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いつもコメントくださるばっきー♪さんから頂いたコメントより。ばっきー♪さん、有難うございます。家庭的、感動、すばらしい。出産にそういうものを求めても、個人的に私は反対ではありません、どうぞ満足を求めてくださいと思います。ただ、なにかあったら搬送される時間的なことや、医師の医療行為が遅れるなどの表面的なリスクだけではなく、病院でないとリスクにさえも気がつけないこと。そして、そのリスクに気が付いたときには、すでに手遅れであるのが出産である、という危険性の高さを、しっかりと知って欲しい、知っていただきたい。(抜粋)私もその通りにおもいます。助産院や自宅出産に求めるお産でも、安全が第一であるべきだとおもいます。医療との関わり方や考え方にも、“非医療”が見えるようでしたら、安全を第一にしているとおもわれない方が賢明ではないかとおもいます。ただ、産む側の方にも“非医療”を求めて助産院に行かれる方もいますから、助産師の方たちの指導がしっかりとされることも祈っています。
2009.03.30
いまだに『病院でのお産は…』という否定的な発言が繰り広げられている場面(主にネット)があり、そういうところでは『医者の都合』が必ずあって、助産院での出産を経験したという方たちが、初産でお産の痛みとかへの漠然とした恐怖に漬け込むように、『助産院で産んだ方が良いよ!』『近くの助産院に相談に行ったら?』『助産院ならきっと、あなたらしい、素晴らしいお産が出来る!』と激しい。まるで“宗教の勧誘”のようだ。今でも医療を暴力と表現する人もいる。そう、暴力的なお産だと…こういう刺激的な言葉に、お産に対しての漠然とした不安を持つ方は、「あぁ、私の感じていた不安はこれだったのね」と、頼りを求めてしまうような気がしている。というのも、冒頭の多くの方たちのやりとりを見ていると、医療行為を否定することで、仲間意識が高まり、選民意識をもっていく様子があって、そこだけで繋がっていく無責任さを不安におもう。助産院を開業している方たちも、こういうやりとりについてはどうおもわれるのだろうか。この間違った解釈を正す気持ちはないのか。だってそうでしょ?何かあったときには病院に搬送しますからってことを安全の看板にしているんだから、病院や医療を批判している宣伝内容もしくは、助産院経験者の発言は、正に不適切な内容でしょ?私もこうなっていたのだろうなぁと、過去の自分を恥る気持ちと、琴子を亡くしたことへの懺悔の気持ちで一杯になる。そして、不安で一杯になる。本当に、助産院でのお産は安全を一番としているのか?「病院だと、生まれてすぐに保育器なんかに入れられる」って助産院推奨派の方の発言。生まれてすぐにってことは、あなたの赤ちゃんの状態に問題があったからではないのかな?あとは、赤ちゃんの予防医学ということで、出生後すぐに保育器に入れることを薦めている医師もいて、その方の説明を読むと、真っ向から否定する気持ちには私はならなかった。赤ちゃんが寒がっているってことで、カンガルーケアも懸念すべきだとあり、勉強になりました。勿論、反論もあるとおもう。私の中で、課題が一つ、増えたかな。最近、凄く心配しているのが、医師Xさんの県が相当大変らしく、何がって、産科医療の崩壊がです。そして、そのために医師Xさんの受けるお産の数がかなり増えているご様子で、それに対してなんのお力にもなれない…そしてきっとこれは、医師Xさんだけじゃない、産科医の方たちの殆どの方の状態なのではないかと感じます。産科医の方のブログで、問題は産む場所がないってことではなくて、産科医が少ないって事なんだという指摘を目にし、私も今までは『産む場所がない』と安易に表現していたことを反省しました。そうなんですよね、産科医がいないってことが問題なんですよね。ある開業助産師の方は、『月に3件と決めている』と語っていた。年間でも36件…腕、上がるのかな…?!『これが私の扱える“安全なお産”の限界だ』って言われればそれ以上に無理に増やすのは止めるべきだと賛成しますが、どこかで『今の産科医療の崩壊を食い止めるのが、助産院の活用』という文言を目にしますから、このペースだと、あと何軒の助産院があれば、産科医の減少等の問題に応えられるのだろうか…そもそも、助産院が増えるということは、それだけ嘱託医も増えるというか、必要になるわけで…助産院が一月に扱う件数のことというより、産科医療の問題に対し、助産院の活用ってどうなんだろうって事がね、素人ですから、素朴な疑問だらけなんですけどね。今日はまとめる気持ちがない。ちょっと忙しくって、ブログを更新できなかったことから、あれも書きたかった、これももっと考えたかったと反省しながら、気持ちの整理をさせてもらいました。でも、整理が出来ていない…っていうのが私らしくて悲しい気もしますが…
2009.03.18
当ブログ『分娩台考』(2009年2月9日記)に地方産科医さんがくださったコメントより、『分娩中、終始自由な体位でいるか』を読み、私達産む側が目にするのは、比較的“分娩台で産むのは人工的で、赤ちゃんやお母さんにも苦痛を与える”というような情報が多いので、もう一度分娩台考として、改めたいとおもいました。地方産科医さん、有難うございます。これからお産を控えられている方には、“バースプラン”として、多数ある意見のうちの一つとしてでも、上記資料をご覧頂けたらとおもっております。まず、地方産科医さんからのコメントを下記に。>フリースタイル分娩の是非に関しては平成17-18年度厚生労働科学研究(子ども家庭総合研究事業)の「科学的根拠に基づく快適な妊娠出産のためのガイドラインの開発に関する研究」報告書が参考になります。>この中でフリースタイル分娩は快適性(産婦の満足度)という点では仰臥位分娩より優れているが、安全性(心音が落ちるか?、児が元気に生まれるか?)は変わらないと結論をだしています。またフリースタイルでは会陰裂傷が多く、産後の出血も多いため注意が必要とされています。一般的な産婦人科では分娩1期、2期の児頭が会陰から見えてくる直前までモニター(CTG)をつけるとき以外には自由な姿勢でいることが多いと思います。フリースタイルをするなら特に出血への対応が重要と思えますが、医療行為が出来ない助産院では難しいのかもしれません。>資料では、仰臥位分娩(仰向け)、座位分娩(上体を起こした姿勢での分娩で、専用の椅子がある)、側臥位(横向き)、垂直姿勢等で比較されています。分娩第2期(娩出期;子宮口全開)での比較では、垂直姿勢と側臥位(横向き)の方が出血者の増加が認められるとあり、更に会陰の裂傷も増加とあります。また、分娩の所要時間にも差があまり生じないようです。四つん這いと座位での比較でも、分娩の所要時間の差は生じないそうです。地方産科医さんのコメントが要約として分かり易く、私からは改めて紹介することはないと言えます。病院のお産だと、陣痛のときから仰向けを強いられ、痛いばかりだというような印象もまだ何処かに残っているのかもしれませんが、そんなことは今や、殆どないのではないでしょうか。勿論、絶対とは言えませんから、病院主催の母親学級での確認も重要になるとおもいますし、実際にその病院で出産した方と出会えれば、感想を聞くのも有効的だとおもいます。私は出産時に出血が多量という経験をしていませんから、皆さんからのお話を伺うばかりなのですが、相当の事態のようです。また、それまでは異常なんて微塵も感じられていなかったのに…という声を、天使ママさんからも聞きましたし、医師の方たちからも聞きます。出産への不安から、色々な意見を通して学んでいく中で、分娩台がどうして存在しているのかも学ぶべきなんだと感じます。
2009.03.16
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