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私は子供の頃から間取り図を見るのが好きだ。
小5の頃だったか、自分の部屋がなくてミジメだった頃、方眼紙に将来建てたい家の間取り図を書いたりしたこともある。
今じゃシゴトでも趣味でもPCで間取り図を作るのが好きだ。
出戻った今の職場、最初に入った頃に使用されていたシステムに
間取り図作成ソフトが連動していて、ちょっとした手直しなど各自でやっていた。でもシステムが変更になり、各店舗では間取り図ソフトを使用できなくなり、
間取り図作成は“本部の情報部門”が一手に引き受けるカタチになった。
が、依頼しても銀行のセンターみたいに各業務に人員が配置されているわけではないので、
後回しにされているうちに、何ヶ月も放置されてしまうこともしばしばで、それならソフトがなくても間取り図ができないものかと一人、勝手に研究していた。
そうするうち、「ペイント」機能だけで間取り図ができるようになってしまった。
自分で法則(色や形状、また手順)を決めたら、もうソフトがなくてもこのアタシが間取り図作成ソフトなのさ。
自慢しちゃうけど間取り図作成の専用ソフトなしに間取り図作っちゃうパートなんて、少なくともこの会社では他にはいないよ。いや、正社員含めてもおらん。
ただ、会社は私にそんなことを求めてはいない。
出戻りの際、私は以前と同じく自宅からの最寄り店舗に勤務させてもらいつつ、
実は本部の情報部門に配属されてしまい、他店のネット掲載も担当することになったのだ。
以前のように、物件の写真を撮ってそれをPC処理して・・・という時間はなく、
よその店舗の知らない人が撮影した下手くそな写真を用い、
1件でも早く多く掲載するべくシステムに情報登録するのが今の私のメイン業務なのである。
本部の情報部門に属しているといっても、
そこでの業務のうち、私が携わるのはネット掲載登録のさらに一部についてだけである。
間取り図は相変わらず“本部”が担っていることになっている。
が、しかし、アタシはついついイジってしまう。
写真を見れば、コレは反転タイプじゃん、とか、ココは引き戸じゃなく扉だ、とか、
ドアの向きが逆だ、とか、窓の位置がビミョーに違う、とかいちいち気付いちゃうじゃん。
気付くと直したくなるじゃん。
いくら「現況優先」と謳っているとはいえ、わかっているなら直そうよ、と思うのだ。
自店の分は躊躇なくやる。というか、情報の精度に関することなので、どんどんやる。
他店の分はお節介と思いつつやる。でもキライな店の物件はテキトーにやっとけ、と思いつつ、結局見逃せずにやってしまう・・・
そんなアタシの作品をご紹介・・・
↑ その1. 大昔、アタシの初めて借りた部屋。トイレは玄関出て左前方に「共同トイレ」、
風呂は玄関出て徒歩5分くらいのところに「銭湯」があったとさ。
↑ その2. まだまだ大昔、アタシの初めて借りた風呂付アパート。
畳をリアルに描くこだわり。
↑ その3. これもまだまだ大昔、アタシの初めて借りた室内洗濯機置き場の部屋。
フローリングの目の向きにもこだわる。
畳やらフローリングやらリアルにこだわっていると、すんげぇ時間がかかるので、
もっとシンプルにすれば効率良く仕上がる、と考え出したのが次。
↑ その4. その3.のシンプルバージョン。
“亜土ちゃん”チックなところが気に入っていたが、店長には不評だったのでやめた。
そして改良したのが次。
↑ その5. その3.のパステルカラーバージョン。シゴトでは現在このパターンで作成している。
↑ その6. 20代末期に借りていた部屋。
風呂付、室内洗濯機置き場の和室パターンをまずはリアルバージョンで。
↑ その7. その6.のシンプルバージョン。和室だとこうなる。
キッチンの床は亜土ちゃんチックではなく、フローリング調にしてみた。
いずれにせよ、シンプルバージョンでは床を塗りつぶさない法則。
↑ その8. その6.のパステルカラーバージョン。和室だとこうなる。
シゴトではもっと部屋数の多い間取りも手掛けることがある。
会社からは求められていなくても、“現場”では重宝されている。
何より自分が楽しいからやる。
※最初、掲載画像がデカすぎて見づらかったので、翌日縮小の上改めて掲載。