旅人の記録

旅人の記録

2007.12.19
XML
テーマ: ニュース(95838)
カテゴリ: 時事
今年の世相を表す漢字は「偽」でした。
日本漢字能力検定協会が公募で選ぶ「今年の漢字」に「偽」が決まり、清水寺(京都市東山区)で12月12日、森清範貫主が縦1.5m、横約1.3mの和紙に「偽」の文字を大きく書きました。
食品の産地や原材料偽装、賞味期限の改竄(かいざん)など食品偽装の問題が相次ぎ、年金問題など政界に対する国民の不安の声も反映した形となりました。


しかし、今年は社保庁問題から数々の食品偽装と、不正事件テンコ盛りの1年でしたね。

「偽」の文字をながめながら「なんでこうなるのか?」と考えました。



どちらも国民は 「国が管理しているんだから安心」 と思っていたのではないかと。
でも、どちらも 国がしっかり管理、チェックしていなかった

もちろん、着服や無駄遣い、偽装表示など、指示、実行した犯人が一番悪い事は確か。

しかしながら、 管理しているはずの国が、今までそれを摘発できていない事は、大きな問題だ。
ここ数年で露呈した数々の事件だって、内部告発がなかったら、
まだまだ明らかになっていなかったでしょう。
そして、まだまだ明らかになっていない問題も多いだろうことは想像に難くないです。
なぜなら、今の国(厚生労働省)の運営方法では、不正が見つけられない仕組みであることが、何年、何十年も前から行われていた数々の事件から証明された様なもんだから。

今の国(厚生労働省)の運営の仕組みに、大きな欠陥がある ってことです。

それは、
チェックをしていない(または不十分な)事
だ。


スポーツに例えれば、ルールだけ決めて、試合に審判(レフリー)がいないのも同然。
を見るより明らかだ。
何人もの審判がいても、反則、注意などよくある事。
やっぱり、常にレフリーが「積極的」「能動的」にチェックしてないとダメなんですよ。


今の国のチェックを十分にしていないやり方は、片手落ち、怠慢 ってことです。
「偽」をなす者がいても、国が易々と欺かれている様では不甲斐ない。



お国は、偉そうにルールを決めたり露呈した問題を処分しているだけじゃなくて、しっかり日常のチェックして欲しいもんです。

ルール(法令)制定や処分の実施自体が重要なのではなく、
何よりも、運営(国民の生活)を適正に行うのが最大の目的なのだから。
目的を達成できないやり方を続けることは、怠慢だ。

運営が適正に行われていないということは、運営の仕組みに問題があるって事です。

国(厚生労働省)は、早急に「積極的」「能動的」にチェックする体制にしないと、 同様の問題はこれからも続くでしょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.12.19 06:41:33
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: