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Impress Watch 6月18日 シャープは18日、大阪市阿倍野区のシャープ本社において、中小型液晶事業に関する説明会を開催。液晶ディスプレイのデザインの自由度を持たせた「フリーフォームディスプレイ」を新たに発表した。 従来のディスプレイは、表示領域の外周部に、ゲートドライバと呼ばれる駆動用回路を配置するために一定の額縁幅が必要であるため、四角形状が一般的であった。新ディスプレイは、ゲートドライバを表示領域内にある画素のなかに分散して配置することで、額縁を極めて細くするとともに表示領域にあわせて自由な形状のディスプレイを設計することができるのが特徴だ。 IGZOのTFT特性を利用して、ドライバ形成技術を進化。従来技術では、パネルの両側にドライバを配置するために四角となっていたが、新技術では、画素内にドライバを分散配置するため、パネル額縁にはドライバが不要になり、3辺超狭額縁化が可能となる。 これによって、自動車のスピードメーターの形状にあわせたデザインにしたり、スピードメーターとその他のモニターをひとつのディスプレイとしたインパネとして提案できるほか、円形ディスプレイを搭載したウェアラブル機器や、浮遊感がある新たな映像体験を実現する大型デジタルサイネージといったデザイン性が求められる用途での利用を想定している。 シャープ 代表取締役専務執行役員 デバイスビジネスグループ担当の方志教和氏は、「フレームレスの大型テレビや丸い形のテレビ、フレームレスなライフログデバイスやウェアラブルデバイス、フレームレスなスマートフォンおよびタブレット、黒いつなぎ目がないマルチディスプレイなどの利用が可能になる」としたほか、「この技術を活用することで、ディスプレイの真ん中に穴が開いたものを作ることも可能」などと述べた。 また、「フリーフォームディスプレイに関する特許は押さえており、他社が容易に真似ができないデザイン価値を提案できる。四角いマザーガラスからデザイン性のある形で取るために、2割程度のロスは発生するだろう。だが、歩留まりへの影響はなく、大きなコストアップは考えていない」という。 さらに方志代表取締役専務執行役員は、「まずは自動車メーカーに提案を行なっている。全世界約10社の自動車メーカーに訪問し、そのほとんどの自動車メーカーが興味を示しており、将来の採用に向けても前向きである。だが、自動車への採用には2~3年かかるとみており、2017年度から事業化することになる。早ければ2016年度にも一部採用があるだろう」とした。 「すでに、2、3社の自動車メーカーと、デザインインを開始している」(シャープ 執行役員 ディスプレイデバイス事業本部長の和田正一氏)という。 フリーフォームディスプレイの生産については、「三重工場の規模の小さな生産拠点を活用することになる。技術的なめどがついた段階であり、生産は来年半ば以降に開始することになる」としており、三重第1工場あるいは第2工場での生産となりそうだ。 ■ IGZOの進化でFFDやMEMS展開を強化。中国でも高精細化 方志代表取締役専務執行役員は、同社の中小型液晶事業の方向性について説明。「新規独自技術の開発により、新たな競争軸を創出することが、液晶市場をリードしていくことにつながる」と述べた。 シャープでは、現在、中小型液晶の生産拠点として、三重工場、亀山工場を持ち、さらに、2005年に富士通から買収した米子工場において、MEMSディスプレイの開発を行っているほか、同社最初の液晶パネル工場であり、研究開発機能を持つ天理工場がある。 三重工場は、1997年に稼働した第1工場、2000年に稼働した第2工場。そして、中小型液晶の主力工場のひとつとして2003年に稼働した第3工場がある。また、亀山工場には、特定メーカー向けの中小型液晶を生産する2004年稼働の第1工場、2006年からテレビ向けの液晶パネル生産を開始する一方で、2012年からIGZO液晶の生産を開始し、2013年からスマホ向けの液晶パネル生産を開始した第2工場がある。 方志代表取締役専務執行役員は、「三重第3工場は、最先端パネル工場として、ユーザーへの新規提案と市場創出を担う。また、亀山第2工場は、第8世代マザーガラスによる生産能力を生かして、ボリュームゾーン展開の際に活用していくことになる。さらに、三重第3工場では、4Kや8K化への進化、亀山第2工場ではIGZOの4Kへの進化を担うことになる」と位置づけた。 同社では、中小型液晶市場は、スマホおよびタブレット向けが年率14.5%で成長すると予測。2013年には3兆9000億円の市場規模が、2017年には1.7倍の6兆8000億円になると予測している。また、車載向けなどでは、年率8.7%で成長。2017年には、2013年比1.4倍の7800億円に成長すると予測している。さらに、スマートフォンおよびタブレット向けの高精細化が進むと予測。スマートフォンにおいては、2013年には11%だったフルHD以上の構成比が、2017年には44%に、タブレットにおいては、2013年には20%だったものが、2017年には56%と過半数に達すると予測した。 そうした市場予測を背景に、シャープでは、スマホやタブレット、車載市場向けの展開を強化。また、高精細化に向けた事業展開が今後の柱と位置づけている。 その一方で、中小型ディスプレイについては、中国スマホメーカーとの取引拡大が、事業拡大に向けて重要な意味を持つことを強調した。 「現在、世界のスマートフォン市場における中国メーカーの販売台数シェアは約3割だが、2017年には4割を占めるものと予想している。当社にとっても、中国スマホメーカーとの取引が重要になる」とし、「中国のスマホメーカー全体で約20社と理解している。そのなかで、13社とファーストサプライヤーとして、シャープがメインに取引する形になっている。昨年は7社の中国重要ベンダーとの取引だったが、これが今年は13社に拡大することになる。今後も安定顧客との取引拡大に取り組む」とした。 また、「中国スマホメーカーと取引するパネルが、収益性が高い高精細ゾーンに移行している。この勢いは、先進国メーカーの4倍速ともいえるものだ。2014年度下期には、ほとんどが高精細ゾーンのパネルの取引になる」と予測した。 シャープでは、2014年6月から、スマホ向け5.5型WQHD(2,560×1,440ドット)パネルの生産を三重第3工場で開始し、7月からは中国スマホメーカーへの供給を開始するほか、2014年7月からは、亀山第2工場において、高精細フルHD(1,920×1,080ドット)のIGZO液晶パネルを生産し、同様に中国スマホメーカーに供給する予定だ。 また、方志代表取締役専務執行役員は、「高精細化や狭額縁化の競争は限界を迎える。その一方で、低消費電力化のニーズは今後も続いてくことになるだろう。高精細化するなかでも低消費電力は競争軸になる」としながらも、「新たな競争軸として、異型ディスプレイによるデザイン性能、屋外視認性や低温環境での表示性を追求する耐環境性能、センサーを統合することなどで操作性を高めるユーザーインターフェース革新があげられる。これまでの液晶では限界があった市場にも参入でき、市場を創造できる技術が必要である」と語った。 これからの3つの新たな競争軸に関しては、スマートフォン向けには、2015年度から本格化すると見ており、タブレットおよびノートPC向けでは、2年遅れて2017年度から本格化すると予想している。 デザイン性能の自由化では、今回発表したフリーフォームディスプレイを差別化製品にあげる一方、耐環境性能という点では、MEMSディスプレイをあげた。さらに、ユーザーインターフェース革新では、IGZO液晶のタッチパネルの低ノイズ性や、センシングデバイスとの融合などをあげている。 とくに、MEMSディスプレイに関しては、「マイナス30度の環境でも動作し、外光特性にも優れた耐環境性能を実現できるのに加えて、桁違いともいえる超低消費電力、有機EL以上の色表現が可能となる高色純度が、大きな特徴。従来のディスプレイでは達成できないような新たなディスプレイ市場を開拓できる」と期待を寄せる。 MEMSディスプレイは、クアルコムと共同開発しているディスプレイ技術であり、カラーフィルターや偏光板を使用しないため、光の利用効率が液晶モジュールの2倍以上も高いこと、MEMSシャッター速度が温度依存しないため、マイナス30度でも動画表示が可能であること、NTSC比115%という色再現範囲が広いという特性がある。 外光が当たり、厳しい温度環境となるオートバイのインパネなどへのディスプレイ搭載なども可能にする技術だと位置づけているほか、長時間の連続使用が可能な超低消費電力タブレットや、どんな環境でも視認性が高い全天候型タブレットなどにも利用できるという。 「カメラで撮影した映像を、暑くても、寒くても即時に表示できることから、自動車のピラーに後方の画像を映し出し、サイドミラーレスといった応用も可能になる」としている。 方志代表取締役専務執行役員は、「シャープは、これまでも時代を先取りするディスプレイを世の中に送り出してきた。今後も引き続き、驚きと感動を与える商品を創出する」と語った。 なお、有機ELディスプレイについては、「消費電力などの問題や、ウェアラブルの応用性などを含めて難しいと考えている。研究開発は進めているが、納得いただける製品になるかという点で課題がある」などと述べた。 【AV Watch,大河原 克行】
2014/06/20
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Engadget 日本版 6月18日サムスンがフラッグシップAndroidスマートフォン Galaxy S5 のさらに上位版 Galaxy S5 LTE-Aを韓国市場向けに発表しました。日本では今年の夏モデルとして発売されたばかりの Galaxy S5 が5.1インチ1920 x 1080ピクセルのフルHD Super AMOLED (有機EL)を採用するのに対して、S5 LTE-A は同じ5.1インチで2560 x 1440 のWQHD Super AMOLEDディスプレイを採用します。 またプロセッサにはメモリ帯域やGPU処理能力が大幅に向上した Snapdragon 805を、モデムは韓国で展開する下り225Mbps のLTE-Advanced に対応するなど、全般にパワーアップした上位バリエーションにあたります。 スマートフォンのモデルチェンジ競争が激化し、年に一度ではなく二度最新機種をリリースするメーカーも増えてきました。特に 2560 x 1440 ピクセルの高解像度ディスプレイは、Oppo などハイエンド市場への侵攻を強める中国メーカーを皮切りに、サムスンのライバルLG も LG G3 や、7月発売の日本版バリエーション isai FLで採用しています。 サムスンは従来 Galaxy Sシリーズを先に、基本仕様がやや上の Galaxy Note シリーズを後に出すことでスペック争いに追いついて来ましたが、今年は Galaxy S5 名称のまま上位バリエーションを投入する戦略です。2560 x 1440 ディスプレイを採用するサムスン製スマートフォンはGalaxy S5 LTE-Aが初めて。 韓国Samsung Electronics によれば、画素の細かさを表すppi (Pixel Per Inch)は約5.1インチで2560 x 1440ピクセルならば 577ppi。ライバル LG G3 はやや大きい5.5インチで同じピクセル数のため538ppi。細かさではGalaxy S5 LTE-A が優ることになります。また、Galaxy S5 LTE-Aは液晶ではなくSuper AMOLED (有機EL)ディスプレイを採用する点も違いです。 画面解像度だけでなく、メインのプロセッサも最新の Snapdragon 805 になりました。無印 Galaxy S5 の Snapdragon 801 とは型番の下一桁が1から5になっただけであまり変わっていないようですが、CPUコアは Krait 400 から Krait 450に、GPUコアはAdreno 330から Adreno 420 にそれぞれ代替わりし、メモリ帯域も約1.7倍の25.6GB/sへと向上するなど、全般にパフォーマンスが上がっています。またH.265 HEVCデコーダや1ギガピクセル/秒の新イメージシグナルプロセッサなども加わります。詳しくはSnapdragon 805発表時の記事へ。 韓国では2013年からすでにLTE-Advancedのサービスが始まっており、LTE-A対応端末も販売中です。Galaxy S5 LTE-A も、韓国内で使える下り最大225Mbps のLTE-Advanced ネットワークに対応します。 Galaxy S5 LTE-A は、(今のところ)韓国国内限定で販売予定。高解像度ディスプレイを搭載した上位版 Galaxy S5 としては Galaxy S5 Prime の名称でうわさが続いてきましたが、韓国以外の市場に向けた展開は今のところ情報がありません。
2014/06/20
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2014/06/17 松枝 洋二郎=NLTテクノロジー ディスプレー分野最大の学会「SID」の今年(2014年)の展示会ブースを単純にフロア面積で比較すると、「3M > Tianma&NLT > JDI、Samsung、LG > BOE、シャープ、Corning、Qualcomm、Henkel」といった具合になる。 注)各社の正式名称は以下の通り。3M:米3M社、Tianma:中国Tianma Micro-electronics Group社、NLT:NLTテクノロジー、JDI:ジャパンディスプレイ、Samsung:韓国Samsung Display社、LG:韓国LG Display社、BOE:中国BOE Technology Group社、Corning:米Corning社、Qualcomm:米Qualcomm社、Henkel:ドイツHenkel社。 展示面積だけで単純な比較はできないが、中国メーカーの躍進が目立つ一方、韓国メーカー(特にSamsung Display社)にはこれまでのような勢いを感じることができなかった。高精細モバイル機器用の低温多結晶Si(LTPS)TFTパネルに関しては、台湾メーカーだけでなく中国メーカーも500ppiを超える超高精細品を展示してきている。 アモルファスSi(a-Si)TFTに続いてLTPS TFTでも中国が主要生産拠点になるのは、時間の問題となってきた。来年(2015年)以降は、先行する日本や韓国勢と中国勢の技術の差がさらに縮まり、やがて淘汰されて競争力のある企業のみが生き残るだろう。モバイル用ディスプレイも戦国時代に突入したのである。 台湾AUO社の有機ELとLTPS液晶● AUOの5.7型有機ELパネル 「WQHD(1440×2560画素)の513ppi」という表示になっているが、明らかにレンダリング技術を使用しており、文字のキレが悪い。高精細化技術の詳細は明かされていない。 ● AUOの5型HDのフレキシブル有機ELパネル フレキシブルパネルとしての表示品位は良好である。今年のSIDでは、フレキシブル有機ELパネルや関連要素技術の発表が相次いだ。有機ELパネルのフレキシブル化が大きなトレンドとなっている。● AUOの5型HDのインセル方式タッチパネル付き有機EL タッチパネルの電極は封止基板の内側(有機ELパネル側)に形成している。● AUOの5.5型WQHDのLTPS TFT液晶パネル 538ppiの精細度と0.7mmの超狭額縁を実現している。画質に関しても大きな問題は無い。 ジャパンディスプレイ(JDI)の最新LTPS液晶パネル● JDIの543ppiのLTPS TFT液晶パネル さすがに完成度が高い。表示品位に関しては、このクラスの解像度品では一歩抜きんでている。老眼の人には少々つらい文字の大きさである。 ● JDIの7型WUXGAのインセル方式タッチパネル付きLTPS TFT液晶パネル タブレット向けとしての性能は十分である。「Pixel Eyes」と呼ぶ同社独自のインセル方式を採用している。 ● JDIの10.4型4KのLTPS TFT液晶パネル タブレット向け。文字の大きさで表示するのならば4Kでなくてもいいような気もするのだが、表示品位は素晴らしい。中国メーカーも500ppiを超えるLTPSパネルを展示● Tianma&NLTのブース 中国Tianma Micro-electronics Group社とNLTテクノロジーのグループの展示ブースは、3M社に次ぐ広さである。2013年秋に創設された米Tianma NLT America社(ニュースリリース)のお披露目も兼ねているそうである。手前味噌で恐縮だが、Tianma社とNLTテクノロジーの協業は日本の技術力と中国のコスト競争力をうまく組み合わせた成功例だと思う。 ● Tianma&NLTの展示パネル NLTテクノロジーが得意とする、医療向けや車載向けの産業用液晶パネルの展示が中心である。
2014/06/19
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2014/04/01大久保 聡=日経BP半導体リサーチ 機器を劇的に薄く、軽く、柔らかくできる可能性がある有機エレクトロニクス。ウエアラブル端末やフレキシブル・ディスプレー、ヘルスケア向けの各種センサーなど、注目度が高まっている機器やデバイスの実現手段の一つとして、有機エレクトロニクスは脚光を浴びようとしている。 想定される応用例から考えると有機エレクトロニクス分野は新しいように思えるが、実は歴史は長い。今から30年前の1984年には、企業や大学といった枠を超えて研究者が集う研究会が立ち上がっている。それが、有機エレクトロニクス材料研究会(JOEM)である。JOEMの発起人であり、会長を務める信州大学 名誉教授・特任教授の谷口彬雄氏に有機エレクトロニクス分野の今後について聞いた。(聞き手は、大久保 聡=日経BP半導体リサーチ) JOEMを立ち上げて30年がたつ。当時としては、かなりの先駆けだったのではないか。谷口氏 1970年代後半から、分子でAND回路やNAND回路を作ろうという取り組みがあり、分子を使って何か新しいことができそうだと考えていた。機能性材料が付加価値を生むなど、化学分野も大きな転換期にあった。JOEMを立ち上げたときは、まさにそういう時であった。 JOEMを立ち上げた当時、有機電子材料という言葉があったが「有機エレクトロニクス」という呼称はなかった。有機材料で電子デバイスを作ってしまおうという考えは特異だったからだ。だが、電子デバイスへの展開も視野に入れ、我々は研究会名に「有機エレクトロニクス」という言葉を入れた。有機ELや有機太陽電池などが盛んに研究開発される現在では、当時の状況を想像できないだろう。 JOEM会員は、JOEMをどのように活用していたのか。 JOEMで議論したものを各会員が所属する大学や企業に持ち帰り、それぞれの研究に生かしている。その姿は、現在も変わらない。 設立から30年たつと、産業構造は大きく変わっている。有機エレクトロニクス分野を取り巻く状況も様変わりしたのでは?谷口氏 エレクトロニクス業界は大きく変わった。20世紀は「良い製品を安く」提供すれば必ず売れた。決まった用途に向けて、標準的な製品を提供していればよかったが、今はそうとは言えない。各種商品が広く行きわたり、既存の枠組みの市場は成熟期にあるからだ。 今後は、異分野を巻き込みながら、最終製品のイメージを明確にした研究開発や事業化が必要だ。それには、材料からサービスまで全体の戦略を設計する“インテグレーター”になることが求められる。 有機エレクトロニクスに携わる研究開発者も“インテグレーター”の考えが求められる。有機エレクトロニクスは、異分野がかかわることが多いからだ。例えば、壁紙と一体化できるような有機ELディスプレーを開発するには、住宅や生活環境のことまですべて踏まえないと市場に受け入れられる製品はできないだろう。 有機エレクトロニクスは形状や製造方法などの自由度が高く、新しい発想に合う製品やサービスの実現手段として有望である。だが、「有機エレクトロニクスを何が何でも使う」といった“有機エレクトロニクスありき”の発想では、新しい発想そのものが生まれない。
2014/06/19
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2014/04/14野澤 哲生=日経エレクトロニクス三菱化学 執行役員 経営戦略部門 RD戦略室長 八島英彦氏 三菱化学は化学材料メーカーでありながら、サプライチェーンの流れの中で材料という最上流に閉じこもらず、川下の製品やシステムの開発、さらにはそれらの販売事業を積極的に進めている。特に有機エレクトロニクス関連では、自前主義ではなく、製造や販売では他社と組んで事業化を進める例が多い。例えば、大成建設などと組んだ有機薄膜太陽電池事業やパイオニアと組んだ照明用有機ELパネル事業、最近では、三菱ケミカルホールディングスのグループ会社で実現した植物工場システムなどである。植物工場システムでの三菱化学の最大の役割は、現時点ではLED向け蛍光体材料の提供だが、有機薄膜太陽電池などの提供も想定しているという。 三菱化学は、こうした事業をどのような狙いのもとに進めているのか。同社 執行役員 経営戦略部門 RD戦略室長 八島英彦氏に、有機エレクトロニクスの技術開発とその事業化に取り組む背景を聞いた。(聞き手は、野澤哲生=日経エレクトロニクス)――材料メーカーが製品、システムまで手掛けているのはなぜか。 八島 今は材料単品の性能だけで売れる時代ではなくなっているからだ。我々は以前はすべて自前でやろうとしていたが、今は「脱自前主義」を掲げている。 そして、(三菱ケミカルホールディングス)社長の小林(喜光氏)が「これからはモノコト作りだ」と以前から言っているように、新材料があればその用途や新しい価値を示す「コト作り」も併せて考えることが不可欠になっている。ただし、全部が全部、最終製品まで扱っているわけではなくケースバイケースだ。材料だけを提供している例もあれば、モジュール化した部材まで提供する例、植物工場のようにシステムやソリューションを提供する例などいろいろある。その製品やシステムの価値は何か、そしてサプライチェーンの中でどこが重要かを用途ごとに考えている。――有機エレクトロニクス関連では、他社との協業が多いようだが。 八島 有機ELの材料などは以前から手掛けているが、まだ市場規模や参入障壁を読み切れない難しさがある。そのため、自社だけでは進められない。そして有機EL素子自体、複数の材料メーカーやセットメーカーと連携して開発していかなければならない。素子の各層の最適な材料は、それぞれ異なる材料メーカーが開発していることがあるからだ。それが、研究者組織「有機エレクトロニクス材料研究会(JOEM)」に参加している理由の一つでもある。――有機エレクトロニクスなら、韓国や中国のメーカーに追いつかれないという見方についてはどう思うか。 八島 そんなことはない。(のんびり構えていれば)彼らが追い付いてくるのは避けられない。そのため、我々は半歩でもそうした競争相手に先んじる必要がある。その上で、材料や製品単品ではなく、レシピで勝負していかなければならない。A、B、C…という材料があれば、それらをどう混ぜるかといったレシピで差がつく。材料自体の情報は公開しても、レシピは非公開にするといった「オープン&クローズ戦略」も重要だ。 材料、もしくは要素技術の組み合わせで新しい価値を生み出していくという点は、化学の元々の役割に近い。その意味で、20世紀は1材料の性能で勝負する「物理の時代」だったが、この21世紀は「化学の時代」になったといえる。それは、材料メーカーだけが強い時代ではなく、異業種が「化学の世界」に続々と参入してくる時代ということだ。
2014/06/19
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有機半導体のデバイス物性 [ 安達千波矢 ]価格:4,104円(2014/6/7 06:38時点)感想(1件)マイナビニュース 6月4日九州大学(九大)は、内部EL量子効率100%を示す蛍光材料を発光材料とした有機EL素子を開発したと発表した 同成果は、最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)センター/カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)主任研究者 安達千波矢教授、中野谷一助教(当時 九州先端科学技術研究所 研究員)らによるもの。詳細は、英国国際学術誌「Nature Communications」オンライン版に掲載された。 今回の研究では、蛍光材料を発光材料とする有機EL素子の発光層中に熱活性化遅延蛍光(TADF)材料をアシストドーパントとしてドーピングすることにより、蛍光分子からのEL発光効率を究極の100%まで向上させることに成功したという。この手法は、蛍光材料を発光材料とした有機EL素子の内部EL量子効率を理論限界の25%から100%への向上を汎用的かつ簡便な手法で実現するものであり、高い素子耐久性を示す蛍光材料を発光材料とする有機EL素子の新たな設計指針を確立したものであるとコメントしている。これにより、従来から開発されてきた広範な蛍光材料を発光材料に用いて、100%の効率で電気から光に変換できるようになったとしている。
2014/06/07
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有機EL用(OLED有機材料)● クマリン系緑色発光ドーパント材料; C545T2-Phenyl-9,10-di(naphthalen-2-yl)-anthraceneCAS: 155306-71-1Formula: C26H26N2O2SM W: 430.56 C545Tの昇華品純度99.5%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格(別の有機EL材料と同時にご購入いただいた場合は、下記よりも値引きさせて頂きます。) 1g 37,000円/g 5g 33,000円/g 10g 30,000円/g C545Tをご購入を検討されます場合は、下記までお問い合わせ下さい。上記とは別の純度でのお見積もりや、大量ロットでのご発注にも対応したします。>>有機EL材料の分析工房へのお問い合わせ画面はこちら----------------------------------------------------------------------------------------
2014/06/06
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有機EL用(OLED有機材料)● 緑色リン発光ドーパント材料; Ir(ppy)3Tris(2-phenylpyridinato) iridium(III)(トリス(2-フェニルピリジナト)イリジウム(III))CAS: 94928-86-6Formula: C33H24IrN3M.W.: 654.78 Ir(ppy)3の昇華品純度99.5%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格(別の有機EL材料と同時にご購入いただいた場合は、下記よりも値引きさせて頂きます。) 1g 106,000円/g 5g 82,000円/g 10g 72,000円/g Ir(ppy)3をご購入を検討されます場合は、下記までお問い合わせ下さい。上記とは別の純度でのお見積もりや、大量ロットでのご発注にも対応したします。>>有機EL材料の分析工房へのお問い合わせ画面はこちら----------------------------------------------------------------------------------------
2014/06/06
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有機EL用(OLED有機材料)● 赤色発光ドーパント材料; Rubrene(ルブレン)5,6,11,12-tetraphenylnaphthacene(5,6,11,12-テトラフェニルナフタセン)ルブレン単結晶は有機半導体で最も高い移動度をもち、有機EL (OLED) 、有機電界効果トランジスタ (OFET) などに用いられる。ルブレンの単結晶は、温度勾配のつけた管状炉によって徐々に成長させるPhysical Vapor Transport法によって作成される。CAS: 517-51-1Formula: C42H28M.W.: 532.67Abs: 299 nm (in THF)PL: 553 nm (in THF) Rubreneの昇華品純度99.5%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格(別の有機EL材料と同時にご購入いただいた場合は、下記よりも値引きさせて頂きます。) 1g 28,000円/g 5g 24,000円/g 10g 20,000円/g Rubreneをご購入を検討されます場合は、下記までお問い合わせ下さい。上記とは別の純度でのお見積もりや、大量ロットでのご発注にも対応したします。>>有機EL材料の分析工房へのお問い合わせ画面はこちら----------------------------------------------------------------------------------------
2014/06/06
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有機EL用(OLED有機材料)● りん光ホスト材料(ホール輸送性有機材料); TCTA4,4',4''-Tri(9-carbazoyl)triphenylamineCAS: 139092-78-7Formula: C54H36N4M.W.: 740.89 TCTAの昇華品純度99.5%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格(別の有機EL材料と同時にご購入いただいた場合は、下記よりも値引きさせて頂きます。) 1g 20,000円/g 5g 17,000円/g 10g 13,000円/g TCTAをご購入を検討されます場合は、下記までお問い合わせ下さい。上記とは別の純度でのお見積もりや、大量ロットでのご発注にも対応したします。>>有機EL材料の分析工房へのお問い合わせ画面はこちら----------------------------------------------------------------------------------------
2014/06/06
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有機EL用(OLED有機材料)● 電子輸送層材料; ZADN2-[4-(9,10-Di-naphthalen-2-yl-anthracen-2-yl)-phenyl]-1-phenyl-1H-benzoimidazoleCAS: 561064-11-7Formula: C53H34N2M.W.: 698.85 ZADNの昇華品純度99.5%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格(別の有機EL材料と同時にご購入いただいた場合は、下記よりも値引きさせて頂きます。) 1g 21,000円/g 5g 19,000円/g 10g 16,000円/g ZADNをご購入を検討されます場合は、下記までお問い合わせ下さい。上記とは別の純度でのお見積もりや、大量ロットでのご発注にも対応したします。>>有機EL材料の分析工房へのお問い合わせ画面はこちら----------------------------------------------------------------------------------------
2014/06/06
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有機EL用(OLED有機材料)● 電子輸送層材料; TmPyPB1,3,5-tri[(3-pyridyl)-phen-3-yl]benzeneCAS: 921205-03-0Formula: C39H27N3M.W.: 537.65 TmPyPBの昇華品純度99.5%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格(別の有機EL材料と同時にご購入いただいた場合は、下記よりも値引きさせて頂きます。) 1g 60,000円/g 5g 41,000円/g 10g 37,000円/g TmPyPBをご購入を検討されます場合は、下記までお問い合わせ下さい。上記とは別の純度でのお見積もりや、大量ロットでのご発注にも対応したします。>>有機EL材料の分析工房へのお問い合わせ画面はこちら----------------------------------------------------------------------------------------
2014/06/06
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有機EL用(OLED有機材料)● 電子輸送層材料; Liq8-Hydroxyquinolinolato-lithium(8-ヒドロキシキノリノラト-リチウム)CAS: 850918-68-2Formula: C9H6LiNOM.W.: 151.09Abs: 261nm(in THF)PL: 331nm(in THF) Liqの昇華品純度99.5%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売単価(別の有機EL材料と同時にご購入いただいた場合は、下記よりも値引きさせて頂きます。) 1g 18,000円/g 5g 16,000円/g 10g 12,000円/gLiqの未昇華品純度99.0%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格。 1g 15,000円/gLiqの2回昇華品純度99.6%以上の品質材料の、輸送費・税込みの販売価格。 1g 21,000円/g Liqをご購入を検討されます場合は、下記までお問い合わせ下さい。上記とは別の純度でのお見積もりや、Kg単位の大量ロットでのご発注にも対応したします。>>有機EL材料の分析工房へのお問い合わせ画面はこちら----------------------------------------------------------------------------------------
2014/06/06
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【新品】【本】【2500円以上購入で送料無料】有機ELディスプレイ 時任静士/共著 安達千波矢/共著 村田英幸/共著価格:2,808円(2014/4/10 13:48時点)感想(0件)京東方光科技(BOE)は、2014年には中小型の有機ELディスプレイパネルの量産を第5.5世代ラインを活用して試作する計画であったが、有機EL量産は遅れる可能性がある。まずは他社から購入したパネルで製造する予定。モンゴル自治区のオルドス市に3000億円の投資計画で5.5世代の有機ELディスプレィのパイロット生産ラインを立ち上げる計画である。さらに、安徽省合肥での有機EL量産製造の可能性が強い。照明パネルも製造する。BOEからはかなりの数の韓国人技術者が、CSOT(China Star Optoelectronics Technology)に移動した。CSOTは中国のTVメーカーTCLの子会社である。これから、有機ELディスプレイの開発を行うであろうと予測される。CSOTは液晶で第8.5世代(8.5G)ラインを建設するため200億人民元(約3050億円)を投資する計画という。新ラインの建設には自己資金の他、中国政府からの投資も加わる。Shenzhenで今年立ち上がった8.5Gラインはすでにフル稼働中で、10月までに月産13万シート、2014年には同14万シートに能力を引き上げる模様。2番目の8.5Gラインは2015年稼働の予定という。新ラインの建設には自己資金の他、中国政府からの投資も加わる。Shenzhenで今年立ち上がった8.5Gラインはすでにフル稼働中で、10月までに月産13万シート、2014年には同14万シートに能力を引き上げる模様。2番目の8.5Gラインは2015年稼働の予定という。南京第一有機光電(FOL)は、2013年7月に有機EL照明の販売を始めた。寸法が100mm×100mmで発光効率40lm/Wの有機EL照明モジュールの価格は、400元(=約6600円)ぐらい。資金面など、量産には不十分な体制である。 VISIONOXは、中国清華大学の有機EL材料の独自技術研究を基本として作られた会社で、研究開発、生産、販売を一貫して行う。北京の研究ラインでは20cmX30cm程度のガラス基板で開発を行っている。まずは、5.5世代の有機ELディスプレイの量産ライン工場を昆山に建設し、2015年にLTPSと有機EL工程を備えたディスプレイパネル製造ラインを稼動させる予定。技術者は250人で、海外からの技術者も数名。蒸着装置は4ラインで韓国製。資金面、量産技術面で十分な体制とは言えないようである。2014年に有機ELディスプレイパネル製造を予定する企業として、昆山国顕光電(5.5世代ラインを昆山市に建設中)がある。蒸着装置は日本製のようである。厦門天馬微電子(TIANMA:アモイ市に5.5世代ライン)はLTPSの製造を担当する。上海天馬微電子有限公司(TIANMA:4.5世代)も関連する可能性がある。上海和輝光電(江沢民長男、中国科学院の系列企業、4.5世代;台湾技術者70名以上の引抜きを行った。総額3000億円の投資計画があり、まずは1000億円の投資を行う。蒸着装置は日本製。)は華々しく登場した企業であるが、資金面で将来への不安が噂されている。さらに有機EL関係の企業としては、河南激藍科技(4.5世代)、華星光電などがあげられる。2016年よりタッチパネルメーカーのTruly Optoelectronics(信 利)は、Huizhou(惠州)市政府と合弁会社を設立し、月産1万5000シート規模の第4.5世代ラインを建設、2016年よりアクティブ型有機EL(AM-OLED)ディスプレイの量産を開始する模様。 中国での有機EL材料や設備はできるだけ中国製品を使うことが政府から求められているし、採用した場合は補助金も期待できるようである。日本企業も、有機材料、ガラス基板、蒸着装置での市場参入では成功している企業もあるが、韓国企業などとの競争で、利益を出すまでには至らないビジネスもある。パネルの生産が本格化すれば、中国の各携帯電話メーカーが2016年よりAM-OLED搭載機種の販売を巨大な国内市場向けに開始する。特許の問題が無い場合は、製品輸出についても検討するであろう。しかし、既存の特許を避けて、製造することは非常に困難な状況である。上記のような有機EL産業動向関連の調査は、分析工房にご依頼下さい。
2014/04/10
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有機エレクトロニクスにおける分子配向技術 [ 内藤裕義 ]価格:75,600円(2014/4/10 13:43時点)感想(0件)野澤 哲生=日経エレクトロニクス2014/04/04 日経テクノロジーオンラインでは、2014年4月1日に、有機エレクトロニクスのテーマサイトをスタートさせました。有機半導体材料や炭素材料を用いた各種デバイスの技術開発の最新情報を中心にお伝えしていきます。 2014年は、有機ELディスプレー、有機EL照明、有機薄膜太陽電池などにとって大きな節目の年になりそうです。各メーカーは数年前から2014年を実用化の目標時期として開発を進めてきたからです。実際、いくつかのメーカーが最近、相次いで非常にユニークな有機EL照明や有機薄膜太陽電池の製品化、または量産技術を発表しました。 例えば、有機EL照明において、住友化学は2014年3月7日に、高分子材料を基にした2色を発光できる照明用パネルの量産技術を確立したと発表しました。コニカミノルタは2014年3月18日、約100億円を投じて2014年夏にフレキシブルな有機EL照明パネルを月産100万枚の規模で量産する製造ラインを建設し、同秋に量産を始めると発表しました。その発表の翌日には、三菱化学とパイオニアが、発光層を製造コストの低い塗布法で作製する有機EL照明パネルの量産を始めたと発表しました。一部報道によれば、量産ラインは月産4万枚の生産が可能としています。 海外では韓国LG Chem社が、発光効率60lm/Wで寸法が320mm角と、製品としては最大級の有機EL照明パネルを開発し、サンプル出荷を始めています。発光寿命(LT70)は4万時間とLED照明と肩を並べました。 強気の投資を進めるメーカーが相次ぐ一方で、実用化のメドがたたない、または市場の広がりに見通しがつかないという理由で事業からの撤退や倒産に至ったケースも出ています。昭和電工は有機EL照明において40%超という非常に高い光取り出し効率を実現する技術を持っていましたが、2014年1月に同事業から撤退しました。その昭和電工も出資していたベンチャー企業のイー・エル・テクノは2014年2月に倒産。2014年3月31日には、パナソニックと出光興産が共同で設立したパナソニック出光OLED照明が会社を清算しました。 社運をかけて大型投資に踏み切ったメーカーと倒産や事業撤退に追い込まれるメーカー。まさに“明暗”が分かれています。すべてが右肩上がりで「作れば売れる」時代ははるか昔に過ぎ去りました。既存の製品は市場は大きくても激烈な低価格競争に巻き込まれる一方、技術や製品一つで成功を確約できる新事業も存在しません。成功の確約にこだわる企業は何も新しい事業を始められないでしょう。 新事業を成功させるには緻密な戦略と大胆なリスクを取る判断が必要不可欠です。まだ成功例が少ない有機エレクトロニクスには特に戦略が欠かせません。 当初の技術水準がほぼ同じでも戦略の違いによって事業の明暗が分かれた例は最近では例えばCIGS系太陽電池があります。昭和シェル石油とその子会社のソーラーフロンティア(旧・昭和シェルソーラー)は2008年ごろから、CIGS系太陽電池についてGW級の大規模量産に舵を切りました。当初は一般投資家の評価が非常に低く、事業も赤字続きでしたが、今では「GWクラブ」とも呼ばれる世界の太陽電池メーカー大手の一角に食い込み、昭和シェル石油の本業である石油事業に迫る営業利益を出すまでに成長しています。 一方、ホンダの子会社であるホンダソルテックは2007年にCIGS系太陽電池の量産を始めましたが、技術と市場の立ち上がりを見極めるという慎重姿勢から量産規模を低く抑え続けた結果、コストの低減競争に乗り遅れて撤退という結果になりました。 野村総合研究所 コンサルティング事業本部 ICT・メディア産業コンサルティング部、上級コンサルタントの藤浪啓氏は「日本は伝統的に合意形成の社会。合意形成では、逐次的な戦力投入や投資になりやすく、その結果として失敗するケースが多い。先の大戦もその例の一つ。Must Have(絶対欲しい、作れば売れる)ではない新事業で成功するには、リスクを取れるカリスマ的なリーダーのトップダウンの判断が必要になる」と指摘しています。藤浪氏は、新事業に踏み出す際のいわゆる垂直統合型か水平分業型かといった体制の問題にも触れ、「市場開拓時の鶏と卵のジレンマを超えるには、一時的にせよ垂直統合型でなければ前に進めない」とも述べています。 もちろん、垂直統合型で一度成功しても市場が拡大した後は、水平分業型に移行する必要があるケースが多いのです。日本には、市場開拓だけは得意だが、事業の投資判断が遅れがちで、後発の身軽な水平分業型のメーカーに負けるパターンを繰り返しているメーカーもあります。垂直統合型だけ水平分業型だけ、ではなく、状況に応じて体制を変えていく戦略や組織の柔軟さが必要でしょう。 有機半導体材料や炭素材料はそれ自体が魅力的で、画期的な製品や新しい事業につながる高い潜在力を備えた材料です。ただし、その潜在力を現実に生かしていくには、新市場の開拓という“産みの苦しみ”を覚悟する必要もあります。新テーマサイトでは、新材料や新しいデバイスの最新動向と同時に、市場開拓のための戦略についても積極的に取り上げていく方針です。
2014/04/10
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中国での有機EL産業の急成長で、人材が不足しております。このために、日本人の有能な技術者を募集しております。下記の募集に対する、ご質問、お問い合わせ、応募は、下記までお願い申し上げます。>>>>お問い合わせのページへ----勤務地:中国吉林省長春市(あるいは日本各地から時々長春などに出張)--------------1. 次世代有機EL有機材料開発(分子設計、合成)及び製造技術者(品質管理、安全、工場長): 電子輸送、電子注入、発光材料ホスト・ドーパント、正孔輸送・正孔注入、電極材料、医薬品等、これらの最終材料と中間原材料2. 有機材料製造技術者(品質管理、安全、工場長): 電子輸送、電子注入、発光材料ホスト・ドーパント、正孔輸送・正孔注入、電極材料等、工場を建設中ですので、製造装置選定、立ち上げ、クリーンルーム設計なども含む3.応募資格/地位/年俸: 有機EL材料あるいはこれに近い材料の開発、製造経験者。待遇は面接の際、協議・決定するが、勤務形態や経験に応じて年収で800万円から2000万円程度支払います。その他の情報 ・常時採用か月の半分程度のパートタイム(日本のご自宅から時々の出張で働く) ・年俸の他に生活支援、通勤のための運転手、通訳付き、中国語や英語の語学は必要無い その他の条件等は凝議の上、決定 ・地位: 研究員から工場長まで ・詳細な経歴などを考慮し、地位や年俸等を相互協議の上決定。履歴書は日本語で可
2014/04/08
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数ヶ月前、プリンテッドエレクトロニクスの開発企業のPlextronics社はチャプター11の破産保護を申請した。 3月26日に、サムスンとユニバーサルディスプレイ(UDC)の合弁企業であり、Plextronics社に投資を行っていたSolvay社は、Plextronics社を買収したと発表した。Plextronics社は、カーネギーメロン大学からのスピンアウトとして2002年に設立された。 2012年7月に、UDCとPlextronics社は、可溶性有機EL材料系を開発し、商品化する3年間の戦略的提携を締結した。Solvay社は、有機EL市場への拡大の一環として、ソウル市の梨花女子大学で、研究センターを開設している。
2014/04/08
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デュポンは、OLED照明パネル用グリッドおよびバスラインを製造するための材料で、新技術のスクリーン印刷が可能なナノ銀導体インクを開発した。デュポン社のこの材料は、現在のパネルに使用される材料と比較して安価であり、単純な製造プロセスを採用できる。 この材料は、来年から市販され、ガラス基板とカプトンポリイミドフィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)可撓性ポリマー基板上に使用することができる。 さらにこのインクの第二世代も開発しており、これらは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)のような低コストの基板を採用したフレキシブルOLED照明パネルにも対応できる。
2014/04/08
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ITmedia Mobile 4月1日 韓国Samsung Electronicsの次期フラッグシップAndroidスマートフォン「GALAXY S5」のディスプレイは「これまでテストしてきた中で過去最高の性能を示した」と、ディスプレイテストキットメーカーの米DisplayMate Technologiesが3月31日(現地時間)に公開したテスト結果で語った。 DisplayMateによると、GALAXY S5のディスプレイはGALAXY S4のディスプレイと同じ解像度でサイズは0.1インチ大きくなっており、インチ当たりのピクセル数こそ減った(441ppi→432ppi)ものの、輝度、映り込み、色の再現性、視野角、バッテリー消費などのテストでGALAXY S4を含む他のスマートフォンより高いスコアを出したという。 特に、画面の明るさでは、GALAXY S4までのOLED(有機EL)ディスプレイはLED(液晶)よりも暗かったが、GLAXY S5のOLEDはS4より22%明るくなり、ほとんどのLCDディスプレイを超えたとしている。 詳細なテスト結果は発表文で見ることができる。 2月のMobile World Convressで発表されたGALAXY S5は、幾つかの地域で4月に発売される見込みだ。日本での発売についてはまだ発表されていない。GALAXY S4は日本ではNTTドコモが販売している。
2014/04/08
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京東方光科技(BOE)は、2014年には中小型の有機ELディスプレイパネルの量産を第5.5世代ラインを活用して試作する計画であったが、有機EL量産は遅れる可能性がある。まずは他社から購入したパネルで製造する予定。モンゴル自治区のオルドス市に3000億円の投資計画で5.5世代の有機ELディスプレィ生産ラインを立ち上げる計画であった。むしろ、安徽省での有機EL製造の可能性が強い。照明パネルも製造する。南京第一有機光電(FOL)は、2013年7月に有機EL照明の販売を始めた。寸法が100mm×100mmで発光効率40lm/Wの有機EL照明モジュールの価格は、400元(=約6600円)ぐらい。資金面など、量産には不十分な体制である。 VISIONOXは、中国清華大学の有機EL技術研究を基本として作られた会社で、研究開発、生産、販売を一貫して行う。5.5世代の量産ライン工場を建設し、2014年下半期にも照明パネル製造ラインを稼動させる予定。さらに、2014年に有機ELディスプレイパネル量産を予定する企業として、昆山国顕光電(5.5世代ラインを昆山市に建設中)、厦門天馬微電子(TIANMA:アモイ市に5.5世代ライン)、上海天馬微電子有限公司(TIANMA:4.5世代)、上海和輝光電(江沢民長男、中国科学院の系列企業、4.5世代;台湾技術者70名以上の引抜きを行った。総額3000億円の投資計画があり、まずは1000億円の投資を行う。蒸着装置は日本製。)、河南激藍科技(4.5世代)、華星光電などがあげられる。2016年よりタッチパネルメーカーのTruly Optoelectronics(信 利)は、Huizhou(惠州)市政府と合弁会社を設立し、月産1万5000シート規模の第4.5世代ラインを建設、2015年下期よりアクティブ型有機EL(AM-OLED)ディスプレイの量産を開始する模様。 中国での有機EL材料や設備はできるだけ中国製品を使うことが政府から求められている。パネルの生産が本格化すれば、中国の各携帯電話メーカーが2016年よりAM-OLED搭載機種の販売を巨大な国内市場向けに開始する。特許の問題が無い場合は、製品輸出についても検討するであろう。
2014/04/08
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Fujifilm X-T1ズームレンズキット『1~3営業日後の発送予定』プレミアム一眼X-T1/XF18-55mmF2.8-4 R LM OISズームレンズ 光学ファインダーに迫る表示タイムラグ0.005秒電子ビューファインダー付富士フィルムミラーレス一眼[02P19Mar14]【RCP】価格:170,820円(2014/3/27 10:43時点)感想(1件)ITmedia デジカメプラス 3月25日 富士フイルムの新しいミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」を使ってみた。同社独自の撮像素子「X-Trans CMOS II」センサーを継承しつつ、新開発の電子ビューファインダーを搭載した本格モデルである。 実機を手にしてまず目を引くのは、フィルムカメラを思わせるクラシカルなデザインだ。ペンタプリズム風の台形をボディ天面中央にあしらった上で、その左右にシャッタースピードダイヤルや露出補正ダイヤル、ISO感度ダイヤル、測光ダイヤル、ドライブダイヤルなどを配置。昔ながらの一眼レフスタイルのデザインであり、1970年代に発売された同社の一眼レフ「フジカST」シリーズを連想する人もいるだろう。 外装には高品位なマグネシウムダイキャストを採用する。ボディカラーは黒一色。各種のダイヤルはアルミの削り出しとなり、前面から側面、背面にかけてはシボ革風の素材を張り付けて、手触りを高めている。グリップ部分は大きく膨らんでいて、ホールド感は良好。筆者の大きめの手にもしっくりとなじむ。オプションのハンドグリップや縦位置バッテリーグリップを装着することも可能だ。 シャッターボタンの回りにある電源レバーを回すと約0.5秒で素早く起動し(ハイパフォーマンスモード時)、液晶モニターが表示される。液晶には、3型/約104万画素のチルト可動式TFTを搭載。表示の精細感は高く、発色はクリアだ。屋外での視認性はまずまずといったところ。カメラに顔を近付けるとアイセンサーが反応し、液晶表示から電子ビューファインダー表示へと自動的に切り替わる。 感心したのは、電子ビューファインダーの見やすさだ。世界最大をうたう倍率0.77倍の有機ELファインダーであり、その大きな表示には、のぞいた瞬間にハッとするような驚きを感じた。大きさに加え、表示の精細感や追従性も優秀だ。さらにユニークなのは、マニュアルフォーカスの際に、ファインダーを2画面に分けて表示できること。大きな画面に全体を表示しつつ、小さな画面には部分拡大などを表示できる。
2014/03/27
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【新品即納・送料無料・カード決済可】SONY HMZ-T1 新開発の「HD有機ELパネル」を搭載した3D対応ヘッドマウントディスプレイ価格:63,800円(2014/3/27 10:42時点)感想(0件)2014年03月10日 馬本隆綱,EE Times Japan パナソニックは、厚みが0.4mmと薄い「フレキシブル有機ELパネル」や、既存の調光器を用いて快適な明かりを再現することができる「スマート調光技術」などを参考展示した。光源技術と調光技術を組み合わせることで、快適な空間を再現するためのさまざまな最新技術を紹介した。 パナソニックは、「LED Next Stage 2014」(2014年3月4~7日、東京ビッグサイト)において、厚みが0.4mmと薄い「フレキシブル有機ELパネル」や、既存の調光器を用いて快適な明かりを再現することができる「スマート調光技術」などを参考展示した。 開発中の有機ELパネルとしては3種類を展示した。1つが薄型のフレキシブル有機ELパネルで、厚みが0.4mmと薄く湾曲させて取り付けることができるため、照明器具としての取り付け自由度を高めることができる。薄型タイプとしては0.5mm厚の有機ELパネルも紹介した。もう1つが100lm/Wを実現した高効率有機ELパネルである。現行製品の30lm/Wに比べて、約3倍の効率を達成した。「発光層の最適化設計技術や、光取り出し技術の工夫によって高い効率が可能となった。この結果、同じ明るさを得るのに小さい駆動電流で済むため、パネルの寿命を延ばすことができる」(説明員)と話す。 もう1つ、来場者の注目を集めていたのが「スマート調光技術」の参考展示である。照明業界では、人が心地よいと感じる「色」と「明るさ」のバランスを示す指標として「クルイトフの快適領域」が用いられている。パナソニックでは、この指標を活用し、快適領域を再現できる「シンクロ調色LED照明」を提供している。 スマート調光技術は、色温度が異なる2種類のLEDチップを内蔵したLED電球と既存の調光器を使って、簡易的なシンクロ調色LED照明を実現することができる。例えば、参考展示したLED電球は、「2000~2500kあるいは2700~6700kの色温度と明るさのバランスを、クルイトフの快適領域内の、ある範囲で再現できる」(説明員)という。 さらに、色温度を100k単位で制御することが可能なカラーコントロール技術なども参考展示した。生活シーンにあった明るさと光色の演出は、快適な空間を再現するために不可欠といわれており、そのための最新有機ELパネルやLED電球技術、および調光技術を紹介した。
2014/03/27
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量子ドットの生命科学領域への応用普及版 [ 山本重夫 ]価格:4,200円(2014/3/27 10:41時点)感想(0件)ギズモード・ジャパン 2月27日iPhoneはまだまだ美しくなる? 次期iPhoneではディスプレイサイズの大型化が注目されていますが、ForbesによるとiPhone 6のディスプレイには「量子ドットディスプレイ」という最先端のディスプレイが搭載される可能性があるそうなんです! この量子ドットディスプレイはアマゾン製のタブレット端末「Kindle HDX 7」にも搭載されていますが、次期iPhoneにはアップルの新技術によってさらに色域が広いものが搭載予定だそうです。 実は、アップルは量子ドットディスプレイに関する特許を昨年12月に出願していたことも判明しています。新方式のディスプレイについてはまだまだ噂段階ですが、ユーザー・エクスペリエンスを重視するアップルのこと、次期iPhoneにもっと美しいディスプレイが搭載されるという話もあながち噂とは言い切れなさそうですね! 参考記事:http://www.forbes.com/sites/haydnshaughnessy/2014/02/22/apple-will-make-the-iphone-6-display-the-killer-app/ [Forbes]
2014/03/27
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シャープ 46V型 液晶テレビ 3D AQUOS クアトロン プロ XL10ライン LC-46XL10 【送料無料】価格:180,044円(2014/3/27 10:38時点)感想(0件)CNET Japan 3月26日 シャープは、2013年10月にフルHD解像度のパネルで4K相当の高精細表示ができる液晶テレビ「AQUOSクアトロン プロ XL10」シリーズを発表した。発売から約3カ月が経過し、その売上は、前衛モデル「XL9」の約2倍と好調に推移しているという。“4K相当”表示というオンリーワンの機能が、どう市場に受け入れられ、実売に結びついているのかなどの状況を、シャープデジタル情報家電事業本部国内AV営業統轄の居石勘資(おりいし・かんすけ)氏が説明した。 XL10シリーズは、4原色技術を使用した液晶パネル「AQUOSクアトロン」に、低反射の「モスアイパネル」、「超解像 分割駆動エンジン」など、最新技術を搭載した液晶テレビ。1920×1080ピクセルのフルHDパネルながら、4K相当の高精細表示ができることが最大の特長で、シャープでは「プレミアム2K」モデルと位置づける。 46、52、60V型を11月30日、70、80V型を12月10日に販売を開始し、11~3月までの累計実売台数は約1万5000台。これは前衛モデルXL9シリーズに比べ約2倍の台数になる。 しかし、2012~2013年度の国内テレビ市場の状況は決して良くない。エコポイント制度の導入や地上アナログ停波があった2010~2011年度の反動を受け、基本需要台数は500万台程度と従来の900万台を大きく下回る数字が続いている。 そうした中、居石氏は「ここへきて900万台の基本需要台数に向け、緩やかに復調してきている」と話す。需要の下支えになっているのが2004~2006年度に薄型テレビを購入している買い替え層だ。「一般世帯のテレビ平均使用年数は約8年と言われており、2005年前後に販売された薄型テレビの買い替えが本格化してきている。この買い替えをキャッチアップする」と言う。 2004~2006年度の37V型以上の薄型テレビ出荷実績は約350万台。当時の薄型テレビに比べると、バックライトはCCFL管からLEDになり、デザインも狭額縁に変更され設置性も高まった。「現在お使いのテレビが今のテレビとどう違うのかをアプローチポイントにする。画面サイズに関しては現在のテレビの2倍以上をご提案していく」と画面サイズのランクアップを推進する。 シャープでは、この買い替え層に向けXL10を訴求していく。店頭では、フルHDモデルの「AQUOSクアトロン G9」、XL10、4Kテレビの「AQUOS UD1」の3モデルを並べて展示。「画面サイズのランクアップをおすすめした上で、さらに画質もランクアップできる商品」と位置づける。 また、46~80V型までそろえたサイズ展開も訴求ポイントの1つだ。「話題の4Kテレビは欲しいけれど、画面サイズが55V型以上と大きく、設置面から導入できないお客様もいる。XL10であれば4K相当の高精細画質が見られるテレビを46V型から選べる」と強調した。 XL10は“4K相当”表示というオンリーワン技術を持ちながら、モスアイパネル、ハイブリッドキャスト対応、「2.1chフロントサウンド音声システム」と最新技術を惜しみなく投入している。「4Kは話題性はあるが、それがすべてのお客様に響くとは限らない。XL10ではそれ以外にも見やすさ、高音質、最新性能など多くの納得点を持っている。4K相当表示は“つかみ”としてお客様を引き寄せられるが、最終的な購入には、復数の納得点がないと結びつかない」と現状のテレビ市場を分析する。 現在、最大の懸念は消費増税後の反動減だ。「買い替えのお客様に対し満足度の高い商品をお届けして反動減を吹き飛ばしたい。4月以降の取り組みが年間の国内テレビ基本需要900万台回復への試金石になると思う」とした。
2014/03/27
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有機ELのはなし [ 吉野勝美 ]価格:1,890円(2014/2/19 08:21時点)感想(1件) 紫外線吸収剤などの化学品メーカー、ケミプロ化成は7日、有機EL素材の製造工場を福島県に新設すると発表した。総投資額は約9億円。有機ELが使われるスマートフォン用ディスプレーや発光ダイオード(LED)照明の需要増に対応できるようにする。 同社が有機EL素材の研究拠点を置く福島県田村市に延べ床面積約760平方メートルの2階建ての工場を建てる。6月に着工し、来年7月に本格稼働する予定。新工場は20人で運営し、うち10人は現地雇用する計画だ。 同社は「有機EL分野を本業の紫外線吸収剤に次ぐ収益の柱に育てる。稼働3年後の黒字化を目指す」としている。2014年2月8日 / 日本経済新聞 地方経済面
2014/02/19
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【送料無料】maxzen(マクスゼン) J32SK01 [32V型(32型)32インチ 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ]※こちらの商品は現金特価でのご提供です。価格:29,800円(2014/2/19 08:20時点)感想(192件)マーケティング機関NPDディスプレイサーチの統計によると、メーカーのプロモーション戦略によって2013年第4四半期のパネル出荷量が拡大するとともに、テレビメーカーの在庫が増加。今年第1四半期の液晶パネルの出荷価格は下落が予測されている。2月12日、毎日経済新聞網が伝えた。今年の後半、生産ラインが複数操業するため、業界の競争も加速しそうだ。奥維咨詢のアナリスト唐磊氏は「毎年この時期は、パネルメーカーにとってシーズンオフなので、価格が下がるのは通常のことだ」と述べた。NPDディスプレイサーチの月度LCD市場動態報告によると、昨年12月の国内向け液晶テレビパネルの出荷量は予測より12%多い680万枚で、2013年最高となった。中国電子視像協会副会長の白為民氏は「昨年の省エネ家電補助政策打ち切り後、特段の刺激策がなかったためテレビ販売は低迷した。当然、パネルの需要も減り、一部のパネルメーカーが値下げを行うことで、出荷量が増えた」と分析した。今後、中国では建設中のパネル工場が相次ぎ操業する。昨年12月には京東方の第8.5世代有機EL生産ラインが操業し、11月にもTCL傘下の華星光電の二期プロジェクトが始動した。奥維咨詢によると、現在、新型のパネル工場は4つあるが、今後12に増える見込み。国内の第8世代ガラス基板の生産能力は昨年末時点の月間25万枚から2015年末には月間67万枚に増加すると見込まれている。(編集翻訳 浦上早苗)XINHUA.JP 2月13日
2014/02/19
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【代引不可】 東芝 4Kパネル搭載 LED液晶テレビ 3D対応 REGZA 65Z8X-S [65インチ][シルバー系] 【楽天】【激安】【人気】【価格】価格:635,250円(2014/2/17 18:03時点)感想(0件)2014年2月13日、環球網によると、韓国メディアは12日、画素数がフルハイビジョンの4倍となる超高解像度に対応した「4Kテレビ」が日中韓3カ国の家電メーカーの新たな競争の場になろうとしていると伝えた。特に日系企業は政府のサポートも得てサプライチェーンを整えつつあり、韓国を追い落とす勢いを得ているとしている。ソニーの事業見直しやリストラなどが伝えられているが、日本のメーカー各社の4Kテレビ分野における実力は軽視できないと韓国の家電業界はみている。パナソニックやソニーの放送設備や放送内容でも他に先んじているほか、日本政府は4Kの先をにらんだスーパーハイビジョン「8K」による放送を促進しており、NHKは2014年サッカーワールドカップブラジル大会で8Kの伝送実験を実施することになっている。こうした優位を背景に日本が再び市場の主導権を取り戻す可能性は高い。一方、中国の普及価格帯商品の追い上げも激しさを増している。TCLやハイアール、ハイセンス(海信)などの製品価格は韓国製の半額程度。画質などの品質は高くなくとも、大きな内需に支えられ、曲面テレビや有機ELテレビなどの開発に注力している。こうした状況の下、韓国の家電メーカーもケーブルネットワークテレビ局と協力して最新技術に対応した追加チューナー(STB)を開発するなどの対抗策を講じているが、業界関係者は「企業努力だけでなく、政府の制度改革や政策などの積極的な支援も欠かせない」と話している。(翻訳・編集/岡田)Record China 2月16日
2014/02/19
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【送料無料】 有機ELディスプレイ概論 基礎から応用まで / 辻村隆俊 【単行本】価格:2,940円(2014/2/19 15:11時点)感想(0件)AMOLEDは2008年、Samsung Display(サムスンディスプレイ)が大規模量産設備を初めて稼動させ、本格的に市場参入した。以降、2013年現在までSamsung Displayの牽引で市場は拡大している。特に、スマートフォン市場が先行したが、3インチ後半から4~5インチ台まで著しい成長を見せている。今年、LG DisplayもWOLED TVパネルやFlexible AMOLEDパネルを市場に公開し、AUOも中小型AMOLEDパネルのSampleを発表するなど、AMOLEDパネル市場への参入メーカーが現れてきた。2014年にはSamsung Display以外にLG Display、AUO、JDIなどが生産を拡大し、初期量産段階に入る可能性が高い。従来、Samsung Displayの需要に頼ってきた発光材料メーカーが需要増加や需要先の拡大により、さらに広がった市場で競争することになると見られる。2013年にはAMOLED発光 材料の市場規模が、量産ラインの需要ベースで約3億5千万ドルとなり、2014年には従来メーカーの需要増加や新規メーカーの量産需要により市場規模が約1億ドル増加して、4億5千万ドルになると予想される。HIS 2月19日
2014/02/19
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パナソニックは今春、ミラーレスとしては世界初となる「4K」動画が撮れる一眼デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス) GH4」を発売する。最近は一眼でも動画を撮る需要が増えており、本体を480グラムの軽量に抑えつつ、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4Kに対応した。 従来より能力が高い画像処理エンジンを搭載。省電力や放熱性も高め、動作が重くなりがちな4K映像をスムーズに撮影できるとしている。自動でピントを合わせるオートフォーカスも速くし、狙った映像をより素早くとらえられるようになった。 発売時の想定小売価格は明らかにしていない。2012年12月発売の前作「GH3」の当初価格13万円前後は上回る見込みだが、杉田卓也・イメージングネットワーク事業部長は「手軽に4K映像が撮れるのは画期的。動画撮影の愛好家にも手の届く価格にしたい」と話している。(朝日新聞デジタル 2月8日)
2014/02/12
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シャープ が2014年度第3四半期(2013年4月1日~12月1日)を発表した。今期は4KやIGZOなど新技術による液晶が好調で、売上高は前年同期比21%増の2兆1572億円、営業利益は同1662億3200万円の赤字から2477億円増加し814億円の黒字へ、また、純利益も同4243億4700万円の赤字から4420億円増加し177億円の黒字に転換した。 液晶は前年同期比30.6%増の6223億円で、大幅な業績アップを牽引した。3840×2160というフルHDの4倍の精細度4K対応の液晶テレビ「AQUOS」やフルHDパネルで4Kに相当する高精細で高画質の液晶ディスプレイ「クアトロンプロ」、シャープが実用化した主に中小型液晶用の高画質技術IGZOを使った液晶ディスプレイを搭載したスマートフォンなど、液晶および液晶関連製品は概ね好調に推移した。 また、太陽電池も好調で、国内向けの住宅用やメガソーラーが伸長し、売上高は同85.5%増の2768億円となった。その他、デジタル情報家電が同2.1%増の5515億円、エアコンなどの健康・環境が同5.3%増の2419億円、カラー複合機などのビジネスソリューションも同13.0%増の2355億円、スマートフォン向けカメラモジュールやセンサー、LEDなどの電子デバイスも同28.5%増の2290億円と、ほとんどの部門が増収となった。 さらに、これに伴い、14年度通期の業績予想も上方修正した。売上高は昨年5月の予想2兆7000億円から2000億円増加の2兆9000億円とした。営業利益は200億円増加の1000億円としている。 1973年に世界初の液晶を使った電卓を開発して以来、世界の液晶産業をリードしきてきたシャープ。ここ数年は業績不振が続き、赤字を計上し続けていた。液晶では、特にSamsung ElectronicsやLG Electronicsの韓国勢にその地位を奪われてしまっている。しかし、ここに来て状況に変化が現れた。今や大型の映像機器から中小型の携帯機器まで、液晶をはじめとするフラットパネルなくては成り立たない世の中だ。かつて液晶は半導体と並び日本のお家芸とも言える産業だった。そのトップだったシャープの復権を願いたい。(編集担当:慶尾六郎)。(エコノミックニュース 2月8日)
2014/02/12
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【2013年の回顧と2014年の展望】 2013年は当社にとって、大変厳しい1年だった。世界経済は、おおむね堅調に推移し、日本経済もデフレから脱却して成長軌道に乗ってきた。しかし、化学業界全体としては円安により原料・燃料のコストが大幅に上昇し、テレフタル酸とフェノールについては、特に中国における過剰な生産能力により市況が大きく崩れ、当社の損益に大きな悪影響を与えた。 2014年は、製品市況の問題は残るものの、事業環境は改善すると見ている。世界経済は引き続き緩やかに成長すると見られ、日本経済も全体としては昨年と同様に緩やかな改善傾向となるだろう。 さらに、2020年の東京五輪開催が決まったことで、競技施設やインフラ整備に向けた動きが出始める。東京五輪はエネルギー・資源の消費や二酸化炭素排出量の縮小を目標に掲げているので、有機薄膜太陽電池、有機EL照明、LiB材料、LED照明など環境負荷の小さい当社製品群にとっても、絶好の活躍の舞台となるだろう。 【中期経営計画APTSIS 15 Step 2達成に向けて】 このような事業環境を踏まえ、「APTSIS 15 Step 2」の目標を達成することが、今年の最大のミッションである。そのためには、安全・安定操業の維持、ポストサバイバル300等の固定費削減プランの達成、石油化学事業の構造改革の推進、安定事業群の収益拡大、促進事業群の実績化、スペシャリティケミカルズのシナジーの具現化 の6項目が柱になると考えている。 【グループ従業員に望むこと】 「安全・安定操業の維持」は、メーカーたる当社の根幹である。一人ひとりが自らの課題として、「安全・安定操業の維持」に取り組んでいただきたい。 また、今年は「クラッカー再編元年」と言える。5月に鹿島の1系を停止し、16年に旭化成と共同で水島を1基に集約する。当社を支えてきた基幹プラントを停止することは断腸の思いであるが、この機会を逃せば化学大手としての生き残りはない。「毎日が初心」の思いで、経営陣、製造、販売、研究開発、コーポレートの一人ひとりが、日々最善を尽くし、なすべきことを着実に実行していこう。
2014/02/12
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2014年1月28日、韓国・聯合ニュースによると、サムスン電子が昨年世界で販売したスマートフォン(スマホ)が初めて3億台を超えた。中国新聞網が伝えた。米調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)の発表によると、サムスン電子が13年に販売したスマホは3億1980万台で過去最高を記録した。シェアも12年の30.4%から32.3%に上がった。一方、ライバル・米アップルの13年のスマホ販売台数は1億5340万台。シェアは12年から3.9ポイント減の15.5%だった。7~9月期、サムスン電子の販売台数は8840万台、シェア35.2%と好調だった。しかし、10~12月期になると8600万台、シェア29.6%へと落ち込んだ。アップルの「iPhone 5s」が日本と中国の最大手キャリアで発売され、販売台数を伸ばしたことが影響したとみられる。アップルの10~12月期の販売台数は5100万台と初めて5000万台を超え、シェアは17.6%に拡大した。韓国・LG電子は4760万台。目標としていた4500万台を超えた。シェアは4.8%。しかし10~12月期の販売台数では中国のレノボ・グループ(聯想集団)に抜かれ5位だった。(翻訳・編集/NY)(Record China 1月30日)
2014/02/02
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58Z8X 東芝 液晶4Kテレビ REGZA 58インチ【smtb-k】【ky】価格:295,000円(2014/1/31 18:15時点)感想(0件) 昨年の「CES」でも4Kテレビは展示されていたものの、日本メーカーの製品に限られていた。だが、今年の「CES」ではサムスン電子やLG電子など韓国メーカーも4Kテレビを展示していた。それも、単に4Kになっただけではなく、曲面ディスプレイを搭載するものなど、新しい提案をしていた。 曲面ディスプレイの映像を実際に見ると、ちょっと立体的に感じて面白いのだが、すべての映像においてそれがベターなのかどうかはわからない。時期尚早という感じだ。ちなみに、少し驚いたのが、LG電子の画面のカーブの角度を変えることができる「Flexible OLED TV」。これはテレビとの距離によって最適な画面の曲がりの角度が変わるので、ユーザーが必要に応じて、それを調整できるというわけだ。 また、LG電子はスマートTVとしてのユーザーインターフェースを「Web OS」によって一新。ちょっとアニメ風なアレンジを加えた独特なものとなった。これはまさに北米向けのチューニングで、日本にこのまま持ってきても受けないような気がする。 コンテンツの検索機能なども進化し、タイトルからの検索で、どのオンデマンドで見られるか? なども検索できる。また、そこからオンデマンド・ビデオにアクセスし再生することができる。この検索はおそらく「Rovi」のエンジンを使っているのではないだろうか。 多くのオンデマンド・サービスが登場したことで、このようなオンデマンドビデオをまたがって、自分の見たいタイトルを検索できるのは便利だ。この種の検索システムは、今後、ほとんどのネット接続可能なテレビに搭載されていくことだろう。これに対し、パナソニックは日本でもリリースしている音声操作、検索ができるインターフェースを持つ4K TVを出展していた。やはり、声で操作できるのは便利だ。そして東芝は、4Kをワイド画面化した5Kテレビや曲面ディスプレイテレビを展示していた。また、中国メーカーのハイセンス(HISENSE)なども、UltraHD(4K)TVを出展していた。だが、画質的にはまだ日本メーカーに及ばない印象だ。■ 急成長する4Kコンテンツ 今回の「CES」で、4Kはハードウェアだけでなく、コンテンツに関しても、より具体性を増してきた。ソニーの発表会では、北米のオンデマンド・ビデオの大手NetflixのCEOが登場し、4Kコンテンツをオンデマンドで楽しめるようにするという話をしていた。Netflixだけでなく、複数のオンデマンド・ビデオサービスが4Kコンテンツを配信するようだ。 さらに、オンデマンドで配信する映像の画質を向上させる新しい規格も、今回の「CES」で登場した。それがドルビー社の「ドルビービジョン」だ。ちなみにこれは、4Kの画質だけを引き上げるための技術ではない。この技術に対応したテレビは、今年末ぐらいにシャープから登場することになっている。 この技術のポイントは、映像の明るさ、コントラストを引き上げ、ダイナミックレンジ、色の色域を広げることによって、映像の表現力を引き上げるところにある。これによって、現在では高画質とされるブルーレイをはるかに超えた画質を実現することができる。「ドルビービジョン」は、まず、映像の撮影部分、映像制作、出力の部分から「ドルビービジョン」規格に沿ったクオリティーで撮影、制作することを求めている。そして、ここから「ドルビービジョン」のマスターを制作する。こうして作成したデータをオンデマンド・ビデオなどで配信するわけだが、表示する機器によって映像を表示できる能力が異なるため、それに対応するためのメタデータを持っており、その「ドルビービジョン」対応機器で最適に映像を表示することができるようになっている。 極端にいうと、高速なブロードバンド回線などを使うことで、物理的なメディアであるブルーレイよりも多くのデータが転送できることを生かして高画質化を実現した規格だといえるだろう。今後、メディアのネット化は加速度的に進んでいくに違いない。 現時点で具体的に明らかになっているのは、北米のNetflix、アマゾンインスタントビデオ、Xboxビデオサービスなどのオンデマンド・ビデオサービスが対応するということ。日本でも、アマゾンインスタントビデオサービスは開始されているので、日本でも「ドルビービジョン」を楽しめることだろう。 ■ 多角的に進化するビデオカメラ 4Kテレビの当面のコンテンツ不足を補うためか、ソニーから4K対応のビデオカメラが出展されていた。非常にコンパクトで、3Dビデオカメラのファーストモデルよりも少し大きい程度のサイズで、価格が2000ドル程度というのが魅力だ。また、最近、流行の小型ビデオカメラのジャンルでもソニーが新しいアクションカム『HDR-AS100V』を展示。 従来、同社のアクションカムは本体自体は防水でも防塵でもなく、防水ケースに入れて使うのが基本だったが、新モデルでは本体のみでも防水を実現しているのが進化したところだ。この分野ではパイオニア的な存在であり、世界的なベストセラーモデルであるGoPro社の『Hero』に対してもアドバンテージを得ることができたことになる。今後の展開が楽しみだ。また、以前も紹介したが、2つのカメラで同時に2つの映像を撮影できるパナソニックのツインカメラも新しいコンセプトのビデオカメラとして面白い。(文/一条真人)(@DIME 1月31日)
2014/02/02
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【送料無料】マンフロット MKL120KLYP0 KLYPケース ML120-1キット【在庫目安:お取り寄せ】価格:5,124円(2014/2/1 08:11時点)感想(0件) カメラ用三脚アクセサリで有名なマンフロットが投入したiPhone 5s用バンパー「KLYP+」は、LEDライトや三脚などを装着可能なiPhone用ケース「KLYP」の後継モデルだ。出荷開始は2月14日からで、実売価格は4600円(税別)。 側面に各種アクセサリを装着できるレールを用意して、別売オプションのLEDライトを固定できるほか、アタッチメントを介して三脚を装着することも可能。素材はポリカーボネートで、iPhoneに角度をつけて固定できる「キックスタンド」のほか、ストラップも付属する。オプションとして、KLYP+を介して装着する交換式レンズアダプタも用意する。 LEDライトおよびレンズセットは、単体およびKYLP+とのセットでも販売する。LEDライトが9600円(税別)、レンズセットが1万円(同)。KLYP+とLEDライト、およびKLYP+とレンズのセットはいずれも1万3400円(同)。KLYP+にLEDライト、レンズをすべて組み合わせたセットが2万2000円(同)。(ITmedia Mobile 1月31日)
2014/02/02
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米沢牛肉販売などの米沢紀伊国屋(米沢市、佐藤知由社長)の冷蔵ショーケースに有機EL照明が設置された。冷蔵ショーケースへの設置は県内で初めて。 米沢牛のショーケース二つに、10センチ×30センチのパネル13枚を設置。店舗内の記載テーブル用スタンド照明も有機EL化した。パネルはルミオテック製で、製作はタカハタ電子、米沢小高工業、小泉創芸で、いずれも市内企業が手掛けた。設置費は約222万円で、県と市から有機EL導入に伴う補助金計約183万円を受ける。 有機EL照明は太陽光に近い光で、紫外線が発生せず発光熱も少ない。蛍光灯に比べて消費電力が低いほか、発光熱が少ないため、肉の鮮度をより長く保ち、ケース内の冷房費を押さえられる。佐藤社長は「省エネをしながら、品質が一定の肉をお客さんに提供できる」と話している。(山形新聞 1月31日)
2014/02/02
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アユートは、2月8日に東京・中野サンプラザにおいて開催される、フジヤエービック主催のイベント「ポタ研 2014冬」において、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの新モデル「Astell&Kern AK240」の製品発表会を開催する。プレス&一般向けの発表会で、12時30分から6階「ムーン」で行なわれる(ポタ研の会場は14階)。無料で参加できる。 発表会には、ライターの佐々木喜洋氏、e-onkyoの黒澤拓ディレクター、OTOTOYの高橋健太郎プロデューサーが参加。ポータブルプレーヤーだが、スピーカーを使用した試聴会も予定されている。発表会終了後は、そのまま試聴ブースとして開放される。 AK240は、256GBの内蔵メモリと最大128GB対応のSDXCカードスロット、3.31型の有機ELディスプレイを採用したハイレゾプレーヤー。WAV、FLACなどに加え、DSD 2.8/5.6MHz(DSD 64/128)のネイティブ再生にも対応する。 Wi-Fiも搭載し、ハイレゾ音源配信サイトにプレーヤーからダイレクトにアクセスし、楽曲をダウンロードする機能も搭載。ハイレゾ楽曲のストリーミング再生も可能としている。2.5mmの4極端子を使ったバランス出力にも対応。デュアルコアCPUを搭載し、筐体は航空機と同等のグレードというジェラルミン削り出し。背面にはカーボンプレートを配し、軽量化と耐久性を追求している。■ ポタ研 2014冬 ポタ研は、中野にある専門店・フジヤエービックが主催する、ポータブルアンプ/プレーヤーを中心としたイベント。中野サンプラザの14階で、11時~17時30分まで開催される。【AV Watch,山崎健太郎】(Impress Watch 1月31日)
2014/02/02
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分析工房は、中国や台湾で製造した、有機EL、有機太陽電池の高純度材料の販売を日本の企業・大学・研究機関向けに行っております。中国企業も研究開発・製造技術・生産管理・品質保証がしっかりしたメーカが育っており、これらの企業は欧米・日本・韓国・中国などで成功しつつあります。分析工房は、そのような海外企業と共同で材料開発に取り組み、低価格で高品質な量産用・試験用の有機ELの中間体材料や最終材料製品の販売を行っております。例えば、トリアアミン有機物質および中間体材料はKG単位までパイロット製造でき、約20種の材料は100KG単位での製造も可能です。開発した化学反応は、グリニャール反応、鈴木反応、臭素化、ジアゾ化、フーリエアルキル化、アシル化、フーリエ、ニトロ化、水素化反応、ブッフバルトHuangming改良反応、ハートウィッグカップリング反応などを行えます。メーカでの品質管理は、ISO9001品質管理認定許可及びISO14001環境管理認定許可を受けており、日本的な品質管理のもとに製造を行います。詳しくは、下記のお問い合わせページより、お気軽にご質問下さい。http://homepage2.nifty.com/lovejazz4/page5.html
2014/01/24
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【ソウル聯合ニュース】LGディスプレーが23日に発表した昨年の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比27.5%増の1兆1633億ウォン(約1130億円)、売上高が同8.1%減の27兆330億ウォンとなった。年間営業利益が1兆ウォンを超えたのは3年ぶり。 一方、昨年10~12月期の営業利益は2569億ウォンで前四半期比34.0%減。売上高は7兆790億ウォンで同7.6%増加した。 同社は10~12月期に売上高が増加した理由として年末商戦や中国市場でのテレビ販売台数増加、中小型パネルの出荷量増加などを挙げた。その一方で営業利益が減少したのはテレビ用パネルの価格下落が続いているためと説明した。当期純利益は708億ウォン。 液晶パネル(LCD)の販売量は面積ベースで958万平方メートルと前四半期に比べ9%増加した。製品別の売上高の割合はテレビ用が37%、タブレット端末用が20%、モニター用が17%、モバイル用が15%、ノートパソコン用が11%だった。 同社の韓相範(ハン・サンボム)社長は「3Dなどの技術コストの差別化で前年より年間営業利益が増加した。今年は4Kテレビや有機ELテレビ事業を積極的に展開し、商業用・自動車用ディスプレーなど新市場獲得に乗り出す」とコメントした。(聯合ニュース 1月23日)
2014/01/24
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TH-L32C6【税込】 パナソニック 32V型地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンLED液晶テレビ (別売USB HDD録画対応)VIERA [THL32C6]【返品種別A】【送料無料】【RCP】価格:39,800円(2014/1/24 08:07時点)感想(32件) パナソニックが、子会社の三洋電機が直接手がけているテレビ事業を、4月からパナソニックの家電部門へ統合する方針を固めたことが22日、分かった。三洋の白物家電やデジカメ、半導体などの事業はすでに売却され、テレビは唯一残っている主要事業。今回の統合により三洋の事業整理はほぼ完了する。三洋はテレビ事業に携わる従業員を対象に近く希望退職を募る。 三洋のテレビ事業は、パナソニックの社内カンパニー(社内分社)で、白物・美容家電や業務用空調などを扱うアプライアンス社に統合させる。 ただ三洋が米ウォルマート・ストアーズ向けに供給している三洋ブランドの液晶テレビは、4月以降もアプライアンス社の下で生産を継続して、同ブランドは残す。関係者によると、年間300万台を超す出荷実績があり、ウォルマートが販売する主要なテレビ製品になっているため。 三洋のテレビ事業は、大阪府大東市の事業所が本拠で、メキシコにテレビ組立工場を持つ。統合に伴って三洋が行う希望退職の募集は、大東市の事業所が中心になる見通し。従業員百数十人のうち、30~40人程度を3月までにリストラする方針だ。 パナソニックは、メキシコにある自社の現地子会社工場と、三洋の工場を一体運営することで、経営効率を上げる。パナソニックはすでに、液晶テレビやカメラなど同社本体のデジタルAV家電部門を、4月からアプライアンス社に統合する方針を固めている。 (SankeiBiz 1月23日)
2014/01/24
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SONY TRIMASTER EL PVM-2541 【モニタ・ディスプレイ】価格:607,349円(2014/1/24 08:16時点)感想(0件)忠実な黒の再現性、高い応答性を実現した25型業務用有機ELモニター25型業務用有機ELモニター 【PVM-2541】■付属:付属:AC電源コード×1、ACプラグホルダー×1、取扱説明書×1、CD-ROM×1、CD-ROM マニュアルの使いかた×1、保証書×1■主な特徴・ソニー独自の有機パネルがもたらす主な特長・放送規格を包含するマルチカラースペース対応・フルHD対応、RGB10ビットパネルドライバー搭載による優れた階調表現・放送規格、CRTとの運用をサポートするガンマモード搭載・目的に合った画像確認のための機能 ・映像制作をサポートする多彩な機能・プローブ対応の高精度キャリブレーション機能・使い勝手をサポートするインターフェース・堅牢かつスリムなアルミニウムボディ・VESAマウント対応・3G-SDI(2系統)やHDMIなどのインターフェースを標準装備
2014/01/24
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SONY TRIMASTER EL PVM-1741 【モニタ・ディスプレイ】価格:404,924円(2014/1/24 08:19時点)感想(0件)17型業務用有機ELモニター 【PVM-1741】■付属:付属:AC 電源コード×1、AC プラグホルダー×1、マウンティングブラケット×2、マウンティングブラケット用ネジ×4、取扱説明書×1、CD-ROM×1、CD-ROM マニュアルの使いかた×1、保証書×1■主な特徴・ソニー独自の有機パネルがもたらす主な特長・放送規格を包含するマルチカラースペース対応・フルHD対応、RGB10ビットパネルドライバー搭載による優れた階調表現・放送規格、CRTとの運用をサポートするガンマモード搭載・目的に合った画像確認のための機能・映像制作をサポートする多彩な機能・プローブ対応の高精度キャリブレーション機能・使い勝手をサポートするインターフェース・堅牢かつスリムなアルミニウムボディ・EIA19インチラックマウント、VESAマウントに対応・3G-SDI(2系統)やHDMIなどのインターフェースを標準装備・DC駆動対応でフィールド用途に利用が可能
2014/01/24
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~ 参入、事業拡大するために知っておきたいこと ~本セミナーでは、世界的に有機EL照明市場が動きつつある中で、有機EL照明それ自体のみならず材料や製造装置などの開発、市場、製品化動向も概説する。日時: 2014年3月25日(火) 13:00~16:30会場: 東京・品川区大井町 きゅりあん 5階 第3講習室受講料(税込): 42,000円 ( S&T会員受講料 39,900円 ) 上記価格より:(同一法人に限ります) 2名で参加の場合1名につき7,350円割引 3名以上で参加の場合1名につき10,500円割引お申込は下記のリンクをクリック下さい。http://www.science-t.com/st/cont/id/22442講師: 分析工房(株) シニアパートナー Ph.D. 服部 寿趣旨:有機ELは小型ディスプレーでの実用化のほか、白色照明としても発光効率が蛍光灯に近づきつつあるなど、今後の市場拡大への期待が高まっています。本講演では、今後わが国がイニシャチブをとっていくための情報として、世界の開発動向のほか、アプリケーションも含めた最新の市場動向を詳細に解説します。プログラム:1.有機EL照明のアプリケーションと課題 1.1 照明パネルの構造と製造方法 1.2 LEDや他の照明と比較した特長とアプリケーション 1.3 性能目標と価格の予測 1.4 今後の課題2.有機EL照明と製造装置・材料の世界の市場規模予測 2.1 照明機器全体の市場規模 2.2 有機EL照明機器の市場規模 2.3 有機EL照明製造装置の課題と市場規模 2.4 有機EL照明材料の課題と市場規模3.世界での環境と安全への取り組み 3.1 LEDに比較した有機EL照明の安全面の優位性 3.2 LED照明の健康面でのリスク4.米国・欧州・アジアでの次世代照明の産業振興策と企業・製品動向 4.1 米国エネルギー省の開発振興政策 4.2 EUの開発振興政策 4.3 欧州各国政府の開発振興政策 4.4 日本とアジア諸国政府の開発振興政策5.次世代照明の標準化と市場拡大策6.市販されている製品の性能と課題7.米国・欧州・アジアの企業と開発・製造動向 □ 質疑応答 □お申込は下記のリンクをクリック下さい。http://www.science-t.com/st/cont/id/22442
2014/01/24
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【AFP=時事】(一部更新)スマートフォン(多機能携帯電話)最大手、韓国のサムスン電子(Samsung Electronics)と米アップル(Apple)の特許訴訟の一部再審理で、米カリフォルニア(California)州サンノゼ(San Jose)の連邦地裁の陪審は21日、サムスンに2億9000万ドル(約290億円)の賠償金支払いを命じる評決を下した。 アップルはサムスンを、スマートフォンやタブレット型端末のデザインや技術を大幅かつ意図的に模倣したとして提訴、2012年8月の陪審評決で勝利していたが、複数の特許について上訴されたため、この訴訟は保留となっていた。 この注目の訴訟では今年3月、ルーシー・コー(Lucy Koh)判事が、当初の評決で出された10億ドル(約1000億円)を超える賠償金を4億5000万ドル(約460億円)減額し、さらに一部の再審理を命じていた。今回の2億9000万ドルはサムスンにとって、去年の訴訟で命じられた6億ドル(約610億円)近い賠償金に加えての負担となる。アップルはこの訴訟による賠償金は総額9億3000万ドル(約940億円)近くになると計算している。 このカリフォルニアの連邦地裁での訴訟は、世界中でこの2社が互いに特許侵害を訴えて民事・行政訴訟で争い保留になっている複数の訴訟のうちの1つ。アップルが去年勝訴したとはいえ、新型スマホは引き続き市場に出回っており、アップルは一部のサムスン製品の米国内における販売禁止命令を求めている。【翻訳編集】 AFPBB News(AFP=時事 11月22日)
2013/11/25
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ソニーからユニークなデジタルカメラ「DSC-QX100/QX10」が発売された。ファインダーや液晶ディスプレイがなく一眼レフのレンズのような形状で、ひと目見ただけでは使い方がイメージしづらい製品だ。そこで本稿では筆者が購入したQX10で使い勝手をお伝えしたい。【送料無料】SONY DSC-QX100 サイバーショット [デジタルカメラ (2020万画素)]価格:50,600円(2013/11/24 18:36時点)感想(0件)○QX10とQX100の違いは?QX100/QX10はWi-Fiでスマートフォンと接続し、ディスプレイをファインダー兼リモコンとして利用できる点が特徴だ。スマートフォンと接続せずに利用できるので、スマートフォンの画面を見ながら片手で同製品を自由に動かし構図を決めるなど、新しいスタイルで写真を撮影することができる。ラインナップは、約2,020万画素の1.0型Exmor R CMOSセンサ(裏面照射型)を搭載した「QX100」と約1,820万画素の1/2.3型Exmor R CMOSセンサ(裏面照射型)を搭載した「QX10」の2種類。QX100は光学3.6倍ズームに、QX10は光学10倍ズームに対応する。推定市場価格はQX10055,000円前後、QX10が25,000円前後となる。○個性的なフォルムだが性能は十二分本稿ではQX10の使い勝手を紹介する。寸法・重量は62.4×61.8×33.3mm・約105gで、手のひらに収まる大きさ。厚みがあるため、ジャケットなどアウターのポケットに収納することはできそうだがズボンのポケットに入れるのは厳しそうだ。イメージセンサーは1/2.3型の裏面照射型CMOS「Exmor R」を採用。レンズ郡は高画質な「ソニーGレンズ」を搭載する。前述の通り、有効画素数は約1,820万画素、光学ズーム10倍に対応、F値は3.3~5.9だ。本体の背面のカバーを開けると、記録メディアやバッテリーの収納されている。記録メディアはメモリースティック マイクロ(Mark2含む)、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードが利用可能。円筒状のキャリングケース「LCS-BBM」(別売)も用意されている。○スマートフォンとWi-Fi接続前述の通り、Wi-Fi接続することで、スマートフォンをファインダー兼リモコンとして使うことができる。接続を行うには、専用アプリ「PlayMemories Mobile」(iPhone/Android向けを用意 )をスマートフォンにインストールする必要がある。対応OSは、iOSはバージョン4.3~7.0、Androidはバージョン2.3~4.3となっている。NFC(近距離無線通信)対応のAndroidスマートフォンであれば、NFC機能を使って簡単に接続が可能だ。NFC非対応のスマートフォンの場合は、QX10のカバー裏面に記載されているSSIDをアプリ上で選択し、パスワードを入力すれば接続は完了。次回以降はアプリを起動するだけでQX10と接続できる。○サクッと高画質な写真を撮影可能PlayMemories Mobileでは、画面のタップした部分にピントを合わせたり、光学ズームを利用するなどの操作が可能。撮影シーンに合わせた適切な設定で撮影できる「プレミアムおまかせオート」といった機能も搭載する。撮影を行うとQX10内に写真データが保存され、リサイズした写真がスマートフォンにコピーされる。コピーした写真はその場でLINEやTwitterなどに共有可能。ただし、スマートフォンへのコピーには若干時間がかかり、その間撮影ができない。撮影を優先したい場合は、コピーの設定をオフにするとよいだろう。付属のアタッチメントをQX10に装着すれば、スマートフォンの背面に固定でき、一般的なデジタルカメラのようなスタイルで利用できる。なお、QX10単体でも撮影は可能。側面にあるシャッターボタンを半押ししてピントを合わせ、シャッター切るだけで撮影可能だ。* * *QX10は、ハイアングル・ローアングルの撮影も簡単なので、スマートフォンやデジタルカメラではなかなか撮れないような構図も挑戦できるのもうれしい。加えて、自分自身を撮影する「自撮り」でも威力を発揮する。自撮りをする際はスマートフォンのフロントカメラがよく使われるが、一般的にフロントカメラは性能が低く、どうしても画質が荒くなってしまいがち。しかしQX10なら、スマートフォンの画面で撮影範囲をチェックしながら撮影できるため、思い通りの写真に仕上げられる。QX10はその独自のスタイルを生かし、面白いアングルの写真を撮影できるのが最大の魅力。お手軽に高画質な写真を撮れるので、「デジタル一眼レフカメラは敷居が高いけど、スマートフォンよりキレイな写真を撮ってみたい」という人にオススメしたいアイテムだ。 (ライターズハイ:藤縄優佑) (記事提供:AndroWire編集部)(マイナビニュース 11月24日)
2013/11/25
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TCL傘下の華星光電が深セン光明新区で進めていた2期工事が正式に竣工した。244億元が投じられた同プロジェクトは、月間7万のアモルファスシリコン半導体ガラス基板と、3万の酸化物半導体ガラス基板の生産能力を持つ。毎日経済新聞網が伝えた。中国のテレビメーカーはディスプレイを輸入に頼ってきた。国内ディスプレイ自給率は30%で、目標の80%には程遠い。サムスンやLG、京東方が生産を拡大しており、来年の中国4Kディスプレイの生産能力は大幅に増加し、価格もさらに下がると予想されている。インターネットテレビも安価な4Kテレビを展開しており、多くの業界アナリストが来年は4Kテレビが普及する1年になると考えている。--テレビの大型化進む深センの家電売り場をみると、LGやソニー、サムスンの商品は50、55、65、75、85インチの大型4Kテレビに集中している一方、スカイワース、コンカ、ハイセンスなどの中国メーカーは65インチ以内が多い。大きさに比例し、日韓と中国の価格差も広がり、例えば55インチの4Kテレビの場合、中国メーカーが8500-10000元なのに対し、日韓メーカーは23000元前後となっている。超大型になると中国製品はほとんどなく、ソニーの84インチは17万元、サムスンの85インチは25万元だ。販売員によると、この2つの超大型テレビは店舗に現物がなく、注文販売となっている。中国科学院のメンバーである欧陽鐘燦氏は、「大型テレビへのニーズは大きく、テレビの出荷台数の伸びに比べても出荷されるテレビの面積の伸びの方が高い。現在、テレビの大きさは年に2インチずつ拡大しており、2016年には42インチが標準になると予想される」と述べた。メーカー側もこのニーズに呼応している。現在、第8.5世代の生産工場は中国には2か所しかないが、工場の新増設が続いており、進行中のプロジェクトが完成すれば生産ラインは8に増える。華星光電二期工場は65インチ、85-88インチの液晶ディスプレイ、55インチの有機ELディスプレイ、超大型公共スクリーンなどの生産を増やす計画。サムスン蘇州は4Kと2Kの48、55インチのディスプレイを、生産する。ディスプレイサーチの報告によると、中国の第8.5世代ガラス基板生産能力は現在の月産25万から2015年第四四半期には67万に増える見込みだ。--4Kテレビ価格下落生産増によって、ディスプレイ価格の値下げも必至だ。ディスプレイサーチの報告では、10月のテレビ用液晶ディスプレイ価格の下落が続き、そのうち32、39、40-42、46、50インチの価格は前月比2%減だった。奥維咨詢(AVC)が32-39、40-52、55インチの価格変動を調べたところ、今年1-9月の平均価格の下落率が最も大きかったのは32-39インチの価格帯で、前年同期の1台2311元から18.43%減の2096元まで下がった。55インチ以上でも、価格は14.24%下落した。奥維咨詢(AVC)の研究員劉麗娜氏は「2014年の前半まで、ディスプレイ価格は下がり続けるだろう。ディスプレイ価格とテレビ価格が完全に比例するわけではないが、来年、4Kテレビは価格的にも普及段階に入る」と分析した。省エネ家電の補助政策打ち切りなど、家電普及を促す政策が終了し、カラーテレビ業界も成長鈍化に直面している。TCLなど主要5社の業績を分析したところ、今年上半期の5社のテレビ売上高は前年同期比36%増えたが、粗利益率は低下し、18%前後となっていた。そして販売の大半は、相変わらず2Kテレビである。中怡康の調査によると、超ハイビジョンテレビは2012年末に発売されて以来、今年9月までに33万台を売り上げている。専門家は「楽視TVや小米などのインターネット企業が安価なスマートテレビを売り出し、従来のテレビと価格戦を繰り広げている。既存メーカーは宣伝費用などもかさんで、利益率が低下している。このほか、タブレット端末や携帯電話の普及で、テレビ市場全体は縮小に向かっている」と分析する。 (編集翻訳 浦上早苗)(XINHUA.JP 11月25日)
2013/11/25
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大阪大学(阪大)は、マイクロ波を用いた測定装置を設計し、半導体と絶縁体の界面における電荷移動度を非接触で測定できる技術を開発したと発表した。同成果は、同大大学院 工学研究科の本庄義人博士(当時:日本学術振興会特別研究員)、前期課程2年の宮階智代博士、櫻井庸明博士(日本学術振興会特別研究員)、佐伯昭紀助教、関修平教授らによるもの。詳細は、英国Nature Publishing Groupの「Scientific Reports」に掲載された。有機半導体材料は、軽量、大面積、フレキシブル、印刷が可能などの特徴から電子ペーパーやフレキシブルディスプレイなど、ユニークな用途が考えられると期待されている。有機半導体材料を応用した電界効果トランジスタ(FET)や、有機太陽電池、有機ELなどの電子デバイスでは、半導体材料の間、あるいは半導体と電極、絶縁体といった材料が相互に接触している界面で、電子が輸送されている。このため、界面において、どれくらい電子が移動しやすいかが、その素子の性能を決定しているといっても過言ではない。しかし、界面だけに限定した電子の輸送状態を正確に捉える技術はこれまでほとんど存在しなかった。今回の研究では、素子全体として電極間を移動する電荷の移動度を測るのではなく、より微視的な界面付近の電荷輸送現象を捉えるために、マイクロ波による電荷キャリアの共振現象に着目した。半導体と絶縁体の界面に電荷キャリアを生じさせるためには、金属電極が必須となる。しかし、金属はマイクロ波を吸収してしまうため、従来のマイクロ波測定法を適用することができなかった。そこで今回、電極と絶縁体、半導体からなるシンプルな素子(MIS素子)を位置・方向を工夫して空洞共振器内に導入することにより、マイクロ波による局所電場が電荷キャリアの移動のみを捉えることが可能な測定装置を開発した。実際に、代表的な有機半導体としてペンタセン、絶縁体としてポリメチルメタクリレートを用いたMIS素子の測定を行い、ゲート電圧に応答して電荷が蓄積されていく様子を反射マイクロ波変化量の時間変化および電流の時間変化としてモニタリングすることに成功した。さらに、ゲート電圧の極性と大きさを変化させ、得られた反射マイクロ波変化量の強度を調べたところ、作成したMIS素子におけるペンタセンのホール移動度は6cm2Vs?1、電子移動度は0.3cm2V?1s?1と見積もることができた。FET素子の特性を調べる一般的な方法では、ソース・ドレインといった電極から半導体材料への電荷注入など複数の素過程を含んだ全体としての特性のみしか評価できない。それに対し、今回の方法では、半導体と絶縁体の界面の電荷移動度のみを非接触・非破壊で評価することができるため、純粋に素子内部の界面の状態と、材料としての性能評価が同時に可能となる。さらに、絶縁体や電極など、様々な材料を適用した素子を評価することにより、あらゆる界面での電子輸送を、迅速・定量的に、触らずに測定できる可能性を示している。今回の研究により、代表的なp型有機半導体の1つであるペンタセンが絶縁体との界面において、電荷移動度~6cm2V?1s?1を示していることを、非接触測定法により評価した。また、今回の測定法により、ペンタセンも微視的な領域であればホールだけでなく電子輸送も示すことが示唆された。今後は、有機半導体材料に対して接触させる絶縁体の種類を変化させた際に、電荷移動度が受ける影響を詳細に調べることで、高い性能を示すFET素子を実現するための指針が得られることが期待される。さらに、今回の測定法は、半導体材料の微視的な領域において正孔と電子の寄与を分離して、電荷移動度を測定できる現状唯一の方法でもあり、様々な材料の潜在的な電荷移動度の評価法としてもさらなる展開が期待されるとコメントしている。 (日野雄太)(マイナビニュース 11月20日)
2013/11/21
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[ソウル 19日 ロイター] -韓国のサムスン電子<005930.KS>は19日、スマートウォッチ(腕時計型端末)「ギャラクシーギア」の出荷台数が発売から2カ月で80万台に達したことを明らかにした。「ギャラクシーギア」は価格が約300ドル。小型の有機ELディスプレイを搭載し、写真撮影、ハンズフリー通話、メールの通知といった基本的な機能が利用できる。「ウエアラブル(身体装着可能な)端末」は、米アップル<AAPL.O>も開発中との観測が出ているが、現時点ではサムスンが先行していることが鮮明となった。サムスンは当初、80万台を販売台数として発表したが、その後小売り店や通信会社への出荷台数に修正した。市場では、専用アプリが約70種類しかなく、好調な売れ行きは期待できないとの見方が出ていたが、出荷台数は自社予想を上回った。サムスンは、クリスマス商戦に向け販促活動を強化するとしている。(ロイター 11月19日)
2013/11/21
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アユートは、アクションカメラ「ActionX DVS5G9」を11月20日より発売する。直販価格は17,800円。[アクションビデオカメラ本体]ActionX DVS5G9 W/Standard Kit FullHD画質録画に対応 ウォータープルーフケース付 (本体 スタンダードアクセサリキット)価格:17,800円(2013/11/21 09:08時点)感想(0件) フルHD動画記録に対応したアクションカメラ。付属ケースで水深60mまでの防水に対応する。なお、自転車のハンドルやヘルメットなどに装着できるマウントは別売となる。 1/2.5型、有効500万画素のCMOSセンサーを搭載し、画質モードは1,920×1080ドット(30fps)、1,280×960ドット(30fps)、1,280×720ドット(60fps)の3種類を用意。フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264(MP4)。タイムラプス撮影も可能。JPEG静止画撮影も行なえ、10枚連写の「バースト撮影」も可能。 レンズのF値はF2.8。画角はフルHD撮影時が110度で、720pは150度、960pは162度、静止画は165度。最短撮影距離は30cm。露出補正は-2.0~+2.0EV(自動)。記録メディアはmicroSD/SDHCカード(最大32GB)と内蔵の256MBメモリ。 無線LANも内蔵し、スマートフォンからも操作可能。iPhone/iPod touch、Androidスマートフォン用の無償アプリ「ActionCam!」を使って、スマホの画面をビューファインダとして利用でき、シャッター操作も可能。 本体に0.83型の有機ELディスプレイを装備。マイク入力端子や、マイクロUSB、HDMI端子も備える。容量1,130mAhのリチウムイオンバッテリが付属し、連続撮影はフルHD動画が120分。外形寸法は59.2×26.4×42.7mm(幅×奥行き×高さ/レンズ部を除く)、重量は約78g。 スイベル可能な「Tチップマウント」や、平面/曲面貼り付けタイプのソケット、ベルクロストラップ、くもり止め剤などがセットの「スタンダードアクセサリキット」を同梱。別売で、自転車やバイクのハンドル、スノーボード、ヘルメットなどに装着できるマウントも用意するほか、大型ボタンで録画のON/OFFが行なえる腕時計タイプのリモコン(直販2,980円)も発売する。【AV Watch,中林暁】(Impress Watch 11月19日)[ActionX DVS5G9アクセサリ]Vented head mount ヘルメット固定用ヘッドマウントバンド価格:1,980円(2013/11/21 09:08時点)感想(0件)
2013/11/21
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台湾の電子機器受託製造(EMS)大手の鴻海精密工業が、経営再建中のシャープと共同運営する堺ディスプレイプロダクト(シャープ堺工場、堺市)で計画していた有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルの研究開発を見送ることが、20日分かった。既存の液晶パネルの増販を優先したいシャープが難色を示しているため。同日には、両社が携帯電話事業でも提携を解消していたことが判明。鴻海からシャープへの出資交渉が頓挫する中、提携関係のほころびが目立ってきた。 鴻海は従来方針を転換し、同社が100%出資する技術開発拠点「フォックスコン日本技研」(大阪市淀川区)を使って、来年にも傘下の液晶パネル大手、イノラックスの2工場(台湾)で有機ELの試作研究に入る。 有機ELは液晶に比べ黒色の発色や視野角に優れ、次世代のパネルとして注目されているが、生産コストが高いのが課題。現状では、韓国・サムスン電子がスマートフォン(高機能携帯電話)向けに量産するにとどまる。鴻海が量産する有機ELパネルはスマートフォンやタブレット向けで、主に中国市場に向けた商品にする。 一方、シャープは、有機ELパネルの研究自体は行っているものの、商用化には消極的。「量産には2千億円の新規の設備投資が必要になる」(シャープ幹部)とみられるのが主な理由だ。 鴻海との協力は、大型液晶パネルを製造する堺工場の共同運営に絞られる見込みだ。 鴻海は昨年、シャープに669億円を出資することで基本合意していたが、シャープの株価が下落したことが影響し、期限までに払い込まれず見送りとなった。資本提携の交渉期限は3年とされているが、具体的な動きはない。(SankeiBiz 11月21日)
2013/11/21
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中国の吉林省の長春市の有機EL材料開発の企業の2社が、合成などの日本人技術者を募集しています。特に年齢や性別の制限はありません。製造は最終製品や、中間材料で、有機ELや有機太陽電池、医薬品の製造を行います。顧客は、韓国、日本、中国企業です。待遇は日本での給与プラスアルファーです。雇用形態や福利厚生は、ご希望に沿って対応いたします。言語は日本語だけでも業務はできますが、英語・中国語・韓国語など少しできれば尚可です。職務内容 ・顧客と連携し、高性能な有機EL材料の開発を行います。 ・必要な性能を発現する分子構造の設計と有機化合物の合成を行います。 ・最適な合成ルートの開拓を行います。 ・得られた知見に基づき特許出願を行います。応募資格 理系の大学卒以上で以下のご経験をお持ちの方 ・精密有機合成(医薬・農薬・染料・天然物などの分野) ・低分子有機EL材料や医薬品材料の合成 ・光電変換材料(有機感光体など)の合成 ・発光・電子移動などの機能を持つ有機材料の分子設計長春は冬が-30度とかなり寒いので、寒さに強い方が望ましいです。技術は、吉林大学での開発技術が主体の企業です。現在は、韓国向けに非常に忙しいので、急速に生産が増えております。ご興味がある方は、下記の当社の分析工房サイトより是非ともお問い合わせ下さい。http://homepage2.nifty.com/lovejazz4/page5.html
2013/11/21
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