第８８回全国高等学校野球選手権、８日目の結果
センバツ準優勝の清峰が１点差で敗退。福井商がベスト１６決定です。
清峰などのブロックは強豪校がひしめく激戦区でしたが、２回戦が終わり予想とは違うチームが勝ち残りました。
清峰などの激戦区のトーナメント表はこちらからダイレクトでいけます。

好投手の仙台育英の佐藤は１３奪三振を奪うものの、自らのミスから失点し涙を呑んだ。
日大山形がベスト１６入り。山形勢初の８強進出まであと１勝に迫った。（次は今治西と対戦）

千葉経大付を崖っぷちからの大逆転勝利で勝った八重山商工は、創立１００周年で甲子園初勝利を挙げた松代に勝ち、ベスト１６入り。金城長の３ランはさすがでした。

<< 甲子園の日程と結果
<< 組み合わせトーナメント表

清峰は２回、佐々木伸の適時三塁打で先制、さらに田辺の犠飛で２点先制。
福井商は２点を先行されたが、直後に挺屋の犠飛で１点を返すと、
４回には２死満塁から坂下、中尾の連続適時打で４点を挙げて一気に逆転。
その後も６，８回に１点ずつ追加する効率の良い点の取り方。
清峰は９回に池野の適時打と佐々木優の３点本塁打で１点差に詰め寄ったが、あと一歩及ばず、福井商が粘る清峰を振り切った。

日大山形は３回、振り逃げの走者を三塁に進め、続く阿部の適時打で先制。
さらに安打と四球で２死満塁として、常川の適時三塁打で３点を追加した。
仙台育英は、４回の斎藤泉の適時打などで３点を挙げるが、１１安打を放ちながら３得点にとどまった。一方、日大山形は７安打で６得点で仙台育英を突き放した。
これで日大山形はベスト１６。山形勢初の８強進出まであと１勝に迫った。
仙台育英の２年生エース・先発の佐藤は鋭い変化球で１３三振を奪ったが、３回には自らの暴投からリズムを乱した。

文星芸大付は１回、２死三塁から妻沼の適時三塁打で先制し、続く高松の適時打で２点を先制。
２点を先行された今治西は２回に１点を返すと、３回に宇高の適時二塁打で同点。４回には打者一巡の猛攻で一気に８点を勝ち越し、７回にも２点を追加し試合を決めた。
文星芸大付は２回以降５安打に抑えられ、９回に１点を返すにとどまった。

八重山商工は４回、２四球から１死二、三塁とし、重盗など積極的な走塁で２点を先制。
５回には四死球で１死一、三塁として、金城長の３ラン本塁打で３点を追加した。
松代は７回、安打と四球で２死一、二塁とし、松沢賢の適時打で１点を返し、
９回にはエース・大嶺から２点を奪うが、届かなかった。
八重山商工は当山－金城長－大嶺のリレーで逃げ切る。