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霞が関ビルディング(通称・霞が関ビル)は、東京都千代田区霞が関三丁目にある地上36階、地下3階、地上高147mの三井不動産が所有する超高層オフィスビル商業複合施設でございます。

当初は9階建てのビルの計画でしたが、1962年(昭和37年)8月に建築基準法(高さ制限)が改正され、高層ビルに変更された経緯がございます。
耐震設計として鋼材を組み上げた「柔構造」(地震の際には五重塔のように柱がゆらゆらと揺れ、地震力を吸収、分散する構造)を採用、竣工当時は、36階に展望台があり賑わいをみせていたのでございます。
すなわち、今をときめく高層ビルの建設ラッシュもその歴史は、高々40年と意外に浅いのでございます。
ビルの総容積は約50万立方メートル(総重量約10万トン)で、東京ドームが竣工する前は「霞が関ビル何杯分」という表現がよく使われていたのでございます。
どちらにしろ、その例えはいまいちピンとこないのではございますが。。。

竣工から40余年が経過し外装もリニューアルされ、現在霞が関R7プロジェクトなど霞が関三丁目エリアにおいて再開発が進行中でございます。