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■ZenFone 2のレビューASUS JAPAN社のご厚意によりZenFone 2 (ZE551ML)を提供していただきレビューできることになった。ZenFone 2は2015年4月から販売されているSIMフリーのスマートフォンであり、ASUSのスマートフォンとしては上位機種となる(2016年2月5日に発売されるZenFone Zoomが今後最上機種)。ただしSIMフリーといってもKDDIのLTEのSIMでは動作しないとメーカーのページで告知されている。つまり日本においてはソフトバンクやドコモ、およびほとんどのユーザーが利用するであろうドコモの回線を使った格安SIM用のスマートフォンである。もちろん海外でSIMを購入して使うことも可能である。またZenFone 2の日本向け版と海外版とでは多くある対応する周波数帯が違うようだ。海外版では日本で対応していない周波数帯があるため通信できないことがあるかもしれない。日本版ではそのような心配がないため、買うなら日本版である。ZenFone 2には内部ストレージが32GBでありながら、CPUがZ3580でメモリ4GBの上位機種、CPUがZ3560でメモリ2GBの下位機種がある。当然のことながら前者が動作クロックも高くて別物である。また後者には後で述べる高速充電できるACアダプターが付属しない。私が手にしたZenFone 2は前者の上位機種である。現時点での実売価格は39000円程度である。ちなにみASUSは、自作PC用マザーボードとして有名なPCパーツメーカーでもある。私は20年以上前から自作PCのマザーボードではよく利用しており、現在でも我が家の自作最高速のデスクトップPCに使っているマザーボードのメーカーでもある。また、Googleブランドで販売されていたNexus 7というタブレット、これもASUSが製造していた物で、我が家で購入して2年以上経過した現在でも愛用している。■パッケージの中身パッケージは以下のもの。パッケージの中身は以下。左がZenFone 2で5.5インチと液晶が大きいため本体も大きい。中上段がイヤホンマイクと交換パッド、中下段がUSBケーブルとACアダプター、右が保証書や説明書などである。最近はUSBケーブルやACアダプター、さらにイヤホンなどの付属品がないことが多いので、これはうれしい。ACアダプターの電圧や出力電圧は、5V/2A or 9V/2Aと書かれているのが気になった。ZenFone 2に接続して実測したところ、最初は電圧が5Vだが、しばらくすると9Vに変化して高速充電される仕様になっていた。→後日の記事で詳細を書くイヤホンマイクは、ケーブルが平たくなっており絡みにくい。途中でマイクが内蔵されたボタン部があるが、ボタンは1つのみで音量調節はできない。ボタンは着信や音楽の再生・停止に使える。Galaxy S3用の音量ボタン付きのイヤホンマイクを使うと音量調節もできた。機能的にはあるのならこのようなものが付属してほしかった。→後日の記事で詳細を書く。■ZenFone 2本体ZenFone 2の表側は黒一色、ASUSのロゴの上に受話部、その左右に近接センサー/光センサー、フロントカメラ、充電ランプ/通知ランプなどが並ぶ。表側の下部はハードウェアタッチキーが3つ並ぶ。最近は液晶画面上でのソフトウェアタッチキーが多いが、以前使ってきたGalaxy S2やGalaxy S3も同様なキーがあって操作がしやすかったため好印象である。ただしこのボタンはGalaxyシリーズのようには光らない。暗闇ではわかりにくいのが残念だ。裏側は、上部にLEDフラッシュ、リアカメラ、音量キーが並ぶ。下部にはスピーカーがある。この位置に音量キーがあるのはちょっと使いづらいように思う。下部は、microUSBポート、その左にマイクがある。この位置にmicroUSBポートがあると、Xperia Z4で使っている充電スタンドが使えるので便利だと思ったが、台形型のコネクタの向きが逆だった(^^;)。とりあえず反対向きに差し込めば使えた。→後日の記事で詳細を書く上部は、左からイヤホンジャック、電源ボタン、マイクが並ぶ。側面に電源ボタンがないのは違和感があるものの、上部にあるのは左利きの私として利き手に関係なく使えるので悪くはない。先に述べた音量ボタンも利き手に関係ない場所に設けたためかもしれない。ただし、スクリーンショット(使う人が少ないかもしれないが)を使う場合、電源ボタンと音量下げボタンを同時に押すのは使い辛いのだ。■SIMやmicroSDを装着ZenFone 2にSIMやmicroSDを装着するにはカバーを開く必要がある。本体右下に溝があるので爪で開こうとするがガッチリはまっているため無理であった。いろいろなものを使って開こうとするが溝周辺にキズが付いてしまった。スマートフォンや電子機器分解用のツールでやっと開くことができた。このあたりは改善を望む。後は外周を一回りして開いていく。カバーと取り外した本体。見た目は防水仕様に見えるがそうではない。またバッテリーは交換できない。microSIMスロットがあるが、左側は海外で使われる2G専用であるため3GやLTEのSIMは使えない。右側が3G/LTE用で、exciteの格安SIMを挿入した。microSDは最近では2000円を切っている64GBのものを挿入した。左上にはスピーカーがあるがモノラルで、カバーは穴が横に長かったのでステレオかと思ってしまった。中華タブレットのように誤解を招く無駄な穴は必要ないと思う。カバーの中央にはNFC用のアンテナがある。先に述べたカバーが開きにくい理由は、NFC用アンテナの接点を本体に接触するためにガッチリと固定するためなのだろうか。後はカバーをしっかりはめ込んで完了。■電源が入らない!本体上部の電源ボタンを長押しするが、電源が入らない。とりあえずしばらく充電してみたところ、起動し始めた。どうやらバッテリは空になっていたようだった。先にSIMやmicroSDを挿入するとき、カバーを外したら製造年月日らしきものが書かれていた。それは2015年4月製造らしいので、バッテリが完全に放電していたのかもしれない。■本体初期設定起動すると「ようこそ」の画面が現れた。途中でタップ&ゴーという画面が現れた。これはAndroid 5からの機能でNFCにより他のAndroid機アカウントなどを引き継ぐ機能。Xperia Z4から引き継ぐこともできたが、今回はスキップした。アカウントを入力するとき、日本語入力システムはATOKが現れた。スマートフォンやタブレットはすべてATOKを使っているので、これはうれしい。Wifiなどの情報を入力して進めて使える状態になった。■SIMの設定モバイルネットワークのAPN設定を行う。最初から多くのAPNの設定が入っているが残念ながら私の使っているexciteの設定はない。→後日の記事でmineoやドコモのSIMを入れての詳細を書く設定を行って保存。APNを作成したexciteを選択するとLTEの電波を掴んで4Gが表示された。■ZenFone 2の感想使ってみて第一印象は、画面が5.5インチと大きく見やすい。逆の見方をすると、重くて大きく、胸ポケットに入れるのにギリギリである。肉厚の保護カバーを装着すれば胸ポケットに入れることはできないかもしれない。インストールされているアプリはASUS独自のものが多くあり、なじみがないのでほとんど使っておらず、良いのか悪いのかもわからない。→後日の記事で詳細を書く今後も何度かレビューしていく予定である。
2016.01.30
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※後に「IC-R6用クローニングケーブルを新たに製作」で違うチップを使ったモジュールを使ってケーブルを作成した。こちらの方がWindowsのバージョンに関係なくドライバーソフトがうまく自動インストールされるので使いやすい。■広帯域受信機IC-R6、PCと接続して使うケーブルとソフトは高価ICOMの広帯域受信機であるIC-R6、小型で携帯には便利だが、テンキーがないため設定には面倒である。そのため、「クローニングケーブル」と言われるIC-R6とPCとを接続して専用のソフトで周波数や設定を行うことができる。ところが、そのケーブルやソフトが高いのだ。OPC-478UC クローニングケーブル(USBタイプ)3500円+税CS-R6 クローニングソフトウェア 3500円+税■安価にクローニングケーブルを作る安価な中国製トランシーバーであるUV-5Rシリーズの機種とPCとを接続してメモリーや設定を読み出したり書き込むことができる接続ケーブルは以下のもので、アマゾンではケーブルと共にソフトウェアなどが入ったCDが付属して送料込み410円で購入できる。このケーブルは、USBポートからRS232C(シリアル)変換用のPL-2303というチップが使われている。GPSロガーや計測器などのデーターをPCのUSBポートとの通信をするためによく使われるチップである。デバイスマネージャーでこのチップが使われていることが確認できる。IC-R6専用のクローニングケーブルも同様なチップを使っているようで、後はIC-R6側のジャックへの配線を変更すれば使えるはず。ということで改造する。BAOFENGケーブル、USB部に小さなマイナスドライバーを差し込んでこじて開いていく。カバーは接着剤で貼り合わせているだけで分解できそうだ。分解すると、中から出てきた基板は、水晶発振子が鎮座し、ケーブルがtxd、rxd、そしてgnd(グラウンド)の3つ信号がつながっている。100円ショップで相当前に購入しておいた3.5mmステレオイヤホン延長ケーブルが出てきた。これらを使って以下のような回路でIC-R6用クローニングケーブルを製作する。本来はいくつかの部品を追加した方が良いのだが、最小限の簡易版である。また、PCとIC-R6とのコントロールだけでなく、PCでコントロールされたIC-R6の受信音を聞くためにスピーカーやイヤホンを接続するためのジャックも装備している。実際の配線は、先の3.5mmステレオイヤホン延長ケーブルを適度な長さで切断、USB基板上で半田付けの配線を行って完了。USB基板側は絶縁テープを巻いて、カバーを取り付ける(本来は接着するが、セロテープで仮止め)。全体像は以下のもの。■IC-R6とPC、および外部スピーカーへの接続USB基板はPCに接続、プラグはIC-R6へ、ジャック側は100円ショップのスピーカーを接続。そのとき、PCでは先にUSB基板のドライバーを先にインストールおいて、デバイスドライバーがWindowsで認識できるようにしておく必要がある。■無料IC-R6用読み書きソフト「LT-R6」純正のCS-R6 クローニングソフトウェアは高いが、無料で使えるソフトが公開されている。それは「LT-R6」というもので、Java上で動作し、Java用のRXTSライブラリーが必要。Java用のRXTSライブラリーはJavaがインストールされたフォルダーに2つのだが、Windows 7 64ビット版では、LT-R6のページで紹介されているRXTXライブラリー(バージョン2.1.7)は64ビット版動作しないため、64ビット版があるrxtx-2.2pre1-bins.zipやrxtx-2.2pre2-bins.zipを使って動作している。自分の環境ではrxtx-2.2pre1-bins.zipの方が安定しているようにも思える。そのLT-R6の画面でIC-R6に登録されている周波数などを読み出しているときは次のもの。読み出し終了後の画面。読み出したチャンネルからIC-R6の周波数をコントロールしたり、「アクティブモニター」オンにすることでで受信周波数や信号強度を確認できるなど便利に使用できている。このLT-R6だが、IC-R6のメモリされているものをPCで読み取るときにエラーが生じることがある。ケーブルの作り方や回路の問題があることが理由の1つになると思われる。またPCからIC-R6への書き込みができないようになっている。作者に問い合わせると、PCからIC-R6への書き込み時にエラーが生じると、IC-R6側のメモリーが一方的にクリアーされてしまう。何度も書き込みして1つでも成功すれば問題ないのだが、成功しない場合はメモリーが消えたない状況になるので、書き込み機能はオフにしているということ。スキルのある者は作者に問い合わせると方法を教えてもらえる。まだIC-R6へ書き込みしていないが、メモリーが最悪の場合消えることを想定して試すつもりである。
2016.01.22
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「安価な中国製トランシーバーであるUV-5RA、アマチュア無線用に使いたい」の記事で書いた非常に安価な中国製トランシーバーであるUV-5RA。そのシリーズの機種とPCとを接続してメモリーや設定を読み出したり書き込むことができる接続ケーブルは以下のもので、アマゾンではケーブルと共にソフトウェアなどが入ったCDが付属して送料込み410円で購入できる。このケーブルは、USBポートからRS232C(シリアル)変換用のPL-2303というチップが使われている。GPSロガーや計測器などのデーターをPCのUSBポートとの通信をするためにはよく使われるチップである。デバイスマネージャーでこのチップが使われていることが確認できる。このケーブルを同じところ(たぶん)再度購入した。ところが届いたものがBAOFENGブランドが付いているものの、詳細な形状やブランドの付き方が違う。最上部が今回届いたケーブルで、中段のケーブルが先に購入したもの。付属するCDは下段左が先に購入したもので、下段右はCD-Rのような色合いで傷や汚れがある。CDの中身だが、前者と後者で比較すると、後者がファイルが少ない。後者が偽物のようにも思えるが、どちらもBAOFENG以外に日本の有名メーカーや他社も含まれており、対応するメーカーのファイルが少ない方が後者である。私から言えることは、どちらもBAOFENG純正ケーブルではなく、偽物ぽい。この2本のBAOFENGケーブル、前者が隙間があってUSB部を分解しやすさそう。小さなマイナスドライバーを差し込んでこじっていく。USB部のカバーが分解できそう。USBコネクタ側のカバー上下は接着剤で貼り付けられているのが分解できた。中から出てきた基板は、水晶発振子が鎮座し、ケーブルがtxd、rxd、そしてgnd(グラウンド)の3つがつながっている。その裏を見る。チップが中央に見える。そのチップはPL-2303HXというもの。Windowsのデバイスドライバーで確認した予想通りのチップである。「広帯域受信機IC-R6を購入」の記事で書いたIC-R6という広帯域レシーバー、これもUSBからシリアル変換した専用のケーブルでPCとのデーターをやりとりできる。今回のケーブルを改造して、IC-R6に合わせたプラグやケーブルを作ることにより、専用のクローニングケーブルが作れそうだ。
2016.01.17
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広帯域でハンディー受信機IC-R6の充電器は以下のもの。アダプター自身は大きいのだが、出力は4.5Vで0.3Aのもの。IC-R6のマニュアルによると、動作電圧は4.5-6.3Vとなっている。ジャック箱を探したところ、IC-R6の電源ジャックに合うプラグで持って電圧範囲に合うACアダプターは1つあった。USBは5V出力であり、IC-R6に合うプラグを持ったUSBケーブルを探したところ2つ見つかった。1つ目は、以前使っていたカシオのデジカメ用充電アダプター。出力は5.3Vで650mAのもの。2つ目は、ソニーのポータブルゲーム機用のUSB充電・データリンクケーブルが2本出てきた。初期のPSP(PSP-1000)は電源プラグにより充電できたが、後期のPSP(PSP-2000以降)はUSBケーブルから充電できるようになった。そのために、どちらでも使えるようにminiUSBと電源プラグが付いているものである。1つ目のACアダプターはコンセントに差し込んだ。2つ目のUSBケーブルはPCのUSB端子や車載用のシガライターからUSBの5V出力するアダプターに接続した。そして電源を切った状態のIC-R6の電源ジャックにこれらを差し込む。「CHRGE」と表示されて充電できている。自動車内では、タブレットやスマートフォンで使っているシガライター用5V出力アダプター(4ポートある)にPSP充電ケーブルを接続してIC-R6が使えるようにした。
2016.01.17
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「安価な中国製トランシーバーであるUV-5RA、アマチュア無線用に使いたい」の記事で書いた中国製トランシーバーを購入を購入したが、実は受信したい周波数はカバーしていないため、広帯域で受信できる受信機がほしくなってきた。アマチュア無線用のトランシーバーでも比較的広帯域で受信できる機種もあるようで(受信改造も必要か)、後に既に切れている局免許を申請して更新に使うこともできるのだが、受信専用の受信機に比べると範囲は狭い。そこで選んだのがアイコムのIC-R6で、0.100~1309.995MHzまでAM/FM/ワイドFMで受信できる機種である。空港や自衛隊の航空祭で管制塔との交信を受信するのに使っているマニアをよく見かける。アマゾンや楽天市場で安いものを探す。楽天市場でIC-R6を検索したところ、エアーバンドスペシャルと称したものが通常のものと同じ値段だったので購入。しかも購入時19,489で送料込みでポイントが5倍だったので、さらに970円価格が安くなったようなものだった。アマゾンで買うより安い。注文して2日後、段ポールが届き、緩衝材のなかから現れたIC-R6のパッケージが以下のもの。開封すると、保証書や説明書などが見える。それらを取り除くと、本体や付属品が現れる。左上から、説明書や保証など・メモリーされているエアーバンドリスト(手作り感があるがアイコムが作成したものか?)、左下から、バッテリーチャージャー・アンテナ・本体・ニッケル水素蓄電池、クリップとストラップである。付属のバッテリーチャージャーは4.5V、出力電流が0.3Aと小さめ。たちまち使うために、何年も前に100円ショップのダイソーかセリアで買った多少へばっているいるかもしれないニッケル水素蓄電池を入れてみた。もちろん100円ショップで購入したバッテリーチャージャーで充電してある。これでも十分使えている。ところで、中波つまり普通のラジオを聞くことができる。最初は内蔵のバーアンテナが有効になっていないのでよく聞こえないが、有効にすればよく聞こえるようになる。ただし、最近はPCやその他の電子機器が多いので室内ではノイズも多く入ってくる。またFM放送も聞くことができるのだが、その場合はイヤホンを差し込む方がよい。イヤホンのコードがFM受信のアンテナとして使われるのでよく聞こえるのだ。IC-R6は0.100~1309.995MHzまで受信できるとなっているが、一部の周波数は聞くことができないとメーカーも表記している。受信できるとしている周波数は以下。コードレステレホンや一部の通信が聞こえないようにしているのである。 0.100 - 252.895MHz 255.100 - 261.895MHz 266.100 - 270.895MHz 275.100 - 379.895MHz 382.100 - 411.895MHz 415.100 - 809.895MHz 834.100 - 859.895MHz 889.100 - 914.895MHz 960.100 - 1309.995MHzところが、私が購入したIC-R6は受信できないはずの周波数にセットできてしまう。もしや受信改造がされているのか?バッテリーカバーとバッテリーを取り、その中に見えるネジ2本を取り除く。すると裏蓋が取れる。そのときバッテリーカバーを固定する爪もはずれる。内部を見ると、本体上部で赤の四角でマーカーしているところに中波受信用のバーアンテナが見える。下に見えるスピーカーの左上部分を拡大して見る。ここには明らかに半田ごてを使ったようなゴツゴツとした半田仕上げである。本来ここにはチップ抵抗(0Ω)が着いているはずなのにない。取り外して受信改造がなされているのだ。ただし、ここのチップを取り外してもそのままでは受信範囲が広がらない。一端電源を切ってから、FUNC SQL BANDボタンを同時に押しながら、電源ONする。ディスプレイがすべて表示されるまで電源ボタンを押し続け操作が必要な模様。「コマンド入力」と言われるもの。受信改造したIC-R6をリセットした場合も同様な操作が必要。つまりエアーバンドスペシャルは、これらの受信改造されているため0.100~1309.995MHzまですべて受信できるようになっていた。それにしても、先日の中華トランシーバーと今回のIC-R6の購入により、何十年前の小学生から真空管やトランジスタでラジオを作っていたラジオ少年に戻った気分。その後アマチュア無線の資格を取得して開局し、無線機を作ったり、壊れたトランジスタTVなどから部品取りしたもので受信機を製作し、コイルの巻き数により、エアーバンドや気象庁の交信などを聞いたことを思い出してしまう。ところで、IC-R6には電源ジャックがある。動作電圧は4.5-6.3Vであり、スマートフォンやタブレット用のUSB電源からプラグを合わせれば使えるようである。特に自動車では、車載用のUSBアダプターからプラグを合わせたケーブルを作れば使用できると思われる。高価な自動車用純正ケーブルを買う必要はないだろう。また、PCとIC-R6とを接続してチャンネルプリセット等を行う「クローリングケーブル」は高価。これも安価なUSBとシリアル変換ケーブルのたぐいを改造すれば使えるはずである。純正ソフトウェアは高価だが、似た機能を持った無償ソフトが配布されており、これを使えばさらに安価でチャンネル設定ができる。
2016.01.15
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前々から安価な中国製トランシーバー知っていたが、よく利用する中国通販サイトにアマチュア無線で使えるデュアルバンドの(144MHz帯/430MHz帯)のトランシーバーがあり、アマチュアバンド以外も受信できるのでほしくなってきた。一番ほしいと思ったのが、中国BAOFENG社のUV-5RAという機種。FM放送65-108MHzが聞けて、送受信周波数は136-174MHz&400-480MHz(購入して確認したところ、実際に設定できる周波数は130MHz-176.99MHz&400MHz-520.99MHzだった)。アマチュアバンド以外でも送信できてしまうところがマズイのだが。ところが、日本のアマゾンで出展者がアマゾンのプライムでの購入価格、それが中国通販サイトよりも安くて日本発送で4000円少々で送料込みで買えてしまう。ほしい。で。。注文して届いた。中国通販サイトなら10日以上掛かるのだが、さすがアマゾン、プライム会員であるため注文した翌日には届いてしまった。アマゾンの大きな箱の中から現れた小さな箱は以下のもの。箱の開封する。同封された注文書に、この箱にも書かれていたのだが、マイク付きと書かれている。開封すると本体(左)の右側にスピーカーマイクも同封されていたのだ。確かにマイク別売よりも本体とのセット品の方が割安だったので、酔った勢いでの注文でそっちをかったようだ。ちなみにマイク付きは4650円と安い。(現在4350円)箱を開封して内容物を並べる。右上段から、本体(7.4V 1800mAh リチウムバッテリーパックが装着されている)・スピーカーマイク・マイク付きイヤホン・アンテナ。右下段から、ストラップ・クリップ・充電スタンド・充電アダプター。これらが入って4650円なのである。すごい。日本のアマチュア無線機器は2万円以上するし、充電スタンドなどの多くはオプショナルとなっている。安価な中国製トランシーバーは付属品も含めても非常に安価なのである。久しぶりにアマチュア無線やその他の無線を聞いてみた。アマチュア無線は以前は免許取得して普及した時期があったが、インターネットや携帯電話の普及によってやめた人が多いせいかあまり聞こえないし、アマチュア無線以外の通信もデジタル化されたされたことにより余り聞こえない。そういう私も同アマチュア無線の免許を持っているが、局免許を同様な理由により20年近く更新せずに失効してしまっている。現在でも以前使っていたHF帯から1.2GHz帯までの無線機が何台も自宅に使える状態で放置、15mHのタワーやそれに設置されたアンテナも残っている。以前は自作無線機やJARL認定機種でも改造してブロックダイヤグラムなどを書いて申請した。この中国製無線機を見て、tssに技適申請してアマチュア無線で使えるようにしたいと思った。資料もネット上にいくつか見つかり、実際に技適申請も通している人もいるので、難しくなさそうだ。なお同時にPCで専用のアプリにより送信周波数をアマチュアバンドに限定したり、メモリー設定やその他の設定を行うPCとの接続ケーブル(410円)も購入した。付属しているCD-ROM付属アプリも正常に動作して、PCと中国製トランシーバーであるUV-5RAとのデーター通信も動作している。それにしてもアメリカでは包括免許のため資格を取得すれば、今回の中国製トランシーバーであるUV-5RAは申請せずに買えばすぐに使うことができる。日本はなかなか難しい国である。
2016.01.14
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長年使ってきた石油ファンヒーター、使おうとしたら電源が入らない。新しいファンヒーターを買おうかとも思ったが、分解して修理を試みる。今回のファンヒーターは上部のカバーを取り、前面パネルを取り外してみた。すると想像を絶するホコリの山、掃除機で丹念にきれいにした。ついでに背面のファンも取り外して掃除を行った。このファンヒーターは何年製だろうかラベルを見ると1994年製、21年前の製品でずっと愛用してきたのである。熱量を確認すると木造12畳程用のものである。そして今はなき三洋電機製。さて電源が入らない原因を調べる。ストーブ側まで100Vが来ていないのでACコードのどこかで断線しているようだ。それはACプラグの根元が断線していた。(写真右の曲がったところ)ACプラグを切り落とし、ホームセンターにて110円で購入したプラグを付けた。これで電源が入るようになったので、点火を試みる。「ジジジー」という音がするものの点火しない。燃料ポンプ、気化器、そして点火プラグなどの動作不良が考えられる。とりあえず燃焼室の点火系をチェックする。これでもホコリなどを掃除したのできれいになったほうなのだが、それでも本当に汚い。ここには炎検知ロッドと点火ロッドの2つがあり、これらに汚れなどが付いたりするとうまく点火しない。特にシリコン製品をファンヒーターの近くで使うとこれらのロッドが白くなって点火不良を起こすと最近では明記しているようだ。今回はこのロッドが黒く酸化していたので取り外し、紙やすりで丹念に磨いて取り付けた。すると見事に点火! 何もなかったかのように使えるようになった。万歳!! 灯油を入れるところの蓋が壊れていたところも修理、ちょっと浮いているが気にしない。今回は思ったよりも簡単に修理ができてしまった。気をよくして、他にもうまく点火しないファンヒーターを修理してみたくなった。
2016.01.02
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