助産婦じょじょのアフリカ日記

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2005/10/26
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カテゴリ: 西アフリカを知る


私のサイトでは、ときに出てくる言葉です。


今、コートジボワール情勢が悪くなりつつあります。
昨年、我が家は11月4日から始まった内乱のために、日本まで緊急退避しました。

そのときの様子は、ここにまとめています。→ EVACUATION ~退避~

もうすぐ、11月4日が来ます。

去年の内乱では、フランス軍兵士が殺され、コートジボワール人もたくさん死んでいます。
また、一般のフランス人や、巻き添えを食った形で、ヨーロッパ人が大変な目にあっています。

政府軍、反政府軍、祖国を愛する若者の団体。
いろいろな組織が、入り乱れています。

今週から、来週にかけて、コートジボワールは緊張が高まります。
何が起こるかわかりません。
戦争?
クーデター?

もちろん、何も起こらないかも知れない。
しかし、人々のストレスはマックスでしょう。

アラーの神にもいわれはないアラーの神にもいわれはない


コートジボワールの軍隊は、まったく頼りにならないそうです。
統率も取れていないし、銃器の使い方もわかっていない。
それは、それで良いのです。
今まで、コートジボワールは「平和ボケ」していたのです。
それだけ、平和だったのです。

アフリカの、優等生だったのですから。


人々が恐れているのは、リベリアからの民兵、傭兵です。
つまり、少年兵などです。


リベリアの少年兵は、恐れることなく引き金を引くかもしれない。
手当たりしだい打つかもしれない。
本当かどうかは、わかりません。

しかし、彼らはずる賢い大人たちの手によって、麻薬中毒になっているとききます。
鉛中毒にされていると聞いたこともあります。

善悪の判断、恐怖心が麻痺しているのです。

1889年から14年間続いたリベリアの内戦。
今、少年兵として使われている子ども達は、生まれた時から戦争しか知らないのです。

まともな教育を受けたことがありません。
武器を下ろして、職につくようにリハビリが行なわれています。
しかし、社会復帰までの道は遠い。


ずる賢い大人は、ここでも少年兵を使うのでしょうか?
彼らを、今から戦いが始まるコートジボワールへ連れて行くのでしょうか?
また、銃を持たせるのでしょうか?






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Last updated  2005/10/26 10:56:37 PM
コメント(18) | コメントを書く
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Re:少年兵(10/26)  
vivi-an  さん
わざわざ連れてくるのですね。
廃墟になった家で暮らしてる子たちにまた武器を持たせるのかしら?
自分の身を守るために兵士になるって教え込まれてますよね。兵士になったから生き延びることができたと信じていますよね。
彼らは、内戦が始まったら嫌でも武器を手にしてしまうよう刷り込まれてる。
なんとかならないのかしら‥ (2005/10/26 11:06:09 PM)

Re:少年兵(10/26)  
salut_chloe  さん
撃たれる側から見ると、恐ろしいだけの存在の民兵も、幼い頃から戦いの道具に仕立てられてしまった少年たちだと思うと、本当に痛ましいですね。 (2005/10/26 11:42:37 PM)

はぁー。。。  
あんず3251  さん
少年兵のテレビを数ヶ月くらい前にみました。
言葉になりませんでした。
そんな事を世の中でなくすためにはどうしたらいいんだろうかなぁと考えてしまいます。
・・・ひどいですねほんとに。。 (2005/10/27 12:52:00 AM)

Re:少年兵(10/26)  
私たちが平和に暮らしているのはただの偶然なのかも・・・ 
本当に痛ましいこと。 何かできることはないのでしょうか・・・ (2005/10/27 04:32:40 AM)

心が痛い  
少年兵は一番優秀な兵士だと聞きます。
それだけのために訓練されているし、
命令には絶対で大人のような理性も育たぬまま
兵士になっているから疑問も持ちませんよね。
それが「善」として育てられてしまうのだから。
いつでも汚い、悪い事をするのは大人ですね。
(2005/10/27 05:55:36 AM)

Re[1]:少年兵(10/26)  
jojo5555  さん
vivi-anさん
>わざわざ連れてくるのですね。

国連では「武装解除」といって、持っている銃器を提出すれば、数ヵ月の職業訓練を行い、いくらかのお金をくれます。

しかし、勉強する習慣のない子ども達は、職業訓練を受けても途中でリタイヤしたり、もっと手っ取り早く高いお金をくれるところへ行ってしまうらしいです。

>彼らは、内戦が始まったら嫌でも武器を手にしてしまうよう刷り込まれてる。

コートジボワール、リベリア、あるいはガーナもシェラレオネも、国は違うけど元をたどれば同じ民族です。

その同じ民族同士が殺し合いをしている。
いったい、どこら、なぜねじれてしまったのか、そこから戻さなくては、どうにもならないのかなと思います。 (2005/10/27 08:28:23 AM)

Re[1]:少年兵(10/26)  
jojo5555  さん
salut_chloeさん
>撃たれる側から見ると、恐ろしいだけの存在の民兵も、幼い頃から戦いの道具に仕立てられてしまった少年たちだと思うと、本当に痛ましいですね。

同じ民族同士、殺し合いをしているのですからね。
いつも、弱いものが一番苦しむような気がします。 (2005/10/27 08:32:43 AM)

Re[1]:少年兵(10/26)  
jojo5555  さん
ろーぱー614さん
>私たちが平和に暮らしているのはただの偶然なのかも・・・ 
>本当に痛ましいこと。 何かできることはないのでしょうか・・・

日本には日本に住む苦しみがあると思うのです。
でも、いのちを脅かされることは、リベリアよりずっと少ない。

生まれたところにより、人生が大きく変わってしまうというのも、恐ろしい偶然ですね。 (2005/10/27 08:33:55 AM)

Re:はぁー。。。(10/26)  
jojo5555  さん
あんず3251さん
>少年兵のテレビを数ヶ月くらい前にみました。
>言葉になりませんでした。
>そんな事を世の中でなくすためにはどうしたらいいんだろうかなぁと考えてしまいます。
>・・・ひどいですねほんとに。。

日本ができることって何でしょうね?
今は、リベリアに協力隊も行っていないし。
でも、NGOレベルでは派遣が始まっているようだし。

私ももう一度行きたいです。 (2005/10/27 08:43:11 AM)

Re:心が痛い(10/26)  
jojo5555  さん
キャラメル☆ラテさん
>少年兵は一番優秀な兵士だと聞きます。

大人の都合に良いってことかしら?
統率が取れて、確実な判断ができるという、私が持つ「優秀な兵士」というイメージはないです。
戦わせるのに、便利って感じしかないです。

>それだけのために訓練されているし、
>命令には絶対で大人のような理性も育たぬまま
>兵士になっているから疑問も持ちませんよね。

感情を持っていたら、苦しくて生きていけないと思うの。
自分の親を傷つけることを命令されたりして、人間の感情をずたずたにしていますよね。

>それが「善」として育てられてしまうのだから。
>いつでも汚い、悪い事をするのは大人ですね。

いけないことって、わかっているような気がする。
でも、他に生きていく方法がないような。

彼らが大人になったとき、どうなるのでしょうか?リベリアは。 (2005/10/27 08:46:55 AM)

Re:少年兵(10/26)  
ひな さん
先日、アフリカの石油にむらがる先進国のドキュメントがやっていて、アンゴラの埋蔵量がすごいとかで、開発を独占している公社みたいなところのトップのアンゴラの人が高そうな時計をして映っていました。彼らの家はものすごい豪邸・・・。内戦後の復興もままならない国民は廃墟みたいなところに住んでるのに。

国にもよりますが、アフリカは貧しいんじゃないんですよ。でも富が正しく分配されない。正義が正義として通用しない。

でも、その悪循環の裏には実は私たちがいるんです。石油や希少鉱物がないと生きていけない私たちが。

ERというドラマで忘れられないシーンがあるのですが、内戦が続いているアフリカで医療活動をしている時に民兵に拉致されて、順々に撃たれるんです。でもたまたま十字架のペンダントをしていたドクターが神父だと思いこまれて助かる。民兵の一人が神父だ!と言った途端、皆が跪いて祈るんです。
あくまでドラマですけど、小さい頃から教え込まれた少年兵にとって、敵の命を奪うことは「悪」ではないんでしょうね。きっと。

すみません。とりとめなくて。 (2005/10/27 09:45:09 AM)

Re:少年兵(10/26)  
あき さん
生まれたときから戦争しか知らない、
しかも、自らが戦わなければならない、
なんて悲しいことなんでしょうか・・・。
我が娘は、大きなたんこぶを作っても、心配してくれる、いい子いい子してくれる母親がいます。
とても、幸せだと思います。
こんな当たり前のことを彼らは知らないのでしょうか・・・。
人の温もりって本当に心を優しくしてくれるから・・・。
抱きしめてくれる人を戦争が奪ってしまったのでしょうね。
いつも犠牲になるのは子供なんですね。
今、平和である日本にいるからこそ、戦争の無意味さを、恐ろしさを伝えていかなければいけないんでしょうね。
戦争も貧困も実体験のない私自身が勉強しなければ、ですね。 (2005/10/27 10:02:54 AM)

Re:少年兵(10/26)  
レイソル2.8  さん
この日記を読んで涙が出ました。
子を持つ母として、少年兵に我が子を重ねてしまいました。
同じ人間を躊躇いもなく殺せる、それが当たり前の世界・・・。
少年兵の母は我が子をどんな思いで見ているのでしょう。     (2005/10/27 12:47:48 PM)

Re[1]:少年兵(10/26)  
jojo5555  さん
ひなさん
>彼らの家はものすごい豪邸・・・。内戦後の復興もままならない国民は廃墟みたいなところに住んでるのに。

そうですよ、アフリカの指導者ってお腹パンパンに膨れています。
どこか、日本の近所の権力者も同じですね。

リベリアの、諸悪の根源のようなテーラー大統領なんて、スイスに隠し金がいくらあるかわからないんですって。

>国にもよりますが、アフリカは貧しいんじゃないんですよ。でも富が正しく分配されない。正義が正義として通用しない。

ニジェールなら、根本的に何もないって感じかしら?
本当に悲惨な飢餓らしいです。
でも、そこでも、外からの支援を独り占めにしている人がいそうですね。

>でも、その悪循環の裏には実は私たちがいるんです。石油や希少鉱物がないと生きていけない私たちが。

もちろん、日本人の消費の生活は大問題です。
でも、今は中国やインドでしょう。
世界中の石油を使ってしまうんじゃないかしら?

>ERというドラマで
民兵の一人が神父だ!と言った途端、皆が跪いて祈るんです。
>あくまでドラマですけど、

うん、ドラマだと思う。
アメリカのその辺のこと、私信じていないの。

ひなさん、気を悪くしたらごめんね。
宗教のため、と言ってどれほどの人が死んでいますか?
宗教って、人を救うはずのものが、人を殺す理由になっているこの世界。

アメリカは、その際たるものではないでしょうか。
少なくとも、西アフリカではキリスト教より、イスラム教のほうがずっと多いし、まじめです。 (2005/10/27 01:20:14 PM)

Re[1]:少年兵(10/26)  
jojo5555  さん
あきさん

>我が娘は、大きなたんこぶを作っても、心配してくれる、いい子いい子してくれる母親がいます。
>とても、幸せだと思います。

本当に、温かい家庭がある、それがどれほど幸せなことか。

>こんな当たり前のことを彼らは知らないのでしょうか・・・。

その日の食べ物が、どうなるかわからない生活をしているかもしれないですね。
お互いを「信頼する」とか、「助け合う」とかも、これから学ばなくては、ならないのです。

>人の温もりって本当に心を優しくしてくれるから・・・。
>抱きしめてくれる人を戦争が奪ってしまったのでしょうね。
>いつも犠牲になるのは子供なんですね。

そのとおりだと思います。
あきさんが知ってるコートジボワール。
その隣で、こんな国があったなんて想像できますか?

隣でもわからないことを、遠く離れた日本の人が、感じることはとても難しいことなのかも知れないですね。

>今、平和である日本にいるからこそ、戦争の無意味さを、恐ろしさを伝えていかなければいけないんでしょうね。
>戦争も貧困も実体験のない私自身が勉強しなければ、ですね。

もう、戦争を知っている日本人も、残りわずか。
でも、書物や映像や、いろんな形で残していけば、きっとおろかなことを繰り返すことはないと信じたいです。 (2005/10/27 01:24:38 PM)

Re[1]:少年兵(10/26)  
jojo5555  さん
レイソル2.8さん
>この日記を読んで涙が出ました。
>子を持つ母として、少年兵に我が子を重ねてしまいました。
>同じ人間を躊躇いもなく殺せる、それが当たり前の世界・・・。
>少年兵の母は我が子をどんな思いで見ているのでしょう。    
-----
書き込みありがとうございます。
同じ部族、極論を言えば家族同士で、殺しあっているのです。

NHKスペシャルでこんな場面がありました。
アンゴラのことです。
反政府軍に捕まった子どもが、軍人に自分の母親を殺せと命令されます。
もし殺さなかったら、自分が殺される。

子どもは、母親の腕を傷つけた。
そして、その子どもは少年兵として連れ去られてしまった。

数年後、少年は解放され自分の村に戻った。
母親は生きていた、でも、少年のことを受け入れてくれない。

書いていても悲しくなります。
いったい、なぜ、子どもがこれほど苦しめられなくてはならないのでしょうか? (2005/10/27 01:30:11 PM)

Re[2]:少年兵(10/26)  
ひな さん
jojo5555さん
>ひなさん、気を悪くしたらごめんね。
>宗教のため、と言ってどれほどの人が死んでいますか?

いえいえ。たぶん私の言葉不足です。
私は、このシーンで「人を殺す」と「神を敬う」が彼らの中で矛盾しないってことに、教育(ではなく実際は洗脳ですね。)の怖さを感じました。少年兵にもつながることですよね?
自分たちが信じ込まされていることを疑わない怖さ。もちろん、疑うすべを知らない彼らは被害者だとも言えるのでしょうけど。

jojoさんがおっしゃる通り、

>宗教って、人を救うはずのものが、人を殺す理由になっているこの世界。

神っていったい何?と私も思っています。 (2005/10/27 04:54:46 PM)

Re[3]:少年兵(10/26)  
jojo5555  さん
ひなさん、お返事ありがとうございます。

>私は、このシーンで「人を殺す」と「神を敬う」が彼らの中で矛盾しないってことに、教育(ではなく実際は洗脳ですね。)の怖さを感じました。少年兵にもつながることですよね?

人を殺すことが、神の教えに反する、ということに子どもが気がついていない、ということが洗脳の恐ろしさ、ということかな?

>自分たちが信じ込まされていることを疑わない怖さ。もちろん、疑うすべを知らない彼らは被害者だとも言えるのでしょうけど。

ひなさん、私が感じた違和感は、そこでキリスト教が出たことだと思います。
やはり、少年兵を輩出している背景にはイスラム教があると思うから、もしそこで、コーランでも出たら、納得でしょうね。

>jojoさんがおっしゃる通り、

>>宗教って、人を救うはずのものが、人を殺す理由になっているこの世界。

>神っていったい何?と私も思っています。

「アラーの神にもいわれはない」という本があるので、この日記に追加しておきますね。
神?私もわからないな。
いったいなんでしょうね? (2005/10/28 09:08:28 AM)

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