以上の差があるように見えてしまいます。2つ目は折れ線の使い方が間違っている(折れ線グラフが適当でない)ことです。折れ線は先日も述べたように、折れ線の傾きによって数値の変化を表すために用いるものですから、横軸がA社、B社、・・・といったような数値ではない項目のときに用いたところで、折れ線が何の意味も持ちません。C社→D社→E社と見ていくと、折れ線が勢いよく上に伸びていくのでE社がものすごい会社に見えてしまいます。実際、この5社では12%という最高の営業利益率を出していますが、ちょっと強調されすぎに見えます。このグラフに限らず、横軸にA、B、・・・と並べる場合は比べたくない2つを離して配置するのはグラフを作成する側の常套手段です(逆に比較したい2つを隣に配置したり)。コクヨ 統計ノート 縦罫6本35行 セミB5 40枚【合計¥2400以上送料無料!】統計ノート 【ライフ】統計ノート B5 青 N103
2008.05.08
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グラフを見るときの落とし穴シリーズ第4回です。だんだんネタがなくなってきました。第1回はこちら第2回はこちら第3回問題編はこちら、解答編はこちら。第4回の今日も下のグラフを見て、けしからん部分を指摘してください。500円でわかるエクセルグラフ
2008.05.07
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今年初めて2日連続で更新をさぼりました。完全にGWモードで、頭の回転もやや鈍り気味な感じがします。更新しないと途端にアクセス数が落ちますね。完全にフロー型のブログです。数日経つと記事の鮮度も落ち、古いものは全く見向きもされないという感じです。それではきついので、なんとか後から見てもらえるブログにしたいのですが・・・それではブログの構造上厳しいかもしれません。wikiのようなものが適しているのでしょうか。閑話休題、今、この本を読んでいますが、むちゃくちゃ面白いです。統計なので読んでいるという感覚ではないのですが。日本は諸外国と比較してかなり均質、全国どこに行っても「一律」な国だと思っていましたが、データで見るとかなりの地域性があり、驚かされます。この本はいろんな物の消費量を都道府県別にランキング付けしている本なのですが、トップの県と最下位の件では基本的に3~4倍ほどの差がついています。圧倒的な生産量を誇る県がある品目の場合の差はさらに広がります。例えば緑茶の世帯当たり平均消費支出額はトップの静岡で1117円/月、最下位の沖縄で197円/月でした。正直、これらのデータが投資に直接役立つとは思えませんが、小売業を展開する上で地域性というものが無視できない、というよりかなり重要な意味合いを持つということがデータで確認できたという点でためになりました。
2008.05.06
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昨日のグラフを見る時の落とし穴(3)の解答を書きます。このグラフをだけを見れば、「売上よりも利益の伸びが大きい」と見えます。「収益性が改善された」と判断できるかもしれません。しかし、このグラフには金額が書かれていないので、こういう状態かもしれません。5年前 売上100億 利益100万円 利益率0.01%今年 売上 約150億 利益 約250万円 利益率 0.017%利益率が非常に低いので、これでは収益性が改善したとは言えません。コメント欄でエクセラーさん、ukiさん、未来さんの3名より回答いただきました。全員正解です。簡単すぎましたでしょうか。エクセラーさんより「こんなグラフは見ない」とご指摘を受けました。確かに「売上高と利益」のこんなグラフは見ることはありませんが、ある時点での数値を基準として、伸び率を比較するというようなことは比較的よく行われると思います。そのような比較をする場合は、比率だけではなくて実際の数値も見ておく必要があるということを伝えたかったのですが、適当な例が思いつかずにこのような例となりました。数値分析をする上では、数値自体を見ることよりも比率を見ることの方が大事な場面が多いですが、実際の数字も併せて確認することで、無意味な比較を行うことを避けることができるということが、この「悪い」例からもおわかりいただけると思います。モノづくりの落とし穴中国現代化の落とし穴
2008.05.03
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グラフを見る時の落とし穴シリーズです。第1回はこちら。第2回はこちら。第3回の今日も、まずは下のグラフを見てください。この図はある企業の売上高と利益が5年前と比較して何倍になったかを表しています。このグラフを見る上で注意すべき点は何でしょうか?答えは明日・・・。グラフはこう読む!悪魔の技法
2008.05.02
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グラフを見る時の落とし穴シリーズです。第1回はこちら。第2回目の今日は、まず下のグラフをみてもらいましょう。このグラフは経産省のこの統計から抜粋して作ったものですが、清涼飲料の品目別生産量推移を示しています。さてこのグラフのどこが問題でしょうか??考え中考え中考え中考え中考え中考え中正解は、「横軸が均等でない」です。1996年→1999年は3年間ですが、1999年→2003年は4年間です。このように均等でない間隔で数字を比べる場合は、横軸の間隔に気をつけなければなりません。折れ線グラフは折れ線の角度によって変化を視覚的・直観的にに理解することが目的ですから、同じ変化量は同じ傾きを示す必要があります。上の図ではそれができていません。EXCELだと「折れ線グラフ」ではなくて、「散布図」でグラフを描く必要があります。この問題は、問題としては簡単でしたが、「どこかがおかしいのではないか?」ということを意識していないとあっさりと見落してしまいがちな落とし穴です。「こんなアホなミスをする人がいるのか?」と思われるかもしれませんが、実際に見たことがあります(どこで見たかは忘れました。)。気をつけたいですね。500円でわかるエクセルグラフExcel集計&グラフ表現ユーザー便利帳すっきりわかった!エクセルグラフ&データ分析
2008.05.01
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例えば10年間投資をする上で、バイアンドホールドが良いか、タイミング投資が良いか。よく言われるのは「パフォーマンスを稼ぐのはほんの短期間での急上昇である。最高の10日間を逃したらパフォーマンスは著しく下がってしまう。」ということです。つまりこの根拠でもって「タイミングを計ることによって最高の10日間を逃してしまったら意味がない。よってバイアンドホールドが優れている」とされるわけですが・・・逆に、最悪の10日間を回避できたらパフォーマンスを著しく上げることができるのではないのか?という疑問が湧きます。バイアンドホールドすることによって、最高の10日間を享受できるとともに、最悪の10日間も甘受しなければならないわけです。となると、タイミング投資をしようがバイアンドホールドしようが、有利不利はないのでは?という結論になりそうな気がします。実際は、株式投資は時間とともに株価が増大するプラスサムゲーム(少なくとも歴史的には)ですから、ずっと掛け続けている分、バイアンドホールドが有利と言えると思います。あるいは、「上昇の仕方」と「下落の仕方」が非対称であれば(つまり、上げは急だが、下げはダラダラ)ということが示されるのであれば、バイアンドホールドが有利と言えるかもしれません。普遍的に機能するタイミング投資法があれば、バイアンドホールドを超えることができると思いますが(たとえばバリュー系の機械的投資法などいくつか統計的には示されています)、なかなか難しいのではないでしょうか。ないとは言いませんけど。まだ読んでいませんが、この本に答えとなるようなことが書いていないか、気になっています。
2008.04.30
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書くネタはある、やる気もある、時間はあまりないけどまあなんとかなる、という状況で、最近はなんとなくマンネリ化を感じています。それでもほぼ毎日書いてきましたけど、いまいち自分が成長している気がしないんですよね。書くことによるリターン(アフィリエイトじゃないですよ)が少ないというか。考えを昇華しきれてないというか。自分に自分で縛りをかけているというか。投資の世界で「確実に言えること」ってホントに少ないんですよね。自然科学の世界とは確実に違う。ほとんどの人は、細部は目をつぶってやってますね。そして、すべての前提条件が明らかにされることは稀です(明らかにすること自体難しい)。投資の本を書いている人や証券会社の中の人ですらそうなのですから、投資を始めたばかりで痛い目にあっている人は何を信じていいかわからなくなりますね。そんな中で、大多数の人と同じように適当なことは言えるけど、それでいいのだろうか?という気がしてなりません。(もちろん一部の人からはインスピレーションを得たり学んだりしてますよ。)私自身、えらそうなことを書いてきながら、過去の記事を検証していれば矛盾している部分もあると思うし、適当なことを書いてしまっているかもしれません。それではいけないと思いつつも、一人ですべてをカバーすることはできないという思いもあります。しかし、一人でカバーできないからといって容赦してはくれないのがマーケット。投資の研究に研究を重ねた人がインデックス、機械的投資法、アセットアロケーションに行きつくのはとっても分かる気がするのです。評論家に終わらずに、これらの投資法に対して普遍的、継続的にαを稼げるようになることは簡単ではないと思います。バリュー投資はそんな中で「αを稼げる」数少ない投資法だと思っていますが、なぜ機能するのか、どう機能するのか、いつ機能するのか、まだ理解できていない部分がたくさんあります。そんな難しいことを分かる必要はない、という意見もあるかと思いますが、そういう根っこの部分を分かっていないと、40年とか50年とかの長期にわたって投資していく上では、取り返しのつかない失敗をすることもありえると思っています。悲観的なことを書きましたが、ブログは続けます。ただ、今までのように無理やり毎日書いたりはしないかもしれません。
2008.04.29
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今まで職場の図書室は技術系の本を読むためにもっぱら使ってきましたが、良く見ると日経ビジネスとか多少はビジネス系の雑誌もあることが分かりました。特にこの雑誌があるのを見つけて嬉しくなってしまいました。みなさんも灯台元暗しで、ご自分の職場に図書室があれば探索してみると掘り出し物などあるのではないでしょうか。秘本図書館(20)
2008.04.27
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投資をしていると、数多くのグラフを目にすると思います。ファンダ派は、業績の推移など。テクニカル派は、もちろんチャート中心でしょう。パッと見で直観的に数字を把握することができるグラフは大変便利なものですが、「悪い人」が使うと投資家に誤解を与えるための道具にもなってしまいます。あるいは悪気がなくても、正しい使い方を知らない人が書いたグラフはしばしば、ミスリードの原因になってしまうことがあります。このシリーズ(不定期)では、そんな便利でいて危険な「グラフ」というものを見る場合の注意点について取り上げてみたいと思います。第1回(第2回はいつやるか分かりません)のお題ですが、まずは下の3D円グラフを見てください。A、B、C、Dのうち、最も大きな割合を占めるものはどれでしょうか?確実にDではありませんね。ぱっと見は、Bが一番大きそうに見えます。その次にC、3番目がAでしょうか。実はこの3D円グラフを2Dに直し、かつ数値を書き込むと下図のようになります。なんとA、B、Cはいずれも30%でした。それぞれの扇形の面積に差はありません。これが3Dに直しただけで最初の図のように見えてしまうわけです。3D円グラフは経済誌なんかでは見栄えの良さから数多く採用されています。しかし、「データを直観的に、正しく読者に伝える」というグラフ本来の目的からすればメリットのない表現方法であることが分かります。気をつけたいですね。また、「数値を入れればいいじゃないか」という意見もあるかと思いますが、それではグラフを使う意味がありません。「直観的に数値を把握できるようにすること」がグラフを使う目的のはずですから。ちなみに上の3D円グラフは、EXCELのデフォルトの設定値です。つまり、歪んで見えるようにわざわざ角度を調節したものではありません。これでは見栄えの良さ以外に、3D円グラフの利点を見出すことができませんね。第2回はいつになるでしょうか。来年かも(笑)。このブログは投資ブログランキングに参加しています。励みになりますので応援よろしくお願いします。500円でわかるエクセルグラフ*本書と記事の内容は関係ありません。錯覚の世界
2008.04.25
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12チャンネルで朝8時からやってる、普段はスイーツスイーツうるさい番組の本日の特集はランチでした。そこでランチの達人ということでグルメ本を何冊も書いていてフードアナリスト協会所属のなんとかさんという人が紹介されていたのですが、そのランチの達人さんを紹介するフリップで、「これまでに食べた食事は、家2軒分くらい」「うわ~」「すご~い」という流れがありました。( ゚Д゚)ハァ?食事することは、達人さんの「メシの種」でしょ?つまり、達人さんにとって、経費も同然でしょ?「私の仕事の経費は、家2軒分くらいですね( ̄ー ̄)ニヤリ」とか言われても・・・よくある「セレブ青年社長!年商○○億円!」「すごーい」と同じものを感じる。年商を自慢してどうする。利益を自慢せい。高額商品を赤字で安く売れば年商○億円とかは簡単にできる。そんでもって破産。
2008.04.24
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本日出張のため今頃の帰宅となりました。で、いつものとおり乗り換え駅の駅ナカ書店で投資本を物色しておりましたところ、日経マネー『8841人アンケートでわかった! 「勝ち組」投資家の法則』という特集が目にとまりました。これは面白いかも、と思ってパラパラめくって見たのですが、何やら強烈な違和感を感じ、ろくに読まずに本を閉じてしまいました。もちろん購入はしていません。ちゃんと読んでないのですべてのアンケートがそうだと言えないとは思うのですが、アンケートで分かった「宝くじで3億円当選する人物像」的なものを感じたのです。要は統計として数字の上では出ているけど、実は何の役にも立たないデータではないのか?と思ったのです。この特集で勝ち組投資家のうち最も多数派が選んだ選択肢をすべて選んでいって、それに基づいて投資をしたからといって儲かるとはとても思えません。・データはあるけど、考察が浅い・相関関係はあっても因果関係が不明瞭・まずはじめに結論ありき的な匂いがする(選択肢が恣意的なんではないか?)と感じました。中には設問自体が悪いというか、数字の罠というか、はっきりって見るだけ害になるようなデータもありました。設問自体は日経マネーデジタルよりダウンロードできるみたいです。それはQ7の「銘柄選択はチャート重視、それとも業績重視?」 という設問で、アンケート結果は確か勝ち組投資家の65%がチャート重視というものでした。果たしてこれを見て、「ほうそうか、勝つためにはチャートを重視したほうがいいのか」という結論になるのでしょうか?実数は知りませんが、(勝ち組負け組含めた)個人投資家全体のうち、チャートを重視している人はそもそも業績重視の人よりずっと多いのではないでしょうか。だとしたらこの結果は完全なミスリードです。チャート組と業績組の母集団のサイズがそもそも違うのですから、それぞれの組の勝ち組投資家の数を数えて比較することは全く無意味です。チャート重視派のうち何%が勝ち組で、業績重視派の何%が勝ち組かを算出して比べるべきでしょう。このように、役に立つというよりは単なるエンターテイメントだと感じましたので、余計な時間を費やさずにとっとと本を閉じた次第です。そもそも「どうやったら勝てるか」を投資家は求めているのであって、「勝っている人はどうしているか」は直接的な答えにはなり得ません。そこには説明可能な明確な因果関係がない限り、出てきたデータは単なる「何やら関係ありそうなもの」に過ぎません。こういう企画をやるなら、単にアンケートを取ってパーセンテージを出すだけではなく、もっと統計的な手法を取ったり演繹的・帰納的推論を駆使した分析を行ったりすることによってとことん深く掘り下げてほしいものです。そうでないと、投資家をミスリードするだけだと思います。読んでバイアスになるだけのデータは、百害あって一理なしです。というわけでもし私の記事に対する理解に誤りがありましたらすいません。その場合はご指摘ください。
2008.04.23
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風邪は完治していませんが、とりあえずブログ記事かけるくらいまでは回復しました。一昨日の夜と昨日は本当に辛かったです。仕事も休んで寝てるだけ。健康は大事ですね。体調が悪かったら時間があってもやりたいことができない。気を取り直して本日は、隠れたブランド品の話を。と言っても一つしかネタがないのですが・・・。さて、投資するならどうせならブランド力のある企業がいいですよね?でも日本企業には、ルイヴィトンのような強力なブランド力のある企業にはお目にかかることはできません。しかし、ごく限られた範囲だったらそれなりにブランド力のある商品があるはずです。そんな商品の一つにテニスボールのDUNLOP FORTがあります。ダンロップボール フォート FORT(2球入) 1缶テニスボールは他にブリジストンXT-8などがありますが、打球感、耐久性どちらを取ってもFORTにかなうボールはなく、日本ではFORTが絶大な人気を誇っています。というか信仰に近いものがあります。実はこれは日本国内のみの話で、外国では平気でペコペコのボールを使っています。日本ではそれはどうやら許されないことらしいです(笑)。練習にお呼ばれする場合はFORTを持っていかないと失礼にあたるとかあたらないとか…。私自身はFORTじゃなくても気にしませんが、ボールを出すときに「FORTじゃないですけど」と言うことはたまにありますね。とまあ、そのくらいブランド力のあるボールなんです。楽天で検索しても、XT-8の最安値は400円、FORTの最安値は500円(いずれも1缶2個入り)と2割の差があります。テニスボールは消耗品なので、やりかたにもよりますが練習1~2回で使えなくなってしまうのが普通です。そう考えるとたったの1缶100円の差も、年間だと相当な金額差になることがおわかりになると思います。ちなみに日本のテニス人口は1100万人ということらしいですから、影響力もばかになりません。そしてこのようなブランド力のあるボールを販売しているのは7825SRIスポーツです。要は住友ゴム=DUNLOPですね。SRIスポーツと言えばメインはゴルフですが、ひそかにDUNLOP FORTが収益に貢献していると見ます(すいません、詳しい調査は行っていません)。テニスボール自体が全体的に値下がり傾向で、ゴムも値上がりしているので最近ではあまり儲かってない可能性がある点には注意です(昔はFORTが500円なんてありえませんでした)。注)本記事はSRIスポーツの買い推奨記事ではありません。私は調査していませんし、株の保有もありませんので投資判断はご自身の判断でお願いします。それでも他社製品と比較して高値で売れるFORTは相対的に有利だと思います。
2008.04.22
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遊び過ぎたのでしょうか、風邪を引きました。辛うじて携帯から書いてますが治るまでおとなしくしてます。
2008.04.20
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lodestarさんがオオゼキの月次分析をしていらっしゃいます。月次は好調で、この安定感は株主として頼もしい限りなのですが、同時にここ5年くらいの傾向でROEやROAの低下を心配されています。この資本利益率の低下は、オオゼキが儲からなくなったというよりは内部留保が溜まりすぎてのものであり、その辺をlodestarさんは嘆いておられるようです。確かに内部留保をため込み過ぎて資本利益率が低下しているという状況は、株主から見て好ましくない状況であるに違いはありません。しかし、これは別の見方をすれば「経営陣の考え方ひとつで」どうにかなる問題であり、業績が順調である限りは大きな問題に思えません。端的にいえば、ROICが維持されていれば問題ないというわけです。オオゼキの最後の新規出店は確か2006年です。景気が盛り上がらない中、非拡大路線で堅実に経営する姿勢は私から見れば大変魅力的であり、内部留保の増加は、目立たないうちに株主資本を増加させ、結果としてPBRが低くなって投資家の目に魅力的に映ることになるのでは、と考えています。もちろん余分なキャッシュは還元してくれるに越したことはないのですがね。銀冠大関 『オオゼキ』1.8L箱無し
2008.04.19
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昨日、今日と会社をサボって、箱根に小旅行に行ってきました。あいにくの天気だったのですが、風呂も食事も良く、リフレッシュできました。箱根でもイーモバイルの電波が入ったのには驚きましたが、さすがにネットは最小限にとどめ、ブログも更新しませんでした。で、芦ノ湖の海賊船(遊覧船)に乗りました。7~8割くらいが外国人で、特に中国から来た団体さんが目立ちました。韓国の方も割といました。あとは欧米では英語圏の人が多く、フランス語をしゃべっている家族は1つだけでした。結構流行っていました。謎だったのが、海賊船ではない何の変哲もない船のライン(別会社)も存在していて、そっちの方にはほとんど人が乗っていなかったこと。そりゃそうです。せっかくだったら海賊船に乗った方が面白いですから。あれだけ客がいなくて採算が成り立つのだろうか、と人ごとながら心配になりました。芦ノ湖の海賊船は昭和62年くらいからやっているらしいですから、20年くらいはもうひとつの会社も存続していることになります。湖の周りには道路がありますから、移動手段として絶対必要というわけでもなく、海賊船が動く姿を、湖の中から眺めたい人以外にはニーズを見出すことができませんでした。そして、そのような人も少数派だったみたいです。平日だったので人が少なかったのかもしれませんが、どうやって経営を成り立たせてきたのか本当に謎でした。芦ノ湖海賊船のページ箱根限定フェルトぬいぐるみQP携帯ストラップ(金太郎)【2倍デジタル0410】 箱根限定 お茶犬のーんびり黒たまご根付 OCKTANK0401【エンタメ0418_2】箱根限定 金太郎キューピー
2008.04.18
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先日、「株系のウェブサービスは使えないのばっかり」と書きましたが、本日なかなか使えるサービスを見つけました。ただし、有料です(5月末まで無料お試しキャンペーン中)ダイヤモンドザイOnlineここで詳しく宣伝しても私に何のメリットもないので(笑)、リンク先を除いてご自分で確かめてみてください。デザインはいかにも初心者向けといった感じなのですが、これがなかなかどうして使えます。銘柄情報の場面はビジュアル化されていて業績情報を一目で把握できる工夫がされています。なんと、ROICまで見れます(ファイナンス側のROIC(つまりROCE)だと思いますが)。スクリーニングも他社のサービスと比べるとファンダ寄りでいいです。同業他社サーチもできる。でもこれはまだ発展途上かな。反面、キーワード関連銘柄検索はまだ弱いです。「鳥インフルエンザ」とか打っても関連銘柄は0と表示されます。そんなわけない。細かい不満点はたくさんありますけど、他のサービスよりはだいぶいいですね。スクリーニングであたりをつけて、深く分析というパターンを行っている人にはいいのではないでしょうか。月額1500円ということで、有料サービスとしては格安です。ケンミレやトレイダーズプレミアムとかに1万円払うんだったらこっちの方がよさそうです。とりあえず5月末まで使い倒してみます。資産管理機能が強力だったら使ってもいいんだけどなあ。今のままでは、Yahooファイナンスとかと変わりません。売買管理が出来て、資産総額を含み損益含めてリアルタイムに出してくれるんだったらいいんですけどね。あと、何気にいいのがコラムとニュース。コラムは保田隆明さんのコラムが読めます。「自社株買いとCBをセットで行う意味」(最近ヤマダ電機であった)などファイナンスの専門家からの視点がためになる。今後、ダイヤモンドザイや株データブックの購読者に特典を出すなどすれば会員も増えそう。全上場銘柄の中から注目度の高い株を厳選、より深く多角的なデータを加えて分析!【年間購読】ダイヤモンド 株データブックダイヤモンド ZAi (ザイ) 2008年 05月号 [雑誌]
2008.04.16
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海外投資家課税見直し、運用益への法人税廃止これは珍しくグッドな施策ですな。何の利権も絡まずにこんな決定ができるか疑問に感じてしまうほど。何か裏があるのか??いや、ここは素直に喜んでおきましょう。こういうのはじわじわと効いてくると思います。気になるのは「一定の条件を満たせば」って書いてある所。「一定の条件」がものすごくハードル高い、ってのがジャパンクオリティ。外国人投資家についての基礎知識はこちらが手ごろかと。Amazonより商品説明。現在、我が国の株式市場で最大シェアを占めるのは「外国人投資家」である。メリルリンチ日本証券で株式市場の分析を行っている著者は、「日本は本当に外国人投資家が買わないと上がらない市場だ」と指摘。金融業界はもちろん、株を上場している企業の経営者から急増する個人投資家まで、今の時代は外国人投資家の動向から目を離すことはできないと言う。 まずは、外国人投資家とは誰であるかを定義する。破綻企業の転売例が強調されるあまり「ハゲタカ」などと悪者扱いされることもあるが、こうした動きは巨大かつ多様な外国人投資家群のわずかな一面だと解説する。 投資信託、年金基金、ヘッジファンド、プライベートエクイティなど各業態の外国人投資家が、我が国の政治、経済、企業の成長率を予想する視点は、国内投資家のそれと異なる。金融理論やテクノロジーの分野では、外国人投資家たちに一日の長があることは否めず、それだけに彼らが打つ手を研究する必要があると指摘する。 また、彼らが買う株や売る株の特徴を分析する。かつて衰退産業として市場では敬遠される傾向にあった素材産業だが、ハイテク素材の開発や中国での需要増加などを背景に外国人保有率が高まっている現状をデータで示す。このブログは投資ブログランキングに参加しています。励みになりますので応援よろしくお願いします。
2008.04.15
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しかし株系のWebサービスも次々出てきますけど、使えないのがおおいですね~。みんなの株式とか。人の上がるだ下がるだの予想聞いても意味ないって。株のネタ帳とかも見るだけ時間の無駄。なんかテクノロジーの無駄遣いという感じがします。高機能だけど使えないっていう。反面、サイトのつくりは地味だけど会社Webなんかは使えますよね。ITリテラシーがある人と株リテラシーがある人はあまり重なってないんですかね。
2008.04.14
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さっき、ほとんど完成していた力作が消えてしまいへこんでいます・・・。気を取り直して書きます。フージャースが月次開示を廃止しました。私はこれは、ものすごい愚行だと思います。以下プレスリリースより抜粋。以下つっこみ。まるで株主・投資家に月次開示廃止の原因があるかのような書き方です。誤解を与えない書き方をすれば済む話です。自分たちの至らなさを棚に上げて何を言っているのでしょうか。また、毎月均等に進捗するビジネスでないからこそ、月次を開示する意味があるのではないでしょうか。論理的に完全に破たんしています。そして月次開示によって株価が下落したと考えているのだとすれば根拠を示してほしいものです。株価が下落したのはフージャースだけではありません。月次と株価の関連性なんて、株価変動のタイミングに与える影響以外に無いと思います。Yahoo掲示板などでは「月次が株価に悪い影響を与えていたからやめて正解」みたいな意見もあるようですが、どういう理屈でそういう結論になるのか全く分かりません。月次をやめることによって株価は下がりますよ。「毎月均等に進捗するビジネスではない」のですから、不透明感が増します。不透明感が増したら、リスクが上昇した意識されるので株価は下がります。こんな初歩的なことも分らないのでしょうか。フージャースのIR担当はファイナンスをゼロから勉強して出直したほうがいいと思います。月次廃止を発表した翌日の11日はフージャースは大幅上昇したようですが、相場全体が急上昇した日ですし、「月次をやめるのでは」という不確定性が取り除かれたことによる上昇という側面があると思います。どっちも短期的なものです。長期的には確実にWACCを(これまでと比較して)押し上げる要因になります。月次が株価下落の原因だ、と書いてないのでフージャースが本当はどう思っているかは分かりませんが、私には月次開示に対する株主・投資家の反応がうざったいから止めると言っているようにしか見えないです。月次が株主・投資家に誤解を与えるというのであれば、決算も株主・投資家に誤解を与えるのでやめたらいいと思います。 愚行録百年の愚行
2008.04.13
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驚きました。このブログでも分析で取り上げた日本SHLの清水社長がお亡くなりになりました。日本SHLのプレスリリースプレスリリースには死因は書いてありませんが、自宅で亡くなったということから病気だったのかもしれません。清水社長が自ら質問に答える人事部長からの質問も3月24日を最後に更新が途絶えており、このころから体の具合がおもわしくなかったのかもありません。日本SHLの分析(11)で私は清水社長を高く評価しており、結構なカリスマ社長だったように思いますので、会社への影響も大きいのではないでしょうか。ご冥福をお祈りします。清水社長の著作↓なぜか社員が働く会社の人事部
2008.04.11
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金融庁ってFinancial Services Agencyって言うんですね。賢明なみなさんは私が何を言いたいか分かりますよね。すいません、今日はまだ忙しいのでこの辺で…。金融庁が日本を滅ぼす金融庁長官殿倒産の一部始終をお伝えします
2008.04.10
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谷亮子が先日の試合で負けた直後、オリンピック代表に内定した。これをみて「なんだ、茶番か」「試合をやる意味があったのか」と思った人も多いと思う。たしかに初めから谷亮子に代表は決まっていたかも同然で、代表選出のためには試合は必要なかったかもしれない。過去にも女子マラソン代表の選出方法ですっきりしないことがありました。私も選考方法の手際のまずさや不透明さは確かに排除すべきであると考えますが、何のために代表を選考するのか、どういう人を代表にするべきかという視点がおろそかになっている気がします。言うまでもなく「本番で最も勝てそうな人」を選出するのが代表選考の目的のはずです。そういう意味では、一発勝負なんてもっての他だと思います。アメリカの100m走のように一発で決めたら確かにすっきりはするでしょうけど、勝つ確率を最大化できるとは思えません。一発勝負を主張する人は、確率が分かってない人です。「一番勝つ確率が高い人」は「オリンピックでも勝つ可能性が高い人」と同一である「可能性は高い」と思われますが、その「確率」を高めるためには1回試行より複数回試行したほうが精度が高まるのは、統計を知らない人でも分かる理屈です。マラソンは確かに複数回試行は難しい競技ですが、柔道なんかは可能なはずです。だから、谷亮子選出は当然なのです。日本は過去の実績を重視すぎるとか、保守的すぎるとかいう声が聞こえてくることがありますが、実績を重視するのは当然じゃないかと思うんですが。実際にはオリンピックでの勝率なんて計測できないからややこしいだけで。「勝つためにはこの人が必要」って人をわざわざ選考にかけて、落とす確率を出現させてしまう理由が分かりません。「もうヤワラちゃんはオリンピックに自動的に内定」でいいと思うんですが。「いやいや代表選出の緊張感は経験させておいた方がいい」ってな意見もあるかと思いますが、そんな次元でプレイしてませんて。それはともかく、いつも成績は安定しているけどブロンズメダリストの人まだ世界的な実績はないが、最近急成長してきた人どっちがオリンピックでは魅力的でしょうかね?後者を好む人が多いのではないでしょうか?ですが、果たして後者を選ぶのが賢明なのでしょうか?具体的条件がないまま話をしているので抽象的にならざるを得ませんが、前者がオリンピックでもやっぱりそこそこの成績に終わる確率と後者が期待に反してオリンピックでは不発の確率どっちが高いかと言えば、後者が高いのではないでしょうか。人はそれまでの傾向から今後の結果を外挿して予測してしまう癖を持っていますが、前者のブロンズメダリストが、本番のオリンピックでブロンズメダリストを脱却する可能性がなぜないと言い切れるのか、根拠はないと思います。むしろ安定して3位である分、ちょっとした勝負のあやで金メダル、銀メダルもあり得ると考えた方がずっと自然だと思うのですが。前者はバリュー株、後者を成長株と置き換えれば完全に株の話になります。オリンピック リカちゃん リカちゃんストラップがんばれ!ニッポン!(サッカー 金メダル&ストラップ赤)香港DISNEYLAND北京オリンピック限定 フォトスタンドミッキー&プルート2008年開催北京オリンピックマスコットキーホルダー☆☆数量限定☆☆【50%OFF!!】2008年北京オリンピック 野球日本代表 星野JAPAN 『キャラクターTシャツ』 ホワイト
2008.04.09
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日本人=下手 外国人=上手って誰が決めたんでしょうか?外国人だからといってファイナンシャルリテラシーが高いとは限らないと思いますよ。学ぼうとしないと、何人でも同じだと思います。アメリカ人の個人投資家も日本人の個人投資家と同じくらい愚かだと思います。「これだから日本の市場は・・・」みたいな発言をする人の何割が外国市場のことを知っているんでしょうか。彼らの何割が実際に外国市場で日常的に取引をしているんでしょうか。例えば私は毎日投資のことは考えていて知識吸収を怠っていませんが、英文会計は分からないしアメリカの個別株も良く知らないし、指数くらいしか見ていません。そんな状態で「これだから日本人は下手だから・・・」なんて言えません。というか、本当に下手なのか判断できません。日本市場独特の要因というのは確かにあると思いますが、愚かさという面では日本人も外国人もみんな同じくらいというのが正しいところではないでしょうか。「うまい人」がいたとしても、下手くそだらけの市場にやってきたら、「麻雀で初心者相手に引っ掛けリーチしたが、誰も気に留めてくれない状態」になってしまって、結局「下手くそ」に合わせた行動を余儀なくされると思います。この場合、引っ掛けリーチをした上級者は明らかに初心者より知識があるわけですが、こんなことしてたら勝てません。勝つためには、基本に忠実に 確率に基づいた手作りをする 危険な場面ではオリることが必要だと思います。つまりある程度以上の精度で期待値を推測できることが必要なのですが、できたとしても1回1回の場面ではその優位性は微々たるものでしょう。しかし「上級者」はその豊富な知識を動員して、初心者よりは優位性の有無を判断できるので、小さなチャンスをものにしていくことによってトータルでは勝つことができると思います。でもそのような「理論」「知識」「経験」の優位性より、短期的には偶然の要素があまりにも大きくなってしまうので時間を見方につける必要が出てくると思います。「長期投資がいい」というのは、短期・長期に有利不利があるというより、知識や経験を生かすためには長期が向いているということだと私は考えています。「私は知識や経験を生かして短期で利が出ているよ」という人、すごいですね。尊敬します。その調子でどんどん資産を増やして大富豪になってください。短期間で資産を〇〇倍にしたあなたならできるはず。
2008.04.08
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和尚さんに2つの寺の庭を掃除してこい、と言われる夢を見ました(何のこっちゃ)。1つの寺の庭を掃除したところで、もう1つの寺のことは忘れて帰ってきたら、和尚さんに「○○寺の掃除ももう終わったのか?」と聞かれました。そこで「あっ!忘れてた!」となったわけなのですが、これって不思議じゃないですか?夢の中の自分も、和尚さんも私の脳みそが作り出した文字通り脳内キャラなのですから、一人が覚えていて、一人が忘れているなんてことが起こるのは不思議です。庭掃除を覚えている和尚さん=自分の脳みそ=庭掃除をわすれた夢の中の自分なんでこういうことが起るんですかね??朝からアホな話ですいませんが、みなさんはこういう経験ありませんか?夢診断魚は夢を見ているかヒトはなぜ、夢を見るのか夢の科学
2008.04.08
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決算書の謎素晴らしい本です。これは買ったほうがいいと思います。決算書から企業の強み、ビジネスモデルの違いを読み取る方法が学べます。実例で解説してますので実践的でいいです。しかし、出版業界の比較で ベネッセ(教育事業寄り) 幻冬社(ユニークな企画が売り) ゼンリン(地図コンテンツが主力) スターツ出版(携帯小説で成長中)の4つは、決算書を見るまでもなくビジネスモデルの違いは分かるはず。この4つを同じ「出版業」として比較するのは無理があると感じました。投資するときこの4社の間で迷うことはまずないと思います(強いて言うなら幻冬社とスターツ出版ではありえるかも)。ビール会社だったらアサヒに投資するかキリンに投資するかで投資家は迷うのであり、そういった本当の意味での同業他社比較をやってほしかったです。まあ、本の目的が分析の仕方を習得するところにあり、ビジネスモデルの違いは決算書に表れるよ、ということを分かりやすく説明するためにはいい例だったのだと思います。それにしてもこんな超良書が840円とは。新書は侮れません。勝間和代さんによると「本の内容と値段は比例する」とのことですが、最近は安くていい本も多いと思います。高くてダメダメな投資本も山のようにありますからね。気をつけたいものです。さすがに数多く読んできたので、あまり外れはつかまなくなってきました。840円だとAmazonでは送料がかかりますが、セブンアンドワイとかだったら送料無料で近くのセブンイレブンで受け取ることもできます。この本には計8社の決算書について分析されていますが、どの企業を分析しているかについてはこちらのリンク先を確認してください。
2008.04.07
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ちょっと自分の確認のため書きます。「いい企業」と「悪い企業」を見分けるのはそんなに難しくない。財務諸表の読み方をマスターすれば精度良く選別できる。しかしいい企業=いい投資先とは限らないである点が注意。基本的に、いい企業には高い株価が付いていて、悪い企業には低い株価が付いている。ここでは過小評価、過大評価が儲けの源泉。また、過小評価と思っていてもなかなかそのギャップが埋まらないことがある。そういう場合、市場が気付いてくれないと思うよりは、まず自分の価値算定を疑う方が得策。自分が見積もっているリスクより、市場が見積もっているリスクが高い場合にこのようなことが起こる。自分がいくらその企業を評価していても、市場が評価してくれなければそのギャップは埋まらない。ギャップが埋まるためにはカタリストが必要。・マクロ経済の回復によるマインドの好転・業績サプライズなど。従って、自分基準による価値算出と株価のギャップを見るよりは、株価にどのくらいのリスクが織り込まれているかを、株価から逆算する方が有効な場合が多い(エクスペクテーション投資入門の考え方)東証1部株と新興市場株では織り込まれたリスクの種類と度合いが違う。一般にリスクに関しては振興市場株の方が高いと評価されるし、流動性ディスカウントなどもある。これらのディスカウントは、市場マインドによって伸び縮みするので画一的な評価は危険である。リスクた高いと評価される一方、成長力が高いとも評価されることが多いのが振興市場株。リスクと成長株の綱引きでWACCが決まる。今のように先行きに対して弱気な見方が台頭した相場では、リスクが高く成長性に対する期待も折れているので、新興市場株は安くなって当然。その反面、センチメント回復局面では大きく株価が上昇することが期待できる。新興と東1大企業、どっちがいいかという問題ではなく特性の問題。値動きを読むよりも特性を把握することが不測の事態に備える意味で有意義。(まとまりなくてすいません)。
2008.04.06
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